登録日:2026/06/23 Tue 22:32:12
更新日:2026/07/19 Sun 22:23:14
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LONG AGO, FAR AWAY IN SPACE, THERE EXISTED A
"FANTASY ZONE"
WHERE A COURAGEOUS HERO CALLED
OPA-OPA
(THE PLAYER)
FOUGHT IN A VALIANT CAUSE TO RESCUE
THE "FANTASY ZONE" FROM ITS ENEMIES.
ファンタジーゾーンとは、セガが開発したアーケードのフリースクロールシューティングゲームである。
概要
| 稼働日 |
1986年3月 |
| 開発元 |
セガ第一研究開発部 |
| 発売元 |
セガ・エンタープライゼス(現:セガゲームス) |
| システム基盤 |
SYSTEM 16A |
アーケードゲームの黄金期とも言える1980年代後半におけるセガの名作STGの一つ。
左右に自由に移動できる「フリースクロール」に、貯めたお金で買い物するシステムが売り。
色とりどりのパステルカラーで描かれたコミカルでファンシーなグラフィック、そんな外観にマッチしたサンバ調のノリの良いBGMも見どころである。
しかし、ポップな見た目とは裏腹にストーリー(特にエンディング)が重いのも特徴だったりする…。
大雑把なストーリー
B.G.1422年、宇宙恐慌発生!惑星間の公式通貨が乱れに乱れ、特にエリダス第9惑星は経済的に大打撃!
宇宙協会の調査報告によると、何者かがメノン星人を操って外貨を奪い回り、その金で「ファンタジーゾーン」に巨大要塞を建造中とのこと。
こうしちゃおれんと勇敢にも立ち上がったのは、我らが宇宙戦士「オパオパ」。事態の解決のため、我先にとファンタジーゾーンへと飛び立った。
こうして宇宙の平和と経済は、小さな戦士の手に委ねられるのであった。
主要キャラクター
主人公・オパオパ
カラフルな卵型の宇宙船に、鳥のような白い翼が生えた半機械生命体のような存在。
ランディングギアの代わりに足が生えており、接地状態ではその足でトコトコ健気に歩く。
今回の宇宙を跨ぐ騒動を収束するべく、正体不明の敵が待ち構える「ファンタジーゾーン」へとただ一人飛び立つ。
父・オパパ
見た目はオパオパを何十倍もでっかくしたような感じ。
ストーリー中では行方不明だったが…
弟・ウパウパ
見た目はオパオパの色違い。
後述の専用モードでは、兄貴に代わって宇宙の平和のために飛び出す。
ただ、金銭感覚についてはかなり未熟らしく…
ルール
左右無限ループの疑似環状構造のステージ内に点在する「前線基地」を潰して回る。画面下のレーダーを元に10基全ての前線基地を潰すとボス戦に移行する。
ステージごとに基地の配置は一定だが、任意スクロールの関係上ザコの出現や攻撃が流動的となっており、中にはスクロールについて来て画面外に消せないザコも混じっている。
同じステージに長時間留まり続けると後述のコインの価値低下に加えて難易度ランクが急激に上がり敵の攻撃が激化するペナルティーが発動。
ボス戦で長時間粘った場合は一部ボスを除いて自機めがけて体当たりを仕掛けるようになり、そこから更にボスから逃げ続けるとボスの突進速度が上がって最終的に回避不能になる。
なお、先述のペナルティーで対策されているためか時間切れによるボス戦強制終了(自爆・逃亡等)はない。
PARTS🎈SHOP
敵を倒すとたまにコインがドロップし、それを拾い集めることで強化パーツの費用にできる。
前線基地は100%、ザコによっては編隊全滅で確実にドロップするタイプや1体1体が持っているタイプもいるが、開始からの経過時間に反比例してドロップする額面は下がっていくので、長居してウハウハという甘い考えは通用しない。
ボス撃破時はだいたい体がひび割れてばらばらに崩れ落ちると共に大量のコインをばら撒き、ラウンドクリアのジングルが鳴り終わるまで回収できる。この際画面下で倒すほど飛び散りにくくなり回収がはかどる。
集めたコインは「ショップ風船」(「SHOP」と書かれた赤い風船)に触れた時の買い物画面で使用する。
ショップではオパオパの移動力や火力を強化するパーツが販売されているが、同じアイテムは購入する度に価格が上がっていくために安易な買い貯めができないようになっている。
ショップで購入したパーツは買い物終了直後、あるいは弾切れ時に出現する「セレクト風船」(「SEL」と書かれた黄色い風船)に触れた際に装備を選択する。
同系統のパーツを複数持っていても1種類しか装備できないので買い物は計画的に。
またいくら買いだめしてもミスすると全部没収になってしまうため、抱え落ちには尚更注意。
※下記一覧において、黄色背景は後述のPS2移植「SEGA AGES 2500 Vol.3」版の追加装備。
エンジン系
オパオパのスピードをアップする。ミスするまで永続の上、いくら買っても値上がりしないのでご安心を。
| 装備 |
価格($) |
説明 |
| SMALL WINGS |
(初期装備) |
初期状態。移動スピードは最低で、コインの回収にも一苦労する。 |
| BIG WINGS |
100 |
翼が大きくなりスピードがアップ。それとなく安心。 |
| JET ENGINE |
1000 |
一通りの攻略にはこれくらいで十分な速さ。 これ以降は翼が不要になるのか無くなってしまう。 |
| TURBO ENGINE |
1万 |
見た目はジェットエンジンとはあまり変わらないが、 エンジンから文字通り火を噴いている。 |
| ROCKET ENGINE |
10万 |
大口径ノズルからのぶっとい炎は圧巻の一言。 高速で追尾するボスもこれさえあればかわすことができる...! |
| EVIL WINGS |
20万 |
ロケットエンジンよりもさらに速い悪魔の翼(尻尾付き)。 もはや誰も追いつけないどころか逆に衝突事故の方が怖くなる。
ぶっちゃけ悪堕ちしたもう一人の自分に付けろと |
ショット系
ショットボタンで発射するメインウェポン。初期装備以外は時間制で、残り時間はゲージで表示される。
撃たなくても残りゲージが減っていくので買った装備は極力撃ちまくること。
| 装備 |
価格($) |
説明 |
| TWIN SHOT |
(初期装備) |
この頃のSTGありがちな2連ショット。 1発当たりの威力は貧弱ながら連射力によっては無体なダメージを叩き込める。 |
| WIDE BEAM |
500 |
上下に範囲の広い黄色いアーチ状のビーム。 実は威力はツインショットと変わらないので存在意義どうなの?となりやすい。 一部ボスはガードポイントに引っかかって届かないし… |
| LASER BEAM |
1000 |
押しっぱなしでレーザーを照射。 連射しなくてもいい分は楽だが、時間に応じてレーザーが細くなっていく。
…ショットボタンに連射装置を付けていると空気装備と化す。 |
| 7WAY SHOT |
5000 |
読んで字のごとく、7方向に弾をばら撒く。 遠距離の範囲はさることながら、近距離で連射すれば硬い敵も瞬殺できる。 |
| WILD BEAM |
1万 |
クッソでかいワイドビーム。 雑魚はこれを連射するだけで溶けるが、言わずもがな硬い前線基地やボス相手には役に立たないことが多い。 |
| 14WAY SHOT |
4万 |
前後に7Wayを放つ。 後ろから来る雑魚もこれがあると安心だが、一部を除くボス相手にはぶっちゃけ金の無駄。 |
ボム系
ボムボタンで発射するサブウェポン。(一部を除き)現代のSTGにおけるボンバーとは違い、あくまで火力補助兵装(
グラディウスシリーズのミサイルのようなもの)。
弾数制限があるものは10発までストックでき、撃ち尽くすと初期装備に戻ってしまう。
| 装備 |
価格($) |
説明 |
| SINGLE BOMB |
(初期装備) |
小さい爆弾を投下。移動に応じて横方向の速度が変動する。 1発あたりはツインショットより強いが、着弾・消滅まで次発が撃てないので火力を出すには接近して連射する必要がある。 |
| TWIN BOMBS |
100 |
シングルボムを2連射できる、純粋な火力強化。弾数無限。 |
| FIRE BOMB |
2000 |
炸裂と同時に左右に貫通火炎弾が走る。 前線基地も一撃必殺のため、ステージによってはこれを投下してハイスピードのエンジンで追い掛けるだけで全滅なんてことも。 |
| SMART BOMB |
2000 |
画面上の敵や敵弾を一瞬にして一掃する、所謂ボンバーの役目。 その代わり一発辺りの威力はボムにしてはかなり低い。 |
| HEAVY BOMB |
2000 |
ある意味で本ゲームの代名詞となってしまった「16t分銅」。上空からこれが降ってきて敵を圧し潰す。 一部を除くボスも一撃でペシャンコにしてしまう程の威力。 |
| GRVITY BOMBS |
5万 |
ただでさえ一撃必殺級のヘビーボムが横一列に10個ほど降ってくる。 もはや敵に逃げ場などない。撃ったら最後、相手は死ぬ。 |
| ∞SMART BOMB |
50 |
スマートボム撃ち放題のチート武器。 激安の代わりに解禁にかかる費用がアホほど高い。 |
その他
| 装備 |
価格($) |
説明 |
| EXTRA SHIP |
5000 |
所謂1UP。本作はこれ以外に1UPの手段はない。 残機数が1周クリア時のハイスコアに直結するため、最終ラウンドで金が余ったら買い込んでおくべし。 |
| BARRIER |
2万 |
敵の弾を3回まで防ぐバリア。 敵弾が多い場合は持っているだけで安心だが、衝突死には意味をなさない。 |
ラウンド(ステージ)一覧
原則としては全部で8ラウンドで1周だが、移植版によってはその前におまけのような感じのラウンドが追加される。
ラスボスを倒せば1周終了だが、その際に次の周に行く場合は残機および所持金は没収となる代わり、残機数x100万+所持金x10がボーナスとして加算される。
ROUND 1. 緑の惑星・PLALEAF
| ステージBGM |
OPA-OPA! |
| 前線基地名 |
ドラリンフラー |
緑一面に覆われた山に木や花がそびえ立つ、まさに緑の惑星というにふさわしいラウンド。
前線基地も柔らかく、初心者にとっては仕様を覚えるのにうってつけ。
でっかい切り株みたいなボス。口から緑の弾をばら撒いてくる。
攻撃時にシャッターが開いた口の中が弱点だが、調子に乗って瞬殺しようと接近すると弾が戻ってくるという初見殺しに注意。素直に遠距離で撃ち合うのがベター。
ROUND 2. 炎の惑星・TABAS
| ステージBGM |
KEEP ON THE BEAT |
| 前線基地名 |
バイバーブ |
背景に火山のようなものが多くそびえ立つ以外、火の要素どこ?な惑星。
まだ敵の攻撃は激しくはないが、前線基地が乗った台の陰に敵やオパオパの姿が隠れることがある点には注意。
花みたいなボスで、フラスコ状の本体の頭から噴火し弾を上空から降らせてくる。
花弁にあたる部位が二重構造となっており、弱点となる内側の花弁が弾を防ぐ外側の花弁に守られ、ボムが通りにくい。
ROUND 3. 砂の惑星・LA DUNE
| ステージBGM |
SAALI |
| 前線基地名 |
パタートン |
砂のオブジェが印象的な
砂漠の惑星。
ここから敵が積極的に攻撃し始めるので、気を引き締めていこう。
素朴な顔の円盤の上下に翼が生えたような、砂で出来たボス。
前面にみっしりレーザー砲が並んでおり、上から下から順番に高速でレーザーを撃ち出してくる。
レーザー砲をすべて破壊すれば撃破できるが、1本1本がかなり硬い上に破壊するごとに発射間隔が短くなってくるため、なるべく下から破壊していきたい。というか下を残すと最悪詰む。
最後の手段として、ヘビーボムで一気に破壊するのも手。
ROUND 4. 超惑星・DOLIMICCA
超惑星ってなんだとツッコみたくなる、クレーターの多い青一面の惑星。
前線基地が画面下に集中しているため、レーザービームなどで一気に殲滅すると手っ取り早くボスまで行ける。
いかつい顔をした
カニのようなボス。上下についたアームをくねらせながら、アーム先端のカニばさみから弾をばら撒きまくる。
弱点は本体でなくアームで、全部位を赤く
茹で染め上げれば撃破となる。
スマートボム3発で一気に茹で上がるのは定番の裏技。
- ボス2:U.S.B.M.G.S.TOT
セガMk-III専用あるいは一部移植の隠しボスとして登場する、「ぼくのかんがえたさいきょうのぼす」っぽい名前の魚。隠しボスとして登場する際は、いつも通りクラブンガーが登場すると思わせて、後方から突然体当たりで吹き飛ばしながら出現する。
弱点の舌を出し入れしながら、上下交互に歯を飛ばしてくる。7列に並んだ歯弾をひっきりなしに飛ばす攻撃パターンは単調なものの地味にいやらしく、プレイヤーによってはクラブンガーよりも手ごわい。
レーザービームを使えば攻撃させずに倒すことができる。
ROUND 5. 氷の惑星・POLARIA
| ステージBGM |
HOT SNOW |
| 前線基地名 |
パッカリアン |
夜空の綺麗な雪原の惑星。BGMは初期版と後期版で若干異なるが、いずれもクールでホットなノリが世界観を引き立たせる。
そんな幻想的な外観とは裏腹に、ここから敵の攻撃が本格化。前線基地もそれなりに硬くなっているので、油断しないように。
三段重ね雪だるま軍団。8体の小サイズ、4体の中サイズ、2体の大サイズ、本体の計15体が群れをなす。
サイズが大きくなるごとに雪玉弾幕も大きく激しくなるし、そのくせ前列を全滅させないと次の列にダメージを与えられない仕様も相まって、正面切って戦うとかなり手ごわい。
わざと中サイズ2体だけ残し、時間切れによる特攻モードまで粘る戦法が主流になりがち。
ROUND 6. 雲の惑星・MOCKSTAR
| ステージBGM |
DON'T STOP |
| 前線基地名 |
バルンガ |
辺り一面に無数の白い雲が漂う惑星。
敵の種類がいやらしい挙動をとるものが多いため、不安ならここから7Wayをつかうと幾分か楽になる。
ここからボス戦の際のオパオパの向きが右固定ではなくなるので注意。
目玉の周りに渦雲の列が6方向に並ぶ台風のようなボス。
パターンは渦雲の列を回転させるだけだが、その間の狭い間隔を縫って目玉攻撃しないといけない上、1ダメージごとに瞬きして無敵化するため長期戦になりがち。
もたもたしていると渦雲の回転スピードが上がっていき、最悪の場合振り切れなくなるため、そうなる前に勝負を決めなければならない。
一部ハードや隠し仕様では、渦雲の列が3方向とスカスカになり目玉を狙いやすい代わりに回転スピードの上昇率が高くなったバージョンも登場。
これまたセガMk-III版専用あるいは一部移植の隠しボスとして登場する、「ドジでのろまな亀」のようなボス。隠しボスとして登場する際は、渦が出て来ず狼狽するウィンクロンを上空から踏み潰しながら登場する。
背中の甲羅から放物線状に飛ぶ迫撃弾を発射しまくる。
出し入れする頭が弱点だが、隠しボス版は真ん中に居座る関係上前後どちらからも出す可能性があるため、運が悪いと長期戦になりやすい。
ROUND 7. 水の惑星・POCALIUS
| ステージBGM |
DREAMING TOMORROW |
| 前線基地名 |
ロリンガ |
湖が所狭しと広がる惑星。背景の向こうには海が広がり、そのところどころにも泉のように水の湧き出る小島が見える。
ほとんどのバージョンではここが最終ラウンドの一歩前ということで、前線基地が非常に硬い。縦に並んでいる場所もあるので、初期装備で突破するのは至難となっている。
憎たらしい笑みを湛えた鬼瓦のようなボス。6×5に分裂・合体を繰り返しながらオパオパを追い詰めてくる。
時間がたつと分離・合体のスピードが速くなって振り切れなくなってくるので、やはり短期決戦で臨みたい。
全身が弱点なので7WAYを使うと大ダメージを与えることができる。
隠しステージ(X68000版)
|
+
|
見る |
- ROUND EX. 異世界(仮)・DRAGON LAND
| ステージBGM |
SPACE HARRIER |
| 前線基地名 |
スタンレイ |
特定の条件を満たすと飛ばされる、スペースハリアーとのコラボラウンド。
前線基地を含め敵キャラ全てがスペースハリアーの敵になっている。 ドムもいるよ!
ボスに入ると天井が現れ、以下の順番でボスが出現する。
- 右から破壊不能の「ビンズビーン」の群れが2度にわたって飛来
- 規則的に収束・発散を繰り返しながら弾を撃ってくる「オクトパス」
- 円の軌道を取り、弾を撃つ時しかダメージを与えられない「テトラ」
- 上下左右にふらふらと飛び回りながら撃ってくる「ローリーズ」
- 最後は破壊不能の人面岩「IDA」を従えた「バーバリアン」
かなり長くて面倒なのか、最終面のボスラッシュには組み込まれない。
|
PS2「SEGA AGES 2500 Vol.3」版専用追加ステージ
1面だけを攻略する「チャレンジモード」で貯めた金で購入できる追加ラウンド。
当然ながら1周の時間が長くなるし、ラストのボスラッシュにも各ボスが組み込まれるため、クリアがやや面倒になる。
|
+
|
見る |
- ROUND 8. 野の惑星(仮)・DAWNDUSK
| ステージBGM |
SUNSET TEARS |
| 前線基地名 |
グルーチェ |
緑のほとんどない荒野の惑星。前線基地はところどころに張り巡らされている蜘蛛の巣に引っかかる形で配置されている。
ステージの追加によって単数面しか出番がなかったザコが再登場する機会に恵まれた他、新規のザコも登場する。
ドクロめいた顔をしたトーテムポールのようなボス。
胴体についた目玉のようなパーツを ヨーヨーみたいに伸ばしながら、頭からは弾を撃ってくる。
目玉を伸ばした際の根本が弱点だが、破壊するごとに頭の攻撃が激しくなってくる。
全ての胴体を破壊すると、ようやく頭にダメージを与えられるようになる。弾を連射しながら横方向に体当たりするだけなので、油断せずありったけを撃ち込むべし。
- ROUND 9. 闇の惑星(仮)・APOCHAL
| ステージBGM |
HAPPY CHAOS |
| 前線基地名 |
エガータン |
光の届かぬ暗黒の惑星。遠くには日食や ブラックホールが見える。
ドリミッカよろしく前線基地が画面下に集中しているため、やはりレーザービームなどで手っ取り早く攻略したいところ。
8方向についた砲台と、それを守るスライドカバーが4つついた円状のボス。
ざっくばらんに言うとカバードコアのようなやつで、カバーをスライドしつつ露出した砲台から破壊可能なオレンジ弾を撃ってくる。
弱点となる砲台を破壊するとオレンジ弾が破壊不能の水色弾に分裂するようになるが、破壊するほど分裂数が多くなるので焦らないこと。
- ROUND 10. 洞の惑星(仮)・CAVIAN
| ステージBGM |
CRYNICAL |
| 前線基地名 |
ピカボ |
どこかの惑星の地下に広がるだだっ広い鍾乳洞。それを示すかの如く背景奥には天井が描かれている。
手前背景は円状曲線で描かれた黄色い地形で、前線基地は蔓のようなものを絡めてぶら下がっている。
目が付いた宝石のような本体の周りを破壊不能な正十二面体の鉱石が回転している。
ミスになるのはオレンジの鉱石と本体だけで、壁代わりの緑の鉱石は触れても押し返されるだけ。
ただし当たり所が悪いと本体やオレンジの鉱石の方に押し流されて事故死しかねないので非常にやりにくいボス。
- ROUND 11. 海の惑星(仮)・DEPOOBLE
| ステージBGM |
CORAL SONG |
| 前線基地名 |
パルシェ |
オリジナルにありそうでなかった深海の惑星。ピンクの サンゴや深海植物、星形の小山などラスト手前とは思えないカラフルな世界だが、
敵の攻撃はこの上なく激しいわ前線基地はむちゃクソ硬いわと相応の難易度になっている。
甲冑兜と 仮面ライダーを足して2で割ったような外観の貝。オパオパの攻撃をガードする真珠を手足のように振っている。
上空に跳び上がった後画面手前に出てきて地面に 頭突きをし、下からあぶく弾を浮かせてくる。いわば逆ボランダ。
頭突き自体は当たり判定はないが視界が遮られる点には注意。
|
FINAL ROUND. 悪霊の凝縮した星・SALFAR
| ステージBGM |
BOSS, YA-DA-YO(ラスボス戦) |
| 前線基地名 |
(不在なのでなし) |
いよいよ敵の巨大要塞へと突入。例外的に前線基地は存在せず、代わりに今まで戦ったボスと連戦する所謂ボスラッシュ。
初戦ではオパオパの向きが右固定だったやつもここでは左右に向きを変えることになるため、距離を取ろうとして左に移動すると左を向いてしまう点に注意。
なおこのラウンドでは道中戦がないためラウンド開始時とミス後のリスタート時に自動的にパーツショップへ入店となる。
行方不明になっていたオパオパの父…の体内に寄生した青い「ネノン虫」6体がラスボス。
それぞれのネノン虫は通った後に通行不能の壁を作りながら一定の軌道で進んでいく。
4体目までは固定、5体目はオパオパの縦軸を合わせて追尾、6体目に至ってはオパオパをとんでもないスピードで追いかけてくる。
後ろのヤツほど耐久力が上がる関係上、6体目をガチで倒すのは非常に困難。うまく誘導して壁で自滅させる、ロケットエンジンあたりで振り切る、あるいはヘビーボムで圧殺するのも手。
全滅させると感動(?)のエンディングへ…
主な移植版
セガがハードウェアを製造していた時代の割と初期の機種。
実はアーケード版のリリース前から開発がスタートしていたということで、移植としてはタイミングが非常に早い。
…が、ハードウェアの性能からか基地の数が6基と極端に減ったり、ボスの背景が1色のみだったり、一部ボスが差し替えになっていたりと制約が多かった。
開発元はサン電子。前線基地が8基とやや少ない割には、背景のグラフィックやボスの再現度など割と頑張っており、当初クソゲーメーカーとして悪名高かったサン電子の評価が見直されることとなったとか。
セガハード信者もこの出来の良さにはさすがに舌を巻いたとの噂。
開発元はテンゲン。前線基地が6基、7Wayが5Wayになっていたりと再現性が犠牲になっている代わり、BGMに関しては国内ファミコン版よりも優っているとの評価。
グラフィックに関してはほぼアーケードに近い再現性を実現したが、いかんせんSEやBGMがショボく、見た目に騙されたコアなファンにはすこぶる不評。
のちに発売された「PCエンジンmini」に収録された「near Arcade」版では、BGMは若干改善されている。
初の完全移植どころか、隠し要素として先述の追加ラウンドが実装されている。
セガサターン 「セガエイジス ファンタジーゾーン」
ようやくのセガハードにおける完全移植。初期・後期版の切り替えだけでなく、リプレイも追加されている。おまけではあるが、1面BGMのボーカル版もアリ。
PS2 「SEGA AGES 2500 Vol.3」
無駄に何もかもを3Dポリゴンで描画したアレンジ版。
ステージ開始時のカメラアングルはもちろんのこと、ザコ敵がバレルロールしながら飛んだりボスが事あるごとにプルプル首を振る等無駄にモーションが追加されている。
アーケードに忠実なゲームモードだけでなく、オリジナルモードではボス撃破時に奥行き3Dスクロールのコイン集めボーナスステージが始まったり、単一ラウンドをプレイするチャレンジモードやそこで貯めた金で追加ラウンドや追加パーツを解禁したりと無駄にオリジナル要素が盛りだくさん。
PS2 「SEGA AGES 2500 Vol.33 ファンタジーゾーン コンプリートコレクション」
『セガエイジス2500シリーズ』最終作としてリリースされた本作は、本作のアーケード版や移植版、さらには後述のシリーズ作品までもがっつり収録された、いわばファンタジーゾーンの集大成ともいえる出来となっており、中にはファミコン版っぽくもサウンドやグラフィックが強化された「ネオクラシック」も収録されている。
ニンテンドー3DS 「3D ファンタジーゾーン オパオパブラザーズ」
「セガ3D復刻プロジェクト」の一環として配信。3DSの立体視に対応している以外にも、条件を満たすと出現する隠しボス、手に入れたコインを貯金する「コインストック」、新規モードなどの追加要素を盛り込んでいる。
オパオパの弟・ウパウパが主役の新モード。
オパオパモードと違い、ショップ風船は出ない代わりに任意のタイミングでパワーアップ武器を使用できる…が撃つ度に即座に弾代として所持金から引かれる即金仕様。そのため、湯水のごとく無計画に使いまくるとあっという間に無一文になってしまう諸刃の剣。しかし初期装備が兄よりも貧弱なSINGLE SHOTのため、使わなければ苦戦するステージが多いというジレンマを抱えている。一応ボムは装備システムの都合からか最初からTWIN BOMBへ強化済みで開始となるが…。
なので攻略のためにはコインストックからあらかじめ引き出しておく必要もある。
そう、オパオパが稼いだコインストックから。
兄貴が稼いだ金から。
あろうことか、ストーリーも兄貴の口座に大金が入ってるのを見て
「これなら武器も使い放題!ボクが代わりにファンタジーゾーンを救うぞ!!」
みたいな軽いノリで行動を起こすとんでもないもの。
こんな背景から、誰が呼んだか「穀潰しモード」。
本モードは1周エンドで、エンディングやラスボスの正体に変化がある。
兄貴の金を勝手に使ったツケ。
その報いは、敵の首領役であったオカンにこっぴどく絞られることだった。
結果、使い込んだ分は借金となってしまい…
教訓:他人の金に手を付けてはいけない。
一応やり込み次第では資金0スタート(=自力で稼いだ分だけ)でも十分クリア可能だが、これでクリアしてもお金のことでオカンに怒られる結末は変わらない。もはや理不尽である。
ほぼ3DS版から引き継いだシステムに加え、『コンプリートコレクション』で隠し要素だったエンディングにたどり着くまでの時間を競う残機無限の「タイムアタックモード」が復活。地味に前線基地の位置を教えてくれる「基地マーカー」も追加されている。
その他の主な活躍
シリーズ・姉妹作
本作から10年後を舞台とした続編。父や新たな侵略者の謎を追いつつ、オパオパは再び脅威の迫るファンタジーゾーンへと飛び立つ。
時間軸としてはIIからさらに118年後の未来の物語で、みたび危険にさらされたファンタジーゾーンを救うためにオパオパJr.が立ち上がる。
サン電子から発売された外伝作品。セガの関与はないものの、基本的なシステムはそのままに新しいパーツや武器も取り入れた傑作。
時間軸としてはIIの数年後の物語となる。
- オパオパ(FANTASY ZONE THE MAZE)
本作の前日談、まだ戦士となるべく訓練中のオパオパ兄弟の下積み時代を描いた、パックマン風のドットイートゲーム。
SEGA MARKIIIの専用コントローラー「パドルコントロール」を使用する全方位シューティング。
飛来する隕石から太陽系を守るため、オパオパ兄弟が駆け付ける!
他作品
タツノコプロ制作の、セガ光線銃のオモチャの販促SFアニメ。
オパオパがサポートメカとして出演している(CV:本多知恵子)。後にウパウパも(なぜか「妹分」として)登場(CV:滝沢久美子)。
また、本作のゲームもセガから2作品登場しており、こちらにもオパオパは登場しているほか、2作目のトライフォーメーションでは敵方のノーザ軍にて同型機のノザノザ、ブラックノザノザが登場している。
セガコラボDLCとして参戦。何の因果か、親友であるハリアーもシルバーホーク並みに巨大化した状態で参戦している。
敵を倒すたびにコインがドロップし、それを回収してパワーアップアイテムを購入できる。
購入可能ラインナップはワイドビーム、レーザービーム、7way、スマートボム、ヘビーボムの五種類。
画面下に表示されるアイテムを向き変更ボタンで選択し、バーストボタンで任意のタイミングで購入できるが、購入のたびに値上げされるのは原作同様のためご利用は計画的に。
非常に雑魚敵の数が多いゲームなので、7wayなどでこれを一気に薙ぎ払うと大量のコインがドバドバとドロップして非常に爽快。
専用のDLCコースでは、道中・ボス共に本作のBGMが流れる。中でも、そこはかとなくオパオパ一族っぽく見えないでもないブライトリーステア戦では「YA-DA-YO」が使用されている。ダライアスRのことは忘れよう。
もろにファンタジーゾーンオマージュのシューティングステージが登場する。
敵の見た目からパターン、ボスまでどう見てもパク…セルフオマージュである。
ファンタシースターオンライン以降、レアマグやシャドゥーグ系レア武器としてオパオパが実装されるのが恒例。
ミュージックディスクもよく実装される。
- SONIC&SEGA ALL-STAR Racing
日本では家庭用未発売のレースゲームに生身で参戦。
一発逆転アイテムのオールスタームーブを入手すると、なぜかショップに入店。ロケットエンジン・4連ミサイル・スマートボムのどれか1つを一定時間使い放題できる。
うらら
のソロアタックで両作共に登場。
PXZ
ではツインショット→シングルボム→ツインボム→7ウェイショット→ヘビーボム、
PXZ2
では7ウェイショット→レーザービーム→ワイドビーム→ヘビーボムの順に攻撃する。
バルドル戦で登場する人工衛星がスタンパロンそっくり。それどころか書いてあるラベルにでかでかと『SYSTEM16』『STUNPALON』ってあるし。
その他、スペハリ風ステージのボス戦BGMが本作のボス戦アレンジの他、その他セガレトロゲーのネタも拾っている。
オパオパ型の頭部を中心に歴代セガハードの要素が詰め込まれたヒーロー着「セガリオン」が登場する。
「オパオパヘビーボム」などのモチーフ譲りの必殺技を持つが、どの技も注目度が低い。
スペハリの精神的続編だが非常に影が薄い奴。
隠しキャラとしてオパオパが実装されている。
エンジェランのバリエーション機「慰撫」のLW射撃の見た目がどう見てもオパオパ。ちなみに正式名称は「ウィング・ボール」。
余談
- セガ初期の名作STGとして、40年たった今でもなお姉妹作・移植作が発売されており、1991年にソニックが登場するまではオパオパがイメージキャラクターであったといっても過言ではない。
- 今でこそ半機械生命体としての設定が固まっているオパオパだが、海外用PCエンジン(TurboGrafx-16)版のパケ絵ではオパオパの中に人が乗っていたりする。ツインビーかな?
- 誤植の多さで有名なゲーム雑誌「ゲーメスト」では「アァンタジーゾーン」と脱力感漂う誤植をされたことも。
PLEASE EARN ENOUGH COINS BEFORE REDACTION.
- チカチカしてるから見にくいなぁ -- ボルシャック (2026-06-23 22:43:35)
- 最後のネノン虫、「動きを誘導した上で、ネノン虫の移動する先にツインボムを投げておいてぶつける」形でパターン構築するのが定番だったな。 -- 名無しさん (2026-06-23 23:03:28)
- ウパウパがカス野郎過ぎてワロタ -- 名無しさん (2026-06-24 04:01:45)
- エンディングの「この勝利は今まで払ってきた対価に見合うものだったのか」という一文が、カネが全てのゲーム性に直結していて秀逸 -- 名無しさん (2026-06-24 07:47:54)
- 時代的に「ステージごとに違うボスが用意されている」のが画期的だった時代かな? 同時期のワンダーボーイは「顔だけ毎回違う」という仕様だったし。 -- 名無しさん (2026-06-24 08:21:55)
- 流石にスペースファンタジーゾーンは発売してないから記事に盛り込まなかったか -- 名無しさん (2026-06-24 08:52:16)
- dz・デノ・ローマの元ネタはドラマのスチュワーデス物語だっけか -- 名無しさん (2026-06-24 09:00:02)
- ゲームセンターCXでしか知らんかったが、なにこの弟www -- 名無しさん (2026-06-24 12:58:58)
- ウパウパモード、レーザーのコストが恐ろしく安い事(つまりメインで使える)に気が付けば実は資金ゼロスタートでも余裕でクリアできる -- 名無しさん (2026-06-24 14:32:48)
- ヘビーボムが16トンなのはモンティパイソンが元だと思われるが、16トンである背景はかなりヘビーなのよね。そういう意味では作風にマッチしてる(穿ちすぎ? -- 名無しさん (2026-06-24 20:53:28)
最終更新:2026年07月19日 22:23