テリー(DQⅥ)

登録日:2009/05/28(木) 19:20:46
更新日:2020/03/11 Wed 22:37:33
所要時間:約 9 分で読めます




悪いな、先を急ぐんだ。


CV:緑川光(CDシアター)、神谷浩史(ドラゴンクエストヒーローズ)、竹内順子(幼少期)(ライバルズ)
演:風間俊介(ドラゴンクエスト ライブスペクタルツアー)

ドラゴンクエストⅥの登場人物。
そして本作どころかシリーズを通しての屈指のネタキャラである。別名引換券。(由来は後述)

■概要

幼い頃に姉を失った事で、最強の力と剣を求めるようになり、やがて【青い閃光】と呼ばれるまでに登り詰めた、凄腕の剣士。
主人公の旅先で彼の噂を聞くことができ、強敵バトルレックスを単独で圧倒的な剣技で倒したり、
ベストドレッサーになってたり、伝説の剣を譲ってくれたりする。
しかし力を求める心を魔王デュランにつけこまれ、ヘルクラウド城では敵として現れる。
激戦の後に、生き別れの姉であるミレーユと感動の再会を果たし、無事パーティーに加わる。
その後、蘇ったバトルレックスを手懐け仲間にし、パーティーは大魔王との最終決戦に向かうのだった。


……そして裏切る。

「主人公達」を、ではない。
『プレイヤーの期待』を裏切るのである。

これまでの経緯から、どれほど強力なキャラなのか多くのプレイヤーは期待を抱く。
ヘルクラウド城での死闘でも人間として見事なまでに素晴らしい防御耐性、
技の豊富さがあった……あるはずだった…………。
しかし、こいつは、見事なまでに使えない。


以下、例。

普通に進めると平均LVは30前後なのに、何故か23で加入。
SFC版公式ガイドブックではこの時点の到達レベルを35にしている。

最初から上級職バトルマスターに就いているが、
何故か武闘家をマスターしていない為、せいけんづきやまわしげり等の優秀な特技がない。
主人公が勇者になる条件が緩いように、テリーもバトルマスターになる条件が緩いという、
戦いの天才という設定なのかもしれないが、残念ながら武闘家は優秀すぎた。

というか、ドラゴン斬り等の確かに使ったはずの技でさえ忘れてる。
かと言って、もし覚えていてもそれを使って活躍できるようなステータスではない。

よくよく考えてみたら記憶を失っていたときのハッサンが「旅の武闘家」を名乗りながらも無職であったことを考えると、現実世界(下の世界)で生きている人間にも関わらず戦士として職歴が認められているのはすごいことであったりする。
具体的には、ダーマ神殿は既に失われている世界であり、ダーマ神殿の補助無しで剣士をマスターし、更に武道家を経由せずにバトルマスターになる異常な才能。
強さそのものには関係ないのであまりフォローになっていないが。

つまるところ、特技が戦士系しかない。
そしてどれもがこの時点になってくるとあまり実用的ではない。
また今更バトルマスターを極めてもあまり美味しくないので、戦力にするには武闘家か僧侶にならざるを得ない。
なんというかムダ……しかも面倒。

ステータスにおいても、かっこよさ以外同レベルのチャモロに全敗。もちろん力でも負けてる
素早さは初期値こそ高いものの、職業補正なしでも何故か伸び悩む。
唯一高めのかっこよさもコンテストに優勝するには全然足りない。
レベルアップしても伸びが悪い、スライムより悪い。
てかスライム格闘場用に育てたモンスターの方が使い勝手がいい始末。

ちなみに初期能力かつ初期装備でバトルレックスとタイマン張ると血祭りに上げられる。
(これは単純にバトルレックスがラストダンジョンに出てくるほど強いためなのだが……)


さて、どうしてこうなったかというと、テリーのステータスは典型的な超早熟型だからである。

特にHPが凄まじくLv6かその辺で100を突破。
Lv15ほどで200と何か間違えてるとしか思えない。
あの筋肉馬鹿であるハッサンがLv15で130程度と考えるといかにぶっ飛んでるかが分かるだろう。
しかし一番美味しい時期である序盤には仲間にならず終盤に参入。更に参戦するころは成長が止まる辺り
序盤は強いが加入する辺りで下り坂と、物語の立ち位置そのまんまのステータスなのは偶然か事故か……。


だが、そんな彼にもまだ役に立つ余地がある。
「こいつの使い道はまだあるぜーっ!」

それは、彼を連れていくと仲間に出来るドランゴである。
このドランゴが何故か鬼のように強く、しかも魔物であるドランゴの方がかしこさ値が高い。

  • サブキャラのほうが強い。
  • 敵としてのテリーは耐性が強く、ジゴスパークが効かなかったり、回避率が高かったりとやりたい放題。

……等の理由により、青い閃光(笑)、ドランゴ引換券w、等の不名誉な称号を得ている。
引換後はだいたい雷鳴の剣を剥がされて酒場の警備員に就職する。

とはいえ、見ためは格好いいから使うプレイヤーも少なくはない。
ロマン派の方はミレーユやドランゴと組ませるといいだろう。


DSリメイク版では

加入時LV28、武闘家&戦士をマスターして強くなった……!
……と思いきや、SFC時代密かにあった高回避率が消えてるので長い目で見ると……。
まあ、高回避率自体後半だといらない子なので正直なくても問題はない。
しかしドランゴが鬼のように強くなり、スライム達も耐性が強化されたため、控えポジションからの脱却は難しいか……。
だがドランゴやアモス同様、会話は楽しいので会話だけのためにでも入れる価値はある。


そして遂に3度目の正直。スマホ配信版で更なるテコ入れが行われた。
加入レベルは33。
初期ステータスもわずかながら底上げ。
そして武闘家&戦士に加えて僧侶&魔法使いもマスター済み剣士ってなんだったっけ…キャラづけブレブレとか言わない

バトルマスター、魔法戦士、パラディン、賢者と、一気に4種の上級職に転職することが出来るため、今のパーティーの弱点補強に持って来いである。
後述の漫画版での「バトルマスター・魔法戦士どちらにでもなれる様修行した」という発言のオマージュなのだろうか?
ただ成長率そのものは変わっていないため、最終的には若干の失速をするが、通常プレイの範疇では十分使えるようになったので是非彼を使ってあげよう。
仲間モンスターの数も減ったし。



他媒体では本編での弱さが嘘みたいな活躍を繰り広げる。

■漫画版での活躍

神崎まさおみ氏が描いた『ドラゴンクエスト 幻の大地』では、最初から魔法剣士並みの魔法力を持っている
最後までかなり強いキャラで、本人曰く「バトルマスター、魔法戦士どちらにもなれるぐらい修行した」

仲間になった直後には「俺はバトルマスターだぜ?」と言いながら膨大な魔物の群を独り素手で足止めし、大魔王の城に乗り込む際には魔王であるアクバーを一撃で倒している(縦に真っ二つ)。
大魔王デスタムーア戦ではミレーユと息ぴったりのダブルイオラを放つ、といった大活躍を見せる。

デスタムーアからも、主人公ボッツと並んで最強クラスのキャラとして位置づけられている。
あんまりにもゲームとギャップが酷いため「作者はテリー」などと言われることも

そんな彼も初期の頃、ハッサンの世界論を真に受け取り、冷や汗かきながら『今度から陸地で旅しよ…』と呟く一面も見せた。


■モンスターズシリーズでの活躍

なお、子供時代の彼を主人公にしたゲーム「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド」が存在する。
こちらは当時かなりの人気があった。プレイヤー次第だが最強の魔物使いになる事が出来る。
そこで未来の剣士テリーが出てきて勝負を挑まれるが、そんなに強くない。
しかもリメイクじゃ何故か勝ち抜きバトルで敵として出てくる。どうした未来の剣士。

続編のドラゴンクエストモンスターズ2にも最強クラスの魔物使いとして登場。
パーティーにはデュランがいる。使役しているモンスターにその後に仕えることになるとは。
リメイクではすれ違いパーティに登場、使用パーティはデュランからダークドレアムに変化している。
勝利すればわたぼうをもらえる。

我々のテリー少年には将来、最強の剣士なぞ目指さず、素直に魔物使いとして成長して欲しいものである。
ちなみにDS版6ではこの経験からか、スライム格闘場やモンスター限定のベストドレッサーコンテストで珍しく目を輝かせ熱くなるテリーが見られる。
さらにはスラッジ爺さんに対して「ああいう歳の取り方をしたい」と言っており、我々のテリーは目標が魔物使いへと原点回帰した模様。

本編でも強力なドランゴを唯一仲間に出来る事からも、やはり剣士より、魔物使いの方が向いているようだ。

ただ漫画のドラゴンクエストモンスターズ+はテリーのワンダーランド本編後の話であり、
秘められた願望か、ミレーユを失った経験からかは不明だが闇堕ちしている。
打ち切りになったので決着は付かなかったがラスボスらしい風格や、テリーのワンダーランド時代のような無邪気なテリーやゲームプレイヤーみたいなはちゃめちゃっぷり(楽して作ろうとした失敗作とは言えりゅうおうを使い捨てたり)を漫画で楽しめる。

■モンスターバトルロードでの活躍

SPカード「秘剣ドラゴン斬り」で登場。
それなりに役に立つものの、レジェンドモードドラクエⅠシナリオでは、
Ⅰ主人公の秘剣ドラゴン斬りでないと使えないので、よく読まずに使おうとして弾かれた愚かなプレイヤーに罵られる。

とどめの一撃は、剣に漆黒の雷を乗せ、巨大な雷の刃を発生させるジゴスパーク。
おそらく仲間加入前のテリーだろうが引換券の汚名を拭うかのごとくかっこいい。さすがはテリーさん。
柄違いカードではドランゴと一緒に描かれている。


■ヒーローズでの活躍

「ドラゴンクエストヒーローズ」及び「ドラゴンクエストヒーローズ2」にプレイアブルキャラクターとして参戦。
引換券と揶揄された本編とは打って変わり、味方キャラの中で最強クラスのポテンシャルを持つ。
手数の多さでテンションを溜めやすく、自己回復技も持っており、更に分身する事で手数も回復量も増える。
必殺技のジゴスパークも、範囲は前方のみだが恐ろしく射程が長く、眼前の集団をモーゼの十戒の海よろしく干上がらせてしまう。
最強の剣士の肩書きは伊達じゃない活躍を見せる。

2ではシステム変更の煽りをモロに受け、1程のチート級では無くなった。
…が、やはり手数の多さと自己回復の安定、更に2ではMPも自己回復出来るので、強キャラである事に変わりは無い。

また2では、引換券ネタが分かる人ならニヤリとするイベントも用意されている。


◎PTの構成◎

(①)主人公
(②)ハッサン
(③)ミレーユ
(④)チャモロ
(⑤)バーバラ
(⑥)アモス
―――ここまで固定―――
(補)ドランゴ
(補)優秀な魔物
――――戦力の壁――――
(補)癒し系の魔物
(補)その他魔物
 (好みで)
――――――――――――

決して絶対に引換券には越えられない壁

――永遠のルイーダ警備員――

テリーさん。



非情にも、PTは8人までと決まっているのだ。
テリーさんを入れるぐらいなら、ベホマズンを覚えるホイミスライムやアモスさんを選ぶ方が現実的である。


稀にネットに出没するが、その時は優しく「テリー乙」と言ってあげましょう。


匿名さん「内容が偏ってるので編集しますね」

Ⅵ主人公「テリー乙w」
ハッサン「テリー乙w」
バーバラ「テリー乙w」
チャモロ「テリー乙w」
アモス 「テリー乙w」
ドランゴ「テリー……オツ……」
ミレーユ「テリー乙w」

因みに姉であるミレーユも剣類を扱うことが出来る。つまり……。

2chでは「テリーを褒め称えるスレ」等ネタスレがいくつかある。

余談
記憶捜査で舞台版がスーパーライトCMの竜王と共演した


俺は別に編集してもらっちゃいないが、とりあえず礼は言っておくよ。
またどっかの項目にでも会おうぜ!

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