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聖 白蓮

登録日:2009/09/11 Fri 11:59:04
更新日:2026/07/15 Wed 06:43:00
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いざ南無三――!


東方Projectの登場キャラクター。

読み:ひじり・びゃくれん


能力:魔法を使う程度の能力(身体能力を上げる魔法を得意とする)

二つ名:封印された大魔法使い
    ガンガンいく僧侶
    霊長類を越えた阿闍梨
    妖怪寺の魔住職
    極速! ライダー僧侶
    超人的で悟りを開く大阿闍梨

テーマ曲:感情の摩天楼 ~ Cosmic Mind


千年前に魔界に封印された僧侶。

種族は魔法使い。
後述の老年期に魔法を得て若返りと法力(魔力)を獲得した為、先天的な魔法使いのパチュリー・ノーレッジとは違う。こちらの方と同じ。
別に僧侶が魔法使いやったって良いじゃない。


人物

容姿

紫と金のグラデーションが入ったロングウェーブをしており、頭頂部は紫からそこから徐々に金色に変化する。なおZUN氏では地毛。
白黒のゴスロリ風のドレス姿で黒地のスカート裾に数本のヒモのようなものが垂れている他、胸部辺りにヒモが交差している。
星蓮船での姿は長袖で深紅のマントを着用していたが、黄昏の立ち絵は動きやすさを意識して半袖に変更されて首元に*緑色の数珠を掛けている。

更に深秘録以降は後述の条件で「黒のライダースーツ」を着用し、胸元は黒生地がバッテンのように隠しているが開けている。

性格

礼儀正しく、包容力を溢れていて人助けは労を厭わない博愛主義者。
曲者が多い幻想郷の住民で白蓮の聖人さにZUN氏は「ものすごくいい人」と解説している。
一方で「人も妖怪も神も仏も全て同じ」と言う豪胆な一面を兼ね備えており、早苗はそのことを否定している。

ただし白蓮も自身や慕う者たちに危害を与える者には怒るようで『東方智霊奇伝』では宮出口瑞霊の蛮行に激怒して武力行使にでた。


魔法を使う程度の能力


魔法使いだが、彼女の場合は主に肉体強化系とバフ系の魔法を得意としている。
詠唱すれば拳は鉄をも砕く剛拳、八卦炉の直撃にも平気な耐久力、天狗にも引けをとらない超人的スピード、五感強化と多彩。

蓮の花をモチーフの魔力で形成したのを翼のように広げて弾幕の展開、独鈷杵をビームサーベルのように斬撃武器に変化や数珠を射出して雷を落とす、毘沙門天等の神を召喚する術などと肉弾以外の魔法を多くこなす。
だが得意としてるのは肉体強化魔法の模様。

魔人経巻

「まじんきょうかん」と呼ばれるマジックアイテムで星蓮船の聖の立ち絵や勝利ポーズで見せる幾何学模様で描かれた虹色の巻物。
書籍によると「魔界封印時代に暇を持て余して製作したもの」で効果は
  • 軽い&丈夫
  • 経年劣化しない
  • 内容量はほぼ無限
  • 内容は呪文やお経で、詠唱が不要なオートモード

と凄まじい性能だが、白蓮しか扱えない。

元々は人間で、魔法以外にも弟である命蓮から人間時代にならった法力も使える。

弟の命蓮は伝説に謳われる僧侶であり、彼女と命蓮は非常に仲が良かった。
しかし命蓮は早くに他界。彼女は酷く嘆き悲しみ、死を極端に恐れるようになる。

この時点でかなり年老いていた彼女は、妖術や魔術の類いを習得し、人間を捨て若返りと不老長寿の力を手に入れた。
しかしその力は前述の通り妖術や魔術の類いであり、人間が妖怪達を完全に排除すると力が失われてしまう為、
彼女は妖怪達を敬い、助けることにした。

当初こそ前述のようにかなり独善的な理由で妖怪を助けていたが、次第に妖怪達の不遇を知り、本気で助けたいと願うようになった。

ちなみに、彼女にとっては神様と妖怪は同じとの事。
(人から信仰されるのは神様、人から恐怖される・退治されるのが妖怪)
一緒くたにするのは女神転生シリーズのような感覚なのだろうか。
ちなみに現実世界でも似たような事を主張している妖怪研究者は存在する。

この頃、彼女は僧侶であり人間達から妖怪の退治を依頼されることも度々あったが、
表向きは妖怪を退治しているように見せかけて、裏では妖怪達を助けていた。

しかしそれにもやがて限界が訪れ、事が人間達に露見してしまう。
彼女には人間達に敵対する意思はなく、妖怪と人間は平等たるべきだと願っていただけなのだが、
妖怪に喰われる側の人間達にそんな論理が通る筈もなく、仲間は地底世界に彼女は魔界に封印されてしまった。

それから1000年程魔界に封印されることになったが、封印から解放された彼女を見るとかなりド派手な格好をしている。
魔界ではこういうファッションが流行っていたのだろうか。
ついでに1000年以上封印されていた彼女と面識がある時点で、命蓮寺組は全員1000歳以上の超年増軍団でもある。

作中では

星蓮船

詳しくは彼女を慕っていたたちに書いているが前作の騒動で地上に舞い戻り合流を果たすと白蓮を救おうと封印解除の手掛かりである飛宝を探している最中、主人公達がたまたまその飛宝を手に入れ騒動に巻き込まれるという形である。
主人公たちとの交戦など幾多のトラブルがあったがようやく彼女の封印が解かれて魔界にて対峙。

ああ、法の世界に光が満ちる

貴方がこの世界を解放してくれたの?

1000年と言う永い時でも忘れることなく、彼女を救おうとしていた妖怪たちがいたことに感涙する。

そうだったの……もう千年以上も何の力にもなれなかったというのに……

だが、主人公たちの話で敵対するものと知ると対決に移る。
霊夢の場合は「彼女が妖怪退治をしていた点と自身が妖怪を味方にする事に否定される」、魔理沙の場合は「魔法という偏見による迫害された過去と彼女が人間と妖怪の平等性を否の言葉」、早苗は「妖怪退治は正義ある行いの発言と神と妖怪はひとくくりである考えに相容れない」に対して彼女は怒りをみせていた。

星蓮船以降

封印が解けた後は命蓮寺を建立し、住職に収まる。
命蓮寺には復活を助けてくれたかつての弟子達の他にも、同『星蓮船』にて誤解と反抗心から自分の復活の邪魔をしていたが事情を知った後に快く受け入れた封獣ぬえ、幽谷響子などの新たに入門した者、そのぬえが『神霊廟』にて聖への恩義もあって外の世界から呼び寄せた二ツ岩マミゾウのように強力なのが居着いたりしたりもしているのだが、人柄と実力から変わらずに勢力のリーダーとなっている。

宝船が変化したお寺は縁起がよい、と人里の信仰を集めるだけでなく、
白蓮の思想故に妖怪からも信仰されている為、博麗、守矢両神社側は警戒しているとか。
まぁぶっちゃけ両神社関係者の自業自得なんで同情の余地は全く無いが。

道教勢力の存在を知り復活阻止のために廟の上を選んで寺を建立したのだが、甲斐なく蘇ってしまい、
神霊廟以降では道教を広めようとする豊聡耳神子が活動し、幻想郷では宗教が四つになっている。
ただし彼女自身は他の宗教の事は精々商売敵ぐらいの感覚であり、彼女達と積極的に敵対しているわけではない。
廟の封印も「なんか地中にヤバそうな物が埋まっているから封印しておこう」程度の認識だったらしい。
尚、一口に仏教と言いつつも現実の世界では弟の命蓮から聖が引き継ぎ、命蓮寺の者達が学んでいる宗派(聖自身が使う法具や弟子で本尊代理の関係からも密教の一宗派だと思われる)は既に滅んでしまっているらしく、その辺は幻想郷の宗教として相応しいというか。

魔法使いということで銀河系の魔法や、蝶と花を模した曼荼羅を使っての攻撃も強力なのだが、本領は身体強化の魔法。
身体能力を上げた彼女の速さは天狗にも迫る程。
命蓮の法力が詰まった飛倉で暮らす事で身に着けた力なので、身体強化魔法は仏法に基づくらしい
(星「倉に触れるだけで身体能力が上がる」/神子「仏教だから物理攻撃とは安直すぎないかい?」)。
ちなみに、最初は若返り後に妖怪救済として用いた力は星によれば魔界の力らしく、それが魔界へ封印される原因にもなってしまった。

戦闘スタイルはレミリアと同類なので、弾幕ごっこよりも近接戦闘の方が得意なタイプである。


星蓮船以降の作品

『ダブルスポイラー』

LEVEL12で登場する。
カメラが効かない(弾幕を消せない)護法を展開させるなど、元人間ながらに射命丸に実力を評されるなど『大魔法使い』の名に恥じない強さを持つ。


『心綺楼』

プレイヤーキャラとして抜擢される。
特技:「超人の血統」
必殺技を使用するには、「詠唱」というチャージ行動をして再び同じ必殺技を入力することで使用回数を消費して必殺技を発動させるという縛り行動を受けてしまう。
別の必殺技を出す際には改めて「詠唱」をしないといけない為、使い分けが難しいが代わりに必殺技はどれも強力。
頒布当初は詠唱、コンボが繋げにくいなどで最弱の烙印を押されたが、パッチ配布後は最強キャラへと君臨し、一時は聖だらけになった。
今は、最強とはいかないが上位組になっている。


『弾幕アマノジャク』

最終日に登場。
シーン1、シーン6 で戦うことになる。


『深秘録』

妹紅や針妙丸などの新規キャラが出るが続投。
関連オカルトは「ターボババァ」。
怪ラストワード『100キロで空を駆けろ!』を発動させると、「黒のライダースーツを着た白蓮が漆黒のバイクに乗り相手を轢く」というインパクトの高い技をする。
この女、僧侶で、ライダー!
念のために言っておくが、「ターボババァ」は「高速道路を走る車を自らの足で追いかける老婆」の怪異であり、決して「大型バイクを乗り回す珍走婆さん」の怪異ではない。

なお作中の他のキャラクターからは「思い切った」などと言われている。

『憑依華』

神子と組み、お互いに部下を連れて完全憑依異変の調査に乗り出す。
霊夢と紫によって完全憑依異変が一応の解決を見た後は、首謀者の一人である女苑の身柄を引き受けて更生に乗り出す事になる。
なお更生には失敗して逃げられてしまうが、多少の成長に寄与したので全く無駄ではなかったようだ。

夢の住人として現れた白蓮は自分が楽する目的で部下には雑用を修業として課していたといった旨を話していて、
夢の世界を監視しているドレミーが「貴方は夢の世界と現の世界がさほど剥離していないですね」と述べていたため、
文々春新報で報じられたブラック労働(実際に起きて裁判沙汰へ発展した仁和寺からのインスパイヤ)は事実だとプレイヤーに思われて評判が落ちる一幕もあった。
もっとも、他の夢の住人達は好き勝手暴れまわる奴や独裁者化する奴、果ては世界を滅ぼそうとした奴までいたため、その中ではかなりマシな部類ではある。*1

元ネタ

彼女のスペルカードには元ネタがあるものがいくつかある。

  • 大魔法「魔神復誦」
旧東方に於ける代表的なラスボス枠である創造神・神綺の弾幕に酷似。
『魔界』ということで旧作ファンへのサービスだと思われるが、スペルカード名からも実際に魔界に封印されていた間に何か交流があったかもしれないとも考察出来るものになっている。

  • 飛鉢「伝説の飛空円盤」
恐らく緋蜂と飛鉢説話の捩り。ボム無効やリングビットに弾幕が似ている。


二次創作

同人では聖人設定のためか、天然の入ったお人よしキャラとしての描写が多い。
一輪や寅丸などから慕われている、包容力のある母親のような頼れる女性として扱われることがある。
後は公式でZUN氏に「いい人」と言われた事も影響しているだろう。
『東方心綺楼』の元凶であり、関わりを持つことになった秦こころ関連ではストレートに“お母さん”として扱われていることも。(ライバル扱いの豊聡耳神子はこのネタだと“お父さん”に収まってたり。)


  • 怒らせると怖い、実は黒い
いい人だが怒らせると怖い、いい人キャラの宿命として「実は黒い」というネタも存在。
特に自分の見ていないところで戒律を破る弟子達への過剰な制裁やら神子との対立ネタなどで使われる。


  • 巨乳、爆乳
包容力があるので、巨乳キャラとして描かれていることが多々ある。
また彼女が着る黒服は胸元の黒布が編み上げのように交差されているので、豊満さを強調している。デザインから中に着込んでいる白いワンピースのような服を除かれて素肌にそのエロい黒服だけ着せられたりも。
しかし、心綺楼のインビジュアル公開時は他のキャラ以上に胸元に膨らみが描かれ、ドット絵では乳揺れする爆乳っぷりを見せる。
ファンからは「ボインボインヒジリィ」など呼ばれている。
その為、彼女のイラストは高確率で巨乳どころか爆乳クラスが高めでスマホ作品では彼女の立ち絵は高確率で爆乳になっている。
同人誌でもその爆乳ぶりを披露して「そんな身体で住職は無理だろ」といじられる。


  • 肉体強化ネタ
肉体を強化させる魔法を扱うので、シリアスな話やバトルマンガではその能力で、様々な敵と渡り歩く。
ギャグなどでは肉体強化で筋肉少女になるといった肉体変化ネタを扱われるが、それを嫌う人がいるので注意。
筋肉少女にならない場合は某界王拳や超サイヤ人みたいなイメージだが、こっちは公式通りという感じ。
このように、得意魔法の分野から最強クラスの(物理)使いとして扱われる場合も多く、処刑BGMとして定置している『感情の摩天楼』と共に恐怖の対象となっていることも。テー→テー↑テー↓
そんな中、「心綺楼の勝利モーションの裏拳で寺の鐘を鳴らすにはどの位のパワーが必要なのか」と空想科学で取り上げられて裏拳で鐘を鳴らすには秒速85m=時速305㎞の速度が必要。
元ネタの「信貴山縁起絵巻 尼公ノ巻」では大柄の老人として描かれているのもイメージの元か

  • 命蓮への愛
寺の名前等から弟である命蓮へブラコンともいえる異常な愛を注いでるネタ。
命蓮が生存している場合だと恋人関係にしか見えない程に過剰なスキンシップをし、代理で別のキャラが命蓮の格好をさせられるネタ。
後者だと神子にさせられる。


カップリング

カップリングは心綺楼や求聞口授で絡みの多かった神子が一番多く、こころと合わせて一家ネタを形成してることも。
次いで多いのは星、村紗、一輪、ぬえ、響子、マミゾウといった命蓮寺組である。
他は命蓮寺に出入りしている古明地こいし、憑依華のやり取りから依神女苑の絡みもある。
ぶっちゃけ本編でも二次でも白蓮様ハーレム。

他には魔法使いとして、魔理沙、アリス、パチュリーの三名の絡み(特に本編などで絡んだ魔理沙が多い)
求聞口授の対談した八坂神奈子、仏教繋がりから四季映姫・ヤマザナドゥ、魔界関係者の神綺、肉弾戦得意から紅美鈴や勇儀などの武闘派組、森近霖之助による絡みと出生や仏教等から白黒魔法に負けず劣らず多くのキャラとの絡みがある。

シリアスからバトル、ギャグものと多彩にこなす僧侶さんである。


私は精一杯追記・修正します。

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最終更新:2026年07月15日 06:43

*1 むしろ「こいつらと比較するとブラックにこき使ってるかどうかの差こそあれ上司として部下を使う事はズレてない白蓮はまだ剥離していない」程度の意味の言葉であった可能性すらある