スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION

登録日:2010/10/07(木) 09:20:16
更新日:2023/04/25 Tue 10:26:30
所要時間:約 3 分で読めます





スーパーロボット大戦シリーズ初のアニメーション作品。

あのOVA版ゲッターロボシリーズを手掛けたブレインズ・ベース制作のOVA作品。

『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2』のPV内でも宣伝され、OG2発売後の2005年5月から全3本がリリースされた。
本編の裏側を描いたドラマCDも発売され、こちらも3本リリース。

ストーリーはOG2後の世界観を舞台にしたオリジナルの物だが、後にスーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONSスーパーロボット大戦OG外伝でOG2.5の一部として、ドラマCD共々ゲーム本編にシナリオが逆輸入された。
その際に変更点された要素もあり、OG2ではライン・ヴァイスリッターからヴァイスリッターに戻ったので、本作でもヴァイスリッターが登場するのだが、OGsでは戻らない設定に変更されている。

このアニメ化を機に多数のキャラに声優が設定され、ゲームでも続投している。


<ストーリー>
インスペクター事件終結後、軍備増強のため連邦軍は新型機<バルトール>を採用。
それを記念し、式典が開催される事となった。


しかし、式典当日。会場を<バルトール>が襲撃。
同時に世界中に量産されていないはずの<バルトール>が大量に出現し……。


◆問題点
色々と記念すべき事柄が重なったためにファンの期待が集まった本作だが、様々な面で至らない部分が多く、見終わった後に顔が渋くなった人も多かった模様。


  • キャラの扱い
30分×3話という短いスパン故に致し方ないのだが、活躍が一部のキャラに集中している。
出番が全く無かったり、本業を優先して戦闘しないキャラが多数。


  • デザイン
キャラクターのデザインが河野さち子画に似ず、メカも線が減らされた物になっている。

OVAは作画に時間を掛けられる媒体なだけに大きいマイナス点。更に……



  • 作画
ラミアラトゥーニなどの女性陣だけに力が入ってたり、メカの造形が時々おかしくなったりする。


OVAは作画に時間を掛けられる媒体なだけに(ry


  • バンク
オープニング画の本編使用はまだいいが、その他の場面がバンクに使用されている。


OVAは作画に時間を掛け(ry


  • 演出
主にSRX合体シーンに寄せられた苦情。テンポが微妙に悪い。

アレンジしすぎて、使用されたと気付かれない曲が多数(例:エルザムのTronbe!)


  • 設定
長時間、飛行し続けるアルトアイゼン・リーゼ
量産型ヒュッケバインを撃墜した攻撃に耐えるヴァイスリッターなど、設定と矛盾する描写に関する苦情。

細けぇこたぁ(ry

他にも
突然現われ「ODEシステムだ…」のギリアムがネタにされたり
「連れ去られた人たちスッポンポンなのになんでクスハたちは服着てたんだろうね」と三木眞一郎に突っ込まれたりしてる。



このように問題点や苦情が多かったためか、次回作は制作会社を変更して作られた、のだが……。

余談だが、この時代からアニメにおけるゼンガー搭乗機の斬艦刀はMAP兵器染みた演出が為されている。

あと、実は「ヒュッケバイン」と設定された機体が何の問題もなく登場した唯一の映像作品である。
もっとも登場したのが量産型Mk-Ⅱだったので後に問題も発生しなかったのだが、Mk-Ⅲが登場していたらどうなっていたのだろうか…。


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最終更新:2023年04月25日 10:26