デュナスモン

登録日:2011/03/29 Tue 19:56:01
更新日:2024/03/18 Mon 22:28:20
所要時間:約 3 分で読めます





信じる正義に全てを奉じる忠烈の聖騎士!


『デュナスモン』とは、『デジタルモンスター』に登場するキャラクター。

【基本データ】

世代 究極体
タイプ 聖騎士型
属性 データ種
必殺技 ブレス・オブ・ワイバーン
全身のオーラを巨大な飛竜のエネルギーに変えて放つ。
アニメではどう見てもワイバーンではない(両手がある)が気にしてはいけない。
ドラゴンコライダー
漫画オリジナル技。
全身からオーラによる無数の飛竜を出現させ、対象の周りを覆うように仕掛け、一気に一点に集中させ巨大な温度爆発を起こす。
その威力は瞬間的に恒星のコアほどの高温に達し、ロイヤルナイツ内でも屈指の攻撃力を持つ。
得意技 ドラゴンズロア
両手の平から十闘士と同じ属性のエネルギー弾を放つ。
アニメでは相手の攻撃を吸収してから撃っていた。

【概要】

ロイヤルナイツに属する、飛竜の力を持つ聖騎士型デジモン。

竜の様な強靭なパワーと、高純度のクロンデジゾイド製の竜鎧で無双の強さを誇る。
忠誠心が強く、自身の信じる正義に見合う主君には絶対的に仕える。たとえそれが他者から《悪》と呼ばれる存在でも…。
そのため、武士道、騎士道精神が強く、礼儀を重んじる性格とされている。

名前の「デュナス」はギリシャ語で「力」を意味する“Dynamis(デュナミス)”、ドイツ語で「王朝」「支配者」などを意味する“Dynasty(デュナスティ)”辺りが由来であろうか。

フロンティアでアニメ初登場した際、ロードナイトモンと共に出演したためか彼とコンビとして扱われる場合が多い。
ただし、初登場は『ディースキャナVersion2.0』で、ロードナイトモンよりやや先行して登場している。

実は、何かとウィッチェルニーと縁のあるデジモン。
かつてのカードゲームではミスティモンを進化前に指定したものが多く、ミスティモンを通してウィザーモン等の究極体として扱われることが多かった。
今でこそウィッチェルニーの究極体と言えばメディーバルデュークモンがいるが、そのメディーバルデュークモンとも似通った面を持つ(メディーバルデュークモンは魔槍「デュナス」を持ち、必殺技にレイジ・オブ・ワイバーンがある)。

 デュナスモン「おいデュークモンちょっと表出ろ。ブレス・オブ・ワイバーンでダークエリアまで送ってやるから」

 ロードナイトモン「落ち着けデュナスモン! カウンターで出されたファイナル・エリシオンで空間ごとぶち抜かれるのがオチだ!」

 デュナスモン「返せ!俺の個性を返せ!!ただでさえロイヤルナイツは竜のデータで溢れてるのに!」


【派生種】

◆デュナスモン(X抗体)

冷酷なる正義を執行する忠義の飛竜騎士!
世代 究極体
タイプ 聖騎士型
属性 データ種
必殺技 ドラゴンズガスト
頭部の巨大な角を突き立て飛翔し、体諸共敵に突進する。
ブレス・オブ・ワイバーン
通常種と同じ。
デュナスモンがX抗体を得て進化した姿。

飛竜の能力が格段に引き出され、禍々しいまでの姿に変貌を遂げた。
翼が4枚になった他、胸部と腰部が細い胴で繋がれ、その間の空間にクリスタルが浮かんでいる。
一見、原種の名残がほぼ無いように見えるが、公式絵のポージングや色味の影響も大きく、意外とシルエットは原種の姿を保っていなくもない。
また、カラーリングも公式絵では陰影がキツめなため黒系に見えがちだが、原種通り (やや青みがかかった)“白” の鎧である。

その竜鎧は最軽量の“ブルーデジゾイド”で大半が構成されている。
それに加え飛竜の有り余る強靭なパワーがあるが故に、大型で重量級の自身の身体を、翼の一振りで一瞬にして高高度まで到達可能にしている。
そのため、空の戦いにおいてはロイヤルナイツの中でも随一の実力を持つに至っている。

もちろん、主君のためであれば全力を出すという、元来の性格も維持されている。


 オメガモン「白色の鎧に細い胴……やはり戦いにはこのスタイルが一番だな。」

 アルフォースブイドラモン「ブルーデジゾイド、軽くて着心地いいでしょ?」

 エグザモン「自身の翼で高高度まで飛翔するのは気持ちがええもんじゃろう。のぉ。」

 デュナスモンX「せっかくX-進化したのに…個性が…俺の個性が……」


【関連作品でのデュナスモン】

アニメデジモンフロンティア

情熱の闘士!デュナスモン!!

同僚のロードナイトモンとともにルーチェモンの配下としてアニメ初登場。
圧倒的な力を使うパワータイプだが、自分の力を過信しているところがあり、それが原因で追い込まれることもあった。


何故に疑う?迷う?

そうした邪念は精神を曇らせ、戦場に於いて十分に力を発揮することを妨げる。

従うのだ、ルーチェモン様の命令に・・・
忠誠を誓うのだ

ルーチェモンに対し疑念を抱くロードナイトモンと対照的に、盲目的と言えるまでの忠義を尽くす性格を示す。

その後、迷いを抱いたこともあるせいか、ロードナイトモンはマグナガルルモンの攻撃でデジコード放出状態に陥ってしまう。

「一緒に人間界を攻め入ると約束したのに…!よくも我が同胞を!!」

言ってる内容はアレだが、友を想う友情の深さを見せつけるが、カイゼルグレイモンの龍魂剣の一閃が炸裂。
デュナスモンもデジコード放出状態に陥る。


そして、彼らのデジコードは無情にも、ルーチェモンの進化の糧とされてしまうのであった。

アニメ『デジモンセイバーズ

CV:小嶋一成
ロイヤルナイツの一員として登場。
他のナイツ同様、デジタルワールドを救うために人間界を消滅させるべく活動する。
ブレス・オブ・ワイバーンをぶっ放してた姿が確認できるが、日本国外にいたのかたちとは交戦しなかった。

最終的には「は絶対ではない」ことを悟り、大たちの味方となりデジタルワールド・人間界の両方を救うためにクレニアムモンと共に落下するデジタルワールドを支え衝突回避に尽力した。

なお、ロイヤルナイツがイグドラシルに反旗を翻すシーンでは、ロードナイトモンとドゥフトモンは死亡、スレイプモン(クダモン)とクレニアムモンは離れたところにいたため、 デュナスモンだけが歴代作品の主役ではないデジモンとなっていた。
また、歴代主役+デュナスモンということは全員が竜騎士である。ロイヤルナイツの竜騎士偏重っぷりが垣間見える。

なお、クレニアムモンが大と戦闘になった際にはマグナモンのもとへ駆けつけ、加勢を提案していた。
こちらの世界でも仲間想いな性格なのだろうか。
ロイヤルナイツの攻撃力自慢と防御力自慢が仲間の武器と盾を誉めるシーンは意味深。

前作で相棒のような存在だったロードナイトモンはミラージュガオガモンに敗れ死亡しているため、異なる結末を迎えることとなった。
最期まで敵対したまま退場したが個別回のあったロードナイトモンと、その他大勢のような扱いだったが主人公の味方として最後まで生存したデュナスモン。
どちらの方が扱いが良かったと思うかは貴方次第。


漫画デジモンクロスウォーズ

漫画版のみの登場(一応アニメにも彼らしきシルエットは出ていた)。

他のナイツたちとともにタイキたちの援軍として駆けつけた。
バグラ軍との戦いの中、出現したズィード・ミレニアモンに対し必殺技『ドラゴンコライダー』を発動!!

アルフォースブイドラモン「ロイヤルナイツ屈指の威力を誇るデュナスモンの秘奥義でした(汗)」
アカリ「むしろあの人が世界滅ぼすんじゃないの...?」

しかしズィードミレニアモンにデュナスモン自身も吸収されてしまった。
最終話ではタイキを抱えて脱出している。


ゲーム『デジモンストーリー 超クロスウォーズ』

スパーダモンの師匠がアルフォースブイドラモンではなく彼。

ちなみに、スパーダモンには『古代に存在していた武器デジモンの子孫』と言う設定があり、この縁と、メディーバルデュークモンとの関係から、“デュナスモン自身も武器デジモンに類する存在ではないか”と言われることも。
(同僚のアルファモンもドラゴン型デジモンを武器に変化させて戦うし…)

また、彼自身も武器デジモンであるアルマモンをパートナーとしている。
だが、このアルマモン、第二形態としてバーストモードに変化する恐ろしいデジモンで、バルバモンによって封印が解かれたのち、暴走してラスボスとしてタイキの前に立ちはだかる。

なお、スパーダモンやアルマモンを初めとした武器デジモンは「天使が使えば世界を救い、悪魔が持てば世界を滅ぼしうる」という伝承がある事から、この世界のデュナスモンは真っ当な善人である事がうかがえる。
他の世界のデュナスモンなら確実に暴走させていただろう

しかし、この武器デジモンの設定、言い換えれば「主君(持ち主)に絶対的に仕えることにより、《善》にも《悪》にもなりうる」ということである。
あれ・・・? どこかで聞いたような性格・・・。


ゲーム『デジモンストーリー サイバースルゥース

CV:服巻浩司
ロイヤルナイツの一員として登場。
ドゥフトモンのパラダイス・ロスト計画に賛同し、秋葉原にてオメガモンがドゥフトモンに攻撃しようとしたまさにその時、割り込む形で登場。
ただ、オメガモンの側にもデュークモンが加勢し、その場は撤退する事に。

主人公やノキア、オメガモンが渋谷にてマグナモンと出会った際に再登場。
人間と協力する意思を見せたマグナモンに対し、イグドラシルの意思に従い、人間を滅ぼすよう呼びかけるが、反旗を翻される。
主人公とマグナモンの共闘の前に敗れ、撤退する。

その後は表立っての登場はなくなり、ストーリー中では他のナイツ達が活躍する。
ある者は主人公たちに協力し、またある者は主人公たちと敵対し、敗れて行く。
そして、ロイヤルナイツとの戦いも大詰めに差しかかった時…

杏子「敵対するロイヤルナイツはドゥフトモン及びロードナイトモンを残すのみ」

デュナスモンは完全に 存在を忘れ去られていた

しかし、東京新都庁30Fにてついに登場。
主人公達に加担するデジモンから「叶うならば、戦わずして解決したい」と持ちかけられるが、これを拒否。
たとえ”悪”と映ろうとも自らの道を貫き通す事を選び、どちらの道が正しいか力に問うべく戦闘を仕掛ける。
戦いの末に敗れるが、自ら選んだ信を揺るがすことなく進んだ結末に悔いはなく、満足げに散っていった。


アニヲタ道とは! 追記・修正することと、見つけたりぃいいい!!

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最終更新:2024年03月18日 22:28