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デュークモン

登録日:2010/11/11 Thu 04:01:39
更新日:2026/04/18 Sat 21:56:07
所要時間:約 10 分で読めます





ネット守護の最高位“ロイヤルナイツ”の一員、その強さは桁違い!


『デュークモン』とは、『デジタルモンスター』に登場するキャラクター。


【基本データ】

世代 究極体
タイプ 聖騎士型
属性 ウィルス種
所属 ロイヤルナイツ
必殺技 ロイヤルセーバー
聖槍「グラム」から繰出す強烈な一撃。
ファイナル・エリシオン
聖楯「イージス」から時空を突き破る程の凄まじい破壊力の光の波動を放つ大技。
その威力はあらゆる究極体の必殺技の中でも上位を争う。
得意技 スクリューセーバー
セーバーショット
携帯機の『Dアーク』にて初登場した究極体デジモン。
同時期に放映されていたアニメ『デジモンテイマーズ』の主人公デジモン、ギルモンの究極体としても登場。

ウィルス種の身であるが、デジタルワールドの秩序を保つ聖騎士軍団『ロイヤルナイツ』の一員でもある。
このように、ウィルス種でありながらネットの守護神という矛盾を内包した存在であり、万が一でもバランスが崩れると危険な存在にもなりうる。
度々ワクチン種のデュークモンが出現するが、恒例の誤植である。
それを意味するかのように、腹部には自らのバランスが崩れた時に 世界を揺るがすほど危険な存在になる ことを示したマーク《デジタルハザード》が刻まれている。
余談だが、『ロイヤルナイツ』という単語の初出は、項目冒頭に書かれた、D-アーク付属カードのフレーバーテキスト。

純度99.9%という高い比率の超合金「クロンデジゾイド」を使用した白銀の鎧を身に纏う。
右手は聖槍「グラム」、左手は聖盾「イージス」になっており、真紅のマントを翻す姿は正に聖騎士。
性格は騎士道を重んじ、主君に対しては忠義の士である。


【派生種】

◆デュークモン(グラニ騎乗)

紅き鎧槍騎(グラニ)を得て疾駆(かけ)る、迅雷の騎士(ライトニングナイト)!!
必殺技 ・ユゴスブラスター
グラニに内蔵された兵器「ユゴス」から発射される一撃。
・ドラゴンドライバー
デュークモンが人工デジタル生命体《ZERO-ARMS:グラニ》に搭乗した姿。


◆デュークモン:クリムゾンモード

光の神器で邪悪を滅す、絶対正義の無敵騎士!
世代 究極体
タイプ 聖騎士型
属性 ウィルス種
必殺技 クォ・ヴァディス
全力をもって相手に神槍「グングニル」を投げつけることで電子分解し、異次元の彼方へ葬り去る。
無敵剣(インビンシブルソード)
神剣「ブルトガング」で敵を切り裂く。
デュークモンが己の内に秘めた力を全開にした状態。
グラニと融合することでこの姿になることもある。
パワーを全開放したことにより、鎧部分が熱を持つことで深紅に染まった鎧を纏う。
胸部には「デジタルハザード」を封印したデジコアがあり、体内のパワーを全放出すると背部からまるで天使のような光輝く五対のエネルギーの翼が展開されることが確認されている。
しかしながらこの状態を維持するのは困難らしく、長時間維持することは出来ない。

武装は、実体を持たないエネルギー状の武器、神槍「グングニル」と神剣「ブルトガング」。


◆デュークモン(X抗体)

世代 究極体
タイプ 聖騎士型
属性 ウィルス種
必殺技 ジークセーバー
聖なる力で増幅、長大化した聖槍「グラム」から繰出す強烈な一撃。
ファイナル・エリシオン
原種と同じ。
デュークモンがX抗体を得てX-進化(ゼヴォリューション)した姿。
騎士としての忠義を貫き、聖なる戦いに身を投じるデュークモンが、至高の聖鎧(せいがい)聖槍(せいそう)聖盾(せいじゅん)を授かった姿。
また、その鎧からは危険を表す《デジタルハザード》のマークが消えている。
クリムゾンモード同様にデジコアに封印することに成功したのだろうか。

武装はレアメタルである“レッドデジゾイド”、“ブルーデジゾイド”、“ゴールドデジゾイド”、そして現状最高純度を誇るクロンデジゾイドを組み合せたハイブリッドである。
より聖なる力を発揮するようにフォルムも一新され、聖槍「グラム」は光の槍が放たれるように変化している。

なお、X抗体を獲得する前の赤いマントは、勇者レオモンに与えたと言われている。


◆メディーバルデュークモン

世代 究極体
タイプ 戦士型
属性 データ種
別次元のデジタルワールドにいるらしきデュークモン。
騎士ではなく戦士で、属性もデータ種。
詳細は該当項目にて。


◆カオスデュークモン

混沌の闇より災いをもたらす、鈍色の暗黒騎士!
世代 究極体
タイプ 暗黒騎士型
属性 ウィルス種
必殺技 ジュデッカプリズン
魔盾「ゴーゴン」から全てを腐食させる暗黒波動を放つ。
デモンズディザスター
魔槍「バルムンク」の強力な連打攻撃。
心がダークサイドに染まり、ウィルス種の本能に目覚めたデュークモン。
その精神・思考は完全にダークサイドであり、デジタルワールドに災いをもたらす“デジタルハザード”以外の何者でもない。
クロンデジゾイト製の黒い鎧を身に纏う。
また武装も魔槍「バルムンク」と魔盾「ゴーゴン」に変化している。

四大竜の一角であるメギドラモンと同一の存在との説もある。
すなわち、その暗黒の波動によって見る者によってはその正体が騎士に見えたり竜に見えたりする、ということである。
正直苦しい


【関連作品でのデュークモン】

アニメ『デジモンテイマーズ

CV:野沢雅子
アニメ初登場作品。
主人公・松田タカトのパートナーデジモン、ギルモンの最終進化体として登場。
詳しくはギルモン(デジモンテイマーズ)の項目を参照。



アニメ『デジモンフロンティア

第17話「ブリザーモン 吹けよ雪、呼べよ氷河!」にて…。

この話では、過去作品で登場したデジモンがアキバマーケット内でモブ役として多く登場した。
(ファンサービスの一環であろう)
アグモンブイモンの旧主役デジモン、ウィザーモン&テイルモンのちょっとウルッと来るコンビ等々…。

そんな中、何の前触れもなく現れたのがデュークモン。

しかも…

武器屋の店主として!

もう一度言う

過去作主人公デジモンの究極体が!

武器屋の店主というモブ役として!!

何の前触れも無く登場!!!

したのである。
当時の子供達の驚きはいかほどの物であっただろう…。


しかも、この作品、最終的にはロードナイトモンデュナスモンという、ロイヤルナイツ2体が敵に回る。

このエピソード覚えている子供たちはみんな思っただろう。
「デュークモン呼んで来い」と…。


アニメ『DIGITAL MONSTER X-evolution

デュークモンとデュークモンXが登場。
劇中では無限に迫るデクスドルグレモンの群れをウォーグレイモンX・メタルガルルモンXやその他デジモンと共に殲滅する活躍を見せた。
また、ラストシーンではオメガモンXと共に主人公のドルモンを遠くから見つめ、デジタルワールドの未来を見定める姿勢をとっていた。


ゲーム『デジモンバトルクロニクル』

PS2、ゲームキューブ、X-BOXの3機種で同時発売された対戦格闘ゲーム。
プレイアブルキャラの一体としてデュークモン*1が登場。

そのチャージ技は、ボタンを長押しすると「イージス」の▲模様が一つずつ点灯していき、強力なビームを放つ、という芸コマな一品。

「シールドアタック!」

……この技の唯一の問題点は、技名が『ファイナルエリシオン』ではないことである。


アニメ『デジモンセイバーズ

CV:野沢雅子
ロイヤルナイツの一員として登場。
今作では、それまでのシリーズでは無視されがちだった「進化によるデータ量の増加」が再現されており、デュークモンも小さなビル程度の身長がある。


ゲーム『デジモンストーリー サイバースルゥース

CV:織田優成
オメガモンの盟友として、早くから主人公たちに協力的な姿勢を示す。
しかし、人間に全幅の信頼を置いているわけではなく、アラタがイーターの力を取り込んだ際には容赦なく排除しようとした。
アラタを追っている最中にエグザモンとの戦いの場に辿り着き、マグナモンと共に主人公に加勢するが、戦いの後に負傷した所をアラタに襲われ吸収されてしまう。

その後色々あってアラタとイーターは分離するが、デュークモンについては一切言及されない。
…と思いきや、屋上のマップの隅に密かにいる。
主人公がアラタを助けた作用に巻き込まれたのだろうと語っている。
ダメージを負っているため以降の戦いには参加せず、そしてエンディングにも登場しない。

その後ハッカーズメモリーの方で過去にイーターに同化された同族を放置したばかりにさらなる犠牲を産んだ過去が語られており本編での厳しい態度にもフォローがされている。


【余談】

このデジモンは派生形含めて宗教的や神話的な意味合いを持った装備や技が多いのも特徴である。
名前 Duke(デューク)”とは「公爵」(貴族の最高位)を意味する英語
聖槍グラム 北欧神話に登場するシグルドの魔剣
聖楯イージス ギリシア神話において女神アテナが用いる防具「アイギス」の英語読み
ファイナル・エリシオン Elysion(エリシオン)”とはギリシア神話に登場する楽園の名
ZERO-ARMS:グラニ 「グラニ、騎士ジークフリードの愛馬の名前こそお前に相応しい!」
神槍グングニル 北欧神話に登場する主神オーディンの槍
神剣ブルトガング 中世ドイツのディートリヒ伝説に登場する英雄ハイメの剣
クォ・ヴァディス Domine Quo Vadis(ドミネ クォ ヴァディス)”は聖書の一説として出てくるフレーズ。
「主よ、どこへ行かれるのですか」と訳されることが多い
ジークセイバー 恐らく、ゲルマン神話に登場する竜殺しの英雄「ジークフリート」
魔槍バルムンク 上記の英雄ジークフリートが持つ魔剣
魔盾ゴーゴン ギリシャ神話の怪物姉妹
ジュデッカプリズン ダンテの『神曲』における、地獄の最下層「コキュートス」。
その同心円状に4つに分かれた領域の中心部が「ジュデッカ」であり、その名は聖書に登場するユダから採られている。


デジモンテイマーズ』の描写から「 メギドラモンこそがギルモン本来の正統進化で、デュークモンはイレギュラーな進化 」というものがあるが、これは誤り。
そもそも、デジモンにおける『進化』及び進化先デジモンは、進化元となったデジモンの一側面を伸ばした結果でしかなく、
デジモンアドベンチャー02』では、ゲンナイがデジモンの『進化』について「 進化に本来正しいも間違いもない 」と語り、
アニメでは「間違った進化」という扱いの『暗黒進化』もまた、デジモンの『進化』の一つの形でしかないとしている。

アニメにおける『暗黒進化』とされるものの一例として、『デジモンアドベンチャー』におけるグレイモン→スカルグレイモンへの進化があるが、
無印ではスカルグレイモンへの進化について「アグモンは大切なパートナー」という太一の想いに反するものであることから、
『02』では「強大な力を思い通りにコントロールしたい」というデジモンカイザーの目的に外れているということから、それぞれ「失敗」と称しているが、
デジモンカイザーの場合、イービルスパイラルの影響下にあってコントロール可能なメタルグレイモン(Vi種)への進化は「目的に適っている」という意味で「成功」だろうが、
太一にとってはおそらくVi種のメタルグレイモンへの進化も『暗黒進化』にカテゴライズされると思われる他、
仮にテイマーが「コントロールできない力による無差別な破壊」を望む者や「暴走するような力すら制御してこそ一流のテイマー」と考える者だったならば、
前述した二人が『暗黒進化』(=失敗)と称したスカルグレイモンへの進化も「成功」とするだろう。
要するに、自身のデジモンの進化を『正統進化』(=成功)とみるか『暗黒進化』(=失敗)とみるかはテイマーの主観によるもので、
本来であればデジモンの『進化』、及び複数あるその進化先に「正統」も「イレギュラー」もなく、等しく進化元デジモンの可能性の一つなのだろう。

ギルモンからメギドラモンへの進化は、デジタルハザードを持つギルモンの凶暴性、怪獣然とした風貌という一側面を伸ばしていくことで行き着く結果であり、
デジモンテイマーズ』においてはタカトが怒りに身を任せ、「ベルゼブモンを倒せる力」だけを求めた結果、そのパートナーであるギルモンがメギドラモンへと進化した。
実際にメギドラモンはベルゼブモンを圧倒するだけの力を持っており、進化させた時のタカトの望みを叶える進化ではあったが、
制御不能となって暴れ回るメギドラモンの姿はタカトが望む「ギルモンの究極進化」ではなく、
我に返り、己の怒りでギルモンにそのような究極進化をさせてしまったことを思い知ったタカトは後悔をにじませていた。
そして、その後退化したギルモンとの絆を再確認し、「ギルモンと共に戦う」という強い決意を抱いたタカトが、
テイマーとそのパートナーデジモンが一体化する『マトリックス・エボリューション』を経て進化・誕生したデュークモンは、
「パートナーと共に戦う」という決意に沿った進化という意味では、タカトにとっては「本当の、本物の究極進化」(=正統進化)であり、
タカトのギルモン」にとっては、まさしくデュークモンこそが『正統進化』であるのだろう。


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最終更新:2026年04月18日 21:56

*1 ギルモン→グラウモン→デュークモン と段階を経て進化する