美食研究会(ブルーアーカイブ)

登録日:2022/07/28 Thu 22:12:43
更新日:2025/02/01 Sat 21:40:03
所要時間:約 20 分で読めます





美食研究会とは、ゲーム『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』に登場する部活動の1つ。

多数の変わり者が揃うキヴォトス、その中でもトップクラスでヤバい集団である。



【概要】

ゲヘナ学園に所属する4人の部員で構成された部活。……部活とは言うが組織化はされていないため、実質的には同好会のようなものである。
名前の通り、それぞれ意味は違えど己の目指す『美食』に真摯に向き合うことが目的。

ただし、それによって発生する様々な被害は全く考慮していない。
入った店が美食の精神に著しく反していると感じたら店を爆破したり、美食にそぐわない形で食材が扱われていると思ったら強盗したり、己の美学のために一切の犯罪行為を躊躇わず、悪事を悪事とも思わない。
たちの悪いことに、こんな名前で荒事に関してはやたら手慣れており、並大抵の武力では対抗できない。
当然ながらゲヘナ学園の風紀委員会を筆頭に各学園の警察組織による逮捕・留置はいつものことだが、基本的にそれ以上の罰が下らない世界なので懲りることなく暴れ続ける。

個々人の美学追求に微妙なズレがあるためか連帯感は薄く、ピンチに陥った仲間がいたら自分が逃げ切るために平気で見捨てたり囮にすることが当たり前である。
モットーは「EAT or DIE」(食べるか死ぬか)。
全員がその価値観を共有しているためか、そんなことをやり続けても仲は良い。

イベントのストーリー内でテロリスト扱いされた時は当人達はさすがに不服そうだった(否定できないけどネ!)
しかしやってきたこと自体は、温泉開発のためなら市街地や高速道路、果ては他校自治区内だろうと爆破するゲヘナのやべーやつテロリスト集団「温泉開発部」にも引けを取らない。

このようにキヴォトス全土に悪名高き集団である一方、肩書き通りグルメリポーター的な面でも評価されてはいる。
作中ではTwitter風SNSに「美食研究会公式アカウント(@EATorDIEOfficial)」をぬけぬけと保有しており、「シャーレの1周年パーティーに参加して料理を手伝う」という発言をしただけで3万RTされるなど、フォロワーも相当多いであろうことが窺える。

また全員先生への好感度が非常に高い。
先生のことを「好きなお方」と発言するハルナ、独占欲を燃やす節の台詞があるアカリ、意識している描写があるジュンコ、好意は抱いていないが友好的なイズミ、とそれぞれ違った想いを秘めている。
ただし、ワカモとかのように「先生が望むなら」で大暴れするのを控えてくれたりは基本しないが……。



【メンバー】

黒舘(くろだて)ハルナ

年齢:17歳(3年生)
誕生日:3月1日
身長:163cm
趣味:美味しいもの探し
イラスト:whoisshe
CV:田所あずさ

究極の味を求めて、共に冒険に出かけましょうか?

人物

ゲヘナ学園3年生で美食研究会の会長。
長い銀髪に悪魔の翼や尻尾を持ち、言動も含めて一見すればただの高貴なお嬢様。

実際に上流階級であるようだが、ジャンクフードにも高級料理にも分け隔てなく接する。
特にホルモンのような脂っこいものを好むが、小食という矛盾を抱えている。

カジュアルな楽しい食事から究極の一品までなんでも追求する、『究極の美食』を求める美食研究会の会長の名に偽りのない人物。
だが、
  • 茶室を貸し切り、最高級の陶器や水を用意し、作法もそれらしいものを考えて普通のカップ麺を最大限美味しく作ろうとする
  • イズミの禍々しい創作料理に対して明らかに食えたものじゃないと分かっていながら果敢にチャレンジして悲惨なオチになる
……など、手段を問わなさ過ぎてもはや暴走列車のような一面がある。その行動力と食への意識の深さは底知れない。

そして、彼女にとって食に対しての愚行・冒涜は何よりも許し難いものであり、前述した相応しくないと感じた店を爆破するという蛮行を行っている主犯格。
恐るべきは、そうした行為を勢い余った暴走として「やってしまう」のではなく、さも当たり前のように実行するところ。
普段は至って善良なのだが、そんな普段の顔と凶悪犯罪者としての振る舞いに境目がないという、ある意味かえってタチの悪い人物。

おまけにかなりの怖いもの知らずで、あの空崎ヒナに対しても「なんか邪魔をしてくる相手」としか認識していないばかりか、古くからの友人のように馴れ馴れしく接するなど筋金入り。

モチーフは七つの大罪に数えられる暴食の悪魔のベルゼブブ(バアル・ゼブル)が有力。
体色がいという記述があり、バアル・ゼブルは「高いの主」という意味を持っている。
「気に入らないと炎を吐く」「威厳がある姿をしている」といった要素もハルナの特徴に合致する。
ただし肝心の「暴食」の部分だけは正反対である。

愛用する武器はスナイパーライフル「アイディール」。
スコープを覗くと、究極の美食へと至る道が見えるのだとか。
デザインの元ネタになったのはアルと同じドイツ製の名狙撃銃「PSG-1」と推測されている。


性能


突き抜ける優雅さで!

レアリティ:★3
役割:STRIKER
ポジション:BACK
クラス:アタッカー
武器種:SR
攻撃タイプ:神秘
防御タイプ:重装甲
市街地:S→SS(固有武器3) 屋外:D 屋内:B

EXスキル:貫くエレガンス COST:4→3(レベル5)
直線範囲内の敵に対してダメージ/敵を貫通する度にダメージが10%減少(最小で30%ダメージまで)

ノーマルスキル:爆発するエキゾチック
30秒毎に、敵1人に対してダメージ

パッシブスキル:美食家の気品 → 美食家の気品+(固有武器2)
HPを割合で増加 → HPを固定値で増加し、さらにHPを割合で増加

サブスキル:美食家の冷静さ
移動していない時、攻撃力を増加



初期実装であり、チュートリアルガチャからも入手可能なほか、Hard8-3と12-3の2か所で神名文字を入手可能。時間はかかるがガチャに頼らずとも入手・神秘解放ができる。
EXスキルは横幅が非常に狭いが、遮蔽も敵もどこまでも突き抜けるうえにかなりの高火力。敵や遮蔽物に命中するごとに威力が落ちてしまうが、任務で出現するような低耐久の敵であればあまり気にならない。
神秘の単体アタッカーが充実するまでのそれなりに長い間、ただの単体アタッカーとしてもエース級であった。
コストもLv5まで上げれば3と軽いのも魅力で、扱いやすい。





鰐渕(わにぶち)アカリ

年齢:17歳(3年生)
誕生日:12月9日
身長:167cm
趣味:大食い
イラスト:9ml
CV:森嶋優花

フフッ♡ご飯を食べてからにしましょうか?

人物

豊満でにこやかな金髪のお姉さん。山羊のような角がある。
水色の眼に桃色の瞳孔が輝いているのが特徴的で、ヘイローもそれを思わせるデザインになっている。

『美味しいものを、とにかくたくさん食べる』がモットー。
ただし、その量は文字通りの桁外れ。なんと食べ放題の店から実質入店お断りされる程。それも多数。
というのも、彼女は名をはせたフードファイターであり、ラーメン50杯をペロリと完食するレベルなため。

のんびりおっとりとしたタイプに見えて割としたたかな人物で、ピンチになると真っ先に被害を受けにくいポジションへ退散していることが多い。
どんな時でも笑顔で、戦闘中でもピンチでも笑顔は絶やさない。でも腕が「曲がってはいけない方向に曲がるレベル」の大怪我を負っているのに平然と笑顔なのはさすがにヤバい
ただし、相手を威圧したり本気で激昂した際には顔こそ笑顔であれど、桃色の瞳孔が大きく開く
また先生に対してそこそこ重い感情を向けており、カフェでは「うーん…どう考えても…先生の周りには女の子が多すぎます…。」と、また「喰積の 前にいささか ~一番勝負~」のイベント画面では何回かタップすると、桃色の瞳孔を大きく開けて「はいっ、捕まえました★もう離しませんよ~」と独占欲を剥き出しにする。

モットーにもある通り美味しいものを求める反面、食べ物を粗末にすることは彼女にとってタブー。
大食いチャレンジに使われる麻婆豆腐に完食できないよう大量の香辛料を使った店への制裁として、その麻婆豆腐60人前を30分で平らげた。
なおこの時無論店の方に何時もの制裁を行なってはいるがこの時の彼女の言い分は真っ当なド正論である。*1

ちなみに彼女の太ももを這うなんともセクシーなガーターベルトだが、実は等身大ポップなどの高解像度イラストで見ると留め具の所に「AGARES」という文字があり、ソロモン72柱の序列2位・アガレスがモチーフになっている様子。
ブルアカ開発中時のサンプル資料でも、彼女に仮名として「アガレス」という名前が付けられていたものが存在している。
アガレスは「大に乗った人間」の姿で召喚され、逃げた者を無理やり連れ戻す権能を持つという。

愛用する武器はアサルトライフル「ボトムレス」。
アカリの美食を阻もうとするなら、この銃との「対話」は避けては通れない道。また「ボトムレス」という名称自体が「Bottomless(底無し)」と、アカリの無限大の胃袋を象徴している。
デザインの元ネタになったのはドイツのH&K社製アサルトライフル「HK416」及びそのアタッチメントであるアンダーバレル式グレネードランチャー「H&K GLM*2」と推測されている。
このグレネードランチャー自体は単体運用も可能で、ユズが持っているグレネードランチャー「にゃん'sダッシュ」と同型。

性能


スペシャルな一発、行きます!

レアリティ:★2
役割:STRIKER
ポジション:MIDDLE
クラス:アタッカー
武器種:AR
攻撃タイプ:爆発
防御タイプ:重装甲
市街地:A 屋外:B→A(固有武器3) 屋内:B

EXスキル:グレネード、大盛りで! COST:4
円形範囲内の敵にダメージ

ノーマルスキル:おかわり、ちょっと辛めで!
通常攻撃時、10%の確率で攻撃力を割合で増加(20秒間)(クールタイム15秒)

パッシブスキル:ごちそうさまです! → ごちそうさまです!+(固有武器2)
HPを割合で増加 → HPを固定値で加算し、さらにHPを割合で増加

サブスキル:まだまだ食べられますよ!
通常攻撃時、10%の確率で攻撃力を増加(26秒間)(クールタイム18秒)



初期実装の低レアリティ爆発範囲アタッカー。
Hard任務ではHard2-2、Hard5-1、Hard9-1、Hard11-1の4か所で神名文字がドロップする。
EXスキルはシンプルな範囲攻撃で、ノーマル・サブとランダム発動する同じような自己バフを持っている。
パッシブは無駄とは言わないまでもFRONTでもないのであまりありがたみはない。

自己バフは特筆するほど可もなく不可もなく、ハッキリ言えば良くも悪くも「普通」。逆に言えば癖が少なく運用しやすい生徒でもある。
しかし、使いやすい爆発範囲アタッカーはスペシャルには多いもののストライカーには割と少なく、そういった生徒をピンポイントで引けていないと任務ではアカリを第一線で使うことになる。
しかしガチャからの入手とHard任務周回で気がついたら神秘解放が進んでますます頼りになり、長くお世話になる可能性も秘めている。





獅子堂(ししどう)イズミ

年齢:16歳
誕生日:5月11日
身長:161cm
趣味:ゲテモノ料理を食べること、作ること
イラスト:Mx2J
CV:久保ユリカ

特技?うん!食べることかな!

人物

無邪気な食いしん坊(アカリほど極端ではない)で、大きな巻き角とブルアカでも屈指のむちむちな体型の持ち主。
『より良い美味しい組み合わせ』を目指すというある意味最も美食研究会らしいことをしている。
……が、その傾向が一般的にはとんでもなく悪食・ゲテモノの類であり、チョコレートを使ったハンバーガーだとか猫用のチュールまでもが美味しいの対象内。
ただし、彼女は狂った舌のゲテモノ好きではなく、一般的な「美味しいもの」も美味しいものとして認識し、
「そんなに美味しくないもの」は美味しくないものとして認識するマトモな感性も持ち合わせており、ゲテモノとされるものにも色々な意味で抵抗がない……といった具合。
ちなみに胃袋の耐性は非常に強いが無敵ではないようで、あまりにも危険なものを食べると体に異常を来す。

彼女の味覚センスで美食を追求する……となるとそうそう人知を超えた領域のグルメを扱っているところがないためか、美食研の中では自分から料理を作る側に回ることが多く、
生牡蠣とワカメ、わさびにチョコミントソースをハンバーガーにするといった数多の恐ろしい料理を、美味しくなる確信をもって無邪気に生み出している。
ただし、パンチに欠ける料理にちょい足しをした結果、不況だった店を繁盛させるほどの出来に生まれ変わらせたこともあるため、一般的なセンスと噛み合う可能性もあるようだ。
ダメだった場合でも多数の人が卒倒こそしているものの、回収しに来たセナ曰く「気絶してるはずなのに笑ってるようにも見える」とのこと。

モチーフはおそらく、凶暴な獅子の姿を持つ悪魔であるソロモン72柱序列5位のマルバスか。
疫病と治癒をもたらす能力があるとされ、疫病→ゲテモノ創作料理 治癒→美味しいものも作れる と対応していると考えられなくはない。

愛用する武器はマシンガン「デイリーカトラリー」。
ご飯の邪魔をする相手を片付けるための銃で、さらに片付けた相手の数に比例してご飯が美味しくなる……らしい。
デザインの元ネタになったのは第二次世界大戦後の西ドイツで開発されたマシンガン「ラインメタルMG3」の発展形「MG3 KWS」。
要約すればMG42の使用弾薬を7.62×51mmNATO弾に変更したもので、ナチスドイツ崩壊後に武器製造が禁止されたドイツにおいて、冷戦の始まりと同時に国防用として開発されたのもである。

性能


出てきて!デラックスチョコバーガー!

レアリティ:★3
役割:STRIKER
ポジション:BACK
クラス:アタッカー
武器種:MG
攻撃タイプ:爆発
防御タイプ:軽装備
市街地:S→SS(固有武器3) 屋外:D 屋内:B

EXスキル:チーズチョコレートバーガー!
自身を回復。(レベル3~)さらに攻撃速度を38.4%増加(21秒間)

ノーマルスキル:よーーい、BANG! → よーーい、BANG!(愛用品T2)
通常攻撃時、20%の確率で敵1人にダメージ(クールタイム10秒) → ダメージ倍率&ヒット数増加

パッシブスキル:次は何をたべよっか? → 次は何をたべよっか?+(固有武器2)
被回復率を割合で増加 → 被回復率を固定値で加算し、さらに被回復率を割合で増加

サブスキル:美味しいのが一番だよね~
攻撃時、自身の現在のHPに比例して追加ダメージ



初期実装であり、チュートリアルガチャでも入手可能なほかHard13-3で神名文字を入手可能なため、時間はかかるがガチャに依存しない解放・神秘解放が可能。
ポジションはBACK(後衛)にもかかわらずEXスキルが自己回復というクセの強いデザイン。
HPを維持することでサブスキルの火力を維持するという流れになってはいるが、ブルアカの戦闘バランスとして、前衛以外がまともにダメージを受ける戦闘では基本的にヒーラーなどで全体を守れるようにしなければならず、自己回復をまともに生かすことが難しい。
なんとも初期キャラらしい、ただ使いづらいだけのハズレ性能……というのが専らの評価だった。

しかし、愛用品の実装や環境の変化で再評価される。
T2効果で単純に倍率・ヒット数が1.5倍ほどに強化されたことで、波はあるが置物としての期待値がある程度のレベルまでアップ。
また、ヒット数を参照するギミックが登場し始めたことで、ヒット数が多いノーマルスキル、そしてサブスキルの追加ダメージによってそれが倍増するという特性が強みになるようになった。




赤司(あかし)ジュンコ

年齢:15歳
誕生日:12月27日
身長:149cm
趣味 : グルメ巡り
イラスト:DoReMi
CV:金元寿子

先生!本当にご飯奢ってくれるんだよね?

人物

名前の通り赤い髪のツインテールで、スタイルの良い他3人とは対照的に小柄で華奢、子供っぽい雰囲気。角と羽がある。

『高級こそ至高』という考えの持ち主。高級食材をよく研究用に買うせいで、しょっちゅう金欠を引き起こしアルバイトに明け暮れる。
低価格なカップラーメンを食わず嫌いしていたが、いざ食べてみるとドハマりするなどちょっと背伸び気味。

4人の中で最年少だがハルナ達を呼び捨てにしている。

先輩たちほど振り切れてない判断が早くないためか、ピンチの際の見捨て要員としてしわ寄せが来がち。
当然ジュンコは抗議するが、それはそれとしてハルナからは個人として気にかけられてもいる模様。
ただの利害関係だけではないエピソードとして、パーティで使う食券をなくした際、
じゃあまた今度にともならず、ヒナの食券を譲り受けることも「抜け道は許されない」として良しとされなかったが、
「仲間や友人と食べたほうがおいしい」からと全員で会場を探して回る一幕も。
同エピソード内で「誰かが脱落しても見捨てるだけ(意訳)」とも改めて断言されたがな!

どことなく不憫なポジションで、なにかとつけては一人だけ食事にありつけないことが多い。
例えば勝利時のポージングやカットインでお団子を食べようとしているが、撃ち落されたりいつの間にか無くなっている……など。

泣き顔で逃げているのがとても想像しやすい……いっぽう、トップクラスに足が速いと目され、
晄輪大祭では転倒というハンデを背負いつつ、猛烈な勢いで追い上げ優勝するという健脚っぷりを披露。
身体能力が高いイズナごと抜き去ったことから、先生達からは逃走で鍛えられたとも、
そのスプリントがあるから捕まってないんだな……ともウワサされてるとかいないとか。

実は特段お団子好きというわけではなく、単に安いからよく食べているとのこと。

モチーフは他ほどコレというものはないが、ソロモン72柱であると考えると序列28位ベリトだろうか。
全身を赤い装束に固めて赤い馬に乗って現れる悪魔で、錬金術で特に卑金属を純金に変えるのを得意としており、嘘吐きでもある。
絆ストーリーでは、発想としては錬金術めいている「プリンにしょうゆでウニの味」などを試みるというエピソードがあり、騙す……のではなくこの件も含めてよく騙される側である。

愛用する武器は2挺のアサルトライフル「ダイナーズアウトロー」。
強力な連射速度を有しているのに加え、持ち主の空腹度合いに比例してその速度が上がるため、空腹な時ほど制圧が早いのだとか。
デザインの元ネタになったのはナチス・ドイツが開発したライフル「StG44」。
今日の「アサルトライフル」と呼ばれる銃火器全ての祖との呼び声も高い、軍事史において非常に大きな功績を持つライフルである。

性能


まだ味見もしてないのに!!

レアリティ:★2
役割:STRIKER
ポジション:MIDDLE
クラス:アタッカー
武器種:AR
攻撃タイプ:貫通
防御タイプ:軽装備
市街地:B 屋外:A 屋内:B→A(固有武器3)

EXスキル:空腹のイライラ COST:5
直線範囲内の敵に対してダメージ。自身の現在のHPが25.7%減少

ノーマルスキル:お腹空いてる時は話しかけないで! → お腹空いてる時は話しかけないで!+(愛用品T2)
HPが20%以下の時、不死身状態を付与(戦闘中に1回のみ) → 先述の効果に加え、さらに自身のスキルコストを最大で4減少(Exスキルの使用2回分)(戦闘中に1回のみ)

パッシブスキル:小柄のメリット → 小柄のメリット+(固有武器2)
回避値を割合で増加 → 回避値を固定値で加算し、さらに回避値を割合で増加

サブスキル:空腹の美食家
攻撃時、自身の失ったHPに比例して追加ダメージ



初期実装の低レアで、自傷しながら戦うアタッカー。
その分EXスキルのダメージ量はかなり強烈だが、範囲攻撃なので単体攻撃と比べるとさほどでもなく、かと言って範囲攻撃として使うには過剰火力と、あまり扱いやすいとは言えない。
範囲は太めの直線で、やや重いが範囲攻撃としての性能は悪くはなく、戦力不足の段階ではお呼びがかかることも多い。
なお、自傷の割合が25.7%となっているが、これはダメージとして扱われているようで相性の影響があり、軽装備は貫通属性に耐性があるため実際にはこの半分しか減らないという何故かインチキじみた挙動をしている。
そして回避値も高く、固有2まで強化すると全アタッカー中でも最高峰の回避性能を持つ。

愛用品の追加により、ノーマルスキルが発動するとEXを2回までコスト1で連射できるようになるというユニークな個性を獲得。
これによって、総力戦の多部隊編成時に特攻させて素早くEXを連射して(+不死身で最大24秒耐えて)僅かな時間で無理やり削るという運用をできるようになった。不憫。

この最たる例が大決戦ペロロジラ(重装甲)であり、最上位勢も採用したほどの有効戦術となる。
ユウカ(体操服)EXでペロロミニオンの真横にジュンコだけ移動させ、ノーマルスキル+発動と同時に真横からペロロジラ本体ごとペロロミニオンの群れにEXを2連打するというコンボが成立する。
この方法には横幅の広い攻撃範囲が必要になるが、その条件を満たしているのはジュンコだけ。
ジュンコのノーマルスキル+が発動しなければ再走だが、うまくやると3連射という芸当も可能。



無関係な人(じょうれんひがいしゃ)

愛清フウカ

ゲヘナ学園給食部の部長であり、ワンオペ同然の状態でもめげずにとてつもない量の食事を作り続けている聖人の如き人物。
重ねて言うが美食研究会とは無関係なのでキャラクターについての説明は省くが、ハルナを筆頭に美食研究会に目をつけられてかけられており、料理人が必要そうな時などにはとりあえずフウカが拉致される
移動手段を兼ねて給食部の車も奪われ、勝手に乗り回された末に犠牲となるのがもはやお約束とユーザーからは認識されている。

人手不足でクオリティを高めている余裕などない大量生産であるため給食部の食事自体は評判が悪く、一般生徒からはあまり顧みられていないのだが、美食研はフウカが確かな調理技術と志を持っていることを理解しており、だからこそ毎度ターゲットにしていることは間違いないだろう。だからって何も許されることはない。

フウカにとっては疫病神もいいところだが、美食研の美食にかける情熱は認めており、受けている仕打ちの数々からすればあまりにも寛大な接し方をしている。


【作中における活躍】

+ メインストーリーVol.3
幻の高級食材であるゴールドマグロを手に入れるため、トリニティ自治区内のアクアリウムを襲撃する事件を起こす。
ハルナ曰く、「伝説のマグロを観賞用として扱うのは、美食に対する礼儀がなってない」
調理を任せるためか、給食部のフウカも誘拐してきていた。
トリニティ・ゲヘナ間での平和条約締結を控えているというデリケートなご時勢のため、
ゲヘナ所属の美食研に正義実現委員会が下手に手を出せば両校の衝突と捉えられかねず、動機のバカバカしさに比して緊迫した事態を招いた。
現場付近に居合わせた正義実現委員会のハスミは、合宿中にこっそり夜遊びに出かけていた補習授業部と、シャーレの先生に協力を要請。
彼女らの活躍でイズミ以外の3人が捕縛され、シャーレ経由かつ負傷者という名目で無事(?)ゲヘナ側に引き渡された。

その後は大人しく捕まっている……はずもなく、温泉開発部が起こした騒動に便乗してゲヘナの牢屋から脱獄していた。
そこで迷子になったイズミを除いたメンバーが、ナギサの圧力でゲヘナ自治区で試験を受ける羽目になった補習授業部達と出会う。
給食部のフウカから無理矢理借りた車に乗りながら、呉越同舟で自治区への不法侵入者として追われていた補習授業部を試験場所まで送り届けた。
なおこの際にハルナが親指を立てて川に沈んでいったためにプレイヤーを唖然とさせた
そして最終編ではこのネタが蒸し返されることに……

  • イベントストーリー「~風紀委員会行政官緊急特務命令~ヒナ委員長のなつやすみっ!」
「海や祭りで食べる焼きトウモロコシはなぜ平時より美味か」を検証するために行動。
スケバンとヘルメット団の抗争の情報を聞きつけて見物人に焼きトウモロコシを売りに来たが、休暇中だった風紀委員により抗争が止められたのを知る。
しかし諦めることなくヒナ不在の風紀委員達に喧嘩を売った。

  • イベント「喰積の 前にいささか ~一番勝負~」
主役を務める
まだ年が明けていないにもかかわらず、全員晴れ着でグルメ巡りをしていた。
その最中に彼女らが気に入った個人食堂「スズメ亭」が年内で閉業することを知り、何とか閉業させまいと給食部の二人と先生を拉致したうえで奮闘。
そしてその閉業の原因が食品会社「ニャオフード」の影響だと知ると、その会社に宣戦布告。
美食研究会VS悪質な食品会社のおせち料理対決をすることになる。

  • イベントストーリー「Serenade Promenade」
後日談「ストリートグルメファイター!」で登場。
味には自信があるのに客足が来ない、という模擬店を出している生徒からの依頼を受け対策を練ることになった先生。
その折に美食研究会一行を発見した先生は「食に一番詳しい人」ということで彼女らに意見を求める。
当初はゲヘナ、しかもゴールドマグロ強奪の件を筆頭に前科持ちであったため警戒されていたものの、先生の保証と料理に合格点を出されたこともあり受け入れる。
SNSでの拡散や口コミキャンペーンのノウハウを伝授されたところたちどころに大繁盛したという。
「美食研究会が爆破しなかった店」ということがある種のステータスとなっていると同時に、ただテロを起こすだけではないプロの食通としての描写がある。



+ 最終編
前半の虚妄のサンクトゥム攻略戦ではD.U.シラトリ区の防衛に参加。
避難所で炊き出しを行う給食部の元に現れ、大量の魚を差し入れする。
魚の出処について聞かれるとイズミが「水…」と漏らしかけて口を塞がれた。*3
その後は同じくD.U.防衛に参加していたヒフミアズサと合流し、カイテンジャーとともにペロロジラ(色彩)と交戦する。

続くアトラ・ハシースの方舟攻略戦では食事担当としてウトナピシュティムの本船に乗船。
「宇宙でご飯が食べてみたい」という相変わらずの乗船動機で、先生には「無重力になるほどの高度には行かない」とツッコまれた。
宇宙食を作るなら高い技術が必要だと、例によってフウカと給食部のトラックも引っ張ってきた。もはや名誉会員扱い。今回はガチの死地なので普通に気の毒
風紀委員会と日頃からやり合える戦力は伊達ではなく、船の防衛や破壊工作で値千金の活躍をし、最後の戦いでも先生を援護して最後まで戦い抜いた。



追記・修正は己の目指す最高の美食を考えながらお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ブルーアーカイブ
  • ブルアカ
  • ゲヘナ学園
  • 美食研究会
  • 黒舘ハルナ
  • 鰐渕アカリ
  • 獅子堂イズミ
  • 赤司ジュンコ
  • テロリスト
  • 飯テロ
  • ※フウカは給食部です
  • 部活
  • 飯テロ(物理)
  • 田所あずさ
  • 森嶋優花
  • 久保ユリカ
  • 金元寿子
  • 美食家
  • 犯罪集団
  • グルメ
  • 美食
  • 飲食店だけを殺す女
最終更新:2025年02月01日 21:40

*1 常人には完食不能な麻婆豆腐を私は一切抗議せずに完食した。かつ、私はあくまで「麻婆豆腐を食べに来た客」なので謝罪とか退店願いとかは筋違い。という事で私が客として注文した以上は注文した分だけ麻婆豆腐を出せ。(意訳)

*2 米軍では「M320」の名称で制式採用

*3 フウカ辺りは察してたが背に腹はかえられぬ状態だったためスルーした