アモス(DQⅥ)

登録日:2011/07/17 Sun 23:49:16
更新日:2025/03/29 Sat 20:14:31
所要時間:約 3 分で読めます





CV:江口拓也(ライバルズエース)



概要

彼はモンストルの街の住民で、たった一人で魔物の群れから街を守ったことから英雄と呼ばれている。

魔物との戦いで怪我をしたため、現在は療養中。
ちなみにお尻を噛まれたとのこと。


彼の病気を治してあげることで仲間に加わってくれる。
モンストルの街の人たちの話をよく聞き、彼らの気持ちを尊重することが大切である。

ちなみにこの「モンストルの街」絡みのイベントはいわゆるサブイベント扱いであり、スルーすることができる。
船を手に入れてすぐに行けるようになるのはアークボルト(こっちは訪問必須)とモンストルであり地理・出現モンスターのランク的にもこちらに先に辿り着くよう意図はされている。
そしてアモスの素のポテンシャルと初期装備はかなり優秀なので、アークボルトの強敵との戦いにも役立つ即戦力として活躍させようと思えばできるのだが、SFC版では優秀な仲間モンスターが多いこともあって早解きではスルーされがち。
DS版では仲間モンスターが大幅に減っており、この時点で仲間にできるモンスターが居ないのでアモスはマジで貴重な戦力(ついでに言えば馬車が満タンになるのがSFC版より大幅に遅く青いアイツが加入した時点となっているので、そこまで育てていれば早々二軍落ちはしないだろう)。
愉快なアモスとの旅を存分に楽しもう。


容姿

青い鎧兜を着て、いかにも戦士といった風貌でありながらその人柄は優しく気さくなところがある。
年齢は30歳。シナリオ上必ず仲間になる五人の中で最年長のミレーユを上回り彼が最年長になる(ミレーユは22歳)
SFC版の彼のドット絵はモブの一般戦士キャラと同じだが、DS版では彼の姿が据え置きのままでモブ戦士の絵の方が差し替えられたため、事実上専用グラになった。


人物

彼の特色は何と言っても会話システム。
SFC版では仲間になってからは殆ど台詞がなく、本当にサブキャラといった感じだったがDS版は彼の時代が始まったと言っても過言ではないだろう。

簡単に言うと、彼の思考は純粋な子どもがそのまま歪むことなく成長したかのような思考。
前作デボラピピンも何を言いだすか分からないほど考え方はかなり奇抜なものだが、アモスはそれを越えている。
ピピンとよく比較されるが、子供のような言動の中には年長者として割と的を射た発言も多く、この愛嬌さと大人としてのギャップがファンを増やした。
何かあったらいの一番にBボタンを押してみよう!


能力

  • 習得呪文・特技
習得済み:ホイミ・へんしん

実はかなり肉弾戦に向いていて、最終的に身の守りが人間キャラ中最高になり力と最大HPが二位になる。

レベル99時のパラメータ比較は以下の通り。

力:ハッサン>アモス>主人公
身の守り:アモス>ハッサン>主人公
HP:ハッサン>主人公=アモス
MP:主人公>アモス>ハッサン

主人公と比較しても劣るのはMPだけであり、力が打撃系特技の威力に反映されてダメージソースとなるドラクエ6の特性上、
肉弾戦では主人公以上の活躍ができる前衛キャラである。

しかもレベル次第では加入時点でミレーユより素早さを上回っていることもあり、素早さが上がる武闘家に就き、ゲントの杖を持たせれば一時的に回復役としても使える。

「へんしん」は実は専用特技ではなく仲間になったどろにんぎょうも習得するが、最速加入段階では強力な全体攻撃の「じひびき」と「しんくうは」を使用することがあるため割と便利。後半は確実に息切れする。
リメイクではスライム系以外の仲間モンスター削除に伴い完全にアモス専用になった。

ただ、後述のように装飾品の装備が何故か限られており、そのため力のルビーを装備できないので攻撃はハッサンに少し劣る。


装備

武器・防具は戦士系で主人公・ハッサンとほぼ共通。

仲間にした時は、破邪の剣・鋼の鎧・鉄の盾・鉄仮面とその時点では最高クラスの装備を持っているので装備変更しなくてもOK。
更に仲間にした後に戦うジャミラスから炎の爪を入手すればしばらく武器には困らない。

身の守りが高く防具も強力なので前衛としてかなりの活躍が期待できる。

だが、装飾品に関しては、蝶ネクタイ・星降る腕輪・メガンテの腕輪・メガザルの腕輪・ゴスペルリング(リメイク版のみ)、と装備可能なのがかなり少ない。
蝶ネクタイは守備+2とほとんど変わらず、それ以外は貴重な物か死んだら失われる物しか無いので装飾品はいっそ諦めてアイテムを多く持たせるのもあり。


転職ルート

パラディンやバトルマスターになるのがオススメ。
この二つは前衛向けな上にMPが伸びづらいアモスと相性のいい特技が揃っている。

また、この時点では少ない前衛担当であるハッサンを(パラディンのために)僧侶にするのは物理火力の低下を招く弱点があるが、第三の前衛担当であるアモスなら初手僧侶でもさほど問題ない。
地味にホイミを初期習得しているのでAI戦闘ではピンチになるとホイミを優先してしまうが、ベホイミ/ベホマまで覚えさせればこの問題は解決される。

同じ青い人でも青い閃光(笑)とは格が違った。
ただし、素早さ・賢さ・かっこよさ・最大MPが最終的に人間キャラ中ワースト二位なので要注意。
まあⅥにはMP消費無しの特技がいくつもあるからいいだろうけど(ベストドレッサー以外ではかっこよさは関係なく、6の賢さは死にステなので問題ない。ちなみに初期のかっこよさステは人気者なだけあってかなり高い)。
低い素早さも後手ハッスルダンスなど使い道が無いわけではない。


漫画版での活躍

神崎まさおみ先生の漫画「ドラゴンクエスト 幻の大地」に登場。
原作と大幅に設定が違い、昔からモンストルに住んでいる好青年。
ミレーユを「女神さま」と呼ぶ。

彼の正体はモンストルに古くから伝わる昔話に登場する英雄アモスそのもの。
数百年前、「モンストラー」と呼ばれるドラゴンが姫を生け贄に差し出さなければモンストルを滅ぼすという話を聞いたアモスは、
単身で北の山に行き、数日にも及ぶ死闘の末、モンストラーを倒した。
しかし、アモスは瀕死の重傷を負い、動くこともままならなかった。

姫と国民達の元へ帰りたい一心だったアモスは倒したモンストラーの魂を使って生き返った。
だが、その魂には邪悪な呪いが掛かっており、変わり果てた姿になってしまった。
その容姿を見た姫はアモスを「バケモノ」と拒絶してしまう。
するとアモスは光に包まれ、赤ん坊になってしまう。
姫は批難してしまった後悔からアモスを育て、やがて亡くなった。

その後、成長して青年になると魔獣に変身し、何かを探し求めるかのように町を暴れまわる。
そしてモンストラーを倒した日が来ると赤ん坊に戻るということを何回も繰り返してきた。

ハッサンが山から持ってきた理性のタネで呪いが解け、正気に戻る。
その後は、数百年も自分を見守ってくれたモンストルの住人を守るため、町に残った。

デスタムーアとの最終決戦時ではミナデイン発動に協力してくれた。


台詞

「えっ 私が 英雄ですって? いやーっ おはずかしい。」

「何もしたくないなら、死ぬこともないでしょう!」

「人生 どこで どうなるか わからないですよね。 私も ちかごろ 実感しています!」

「おいし…… いやー 元気そうな ウシさんですねー!」

「私も〇〇さんのことを、ア・ニ・キと呼んでみたいです……」

「なんとけしからん! なんとうらやましい過ぎる!」

「オリャー! あ、すいません。今イメージトレーニングしてました……」

「トンネルを抜けると、そこは砂漠だった……」

「あ、こんなところに大魔王が! ……って冗談ですよ」

「そんなことより、私の昨日見た夢を聞いてくれますか!? あ……忘れてしまいました!」

「泥棒と間違えられないうちに帰りませんか……?」

「わおーん!」

「あ、私今何か柔らかいモノを踏みました……」

「ブラスト兵団長さんのお子さんですとコブラストさんでしょうか!」

「ゴランに 聞いて ゴラン…? わっはっは!
 まじめな顔して シャレですか!」

「そうっと のぞいて 見て ゴラン……。」


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