【Rev】
【Rev・Kua lid kasaw】
王の眼前に存在できることを歓喜せよ
存在確立 【古代】
存在期間 【不明 - 現代】
生年月日 【不明】
出生地 【Vjaldo(ヴヤルド/神々の大地)】
【nu-kima(ヌ・キマ)】
なし
居城 【Talaja(タラヤ)】
異名 【Kua lid kasaw/至高にして唯一の神】
権能 雷・気象

概要

最高神・雷霆神レーヴ。
ヴィテールの文化における雷霆への恐れは、古代にまで遡る。
神官によって語り継がれた初期ヴィテール神話において、雷雨とは、レーヴの怒りが形となって地へと降り注いだものであり、悪たるものがその雷によって死ぬとされていた。

神としての側面

神話においては傲慢にして傍若無人。それでいて、人への愛は兄たるザクサナにも負けていない。
神としての責務を果たすために、悪人を焼いたりはするが...それでも、かの神は慈悲深いお方である。
道者(もしくは苦行者)ディアムフレヤの捧血の儀式によって呼び出された際に、道者の嘆願を「俺には不可能なことだ。他の奴にでも頼め」などと断って呪われたことはあるが...

山間部における信仰

山間部の部族のレーヴ神信仰は篤く、それはただの利益を神から賜ろうなどと言う、極めて無礼な思考から来るものではない。
信仰心に滲むのは純粋な畏怖、真に神々の頂点たるレーヴへの敬意から由来するものである。
彼らにとってのレーヴは、最高神でもあり、自らを守護する存在でもあり、自らのみならず集落全てに恵みをもたらす雷霆の主なのである。
賛歌が多く現存する地域として、山間部が挙げられがちなのは、こうした要素もある。
最終更新:2025年10月09日 14:42