フェイルロード・グラン・ビルセイア

登録日:2010/06/04(金) 06:49:23
更新日:2018/05/03 Thu 22:56:30
所要時間:約 6 分で読めます




私を倒すのが、お前達魔装機神操者の義務だろう!!

フェイルロード・グラン・ビルセイアとは、魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL(LOE)及びスーパーロボット大戦シリーズに登場する人物。
声優:置鮎龍太郎

プロフィール

年齢:23〜25歳
身長:不明
体重:不明
搭乗機:デュラクシール
戦闘曲:迫り来る敵


概要

ラ・ギアスの主要国家、神聖ラングラン王国の第一王子。愛称はフェイル。
父は第二百八十七代国王アルザール・グラン・ビルセイア。
妹にセニアモニカの双子姉妹、腹違いの弟にテリウスがいる。
シュウ・シラカワ(クリストフ・グラン・マクソード)は従弟に当たる。
ウェーブのかかった長髪が特徴的な美青年。

ラングラン王国の第一王位継承者。
非常に強い責任感と高潔さを持った好人物で、王位継承権を持つ王族ながら政治や軍の仕事にも積極的に取り組む。
魔装機計画の実質的なパトロンでもあり、最高責任者。
治安局次長という国防上の要職に就いており、名目上、マサキ達魔装機操者の上司である。

それらの立場とは裏腹に気さくな性格で、堅苦しい形式をあまり好まない。マサキの真っ直ぐな性格を気に入っており、お互いに立場を越えた友人となっている。
民衆や軍部からの人気も高く、その能力と相まって非の打ち所のない人物。

……に見えるが、実は彼には生来の魔力が不足しているという致命的な欠点があった。
ラングランの王は、ラ・ギアスの秩序を守る「調和の結界」を維持する為に、大量の魔力供給の義務がある。
王座に興味がないセニアは特に問題にならないが、王座に就いてラ・ギアスを平和にするという理想を抱くフェイルにとって、この結果は致命的なものだった。
一度は魔力テストに失敗したフェイルだったが、血の滲む努力や非合法な薬物の力までも借り、何とか再テストに合格する。
しかし無理をした代償として病魔に体を蝕まれ、寿命を大きく縮める事となってしまっていた。

加えてシュテドニアスのラングラン襲撃により父アルザールは死亡、セニアとモニカは捕らえられ、彼もその際に負った傷で更に命を縮めていた。
シュテドニアスによるラングラン全土への進攻という危機的状況、加えて自身の命の短さに追い込まれた彼は、状況を打開する為に新たに地上人の召喚を決意。
しかし召喚プログラムの暴走によって予想以上に大量の地上人が召喚され、それに触発されたカークス・ザン・ヴァルハレビア将軍の離反も起きラ・ギアスは更に混乱する事となった(地上人召喚事件)。

マサキやテュッティ、地上人達の協力もあって何とかカークス軍を撃退・ラングラン軍を統一する事に成功する。
その際、破壊神サーヴァ・ヴォルクルスの分身が王都に出現するという非常事態が発生し、セニアの設計した超魔装機デュラクシールを駆って事態の収拾を図る。
しかしヴォルクルスの分身を容易く撃破する程のデュラクシールの圧倒的な力を体験した彼は、デュラクシールの力を以てラ・ギアスの統一を図るという理想に取り憑かれてしまう。

その行動は「ラ・ギアス全体の為に戦う」という魔装機神操者の使命からすれば到底容認できず、最終的には自らマサキと戦い、コスモノヴァによって敗北。
責任感の強い彼はデュラクシールから脱出装置を外しており、機体と運命を共にする。
その際、「私も、君たちと同じ時を歩みたかった……さぞ楽しかっただろうな……」と呟いており、彼の精神的な重圧がいかほどだったのかが伺える。

彼が死亡した事でラングランは再び混乱するかと思われたが、フェイルは自身が敗北した際のラングラン内政を全て手配しており、その後ラングラン王国は一応の安定を取り戻している。

しかし彼は、決して死ぬ為に戦った訳ではない。
最期まで自らの意志と理想を貫いて散っていったのである。

皮肉な事に、彼がいなくなった事でラングラン政府は腐敗し、魔装機操者達も最大の後ろ楯を失った事になる。
また、フェイルを討った事がマサキとファングの遺恨にもなった。


搭乗機

  • デュラクシール
セニアが開発した新型魔装機。
一応は超魔装機の分類だが、カークス将軍が提唱した超魔装機計画とは関係がない。
性能は遥かに高いが、自軍で使える時は相性の悪いヴォルクルスが相手なので若干使いにくい(壁としては非常に優秀だが)。
しかもEXのラスボスとしては余りにも弱い。
最大射程が致命的なまでに短く装甲も薄くビーム吸収も無い上に、味方も充実し過ぎている為
反撃さえロクに出来ずに集中砲火を受けて倒されてしまうケースが多い。
その為同じく味方のインフレにより無傷同然で倒せてしまうスパロボRのデュミナス・トリトン、
スパロボWのサピエンティアと並ぶスパロボ最弱のラスボスとも言われている。
お伴にいるブローウェルカスタムの方がまだしも強いという見方も。
まぁそもそも難易度「優しい」のシナリオのボスなんで……
しかし、その後の作品での扱いはエウリードに比べると遥かに優遇されているといえる。

地上の技術にいたく感動したセニアによって地上の意匠が取り入れられており、EXと旧LOEではまんまウイングガンダムゼロな頭部だった。
ちなみにデザイナーはカトキハジメ。そりゃガンダムになるわ。
最近はヒュッケバインが商売的にアウトになってしまった為、リメイクされたLOEでは頭部デザインをより魔装機らしく変更していた。
OGサーガなので、ゲシュペンスト系あたりを参考にしたという設定になるのだろうか。
そして第2次OGにて地上人召喚事件が発生。OGサーガにおけるデザインのベースはやはりというかヒュッケバインシリーズであることが判明した。
ただし実物を見ることは叶わなかった。


類縁

妹。
デュラクシールを開発した張本人で、フェイルが暴走したのは自身が開発したデュラクシールが原因と考え、心に深い傷を負った。

妹。
フェイルの体の事を唯一知っており、その身を慮っていた。
フェイルは最期の瞬間まで、行方不明になった彼女を心配していた。

異母兄弟。
フェイルはテリウスの母親の事情を唯一承知しており、影武者を見抜いた。

従弟。
あまり接点はなかったが、シュウはフェイルに魔力が不足している事を見抜き、彼の暴走を利用してヴォルクルスが復活しやすい状況を作った。
尤も、間接的ではあるがフェイルを死に追いやった上で自らの目的を達成した事には、内心では思うところがあった模様。

サイバスターの操者。
マサキに魔装機神操者の心得を教えたのはフェイルであり、皮肉にもその心得に従ってマサキはフェイルを討つ事になった。
フェイルを倒した事はマサキにとって拭いがたい傷となっている。

魔装機神ガッデスの操者。
密かにフェイルを愛しており、フェイルが死んだ事で「テュッティの愛した男は死ぬ」というジンクスが出来た。

近衛騎士。
ゲーム中での会話はないがフェイルに忠誠を誓っており、「フェイルがマサキの手によって殺された」という情報だけを知ったために
良きライバルだったはずのマサキを付け狙う事になってしまう。

中の人が同じ。第2次OGでは戦闘前会話や特殊セリフが用意されている。彼にライの父マイヤーと似ていると評される。
ちなみにエクセレンにはライと比較して声は甲乙つけがたいと言われる。


フェイル「Wiki籠もりに唯一課せられた義務とは、アニヲタWiki全消しの危機に際しては全力で復旧する事」
マサキ「……それだけか?何か、当たり前のような気がするが……」
フェイル「今はまだ実感が沸かないだろうな。だが、君が思っているよりこの義務は過酷だぞ」
マサキ「そんなもんかね」

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