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ネオン=ノストラード

登録日:2012/09/20 Thu 15:45:43
更新日:2026/09/15 Tue 19:30:04
所要時間約 7 分で読めるわよ





百発百中なんだって

自動書記って言って 勝手に手が書いちゃうの


ネオン=ノストラードとは、『HUNTER×HUNTER』の登場人物である。

CV:前川優子(旧)/植田佳奈(新)

+ 目次

×プロフィール×

年齢 10代後半
身長 不明
体重 不明
血液型 不明
出身地 不明
念能力 天使の自動書記(ラブリーゴーストライター)
系統 特質系


×人物×

マフィアグループ「ノストラードファミリー」の長であるライト=ノストラードの娘。

名前の由来は父親のファーストネームである「光」繋がりでネオンライト、ファミリーネームは恐らくノストラダムスから。
髪の色は、原作カラーイラスト及び旧アニメ版ではピンク。新アニメ版では青。

後述する念能力によって、マフィアの大物などの未来や将来訪れる危機などを高額で占い、ノストラードファミリーを一躍マフィア界の大物にした。

能力がファミリーの核になっていることもあって父ライトから甘やかされており、性格は超の付くワガママで世間知らず。
倫理観も無いに等しく、ファミリーの身内が死のうと何の感慨も持たない。
最も身近にあるひとりで、いろいろなワガママも聞いてくれた護衛団長ダルツォルネが死んでも、顔色一つ変えずにこの先の予定を心配していたほど。
その上、その筋では知られる「人体収集家」であり、ファミリーの金に物を言わせて名女優の毛髪やら、龍皮病患者の皮膚といった気色の悪い代物を買い集めている。
当然クルタ族の緋の眼も狙っている。

ただし、決して社交的な性格をしていないという訳ではない。
護衛を巻くためとはいえ初対面の相手と服を交換して礼を言ってにこやかに別れたり、クロロとも極めて普通のやり取りをして、上述のワガママな様子などは一切見せなかった。
また、内面も一概に非情とも言い切れず、年相応の少女らしい優しさや無邪気さを垣間見せることも。
例えば、侍女エリザが恋人であるスクワラを喪い動揺したのを見て撤収を決めるといったこともあった。


×念能力×

ネオン自身は歴とした念能力者ではあるが、本人に念能力を使用しているという自覚は無く、「纏」や「練」などの基本的な技術も習得していない。
「銀河の祖母」という占い師の影響を受け、自然と念能力に目覚めたようである。

天使の自動書記(ラブリーゴーストライター)

対象者あるいはその顔写真を見て、名前またはペンネーム、生年月日、血液型を書いてもらうことで、対象者の未来を「難解な言い回しの四行詩」という形で占うというもの。
詩の記入の際にはペンを持つネオンの腕に丸っこく不気味な天使のような念獣が具現化する。
占いは4~5節に分かれ、1節ごとにその月の週ごとに起きる出来事を暗示している。
『占い』と銘打っているものの、実際は記載された状況下であれば100%当たる未来予知。危険な結果が待っている場合は警告が書かれており、この警告に従うことで避けることが可能。

占いは名前通りネオンの手が勝手に動いて紙に書くため、本人は自分の占った内容を認識しておらず、また後から書いた詩を見ることもしない。
これは「自分が見ない方が当たる気がするから」と言っているが、無意識のうちに制約としていると思われる。
能力を奪ったクロロもそう判断しているらしく、自分が書いた予言を見ることはしていない。


×作中での動向×

ヨークシン編

作中では、ヨークシンのオークションに出品される「緋の眼」をどうしても自分の手で落札したいとゴネて、ヨークシンに出向くことになる。
当然彼女はファミリーによって厳重警備され、万が一に備え複数人のプロハンターまで雇うという念の入れよう。
本命は人体収集家の把握だったとはいえ雇われたハンターの一人の心境はさぞ複雑だっただろう。

クロロが幻影旅団の首領と知らないまま意気投合し未来を占うが、直後に能力を奪われる。
クロロはこの能力で旅団員の未来を占い、鎖野郎ことクラピカの情報を得ることになる。

グリードアイランド編

ワンシーンのみだが登場。自分の能力が出せなくなったことを不思議がっていた。

彼女本人よりも問題だったのは父親のライト=ノストラード。
自身を支える全てであった能力が失われたために焦燥を極めて今月どうすればいいのか困るほど深刻なノイローゼ状態となっていた。
クラピカに得意顔で語っていた商売の才能はなかったらしい。

王位継承編

本人は登場せず、詳細は不明。
しかし、クロロは暗黒大陸行きのB・W号の中で、いつの間にかこの能力が使えなくなっていたシズクに告げている。

ちなみに、クロロが奪った能力は「元の持ち主が死ぬと消える」と明記されている。
ただ、「元の持ち主は生きているが、念能力を消失した」という場合*1などではどうなるかは、現在言及されておらず不明。
つまりは『本に名前が載ると死ぬ』というニュアンスであろうため、少なくともクロロやシズクはネオンが死亡したものとして扱っていると考えられる。

一応、無意識に他の制約を破ってしまうなどして能力を喪失する事態を引き起こした、あるいは除念などの特殊な方法を用いて取り戻した(=ネオンが生存している)可能性も否定はしきれない。

副次的な情報としては、クラピカ再登場時点で、事業を合法的な賭博とボディーガードに切り替えつつも、ノストラード組が名前もそのまま健在であることが言及されている。
そのため、彼女の念能力が復活していないとしてもファミリーは存続していることは分かっている。
ただし、組自体はライトさえいれば存続できると思われるため、ネオンの生死に影響を与えることは無いであろう。

メタ的な話をしてしまうと、100%当たる未来予知が便利すぎて話を作りにくいという事情でクロロから剥奪されたという説が有力である。
普段から使っていればシャルナークの死も防げたわけだが、「いつの間にか」消えていたという発言から、旅団員を定期的に占うという事はしていなかった模様。


×幻影旅団団員の占い内容×

自分の生年月日や血液型を知らないフィンクスらは占えなかった。

  • 【クロロ=ルシルフル】
大切な暦が一部欠けて 遺された月達は盛大に弔うだろう
喪服の楽団が奏でる旋律で 霜月は高く穏やかに運ばれていく

菊が葉もろとも涸れ落ちて 血塗られた緋の目の地に臥す傍らで
それでも貴方の優位は揺るがない 遺る手足が半分になろうとも

幕間劇に興じよう 新たに仲間を探すもいいだろう
向かうなら東がいい きっと待ち人に会えるから

大切な暦が一部欠けて 遺された月達は盛大に葬うだろう
加わり損ねた睦月は一人で 霜月の影を追い続ける

菊が葉もろとも涸れ落ちて 血塗られた緋の眼の血に臥す傍らで
それでも蜘蛛は止まらない 遺る手足が半分になろうとも

  • 【シズク=ムラサキ】
大切な暦が一部欠けて 遺された月達は盛大に葬うだろう
貴方は仲間と墓標に血をそえる 霜月が寂しくないようにと

黒い商品ばかりの収納場で 貴方は永い眠りを強いられる
何よりも孤独を恐れなさい 2人きり程怖いものはないのだから

赤目の客が貴方の店を訪れる 半身は天使で半身は死神
月達の秘密を売るといいだろう 霜月のそれが特に喜ばれるはずだ

熱い日に件の客の仲介で 逆十字の男と2人きりになれるだろう
偽りの卯月は暦からはがされる これで残りは6枚となる

  • 【ヒソカが上を改竄したもの】
赤目の客が貴方の店を訪れて 貴方に物々交換を持ちかける
客は掟の剣を貴方に差し出して 月達の秘密を攫っていくだろう

11本足の蜘蛛が懐郷病に罹り さらに5本の足を失うだろう
仮宿から出てはいけない 貴方もその足の1本なのだから

暗くてわずかに明るい日 貴方は狭い個室で2択を迫られる
誇りか裏切りかしか答えはないだろう 死神が貴方の側に佇む限り

  • 【シャルナーク=リュウセイ】
電話を掛けてはいけない 一番大事な時につながらないから
電話に出るのもすすめない 3回に一度は死神につながるから

解説

睦月(1月)…No.1 ノブナガ
如月(2月)…No.2 フェイタン
弥生(3月)…No.3 マチ
卯月(4月)…No.4 ヒソカ
皐月(5月)…No.5 フィンクス
水無月(6月)…No.6 シャルナーク
文月(7月)…No.7 フランクリン
葉月(8月)…No.8 シズク
菊月(9月)*2…No.9 パクノダ
神無月(10月)…No.10 ボノレノフ
霜月(11月)…No.11 ウボォーギン
師走(12月)…No.12 コルトピ

死神、つまり鎖野郎=クラピカがシズク、パクノダ、シャルナークを殺し、ヒソカが退団することで、旅団構成員が半分になることを示唆している。
ウボォーギンは既に死亡、残りの1人はデータ不足により占えなかったフィンクス・フェイタン・コルトピのいずれか。

暗喩や暗示が非常に多く、読むのに苦労するのも特徴。
ノストラードファミリーは経験上、「眠り」に関する物は「死」「病気」に繋がる傾向があると把握していたが、占いの対象によって別の単語が死を暗示する場合も多い。
たとえばクロロの「菊が葉もろとも涸れ落ちて」は、菊月(9月)が葉月(8月)もろとも涸れ落ちる(水が無くなる=水無月=6月)、さらに涸れ落ちる=死を暗示することで、団員番号9番・8番・6番のシズク、パクノダ、シャルナークが死ぬことが示唆されている、など。
日本語前提の予言っぽいが、ハンターハンター世界の言語体系はゲルマ語という架空の言語が公用語。
おそらくその言語における文学的な修辞がほどこされているのだろう。

ヒソカは予言を渡されて、自分の裏切りが露見しないようにしつつ旅団がヨークシンを離れないように、一瞬で予言を矛盾や無理なく薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)で改竄したが、奴はどれだけ頭の回転が速いのだろうか……。
ちなみにヒソカの予言では、ヒソカとクロロの対決が可能になることが示唆されているが、クロロの予言では書かれていない。
もし予言通りになっていても、クロロに逃げられるかヒソカが敗北したものと思われる。
だが、例え予言の対峙がヒソカ勝利の結末だったとしても、ネオンによるクロロの占いにその「裏切り」が明記された可能性が高いのでヒソカはかなり運も良かった。


結果的にこの予言やヒソカの改竄も相まって、旅団団員は予言にあった団員の半数が欠けるという状況を避けることには成功した。

運命は少しずつだけどズレてきてる♦

さよなら♠


×余談×

ジャンプ掲載時ではクロロの予言が「向かうならがいい」と誤植されていた。
さらにスケジュールの関係で本誌をそのまま脚本に落とし込んでいた旧アニメ版60話でもそのまま「向かうなら束がいい」とそのまま誤植を読み上げてしまっている。
いかんせん予言が抽象的かつ難解な言い回しのため「向かうなら東がいい」→「東に行け」と同様に「向かうなら束がいい」→「仲間を連れて大人数で行動しろ」と違和感なく読み取れてしまうために誤植だと気付くのはまず不可能だろう。

単行本では修正された。旧アニメ版においても、後のOVA版では後に東に向かうことが示唆されるなど、軌道修正していることが伺える。結局問題の60話は修正されなかったが





大切な項目が一部荒れて 遺されたアニヲタは盛大に哀しむだろう
喪男のアニヲタが奏でる通報で 荒らしは高く穏やかに運ばれていく

項目がWikiもろとも凍結し 血塗られたラグナロクに臥す傍らで
それでも冥殿の優位は揺るがない 遺るコンテンツが半分になろうとも

追記修正に興じよう 新たに項目を立てるもいいだろう
向かうならランキングがいい きっと良項目に会えるから

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最終更新:2026年09月15日 19:30

*1 例えばキメラ=アントのヂートゥが作ったサバンナの世界は、「破られると二度と使えなくなってしまう」という制約だったが、ヂートゥの生命を危うくするようなものではなく、単に失われるだけだった。

*2 一般的には「長月」の方がメジャー