登録日:2012/02/27(月) 18:24:33
更新日:2024/11/28 Thu 22:59:20
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本名はレオンハルト。名前の意味は「獅子の果敢」
が、劇中では殆どレーヴェもしくは異名である剣帝と呼ばれる。レオンハルトと呼ぶ人物はごく僅か。
本人的にはレーヴェという愛称で呼ばれるのは不服らしい。
CVは
緑川光
作中描写から年齢は20代半ばから後半と推測される。
軌跡シリーズにて暗躍する結社《
身喰らう蛇》の実行部隊である最高位のエージェント《執行者》の一員。
執行者No.Ⅱ《剣帝》レオンハルト
強者揃いの《執行者》の中でも1、2を争う実力の持ち主とされる。
《剣帝》の名の通り、その剣技は凄まじく他を圧倒する戦闘力を誇る。
愛剣は《盟主》から授かった『外の理』によって造られた黄金の魔剣《ケルンバイター》。
作中で何度も
エステル・ブライト達の前に立ちはだかる強敵。
シリーズでも屈指の実力者であり、修羅にも例えられるその力は人の域を超えるとされる程の力量を持つ。
本人曰く上位幹部に当たる蛇の使徒や理に至った達人揃いのS級遊撃士であろうとも、正面からの戦闘で自分に勝る者など殆どいないとの事。
その後のシリーズに同格とされる強者が何人か登場するが、その中でも彼はまだ発展途上であったようで更に強くなれる可能性がある事が示唆されていた。
冷静沈着で落ち着いた人物であり、個性的なメンツが多い執行者の中で良識派の一人。
過去の出来事が原因か、もう心が冷めきっているという。
民間人への無用な被害を好まずに救助なども行う一方で、目的を果たす為に必要ならば女子供であろうと容赦なく斬るとし、冷酷非情な修羅への道を突き進むと豪語している。
剣術以外にアーツについても卓越した腕前を誇るとされている他、爆破物の解体、指導能力にも秀でているなど芸達者な人物でもある。
空の軌跡をプレイして、彼の印象が薄いという人はまずいないだろう。
その強さ、容姿、思想、生き様等から敵キャラクターでありながらも軌跡シリーズの中でも屈指の人気を誇るキャラクターである。
後の
人気投票ではパーティメンバー以外のキャラではトップの順位に食い込んでいた。
その人気の為か外伝で「レーヴェ物語」という彼が主役の漫画が連載されていた。
内容はFCからSCまでの内容を彼の視点から見たもので、彼の生涯と
ゲームでは見せなかった苦悩を描いている。
但し、一部内容が
ゲームと矛盾しているので注意がいる。
「ロランス・ベルガー」と名を騙り、各地で暗躍する。
猟兵上がりの男で、
リシャール大佐にスカウトされ彼が率いる発足したばかりのリベール王国軍情報部に少尉として所属、という偽りの立場で行動。
あまり素顔で登場はしていないが、ちょくちょく姿を表していて、学園祭の劇を見物したり孤児院の火災からテレサと子供達の救出をしていた。
また部下の特務兵の一員を追撃してきた
アガット・クロスナーと交戦したり、空賊の
カプア家にハイジャックを示唆し、リシャール大佐のクーデターを促したりもしていた。
本作のもう一人の主人公たるヨシュアと何らかの繋がりを感じさせる描写など、非常に謎の多い人物として登場した。
ストーリー中では二回戦うことになる。どちらも終章。
一回目は闘技場。
部下3人を連れて4vs4の戦い。
部下も中々ウザい。
強いことは強いが、リシャールの指示で思いっきり手を抜いており、エステル達に勝ちを譲る。
二回目はグランセル城バルコニー。
アリシア女王開放作戦の最後の敵として登場。
エステル、
クローゼ、
シェラザードの三人の前に立ちはだかる。
前回の戦闘とは桁違いに強く通常攻撃の他に、2回分の完全防御の「アースガード改」、HP回復の「ティアラル」、範囲ダメージ+混乱の「シルバーソーン」と強力なアーツまで使ってくる。
こちらのアーツの発動を潰す「零ストーム」といういやらしい技のほか、そして《剣帝》の代名詞であるSクラフト「鬼炎斬」で大ダメージを与えてくる。
敵キャラクターとして初めてSクラフトを使用してくるキャラでもあるので印象に残っている人も多いのでないだろうか。
パーティーが3人(しかも体力攻撃力共に低い女性キャラ×3)という悪条件もあって、間違いなく今までで最強の敵であり、対策無しに勝つのはかなりの難易度。
シルバーソーンは複数を巻き込めない状況では使わない、アーツ詠唱中のキャラがいる時に行動が回ってくると必ず零ストームを撃つという行動パターンを逆手に取って時間はかかるがハメ殺しが出来るのは内緒
その強さからか敗北してもストーリーは進むようになっている(逆に言えば勝利してもあまりストーリーは変わらない。勝てば驚かれて負ければ失望されるくらい)
勝利した場合はエステルを侮っていた事を謝罪。
「父カシウスの域にいずれ到達出来るかもな」と賞賛するが、直後に反撃してエステル達に勝利を納める。
これほど強いのに本人は「ちょっと本気だす」程度でまだまだ実力を出し切っていない。
軌跡シリーズではよくあること
その後、色々伏線を残しバルコニーから飛び降りて姿を眩ます。
かなりの高さから落ちて無事なのも軌跡シリーズではよくあること
ロランスの名を捨て正体を明かし、各地で行動を開始する。
旧知の仲である執行者No.ⅩⅤ《殲滅天使》
レンからはヨシュアと共に兄貴分として懐かれていたようでよく彼女の頭を撫でていた。
その為、幼いながらも血塗れの道を歩く彼女の行く末を彼なりに気にかけていたようで、エステルの事で困惑する彼女に自分の目で見極める事の大切さを説き、アドバイスをしたりしていた。
聖獣である古代竜レグナートを操り、街を強襲する外道行為を行って追撃してきたアガットと交戦。
彼の
中途半端さを指摘して、軽くあしらいトドメを刺そうとするも彼を庇うティータの想いに折れて見逃し、エステル達に覚悟を決めるように忠告。
その後、実は無用な被害を抑える為に竜の暴走を抑えようとしていたのが判明したり、戦争で亡くなった子供達の墓に寂しそうな顔で花を供えたりと良い人
フラグが立ちまくる。
生い立ちについても語られ、かつてのヨシュアの兄貴分でその姉であるカリンとは恋人関係だったという。
しかし、ある理不尽な事情から故郷は襲われヨシュアを庇ったカリンは命を落としてしまう。
最愛の人を失った彼は
ハーメルの悲劇を引き起こした人々の欺瞞を憎み、「この世を試す」という目的を果たす為に結社に入団した。
またカリンが死に際に穏やかで満ち足りた表情を浮かべ微笑みながら逝った理由が分からず、今もその答えを求めている。
アガットに自分と似ている所があると評したのも戦争によって大切な人を奪われたという共通点故。
ヨシュアに対しては兄貴分だったのは既に過去の事とし、立ちはだかるなら容赦なく切り捨てると語っている。
その一方で彼がエステルを救いに来た際にその気になれば二人とも始末出来るのに敢えて見逃したり
後の決闘直前にはカリンの代わりに心配し続けていた事を告げたりと、大切に思っていたのは変わっていなかったようで、ヨシュアを見守る事も彼の目的の一つになっていたようだ。
終盤、巨大浮遊都市《リベルアーク》の制圧を一人でやってのけ、生身で黒いドラギオンというロボットに乗って空を飛びエステル達が乗る高速巡洋艦《アルセイユ》の翼を切り落とし撃墜する。
リベルアーク中枢塔《アクシスピラー》頂上にて、レンら4人の執行者を撃ち破ったエステル達の前に三度立ちふさがる。
今まで闘った執行者と自分を同列に考えない事だと豪語して前回同様、圧倒的な強さをみせてくる‥‥と思いきや、PC版初期ではそこらのボスと同じくらいの強さであまり強くない。エステル達が成長して差が埋まったとも言えるが……
やはりレーヴェには圧倒的に強くあって欲しい人が多かったのか「弱すぎる」との意見が相次ぎ、有志の手によって「レーヴェ強化
パッチ」が作られ、更に後公式も同様の
パッチを作成、配布した。
結果としてお供のライアットセイバー含め、
ラスボスよりも遥かに強いボスになってしまった。
まぁ、ラスボスの小林幸子EXより威厳があるから全く問題ないんですけどね!
PSP版ではさらに強化。
2体だった分身が最高7体になりアーツ、クラフトともに死角はない。
特にナイトメアともなると泣きたくなる様な強さを誇り、軌跡シリーズの中でも最高難度という意見も多い。
また新技であるSクラフト「絶技・冥皇剣」を開幕早々に高確率でぶっ放してくる。
教授?残念ながら比べ物になりません。
その強さ故に例え勝つ事が出来なくてもストーリーが進める事が可能でヨシュアとの一騎討ちイベントになる。
《剣帝》として圧倒的な強さを見せつけヨシュアを完全に圧倒し、自身の目的「この世に問いかける為」という言葉の真意を告げる。
時代の流れ、国家の論理、価値観と倫理観の変化。様々な事柄の中、強大な力の前では人という存在は余りにも翻弄されやすく無力である。
そして時にその力の前に真実は隠蔽され、都合の良い出来事を真実として創り出されてしまう。かつて彼らを襲ったハーメルの悲劇のように。
しかし、圧倒的な力と存在感を持つ《輝く環》ならば人々に自身の脆弱さを思い知らせ、嘘偽りのない本当の「真実」を突き付ける事が出来る。
彼の目的は圧倒的な能力を誇る《輝く環》を使い、人々から「欺瞞」を無くし、第二第三のハーメルの悲劇が起きる事を阻止する事だった。
だがそれこそが欺瞞であるとヨシュアに指摘され、動揺。
「人は大きな力の前に無力なだけの存在ではない、10年に自分を救ってくれた姉さんのように」「その事にあんなにも姉さんを大切にしていたレーヴェが気づいていない訳がない」
その言葉に
「カリンは特別だ!あんな人間がそう簡単にいてたまるものか!だからこそ人は試されなくてはならない!カリンの犠牲に値するのかを!」と常に冷静さを保っていた彼が初めて感情を露に激昂する。
しかし、
「だったらそれは僕が証明してみせる!人は――人の間にある限りただ無力なだけの存在じゃない!」というヨシュアが歩んできた道の中で生まれた言葉に衝撃を受け、その一瞬の隙を突かれ剣を弾き飛ばされてしまい自身の敗北を認める。
その後は自分達に打ち勝ったエステル達に賞賛を贈るが、パーティーメンバー全員に対して異なるセリフが用意されていたりする。
こういうところでも優遇ぶりがうかがえる。
ヨシュアの成長を喜び、彼の言葉に目的の答えを得た以上はもはや結社に協力する義理は無くなったとし結社から抜ける旨を発言。
仲間入り
フラグが立つも…
そんな
ハッピーエンドを黙って見ているわけがない教授の乱入により背後からの不意打ちによって負傷、行動不能に陥ってしまう。
教授の企みを打ち砕こうとするエステル達を送り出し戦線離脱。
……と思いきや、
ラスボス「アンヘル・ワイスマン」戦でドラギオンに乗って颯爽登場。
ワイスマンが百日戦争を間接的に引き起こした黒幕である事を薄々察していたようで、その真偽を
問い詰めて真相を把握。
空の至宝の力によるワイスマンの無敵
バリア「絶対障壁」によって絶体絶命の窮地に追い込まれていたエステル達を救う為に盟主から授かった「外の理」で出来た剣《ケルンバイター》で「絶対障壁」を切り裂き、エステル達に活路を開く。
しかし、直後にワイスマンに反撃された一撃が致命傷となってしまう。
死を悟った彼は別れを拒むヨシュアに自分やカリンのように大切なモノを守る為に死ぬのではなく、守る為に生きろと諭し、エステルにヨシュアを支え続けてくれる事を懇願。
死の間際にカリンが微笑むように逝った理由を悟り、大切なモノを守れた事に安堵し、満ち足りた想いを抱きながら、彼もまた彼女と同じように微笑むように息を引き取った。
「…ふふ…しかしやっと…分かったぞ…」
「…あの時…カリンが…なぜ…微笑むように逝ったのか…」
「こんなにも…満たされた…気持ちだったん…だな…」
彼の生き様はヨシュアとエステルのみならず多くのキャラクターに影響を与えた。
SCにて死亡したので出てきません。
その代わり、the 3rdには強力な剣の使い手《黒騎士》が登場する。
卓越した剣技とミステリアスな雰囲気、CV:
緑川光も相まって怪しさ満点。
黒騎士‥‥
何者なんだろう‥‥(笑)
せっかくなので黒騎士についての説明すると、みたまんま正体はレーヴェ。
the 3rdの舞台《影の国》の支配者《影の王》がルフィナ・アルジェントの記憶からコピーして作り出した最大にして最強の守護者。
かつて、とある一件で彼女と闘ったようで痛み分けで終わったとの事。
ルフィナ本人は彼が弁えた人物だったから見逃して貰えたと語っているが、レーヴェ自身は借りを作ったと認識している。
彼を守護者に据える事が出来たのもこの借りが理由だったらしい。
この出来事の為かレーヴェはルフィナを買っており、
ケビンから彼女の死を聞いた時は「惜しい女を亡くしたな……」と残念がっていた。
正体を隠していたのはうすうす彼の正体に気付いていたヨシュアがレーヴェと再会出来てもすぐに別れがきてしまう事を恐れた為。
ヨシュアの恐怖心が想念によって影響を受ける影の国が彼に仮面を纏わせたという。
戦闘ではドラギオンを召喚して共に襲い掛かってくる。戦闘力は高い。
が、それより以前に出てくる
カシウスが強すぎるので印象は薄め。
決着後、メンバーとしばしの会話に勤しみながらも最後はヨシュアに別れを告げて消滅した。
因みに消滅の瞬間に彼の隣をよく見ると恋人カリンが佇んでいるというにくい演出がある。
レーヴェとしては裏闘技場のラストにて《剣聖》&《剣帝》のコンビとして出現。
チート親父こと
カシウス・ブライトと組み、二人ともその名に恥じない強さを見せつけてくる。
が、低難易度ならハメ殺せる。
亡くなっているので登場はない。
しかし、名前だけはエステルやレン、結社関係者との会話で度々言及される。
余談だが、零の軌跡にて
レンが
アリオスを見て、「わたし、
カシウス・ブライトを見たけど あなたって剣の技量は彼より上じゃない。そうね、レンの知ってる1番強い人に匹敵するんじゃないの」と言っているがこのレンが言う一番強い人とはレーヴェの事だったりする。
またドラマCDでレーヴェと対峙した際に冗談じみたとはいえカシウス本人の「勝算の低い喧嘩はやらない」発言、また3rdのレーヴェやルフィナの守護者の中では剣帝が最強という発言などがある。
公式コメントでは「アリオスとレーヴェの戦闘力は同程度です。カシウスは剣から棒に得物を変えたことで戦闘力では2人に劣りますが、戦術や知識では大きく上回っています。よって、総合力では2人を超える感じでしょう」とコメントしている。
ハーメル村の悲劇(当該項目参照)の生き残りである。
かつては遊撃士を目指していた好青年であったが、故郷を失い、家族や恋人を失い、大切な弟分の心まで失い、社会や人間の汚さを目の当たりにした彼は修羅の道に落ちることとなる。
彼が結社に荷担していた理由は人間という存在を試すためであった。
人は弱さと欺瞞という罪を償うことが出来るのか‥‥
聖人のようだった最愛の人の犠牲に値する贖罪が‥‥
またFCの数年前に結社の命令で
D∴G教団の収入源の一部であった施設「楽園」をヨシュアと共に潰し、レンを引き取っている。
レンがヨシュアとレーヴェに懐いていたのはこの経緯から。
○戦闘面
作中屈指の猛者なだけに強敵として立ちはだかる。特にFC二戦目とSCは
負けイベントレベルの強さで調整されているので十分に用意して挑もう。
剣技だけでなくアーツについても卓越した腕前を持っているという設定からか、同格の達人達が余りアーツに頼らない中で彼は多用しているのが特徴か。
彼の戦闘時に流れる専用
BGM『銀の意志』は名
BGMとしてファンからは高い人気が誇る。
シリーズお馴染みのクラフトで初の使用者。FC2戦目除いて使用。実体を持つ分身を生み出す。剣帝が強敵たる最大の理由。
作品で微妙に性能が異なり、FCの初戦と3rdの黒騎士時の分身は倒せば消滅するが、SCの分身は数に上限があり、本体を倒しても分身体は消滅しないがそのぶんタフ。
特にSCの分け身は最大七体にも分裂し、零ストームなども使用してくるので非常に厄介。倒すのに手間取ると一方的にボコられ続けるので要注意。
「見切れるかな?」
FC初戦で使用。強烈な物理攻撃。気絶効果を持つ。
アーツ技。回復アーツ。HP回復をしてくる。回復量はシリーズによって様々。
アーツ技。全戦で使用。一度のみ攻撃を無効化する。改の方は二度無効化するチート技。チート過ぎたのか改はFC2戦目以外は使用されなかった。
アーツ技。混乱付与の中円攻撃。
アーツ技。アーツ封じ効果を全体に付与する。SCでは使用されない。
アーツ駆動に反応する嫌らしい技。駆動をキャンセルさせられる。
「遅い!」
《剣帝》の代名詞たるSクラフト。闘気と共に剣を振るい、周囲を凪ぎ払う。
気絶効果が付与されており、近付く程にダメージが増大する。
「受けてみよ……剣帝の一撃を!」
鬼炎斬を上回る《剣帝》最大の大技。第2Sクラフト。剣に冷気を纏わせて放出する事で敵を凍らせ一気に打ち砕く。
大円+凍結付与の大ダメージ。高難易度だと、一発で即死する威力なので確実に防ぎたい。
特徴的なのは初手からいきなり使用してくるのもザラな所であり、ケビンのSクラフト「グラールスフィア」などで防ぐのが有効か。
「燃え盛る業火であろうと砕き散らすのみ……ハァァァ……滅!」
彼の死を悼んだのはエステル達だけではない。
《身喰らう蛇》の執行者、上位幹部である使徒、更には盟主までもが惜しい人物を亡くしたとその死を悲しんでおり、人柄や力量など惜しみ理由はそれぞれ違うものの彼の死を残念がる者は多かった。
親しくしていたレンも勿論悲しんでいたが、3rdで幻影とはいえ再会し、別れを告げれた際には喜んでいた。
ヴァルターはレーヴェの実力に目を付けていたようで度々手合わせを申し込んでいたという。だがレーヴェはいつも理由をつけては断っていたようで結局相手にされなかったなと愚痴っていた。
ブルブランは自身とは違って明確な目的を持って結社に加入した彼が、命を落としながらも最期にはその目的を遂げれた事に安堵しており、レーヴェも今頃はあの世で満足しているのではないかと語っていた。
第二柱《蒼の深淵》
ヴィータ・クロチルダからは好意を寄せられていたらしく、第四柱曰くレオンハルトに随分と惚れ込んでいたじゃないかとの事。
彼を「レオン」という愛称で呼んでおり、アプローチもしていたようだがレーヴェは振り返ってくれなかったという。
スタッフ曰く「レーヴェと
ヴィータが仲良く会話しているのは想像しにくい。相性自体も悪かったじゃないですかね」とか。
第七柱《鋼の聖女》
アリアンロードからは彼女と渡り合える数少ない人物の一人として、よく訓練に誘われていたらしい。
ただ彼本人は稽古には積極的ではなかったようで「無理を言ってはよく稽古に付き合わせてしまいました」と彼女は当時を振り返っている。
作中最強と名高い彼女をして、「いずれは私をも超える剣士になったかもしれない」とその才覚を高く買われていた。
現状、彼女を上回るとされる者は存在しないので、死ななければ或いは作中最強になれてたかもしれない。
それ故に彼が亡くなったのを知った際には使徒の中でもその死を一際惜しんでいた。
尚、彼女の部下である
デュバリィとも知り合いで、あまり手合わせに積極的ではなかった様子を見せる彼にしては珍しく百を超える模擬戦した仲との事。
因みにレーヴェの勝率はおよそ99%、百回やって1回ぐらい一本を取られるかどうかと言った感じの模様。
最強の執行者と言われている
マクバーンも、「レーヴェの阿呆」と言いつつも彼が死んでから張り合いがなくなった、どうも物足りない日々だったと口にしており、一目置かれていたようである。『閃Ⅲ』では、デュバリィとシャーリィが彼の墓参りに訪れた際、「マクバーンのお気に入りだった」とはっきり口にしている。
このように生前の交流関係が少しずつだが明らかになってきている。
盟主は彼の死も予測していたようで、漫画「レーヴェ外伝」では「遂にこの日が来ましたか」と発言。
本当に惜しい人物を亡くしたと語り、「せめて彼の御霊に安らぎがある事を」とアリアンロードと共に祈りを捧げていた。
因みにおよそ10年間も結社に属していた為か遊撃士にある程度は名が知られているようで、
サラ・バレスタインはレーヴェの名を聞いた事があるような反応を見せていた。
死後、折れた彼の剣はヨシュアの手によってハーメル村の墓に供えられる。
最愛の人カリンと共に今もヨシュアとエステル、そしてレンの成長を見守っているだろう。
七耀暦1206年……巨イナル黄昏の呪いが極まった頃、それに連動する形で活性化した七耀脈によって高位次元の悪魔がハーメルに現れた。そしてその起点となっていたのはレーヴェの魔剣ケルンバイターだった。リィンがエステルやヨシュアと共にそれを撃退したとき……ケルンバイターを通してエステル達に忘れ得ない彼の声が聞こえた。
リベールの異変の当事者の彼らにとって因縁深いハーメルで、思いも寄らない嬉しい再会を果たした彼らは改めて黄昏の阻止を誓った。
「ふふ…しかしやっと…わかったぞ」
「…あの時…wiki籠りが…何故…微笑む様に逝ったのか…」
「追記修正とは…こんなにも…満たされた気持ちだったん…だな」
- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-10-26 20:22:56)
- 退場してかなり経った閃4でもホントに結社の大黒柱だったんだなと痛感する -- 名無しさん (2018-11-02 21:46:59)
- ↑新しく入ったセドくんが新しい大黒柱になってくれることを祈ろう。ところで、閃4で、ハーメルの悲劇の間接的原因であるイシュメルガが倒されて、レーヴェもあの世で喜んでるだろうな。 -- 名無しさん (2018-12-23 18:27:53)
- そういえば、ハーメルの裏には教授がいたことはつかんでいたけど、さすがにその下地には『黒』の呪いがいたことまでは見抜けなかったのかな。 -- 名無しさん (2019-01-12 13:23:20)
- ↑流石に知らなかった(わからなかった)だろうね。ワイスマンは知ってて呪いの実証実験兼ねて唆したとかありそうだけど -- 名無しさん (2020-10-08 11:01:49)
- お堂の鬼さんもパワハラ上司と出会わなければ剣帝さんみたいな柱に迫れるぐらい武術を磨けたのかもしれない…お堂の鬼さんは劇中最初の雑魚鬼な分違う意味で運が無さ過ぎたんや -- 名無しさん (2021-01-06 06:20:04)
- 盟主はどの程度レーヴェの存在を重要視していたのか… -- 名無しさん (2021-03-16 23:05:59)
- 彼が今のレンを見たらどれほど尊い微笑みを見せてくれるやら… -- 名無しさん (2021-08-26 20:39:54)
- 田舎の村で遊撃士目指してただけの若者なのに異界の王に次ぐ執行者になってるの凄すぎる -- 名無しさん (2021-10-20 22:22:21)
- 相応の過去を背負ってるとは言え、同等以上の実力者と違って出自や異能とか特別な要素ないのか…執行者たる資格に「心の闇」が必要だったり修練を極めて「理」に達する設定とかもあるし、執念で異常な実力を獲得するのは世界観に基づく理由もありそう -- 名無しさん (2021-10-24 18:41:06)
最終更新:2024年11月28日 22:59