四大天使 (女神転生シリーズ)

登録日:2011/11/17(木) 00:09:26
更新日:2024/12/09 Mon 19:36:24
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キリスト教における最高位の天使、ウリエルラファエルガブリエルミカエルの、地・風・水・火に当て嵌められた四柱の大天使を指す。

高い知名度を持つ、天使の中の天使と言える存在なのだが、『真・女神転生』シリーズにおいてはストーリー上で敵対することが多く、仲魔にできない作品もあるなど、同じポジションである四天王と比べるとやや不遇さが目立つ。

【各作品での活躍】

女神転生Ⅱ

初登場。合体でのみ作れるGOOD悪魔(現在で言うLIGHT悪魔)であり、イベントには登場しない。
本作の天使には「全員がサマリカームを使える」という特徴があり、仲魔にさえすれば復活要員として便利。
ただし、天使を作るには魔神を使うか、特定の精霊三体で三身合体を行う必要があり端的に言ってかなり面倒。

また、ウリエルとラファエルは作れるようになった頃にはLv不足*1という哀しみを背負っている。
度々特別扱いされるガブリエル、四大天使の中では最強である事が多いミカエルに対し「その他二名」になりがちなこの二体だが、この頃からなんとも言えない扱いである。

真・女神転生

ミカエルがCHAOS・NEUTRALルートにおけるラスボスと破格の扱いをされているように見えて、対となるLAW・NEUTRALルートの方のラスボスはルシファーのぽっと出の同盟者であるアスラ王であり、今作ではルシファー自身は前面に出て来ず裏で色々と頑張っている……と、所詮は前線指揮官止まりに対して相手は黒幕と、一段(それ以上?の)低い扱いを受けている。

こうした扱いからも解るように、ルシファーがサタンと別人扱いされているのと同じく、メガテンでのミカエルはルシファーとは兄弟なり、何らかの因縁が前面に押し出されたような扱いはされていない。
ルシファーの堕天も唯一神との密約ぽいし。

よって、ルシファーがフィーチャーされてもミカエルがストーリー上で持ち上げられるようなことはなく、それがシリーズ全体での微妙な立ち位置の大元とも言える。

ミカエル以外の三体を悪魔合体で作成することも可能だが、どのルートでもかなり面倒。

真・女神転生Ⅱ

TOKYOミレニアムを支配しているのだが、荒れ果てた世界に救世主が現れない焦りからか暴走し、自ら救世主を造ろうと「メシア・プロジェクト」を計画。果てには神がお話してくれななくなったという理由からニセの唯一神まで造るという暴挙に出る。天使が偶像崇拝という笑えない皮肉である。

唯一、ガブリエルのみは他の三名の暴走に気付き袂を別つと共に本物の唯一神とコンタクトを取っていたが、残り三柱は当のメシアプロジェクトで生み出された主人公に討たれる結果に。
ガブリエルは唯一前日譚(真Ⅰの核投下後~大洪水前の時期)の一つとも言える「偽典・女神転生」の方でゲスト出演みたいな感じで登場する為、この時に一人カテドラルを離れていた状況に理由や真相があると考えられなくもない。
主人公を通してプレイヤーも序盤から指示を受けていたセンターの真実が明かされる中盤の山場のボスという扱いであるが、この場面は色々と衝撃的なのと悪魔絵師の気合いの入ったイラスト再現されたグラフィックは一見の価値あり。
……まあ、強さはラスボスや終盤のボスであった前作からは遥かに落ちてしまっているが。

唯一神は暴走した彼らを見捨て、CHAOS側の総大将ルシファーはサタンとの決戦に備えていてハナから眼中に無いという散々な扱いである。
ガブリエルはその後、唯一神とサタンの側について行動。
かなり衝撃的な働きもしているが、彼女自身とは最後まで戦闘は無い。

四体ともイラストが新たに描き下ろされているが、ガブリエル以外の三体に大きなデザインの変化はない。
ただし、使い回しだった前作に対してポージングが変更された公式イラスト準拠の迫力あるポーズをしていて格好いい。
一方ガブリエルは容貌が女性的になり、厳めしかった表情も和らぎ、耳には十字架型のピアス・左手には百合の花…と全体のカラーリングこそほぼ同じであるものの、様々な点でデザイン変更がなされている。
……が、この美しい大天使としての姿はゲーム中には登場せず、使い回しの俯瞰的なグラフィックしかゲームでは見ることが出来ない。
この、美しいガブリエルの姿がゲーム中でも見れるようになったのは『デビルサマナー』からである。

尚、ストーリーには絡まないものの四大天使も属するカテゴリー大天使(LIGHT-LAW)の最高レベルの悪魔として、どちらかと言えばユダヤ教の方の最高位の天使であるメタトロンが初登場しており、以降のシリーズでもミカエルより高レベルの悪魔というのが定位置となる等、此方でも不遇である。

真・女神転生if...

ストーリーには絡まないが、悪魔合体により仲魔にすることができる。
種族「大天使」の上位4体*2で、それぞれが各属性の最強魔法を所持。ウリエル以外はHP900超。
グラフィックも公式イラストに準拠したものとなっている。

…と、そこそこ厚遇ではあるのだが、レベルの関係で全員仲魔にしようと思うならアキラルート以外では至難の業。
よしんばミカエルまで仲魔にできたとしても、活躍できるかはまた別の話。
よりによってラスボスのハザマがLAW属性のため、破壊神シヴァを軸としたCHAOS寄りのパーティーの方が有効だったりするのだ。
(シヴァは「異なる属性の敵に大ダメージ」を与える特技「天罰」をCHAOS側で唯一所持しており、レベルもミカエルと1しか違わない。)

とはいえ、そこまでのレベルに達しているならば天罰に頼らずともそれなりに戦えるとは思うので、あえて四大天使でパーティーを固めてラスボスに挑むというのもまた一興。
ミカエルのデスバウンドやラファエルのメディアラハンなど、有用な特技も所持しており、カジャ系を継承させればラスボス戦でも戦力となってくれるはず。
魔法継承は魔法継承でまた面倒なのだが。

真・女神転生デビルサマナー~悪魔召喚士~

ヒロインであるレイ・レイホゥは「神降ろし」の儀式によってガブリエルの力を得る事ができる
(他の候補は女神アマテラスと地母神イシュタル)。
攻撃魔法中心のアマテラス、回復魔法特化のイシュタルに対し、ガブリエルは支援魔法を得意とする。

真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE-

登場キャラの一人が中ボスとしてウリエル・ラファエル・ガブリエルを召喚してくるが、出番はそれだけ。
主人公の選択によっては別のボスと戦うことになり、召喚さえされない。似たような立場のサマエルは、ルート次第で同志として仲魔になってくれるというのに。

ソロネからの変異でウリエルを仲魔にでき、残りもそれを軸にした特殊合体で作成可能。
高レベルで、優秀なスキルや耐性、武器スキルが継承できるなど仲魔としてはかなり役立つが、作成の手順が面倒でマッカがかかる上に呪殺耐性の欠如が意外ときつい。

真・女神転生 STRANGE JOURNEY

登場せず、LAW代表や最高位天使の立場は新登場のマンセマットやセラフに譲っている。
おそらく理由は本作の舞台が特殊かつCHAOS側のホームグラウンドで大天使が何人も現れるわけにはいかないのと、過去作と異なる悪魔たちにスポットライトをあてた(本作にはデビルサマナーシリーズや『NINE』初出の悪魔が多い)ため。
恐らくは後者の理由でベルゼブブ、ネビロス、ベリアルといったCHAOS側の常連にも登場しない悪魔が多いので、四大天使だけが冷遇されたわけではない。

3DS版の『DEEP STRANGE JOURNEY』でも新旧様々な悪魔*3が追加された中、四大天使の出番は無く、そのへんは女神デメテルと本気出した三賢人に譲ることに。
やっぱりシュバルツバースに彼らの居場所は無かったようだ。

真・女神転生IV

デザインが全く別物に変更されて登場。絵だけ見ても言われなければ分からないレベルで別物である。
たぶんナンバリングの中では一番まともな、というか破格の扱いを受けている。

ストーリー開始時はガブリエル以外はアスモデウスらによって新宿にある封霊塔カゴメに封印されており、ガブリエルは主の命で「ギャビー」という人間に成りすまして東のミカド国を見守っていた。

ちなみに、封印を画策したのは『SJ』でハッスルしまくったあのマンセマット。なんと、人間と協力して地上の治安維持に力を貸しており、CHAOSルートだろうとLAWルートだろうと、彼の方からは敵対しない。むしろ地上は人間が支配することこそが神の意思だとか宣う始末である。
なので、四大天使とは根本的に折り合いが悪い。

『SJ』を一通りクリアしてから『Ⅳ』をプレイしたプレイヤーは、マンセマットを見てきっとこう思ったことだろう。
「誰だ、お前。」*4

主人公らが他の四大天使を救い出した後は、現国王を追放し東のミカド国の新たな指導者として民を導くことを宣言。その後のルート分岐で主人公との関わりが変わる。

キャラクターとしては第一に民を考える優しき天使たちで*5、LAWルート終盤で主人公かヨナタンを犠牲にしなくてはならないことを申し訳なさそうにする素振りも見せていた。
また、最初に敵対するリリスに与する選択肢をしても、改心を信じていきなり敵対するようなことはしない、と驚くほど温厚。
まあ、他の天使は滅私を通り過ぎて「無私」と化しているのだが。その無っぷりたるや、かつての同僚にして現在の宿敵であるルシファーに心底哀れまれるほど。

だが、ヨナタンと四大天使が合体し、"神の戦車"メルカバーとなった途端に「東京を滅ぼさなければならない」と宣い、挙句いざ東京を滅ぼすと「ケガレ*6の返り血を浴びた我々もまた消えなくてはならない」とこれまた唐突に言い出し、主人公と共に東京もろとも滅び去るという安定のLAWクオリティを見せつける。

もっとも、「東のミカド国の未来永劫の存続」という点から鑑みれば、ミカド国に「変化」をもたらしてしまう東京の存在は決して看過できるものではない。
事実、リリスが持ち込んだ東京の文化によって人々が悪魔に変異してしまい、犠牲者が出る事件も起こっている上、東京にある「無限発電炉ヤマト」は魔界に通じるゲートになりうる。
東京を何とかしない限り、常にミカド国は危険に晒されているのだ。
さらに、元々本作のLAW勢は上位者に従うだけの人形に過ぎず、ガブリエルが異端だっただけの可能性が高い。長い間一人でケガレビトの血が混ざった人間と関わり続けた結果、彼女も知らず知らずのうちに穢れてしまっていたのかもしれない。

なお、悪魔化現象はリリスが引き起こしたわけではなく、人間の中に元々あった要素である。
本作の天使や悪魔は人間の願望に依存しており、天使や悪魔は人間が強い願望を抱き、存在を望まれることで初めて顕現する存在。
なので、人間が望めば何度死のうとも蘇生し、人間が必要としなくなれば志半ばでも勝手に消えてしまう……という、今までの神魔とは一線を画する扱いとなっている。

天使たちはかつて地上から拉致した無垢な子供を改造してさらに滅私な種へと仕上げたのだが、地上からやってきた人間の血と交わってしまったことで願望が芽生え、悪魔が発生するようになった。
平時ではそれは人間自身のルールによって縛られ、露見することはなかったが、リリスがもたらした「本」によって見聞が広まった結果、願望が発露しやすくなった、というのが真相。
なので、ぶっちゃけ地上を消し飛ばしても悪魔がいなくなるとは言い切れなかったりする。

なお、DLCにおいて仲魔にすることが可能。
高レベル、高性能な専用スキルなど、非常に役に立つ。これで見た目がよければ…。

真・女神転生Ⅳ FINAL

『Ⅳ』の続編である『ⅣF』では、さらなる追い打ちが待ち構えていた。
「人間が認識した事象全てを支配する」という本作の神の特性上、彼らの目指す方向で完結してしまった場合、人間の認識は収束してしまうため、むしろ神にとっては迷惑だったりする。
かといって、ルシファーの目指す方向に傾けば神が否定されてしまう。よって、秩序と混沌の狭間で迷うことで神を求め、自由意思で認識範囲を広めていってもらうのが神の理想。

つまり、前述のマンセマットの主張こそが真に神が望んだ方向性であり、彼らもルシファーも人間を惑わせるための存在でしかなかったのである。
その証拠として、忠実なる下僕である彼らを屠って自分の目の前に立った主人公に対し、神はそのことについて一切言及してこない。神の愛(笑)

……しかし、最終局面ではヨナタンとワルターの魂の仲立ちの元、ルシファーとメルカバーが本来の姿である原天使サタンへと合体し、神の元へ二人の救世主を導き、そして旧き神を裁くという大役を果たす。

ちなみに、唯一神すら例外ではなかった「性質が人間の認識に依存する」という特性の影響を受け、ただの人間の力でミカエルの槍がへし折られている

真・女神転生V

全員がIV以前の旧デザインで登場。やっぱりIVのデザインは不評だったのか
しかしアヴさんに食われてメインストーリーには一切絡まず、サブクエストにて登場後合体解禁される。
ミカエルはロウルート限定での解禁、カオスルートでは会話イベントと一応盛り上がりも少しはあるのだが
ウリエル・ラファエル・ガブリエルは三体まとめての戦闘、特に目立った会話もなしという悲しい扱いになっている。登場シーンがⅢのオマージュという程度では慰めにもならなかろう
最上位大天使としてもメタトロンにその座を奪われている上、四大天使全員が専用スキルなしなのが寂しいが
1周目の貴重な四属性相性無視攻撃持ち要因である。火属性はアモンが完全に上位互換スキルを持っているが。

魔神転生

ウリエルが「エティエンヌ・アルフォンス・ラ・フレーシュ」という、やたら長い名前の少年の姿をとって登場。
彼と協力するルートでは四大天使を仲魔に加える事が可能。協力しないルートを選んだ場合でも、敵対する事はない。

珍しくウリエルが厚遇を受けている作品。仲魔になる前・なった後両方でイベントが設けられている。

魔神転生Ⅱ

ミカエルがLAW-LIGHTの代行者として登場。どのルートでも一度戦闘となる。LAW-DARKルートではラスボスを務める。
LAW-LIGHTルートに限り、他の熾天使を全員仲魔にしていれば仲魔になる。
他3人はLAW-LIGHT・LAW-DARK・NEUTRALルートの途中でMAPボスとして出現し、
LAW-LIGHTルートに限って条件を満たしていれば仲魔になる。CHAOSルートだと影も形もない。
どちらにせよイベントらしいイベントはないので、影が薄い。

しかし戦力としては終盤の荒れ地と山岳ばかりのMAPに地形効果を無視する飛行ユニット、
しかも対空魔法のジオ系を弱点としないため飛行ユニットとしてバランスブレイカーに片足を突っ込んでいるぐらい強い。
……ぶっちゃけ対空ユニットさえ慎重に対処すれば、ミカエルを仲魔にする段階で揃ったコイツらだけで蹂躙できてしまう。
マグの問題はあるが……

DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー2

隠しボスとして登場。『真Ⅱ』の世界の四大天使であり、ミレニアム、ファクトリーといった単語が聞き取れる。
厳密には神の情報によって変異したアバターであり、元は人間である。

ウリエル・ラファエル・ガブリエルはかつて攻略したダンジョンに潜伏しており、全て倒してある場所へ行くと、ミカエルを交えた四体との四連戦となる。
それぞれが強力な属性魔法、固有スキルを持ち、敵の攻撃の傾向と弱点を把握し、メンバーを総動員してしっかりと対策をしなければ苦戦は必至。何気にそれぞれの固有スキルが伝承に基づいたものになっている。

特に四連戦の殿であるミカエルはかなりの強敵。
弱点が無く、補助魔法を最大までかけるとほぼ全滅確定の万能属性攻撃のコンボを使い、HPが減ると「破邪の光刃」というこれまた凶悪なスキルをかましてくるため、一瞬で全滅させられることも。威圧の魔石を使って一気に畳みかけるべし。

四連戦の戦闘前には別の世界にいることを自覚しているのにも関わらず「千年王国を作る」と言いだし、「図に乗るな下郎!」「死ね!人ですら無い者よ」「出来損ないの救世主」と戦闘中には主人公らを激しく罵倒してくる。元の世界に帰れと思ったプレーヤーも多いはず。
というか設定的に残り数時間で世界は消滅するという瀬戸際なので、彼らが野放しにされたところで千年王国どころか一日ももたずに消滅してしまう。

とにかく迷走っぷりは相変わらずだが、強さは本物なのでおそらく一番まともなポジションと言える。
四連戦を制すと「討竜マントラ」が取得可能になり、ミカエルの破邪の光刃が使えるようになる。その後のボスは勿論のこと、マントラの名前の通り、最強最後の隠しボスにも有効打となり得る強力なスキルなので無理してでも購入する価値はある。

『真Ⅱ』でまともだったガブリエルとも戦うことになるが、戦闘中は主人公らに愛を説き、優しい言葉を投げ掛ける。
台詞のバリエーションが多いので気になる人は確認してみよう。

真・女神転生 デビルチルドレン 黒の書・赤の書

黒の書で炎の甲冑騎士風ウリエル、赤の書で白衣眼鏡医師ラファエルが中ボスとなり、ミカエルがラスボス。ガブリエルはパスワード入力で手に入る隠しデビルとなっている。
堕落した魔界のデビルと人間界を「天界の秩序」で塗りつぶすべく、「エンゼルチルドレン」ナガヒサ*7と共に魔界へと侵攻し、「魔王」アゼルの娘エレジーをも懐柔した。

漫画版ではアゼルがラスボスとなったためエレジーとの接点やナガヒサ・刹那の兄弟関係が削除されたが、ゲームより行動がえげつなくなり、一時はファイアーランドを完全制圧した。

ただ、どちらのバージョンでも唐突に出てくる感が否めず、特にゲーム版では天使を倒した後のナガヒサ・エレジーがどうなったかなどが語られないため消化不良感が残る。
アニメ版では登場しない。

ちなみにGBA世代の所謂Dチルでも存在が存在なのかミカエルはデザインを変更されたりもしながらもガブリエルを除き続投はしている。
全員レベルが引き上げられ、かつストーリーには炎と氷のミカエルを除き絡まなくなったことからか『ボス』種族ではなく『テンシ』種族に変更になった。
ウリエルとラファエルは隠しダンジョンのランダムエンカウントで入手できる。(光の書及び炎の書ではウリエル、闇の書及び氷の書ではラファエルが出てくる)
ただしこの二人は合体では入手できない。

ミカエルは二種類の新デザインが登場している。
前者のデザインは光の書及び闇の書でのデザインで、こちらは合体限定種。
最上位のテンシ種族が作れる種族合体もしくはアークエンゼルの純血合体によるランクアップで作ることが出来る。
やり方さえ知っていれば光の書ならばクリア前から呼び出すことも出来る。
また種族合体で作れるなかでは最もレベルが高いため、ヘルハウンドを合体事故で作成するためにも狙う必要がある。

もう片方は炎の書及び氷の書でのデザイン。こちらはストーリーに絡む他炎の書クリア後のダンジョン最後のボスとして登場するためか『ボス』種族。
ちなみに前作からミカエルを送り込んだ場合は色違い扱いとなり別種デビルとして登録される。
ポジション的にはルシファーと対となる入手手段だが、ルシファーは前作でも入手可能かつデザインが変わらなかったのに対してこちらは何故かデザインが変わっている。

新デジタル・デビル・ストーリー

物語後半にガブリエルとミカエルが登場。

ガブリエルは神の命を受け「ジョン・クォーク」という人間男性として地上で活動している。
表向きの顔は米国の副大統領。本編の数年前に力が覚醒するまでは大天使としての記憶も失っており、普通の人間として生きてきた。
その経歴から人間や地球に対する愛情は深いが、それ故に苦しむ場面も数多く、不憫な印象も強いキャラクター。
副大統領という立場上「閣下」と呼ばれる場面も複数回ある。ちなみに同作のルシファーの敬称は「殿下」。

ミカエルは神のメッセンジャーとして最終局面に登場。
「トウキョウに、太陽の兵器(核兵器)を落とすべからず。もし使われたるときは、地を滅ぼさん」
という言葉を主要人物たちに伝える。結局どうなったかはお察しください。
同時期に発売された真2のミカエルと比べると極めて無機質な存在に描かれており、対照的。





項目とは…
荒らすものでも消すものでもなく追記・修正するものです

あなたの愛……。遍く世に広げなさい…。

冥殿の祝福を

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最終更新:2024年12月09日 19:36

*1 素材の関係上Lv38以上でないと作れないが、ウリエルのLvは13、ラファエルのLvは20。

*2 メタトロンはガーディアンとしてのみ登場。

*3 前述の三体+ルキフグス。「あくまでも隠しボスとして」という控えめな立場で参戦した。

*4 ただし、元々マンセマットは人間に試練を与えて神への信仰を試す天使なので、こちらの方が本来の姿である。

*5 あくまで東のミカド国の人間のみに対してだけという話で、東京はむしろ滅ぼす対象と見なしている。

*6 東京の民や悪魔を指す。

*7 黒の書の主人公・甲斐刹那の異父弟。