ジャイアンの母ちゃん

登録日:2025/03/19 Wed 03:00:24
更新日:2025/04/21 Mon 21:29:47
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た  け  し  !

ひぃぃぃぃぃ! 母ちゃんゆるして〜!

ジャイアンの母ちゃんとは、漫画ドラえもん』の登場人物。



【概要】

ジャイアンこと剛田武ジャイ子の母親でジャイチビ(ヤサシ)の祖母にあたる人物。
下の名前はのび太以外のレギュラーのママキャラと同じく不明。

衣装は若草色のセーターと茶色のスカートを着用していることが非常に多く、彼女と言えばこの姿を思い浮かべる人は多いだろう。
顔は長女のジャイ子にそっくりだが、髪型はお団子ヘアが特徴。
体型は長男のジャイアンとよく似ている。

ジャイアンやジャイ子、からは「母ちゃん」と呼ばれている。
他のメインキャラからはそれ以外にも「ジャイアンのママ」「おばさん」などと呼ばれることがあるが、本人がその場にいない時に限り「母ちゃん」と呼ぶ場合もあり、一種の愛称と化している。

他のレギュラーの母親と比べ、「下町の肝っ玉母ちゃん」的なキャラクターが強調されている。
家はご存知の通り雑貨屋を営んでおり、つまりメインキャラクター4人の母親の中では唯一専業主婦ではない。
後述するように身体能力・性格から、ドラえもん史上最強キャラクターの声もあるほど。
劇場版の敵は氏を連れてゆけばだいたい倒せるんじゃないかとか


【配役】

  • 青木和代(初代:テレビアニメ第2作第1期)
  • 竹内都子(2代目:テレビアニメ第2作第2期)
なお、青木はジャイ子の声も兼任していた。


【人物】

ジャイアンの天敵かつ最大の弱点たる存在。息子であるジャイアンに対しては当然だが名前を「たけし」と呼び捨てにする。
ジャイアンは姿はもちろん声を聞いただけ*1で真っ青になるほど恐れており、彼女には決して頭が上がらない*2

故に周りからはジャイアンに対する抑止力と認識されており、暴力や強奪等の彼の所業に困った時に本人召喚もしくはひみつ道具を使って彼女に変身して懲らしめるのは原作初期からの鉄板で、これがそのままオチになる話も少なくない。
だがそれが復讐の連鎖となることもしばしばあり、「無視虫」や「のび太航空」がその例。
このことから手軽に乱用するわけにもいかず、ジャイアンの母ちゃんへの告げ口や協力要請は最終兵器としての側面が強い。
だが裏を返せば、「ジャイアンの母ちゃんが機能しなければジャイアンのストッパーがいなくなる」ということを意味し、「大人をしかる腕章」や「恐怖のディナーショー」では実際に暴走してしまった。

ジャイアンの母親らしいといえばらしいのだが、口よりも手が速いらしく、ジャイアンは制裁の際に、ビンタ、尻叩き、のしかかりなどを喰らっている。
中でもビンタは回数がぶっちぎりで多く、ジャイアン自身が必殺技として使う作品もある(ジャイアン曰く「母ちゃん直伝」)。
店の手伝いや留守番をすっぽかして街中で遊ぶ息子を追いかけて探す場面が描かれるのもしばしばあり、見つけ次第引っ叩いて連れ戻している。
原作ではバットを持って探し回っていたこともあったが、近年ではこれに相当するシーンでは大根を持っていることがほとんど(さすがに児童虐待に見えすぎるからと思われる)。
それ以外にも学校での成績不振などについても怒ることがあり*3、当然不正は許さない。
芸術の感性も常識寄りで、近所迷惑のレベルを超えた息子の歌についてもよく思っていない*4。事実息子がそれを計画あるいは実行しているのを発見した際には即座に叱責している。

とはいえ、総合するとジャイアンが悪事を働くからこそ親としてちゃんと叱っているだけで、同時に心の底から愛しており、理不尽に怒ったりすることは(ひみつ道具の効果を除けば)なく、「いそうろうジャイアン」ではジャイアンがスネた際には「自分の子が可愛くないなんて親がいったいどこにいる!少々出来が悪くたってね、あんたは母ちゃんの自慢の息子だよ!」と言っている。
ジャイアンもなんだかんだでとても慕っていて、ピンチ時はスネ夫ばりに「母ちゃん」と叫ぶ場面もあるし、100点のテストを母の日にプレゼントしようと奮戦したり、自力で店のリフォームを行おうとしたりしたこともある。
叱るの一辺倒というわけではなく、店の手伝いをちゃんとした後は「遊びに行っておいで」と言ったり、うっかりジャイアンを攻撃してしまった際は申し訳なさそうにしている。
だが、いかんせん短気なので、ジャイアンがのび太にカバンを預けて遊びに行ったと知ったときは「まったく、あのバカはいつもいつも!!」と(何も悪くない)のび太が叱られており、息子が他人に八つ当たりする癖は彼女からの遺伝だと思われる。

ジャイアン以外の者に暴力を振るうことは基本的に無く、のび太たちにも「息子の友達」として柔らかめに接している。
ジャイ子に対しては彼女がかなりのしっかり者であるため彼女を叱るシーンは滅多にない。
ただしジャイアンを隠したり守ろうとすると恫喝したりする場面はあり、ジャイアンが遅いことにいら立って怒声を挙げそれを伝えに来たのび太が委縮したり、スネ夫がとばっちりで怒られたエピソードもある。

以上のことからその怖さは周りも承知しているようで、「ママをとりかえっこ」ではメインキャラ4人の中では原作・アニメ共にハブられており、わさドラ2回目ではドラえもんがジャイアンの家とも入れ替えられると言ったものの3人が全力で拒否した。だが実は大山ドラ後期に入れ替わっている上記によく似たエピソードが存在する(後述)。
普段はジャイアンをよく怒鳴っているせいで男性的な口調が多いが、他のママキャラと接している時は普通に親同士の付き合いで、女言葉を多用している。

は影は非常に薄く登場回数も非常に少ないが、彼女の厳しさの反動でジャイアンには甘いところが多い。ただし「一生に一度は百点を…」ではさすがにカンニング行為を察して激怒しており、母ちゃんといい意味で同じ価値観や教育方針ではある様子。
ジャイアンによると夫婦喧嘩になった際は当たり前だが負けているらしい。

息子同様でべそであり、それを気にしている。

3巻収録「おはなしバッジ」ではポチという白い犬を引き連れた猿顔の妹が登場している。つけていた桃太郎バッジのいわば猿と犬の役割となり*5「おばさんが猿ですか」と初対面で失礼なことを言ったのび太も悪いが激怒して胸ぐらを掴んできび団子を彼から半ば強引に貰っている。
当然ながらジャイアンは彼女も苦手としており、鬼の役割であるジャイアンから、みんなから取り上げたおもちゃ(宝物の役割)を取り戻そうとするのび太を叩きのめしていたところで、ポチと共に現れた彼女に懲らしめられ、最終的におもちゃをみんなに返すのであった。

後述するように料理のスキルも高く、ご存知の通り息子には遺伝しなかったが、娘のジャイ子の方はばっちり遺伝しており、彼女の作ったカレーを食べたドラえもん、のび太、静香、どこからかやってきたカレー評論家引道仁は各々絶賛していた。


【身体能力】

シンプルに非常に強い。あのジャイアンを軽々と持ち上げたり、投げ飛ばしている描写が多い。
と言っても人外的な力を秘めたパワフルな女性として描かれているわけではなく、原作の時代背景から察するに力仕事が多い家業なので自然と力持ちになったというイメージだろう。
しかしながら、原作のイメージを拡張したのかアニメ版ではさらに人間離れした力を持った人物として描写されることが目立つようになり、ひみつ道具による呪縛を気合で無効化したり、わさドラ版「未来世界の怪人」では武装した強盗犯に「ババア」と呼ばれたことに怒り、大根で殴りつけて倒してしまった。
また、大山版アニメの末期の「七色変化だま」では美容室でセットした直後の髪の毛をジャイアンに滅茶苦茶にされた際に超サイヤ人のようなオーラを発し、ブチギレて空き地に大爆発を起こすという人間離れした業を成し遂げている。
尤も、ジャイアン自身もまあまあ棒で同様の大爆発を2度も起こしているので、遺伝かもしれない。

その強さは周りもよくわかっているためジャイアンのみならずのび太なども彼女を恐れている節があり、いざ怒らせると実質逆らえる者は誰もいない。


【主な活躍エピソード】

◇はアニオリ回

◆走れ!ウマタケ

てんとう虫コミックス第1巻収録。
初登場。ジャイアンが持ってきたウマタケのせいで家がめちゃくちゃになり、ほうきで追い出そうとする。

◆のび太航空

てんとう虫コミックス第28巻収録。
母ちゃんの怒り(原因や経緯は不明)を恐れ「のび太航空」の飛行機に搭乗し香港へ高飛びを計画したジャイアンは機長ののび太を脅迫。
ハイジャック犯の要求に従うドラえもんたちだが、彼らの手には負えないと判断したスネ夫が「当局」へ連絡すると言って空港へ連れて来たのは他でもない母ちゃんだった。
迫力ある怒声で説経説得され、発狂したハイジャック犯は手持ちの花火を投下し決死の抵抗を図るも、機長の逆噴射で機体は墜落し、結局御用となった。
ちなみにジャイアンが母ちゃんに対し明確な武力的反逆を行った数少ない例でもある。

◆ハツメイカーで大発明

てんとう虫コミックス第30巻収録。
ハツメイカーで作られた絶対負けないファイタースーツ同士によるジャイアンとスネ夫の喧嘩を仲裁しようとしたドラえもんだが、見向きもされなかったため「応援を呼んでくる」と連れてきたのが二人の母。
「やめないとぶっとばすよ!」の一喝でジャイアンはあっさり観念し、その後は相当厳しい折檻を受けたらしく、スネ夫共々痣だらけの顔でドラえもんへの仕返しに向かうのだった。
「どんな強い相手でもいじめられる道具」に乗っているのに勝てないものなのだろうか。

◆ジャストホンネ

てんとう虫コミックス第39巻収録。
店番をステージ衣装で目一杯着飾っておきながら適当な嘘をついてサボってリサイタルしようと思っていたジャイアンだが、本音を話してしまうようになるジャストホンネを飲んでいたために正直にリサイタル開催を話してしまう。
結果「近所めいわくな歌はおやめといってるだろ!!」の一喝と共に当分の間の店番を命じられたジャイアンはリサイタルを中止するのであった。
母の目線から息子の歌がどういう認識をされているのかが明確になる一幕である。

◇家族とりかえ機

1993/4/30放送。
上記の「ママをとりかえっこ」と非常によく似た大山ドラ後期のエピソード。
小型のケースと写真のセットだった元エピソードの道具と異なりクイズ番組の解答席とルーレットのセットとなっているような道具で、ルーレットの結果スネ夫が剛田家に、のび太が骨川家に、ジャイアンが野比家となる。 

作中では上記エピソードの玉子とほぼ同じような役回りとなっており、スネ夫も彼女の大らかで優しい面に触れるもやはり「あんだけしょっちゅう殴られたら体が持たないよ」と苦言を呈している。
ジャイアンもテストを発見されいつもよく引っ叩かれているためか玉子に怒られはするが殴られないことに拍子抜けしたと発言している。

元エピソードと同じく結局はそれぞれの親の良さを確かめ合って再認識し、ラストでは元に戻ることとなる。

「ママをとりかえっこ」内での彼女は、1979・1992・2006年版ではジャイアンを見つけて連れ戻すというオチになっているが、2018年版では一緒に買って来たものを運ぶジャイアンが通り掛かり、ジャイアンは夕食がカレーだと聞くと途端にやる気を出して急がせるというものに変更された。

◇七色変化だま

2004/4/23放送。
空き地で歌を歌っていたジャイアンに対してエピソード名と同名のひみつ道具で九官鳥に変身し煽るが、それに感化されてリサイタルを開くことになってしまい、止めるためにジャイアンの行く先々で母ちゃんに変身させていくが、最終的にはタネがバレてしまい空き地でのび太に迫るジャイアンに対しドラえもんが慌てて「とりよせバッグ」で美容院で髪をセットして出てきた彼女を召喚。
本物だとは気付かず髪型をめちゃくちゃにしたジャイアンに対して上述の爆発を起こして大激怒し、のび太は爆発に巻き込まれて気絶するというオチになった。

◇決心ハチマキ

2004/5/7放送。
彼女の優しい面が表に出たエピソード。
母の日にテストで100点をとって母ちゃんを喜ばせようとするジャイアンの頑張りが見れる感動エピソードとなっている。

ドラえもんに頼んで決心ハチマキ*6を借りてはいるものの決して某ペンシルに頼ることなく徹夜で勉強し、結果は62点で終わったものの、

「100点はとれなくても、たけしの努力に100点をあげるよ」と彼の努力をしっかり認めており、ジャイアンも思わず号泣してしまった。
一方のび太は13点しか取れず玉子に怒られるオチとなる

◇未来の本物ゲーム

2008/6/6放送。
てんとう虫コミックス第27巻収録作品だが、展開の便宜上アニオリ扱いとする。
後半でドラのびスネが取り合った「本物電子ゲーム」が落下したことでそれまでの所業がジャイアンに露呈、ゲームをジャックしたジャイアンが3人を怪物と戦わせることで仕返ししようとした矢先に、店番サボりから連れ戻そうと探し回っていた母ちゃんがこれを発見。
差し向けられたドラのびスネ+怪物を瞬殺して、「本物電子ゲーム」の画面部分から呪怨よろしく出てくる形でジャイアンを捕縛、
「ゲームは程々にしな!!」と多くの人々(特に我々)にブッ刺さる台詞で物語を上手く締め括った。

◇スネ夫が剛田商店でアルバイト

2012/2/17放送。
町内に、有名デザイナー“ヒカル・コシダ”の事務所があると知ったスネ夫は大興奮に働かせてくださいと申し込むも当然門前払いされてしまいドラえもんに「お仕事マップセット」を出してもらうが、のび太のせいで誤って剛田商店にピンを刺してしまい、やむなく仕事体験をするアニオリ回。

スネ夫に対して商売やおばあさんを例にした接客の基本を教え込んだ後出かけていき、その間にひみつ道具で店の外観や内装を変更したりカムカムキャットでの集客を試すもおばあさんにお勧めしたヤカンを含めて中々売れずに困っていたが、しばらくして母ちゃんと共に先程のおばあさんがやってきて彼女こそがヒカル・コシダであることが判明。

ヤカンも無事に売れて合格スタンプをもらい解放されるも、後日また働きたいとスネ夫が言い出して彼女が困惑するオチとなっている。

◇のび太はうるさいナベ奉行

2016/2/26放送。
町内マラソン大会でおでんを作っていた時に、のび太の頭に乗ったなべ奉行*7に「味が濃い」と勝手に手直しを申し込まれる。

しかし結果は「なべ奉行」が作ったおでんより好評だった。
これは「汗をかくとしょっぱい物が食べたくなるから、あえて濃くしてるんだよ」とマラソンランナーの体調を配慮したことが本人の口から明かされ、なべ奉行に完全勝利を果たす。
加えてスタッフから「鍋将軍」という異名を持つことが明かされ、(役職が奉行より上ということもあり)なべ奉行も「参った…」と敗北を認めた。

◇シャボン玉宅配便

2019/5/31放送。
入れたものを確実に相手に届ける上に到着するまで絶対に割れない「宅配シャボン玉(ストローとスーパーシャボン玉液)」を使って色んな物を運んでいたドラのびだったが、
「本日発売のマンガをジャイアンに横取りされないように家に届けてほしい」というスネ夫の要請を聞いたのび太がそれをきっかけに、
このシャボン玉を対ジャイアン用のバリケードとしてこれまでの横取り被害者たち*8に無償提供することに。

だがジャイアンがシャボン玉もろとも強奪し始めた事に加え、被害者の一人がジャイアンに捕捉されてしまったことで芋づる式にばれてしまい、御礼参りを恐れたドラのびスネが頼った*9のは言うまでもなく母ちゃん。
この後鉄板オチとなるのは説明不要だが、シャボン玉でジャイアンの元へと運ばれてくる母ちゃんのシルエットが見えた瞬間、全てを察して思わず吹き出した視聴者は多いはず。

◇誕生!?大統領のび太

2020/10/24放送。
同時期に話題となっていたアメリカ大統領選挙を元にした時事ネタ回で、本の上に手を置いて宣言したルールがすぐに実現するというひみつ道具・大統領の本が登場し、町内の大統領を決める選挙戦の様相が描かれた。

当初はのび太とスネ夫が有力候補と目されるも、スネ夫は案の定贈賄がバレて失脚。ほぼ同タイミングで子供に優しくしている写真が出回ったジャイアンの支持率が急上昇、勢いのままに当選を果たす。
…が、実際のところ例の写真は一場面を切り取ったものに過ぎず有権者が勝手に勘違いして祭り上げただけであり、就任式中に「俺はこの権力を好きに使わせてもらうぞ!」と独裁政治を行う旨を表明する。

そのまま宣誓を行おうとするジャイアンの前にジャイアンの母ちゃんが登場。事情も知らぬままに「大統領の本」をひったくってジャイアンに「家に帰ってお手伝いをしなさい」と声を掛けたことでこれが実現。更に、その他の子供たちにも「みんなもこんな時間まで遊んでないで、お母さんのお手伝いをしな」と声を掛けたことでその場にいた全員がお手伝いに向かうことに。

というわけで、ジャイアンの母ちゃんが町内の大統領に就任するというまさかのオチを迎えたのだった。

◇ジャイアンが警察官!?

2022/1/8放送。
ひみつ道具「お試し交番セット」のホワイトボードを利用して警部に就任し、表向きは落書きや柿及びお供え物泥棒をとっちめるものの、裏ではその後に上記と同様の行為(うちお供え物泥棒に至っては常習犯であることが確定)を行っていたジャイアン。
ドラのびしずスネがジャイアンが柿泥棒を行うのを逆利用してこれを現行犯逮捕しつつ名前を消して丸腰にしようとするも、ジャイアンはそれを想定してこれに油性ペンで書いていたため消すことができず窮地に陥ったので、
咄嗟に母ちゃんをボードに書き足して警視総監に任命、凄まじい足音と共に現場にやって来させて鉄板オチへ繋げた。
まあスネ夫がコメントしたように、警視総監じゃなくても最強には変わりなさそうだが。

ちなみに、実際にホワイトボードに油性ペンで書いてしまった場合は文字の上から水性ペンで上書きすれば消すことが可能。

【余談】

  • 最初にアニメ化された日テレ版では最初から故人として描かれており、容姿も現在とは大幅に異なっている。
  • 2001年の大みそかスペシャル内で放送されたショートアニメ『ドラ・ザ・仮面』ではヒーロー役のドラえもんが悪役ジャイアンの弱点を突くために母ちゃんに変身した。しかも最後には「正義は勝つ!」と言って締めている。但し声はドラえもんのまま。
  • ドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城』ではパロディキャラ「ジャイタンの母」役を大山版母ちゃんの演者である青木氏ご本人が演じている。
    ジャイアンに相当するキャラは役名通り「ジャイタン」ともじりになっているが、作中では『ドラえもん』と同様に「たけし」と呼んでいる(字幕では「剛」表記)。
  • インターネット上では彼女の本名を「剛田椿」とする言説が出回っているが、先述の通り原作・アニメ共にそのような設定はなく真っ赤な嘘なので注意。有志の調査*10によると、2017年にこの名前をさも本名かのように扱うスレタイのスレを2chに乱立していた人物がいたようで、そこが噂の出所となっている模様。





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ごめんよ母ちゃんゆるしてー



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最終更新:2025年04月21日 21:29

*1 「キャンデーなめて歌手になろう」のオチ。

*2 「俺は母ちゃんの奴隷じゃないっつーの」などと反論することはあるものの、それに対しても「そんなセリフは奴隷みたいに働いてから言う事よ!」と即座に厳しく叱責されている。

*3 「ふくびんコンビ」、「忘れうちわ」など

*4 大山版アニオリ回では「象がお産してるような声」と表現した事がある。

*5 ちなみに雉の役割となったのは、彼女が姉にあげるために持っていた洋服の「生地」だった。

*6 効果は強いイシや決心コンクリートと似ており、誓ったことを破ろうとすると頭を締め上げる。

*7 鍋料理を美味しく作れるように指示を出してくれるひみつ道具。

*8 劇中の描写では最低でも総勢14名。女子や下級生も含まれているのはアニメではレアケースだったり。

*9 怒ったのはドラのびスネからジャイアンの強奪行為を知らされただけでなく、事前に頼んでいた配達をジャイアンがサボったと思い込んだこともある。ジャイアンをフォローすると、彼は被害者たちに恫喝しつつも配達自体はちゃんとやっていた。

*10 参考:https://www.youtube.com/watch?v=uH14VuEJlq8