本項では、
ファイクレオネを中心とする
手をかざす(理:
virotle dysnesn)ジェスチャーに関して解説する。
概要
手をかざすという行為は、
ファイクレオネなどの
ケートニアーが存在する文化圏においては「相手に対して
ウェールフープを行い害する」という意味を示す。これは
ウェールフープを行使することが出来るケートニアーと
ネートニアーが共存する社会の中で、社会的に発生したジェスチャーであり、相手のシルシがどちらであるか不明である場合においても極度に攻撃的な印象を与えるジェスチャーとなる。
なお、実際の
ウェールフープには治療や身体強化を司るものも含まれるため、必ずしも加害とは限らない。
派生したジェスチャー
敵に無抵抗であることを示させるためには現世では「手を上げろ!」と言うが、
ケートニアーが存在する文化圏では「手を下げろ!」または「手の甲を見せろ!」となる。
悠里小説において
とりあえず、ハフリスンターリブはネートニアーだ。ファフス・ファリーアが移動して手を翳すと四人とも頭に風穴が開いた。手招きをして殺害したことを伝えてくる。クラディアたちもファフス・ファリーアに続く。――
Kranteerl y io kladi'a #15
「秋、じゃああの鳥に幻覚を見せて地面に激突させるのは。」
「うーん、魔獣以外に幻覚を見せたことは無いんだけど、やるしかないか……」
秋が走りながら鳥に手を翳すと、上手く地面にぶつからせる事に成功した。そのガラス細工のような体にひびが入ったかのように見えた。
「止めをつけてやるっ」
和葉は全身全力で火柱を放った。――
欺瞞走駆のテクトニアー 第二章
「い、いいから・・・お前、その力で治療できるんだろう?」
「あ、ああ、できるさ」
私はウェールフープでリファンの傷を治療しようと手をかざす。――
はふりの書 #51
最終更新:2024年10月30日 00:52