本項では、ルアンシー人民イェスカ主義共和国による海上警備隊を解説する。


概要

 クラナの中で最も古い、海上の、連邦法で定められたところの暴力的実力である。主に海賊・モンスター掃討を行っている。

歴史

 邂逅前から、ルアンシーの航海の担い手は、北クラナ航路における海賊の掃討などもあり、造船・海上攻撃技術はクラナ諸国の中でも最高水準にあった。鉄の加工や石炭の使用による技術を持ち、他を圧倒していた。
 しかし邂逅後、そうした技術のアドバンテージは急速に失われることとなった。また、国家という枠組みによる軍事船の管理の必要が発生したことにより、連邦海軍所属のルアンシー海上警備隊が編成された。

装備

潜水艦

 5隻が運用中。2種類が運用中で、古い方の4隻を新型に更新予定である。

駆逐艦

 6隻が運用中。自国製の量産型駆逐艦を運用している。5年後、3隻が小型ステルス化した新型艦に更新予定である。

空母

 大型空母・ミーンクインが1隻存在している。海軍航空隊の移動拠点である。

哨戒艇

 連邦製の旧式哨戒艇を25隻保有している。主に海賊や密漁の取り締まりを任務としている。

揚陸艦

 4隻が運用中。陸軍部隊や海軍陸戦隊の部隊を兵器ごと輸送するためのものだが、使用機会が少ないため、稀に国土省大臣などが軍務の視察の際に運ばれている。

情報収集鑑

 北の大陸の日常的な観測と情報収集用に1隻保有している。見た目は大型レーダーを搭載した客船のようになっている。一時はPMCFの観測にも赴いたことがある。

救難艦

 1隻が運用中。邂逅直後に連邦から購入した、安価な船である。現役で任務に就く海軍艦の中では一番古い。

燃料油槽艦

 2隻が運用中。軍用タンカーであり、海軍の燃料補給に使用される。

保存艦

 1隻が運用中。イデオロギー対立時に海軍の作戦拠点として使われた小型巡洋艦。形式も古く、石炭動力で艦首にはラムが装備されている。
最終更新:2025年11月09日 22:23