本項ではユエスレオネ連邦の公用語を解説する。


概要

ユエスレオネ連邦では、連邦公用語としての現代標準リパライン語の国家を挙げた強力な推進と共に構成主体/自治体と連邦政府が協力して行う多言語政策が公用語政策の強い特徴として見られる。
これは2005年10月に連邦議会議員長アレス・レヴィア・エルメネーフェアフィスによって決定された言語集中政策に基づき、現代標準リパライン語による国民の社会統合と多言語政策による権利保証・能力向上を目指すとともにこれらの両立による国民のアイデンティティ醸成を手助けすることで長期的で将来的な安全保障と貧困対策に繋がると考えられているからである。また、ユエスレオネ連邦憲法においても言語権・教育権・平等権が保証されているため、これらも言語政策に強い影響を与えている。

言語翻訳庁

言語翻訳庁は連邦の言語政策を行う上で非常に重要な役割を果たしている。連邦公用語である現代標準リパライン語は言語翻訳庁により統制されており、移民などへの無償での現代標準リパライン語教育の機会提供なども行っている。また、言語権の侵害を防ぐため言語翻訳庁に属する連邦言語保障監理官が事務所から各構成主体に派遣され、言語権保護のために活動を行っている。言語翻訳庁に属する言語特務局は接触などによって増えた未知の言語の研究を行う特務機関であり、デュインやクラナ大陸などで活動を行っている。

三言語教育政策

 基本的に公教育においては、ユエスレオネ連邦人は三言語を勉強することが要求されている。それは1)連邦の社会統合の言語としての連邦公用語、2)諸族のアイデンティティ言語としての市民の母語、3)国際交流のための外国語である。
 一般的には現代標準リパライン語、母語、ユーゴック語が勉強されることが多いが、地域によって(3)の外国語に関しては多様性が高い。本土ではユーゴック語を外国語として選択することが一般的だが、デュインの大陸部ではショクレー語やヴェフィス語、タフター語、ジェナ語などを選択したり、ファルトクノアでは大宇宙諸国の言語を選択することが多く、クラナでは隣接する構成主体の言語を選択することが多い。
最終更新:2023年10月07日 18:11