たまごっち

登録日:2011/01/05(水) 03:05:05
更新日:2020/03/07 Sat 00:08:20
所要時間:約 5 分で読めます





ど~っちこっち~


あっちもこっちも生麦生米




たまごっち!



たまごっち(Tamagotchi)とは、1996年にバンダイから発売された携帯型育成ゲームの事。

平たくなった卵のような形をしており、中心に小さなモノクロの液晶画面、その下に三つのボタンがついたシンプルな形状をしている。


画面のなかに居るたまごっちに、食べ物を与えたり糞を掃除したりして機嫌を取りながら育成していくゲームである。

時間が経つとたまごっちが変化して、おやじっちやみみっちになる。
(この変化はその時の機嫌や体重と関係しているらしい)

説明だけ読んでもなんてことは無いゲーム機に感じる事と思うが…。


いやー流行ったね!

当時大人気だったドラマ(踊るやつ)で登場したり、
馬鹿売れしていた安室奈美恵がテレビでプッシュした事から大ヒット。
異常な程の大ブームが発生する事となった。


以下熱狂振りを表す例

  • 97年度流行語大賞受賞
  • 定価二千円のたまごっち一個が数万円
  • 希少で価値の高い白は一時二十万円
  • ある夜ガセ情報から渋谷のハンズに長蛇の列が出来るが開店十分前になって店側から販売しない旨が発表されると暴徒化→新聞沙汰に
  • たまごっち欲しさの売春、暴行事件
等々……


因みに筆者の家では親父が一個だけ買って来てくれた。




ぎゃおっぴだけどなッ!


ブームに乗って便乗商品のバッタもんも大量に出ていたと思う。
育成方法を載せた非公式攻略本とか、親父の買って来たぎゃおっぴとか。

また公式による姉妹商品として「戦うたまごっち」こと『デジタルモンスター』や、音楽ユニットを育てる『ポケットビスケッた』・ドラえもんを育てる『ドラえもんっち』とドラミちゃん版の『ドラミっち』、
北京原人を育てる『原人っちのたまごっち』にモスラを育てる『モスラのたまごっち』、PHS内蔵ソフトの『たまぴっち』、「たま」繋がりで新人女優を中村玉緒になるまで育てる『玉緒っち』がブーム期に制作された。
21世紀になってからは『はねるのトびら』キャラを育てる『はねるっち』・『~2』やつがい前提で2台必要な『恋するたまごっちゅ』(あいのり版あり)、おでんくんを育てる『おでんくんのたまごっち』が登場。
さすがに近年では何でも「たまごっちキャラ」化するのもどうかってことか、EXILEがたまごっちに会いに来る『エグモっち』(限定たまごっちの名前でもある)や某司会者がたまごっちにクイズを出しに来る『ヘキサゴンっち』が制作され、
交配によってキャラを生み出す『Tamagotchi m!x』版でも、サンリオキャラクターと交配出来る『サンリオキャラクターズ m!x ver.』が発売された。

後、自慢しに学校に持って来る→体育が終わると無い()
↑のコンボはかなりのあるあるネタだろう。

一週間位後、無くなったやつと同じ色のたまごっちをクラスメイトが持って来て自慢してたりする。
酷い話である。

まぁ、そんな降って湧いた様なブームが長く持つ訳が無く、97年の終わり頃にぱったりと流行が過ぎ去ってしまう。



バンダイ「なん…だと……?

タイミングの悪いことに、たまごっちのお陰でセガとの合併の危機を脱した、バンダイが生産ラインを増やして大増産をした頃にブームが過ぎてしまったのだ。
大ヒットだったにも関わらずバンダイは数百万個もの過剰在庫を抱える事となり、最終的には六十億の赤字になってしまい、
結局ナムコと合併する遠因になったとか。

時計機能と連動しているため、定期的にエサやシモの世話を要する。
こちらの都合などお構いなしにピーピー呼び出すため、授業中にうっかり鳴らしてしまって先生に没収された人も多かろう。
現実の時間を拘束するゲームというのは、夢中になっているうちはいいが、ひとたび冷めるとあっという間に煩わしくなるのだ。


やがて人々の脳裏から忘れ去られていたが、近年になり再復活して、2007年と2009~2015年にアニメの放送が行われた(主役は釘宮理恵声の「まめっち」)。


最新版は2018年11月発売の『たまごっちみーつ』。


ちなみに最近は液晶がである。時代は進化した……。
以降、現在では女児向けの展開が中心となりキャラクターや世界観などはほぼ一新されている。
登場するたまごっちもほぼ一新。おなじみ「まめっち」「くちぱっち」以外は殆ど存在が消滅してしまった。

しかし後に「みみっち」「おやじっち」は復活。「ポチっち」も「アカハナっち」というコンパチなキャラが登場。
また派生作品も見えていたたらこっちのようなたら口のキャラや、たこっちに似た体型のキャラなどでも名残を見せている。

またサブキャラの「ごっち大王」「おトキっち」が地味に登場していたり。

近年では15周年、20周年にばんぞー博士やミカチューが登場したり、アプリ版や当時の復刻版が発売されたりする。

2018年9月からは、LINE QUICK GAMEにて、「LINEで発見!!たまごっち」が配信開始。HTML5を用いており、LINEのアプリさえあれば、専用のアプリをダウンロードしなくてもプレイすることができる。さらに、育成中のたまごっちが例の呼び出し音(ピッピーピロリ)ではなく、LINEのトーク機能を用いてプレイヤーを呼び出してくる。このお手軽さから、JC・JK流行語大賞2018のアプリ部門では2位を獲得。

見よ!これが1996年に一世を風靡したJK文化の復権だ!

……ん、2位?
1位はTikTokです。新時代のSNSには勝てなかったね。
2位じゃだめなんですか!?(死語)

しかし!2018年11月3日から12月3日まで、本作は(冗談のようだが冗談じゃない)長期メンテに入ってしまった。この長期メンテで何人のJC・JKがたまごっちに飽きたのだろう。悲しいねえ。
とりあえず、長期メンテを経て、今もサービス継続中です。





追記・修正はたまごっちをにょろっちにしてからお願いします。

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