期間限定イベント「ハロウィン・ストライク! 魔のビルドクライマー/姫路城大決戦」で実装された、4-5騎目のアルターエゴ。
イベント報酬として、メカエリチャンとメカエリチャンⅡ号機のどちらかを選択する仕様となっており、どちらを選んだ場合でもゲーム的な性能はほぼ同じ。
唯一アペンドスキル3の特攻対象が異なる。Ⅰ号機は〔ランサー〕、Ⅱ号機は〔セイバー〕に特攻。ただしクラス相性的にほとんど使用機会がないので大した差はない。

+ アルターエゴのクラス特性
相性 ライダー、キャスター、アサシンへの与ダメージ1.5倍
セイバー、アーチャー、ランサーへの与ダメージ0.5倍
フォーリナーに有利
プリテンダーに不利
スター集中度 100(平均的)
攻撃力補正 なし
クラススキル 対魔力*1:弱体耐性アップ
- -
成長 種火、フォウくんはALLのみクラス一致
再臨素材 2種類のクラスのピース、モニュメントを使用
スキル素材 レベル7までは再臨素材と同じクラスのスキル石を使用
レベル8、9では金素材を多数使用

配布サーヴァントのため、再臨素材は専用のものをイベント中に入手する。スキル石はライダーとバーサーカーのものを使用する。
クラススキルは「対魔力 B」の他に「道具作成 B」を持つ。宝具のデバフ効果が若干通りやすい。

ステータスはATKが10,000に僅かに届かない程度で、傾向はATK偏重。
カード構成はB3枚のBuster偏重型。
Q:4hit、A:3hit、B:2hit、EX:4hitと全体的に多め。QAの性能が高く、クリティカルすれば星やNPを一気に稼げるが、1枚ずつしかないためアテにしづらい。

属性は「秩序・善・人」と、エリちゃん系列で初の秩序属性。
また〔人類の脅威〕特性を持ち、謎のヒロインXXエルキドゥアルトリア・キャスター等の特攻対象。
イベントではクラスの違う量産型メカエリチャンが敵として多数登場するので、蹴散らせると覚えておこう。

スキル

【スキル1】無辜の怪獣 EX CT:7-5
3Tのスター獲得状態と防御力アップを得るスキル。
スター獲得量は5-10個で「無辜の怪物」と比較するとAランク相当。
防御力アップは20-30%と、レベル1の時点でもやや高め。
アルターエゴは、被ダメージ半減となるクラスが希少なフォーリナーのみで、基本的に等倍で攻撃を受け続けることになるため、
防御力を底上げすることで、道中戦を安定して進められるようになる。

【スキル2】オーバーロード改 C → C+ CT:7-5
NPを獲得するスキル。代償としてHPを500消費する。
NP上昇量自体は最大20%と、NP獲得系スキルの中では控えめな部類。
強化クエストをクリアする事で、スター獲得効果が追加される。
獲得量は最大25個とCT5の複合スキルとしてはかなり多い。
スキル1と併用すれば最大35個のスターを確保できるため、スキル3のクリティカル威力アップを無理なく活用できる。
どちらの効果も運用において重要となるので、スキル育成の優先度は高い。

【スキル3】ファイナルエリチャン C CT:7-5
宝具威力とクリティカル威力を1Tのみ大幅(40-60%)に上昇させるスキル。
宝具威力アップ系のバフとしては、現状で最高値となる。クリティカル威力アップ系としても高倍率。
宝具とクリティカルを同時に出せる状況で使用すれば、かなりのダメージを叩き出せる。
ただし、デメリットとして「自身の防御強化状態」が解除される。
解除される効果は「防御力上昇」「ダメージカット」「回避」「無敵」「対粛正防御」「クラス相性不利の打ち消し」。
自身の「無辜の怪獣」の防御バフだけでなく、味方から付与された回避・無敵さえも消してしまう。
回避・無敵・対粛正防御については、うっかり剥がれると致命傷になりかねない。他のスキルと同時に使う場合は先にこのスキルを使用した後に、他のスキルを使えば消される心配はない。
ただし、自身の「無辜の怪獣」は先に使っておいてスター獲得状態を得るために使うスキルで、こちらは宝具やクリティカルに合わせて使うスキルになるので使用タイミングが後になりやすい。「無辜の怪獣」の防御アップは消えても仕方のないものとして割り切った方が良い。

宝具「 鋼鉄天空魔嬢 (ブレストゼロ・エリジェーベト)

B属性の単体攻撃宝具。対軍個人宝具という わけのわからない 分類を持つ。
追加効果として、攻撃後に「防御強化状態」を解除し防御力を下げる(倍率はOC依存)。
どちらかというと自身がメインアタッカーとなるタイプのため、防御解除効果が光る場面は少ない。
防御ダウンについては追撃の火力を底上げ出来るため、地味ながら重要。

総評

自ら星を生み出しつつ、枚数の多いBusterのクリティカルで敵を蹴散らし、ボスに「ファイナルエリチャン」を乗せた攻撃を叩き込むアタッカー。
アルターエゴの広い攻撃有利範囲を活かし、多くの敵を吹き飛ばせるのが強み。
味方に星とB始動札を提供するサブアタッカーとしての立ち回りも可能。

難点としては、ATKが星4としてはそこそこ止まりな上、継続的な攻撃力バフを持たないため、素殴り威力が高いとは言えない点。
攻撃有利範囲自体は広いが倍率は1.5倍で、ATKにクラス補正がかからず「狂化」も持たないため、雑に使うとバーサーカーに見劣りしてしまう。
バーサーカーと違ってクリティカルを比較的狙いやすいので、スターの量や集中度の勾配に気を付けてクリティカルを出しやすいように整えると使いやすくなる。
あるいは、開き直ってB始動札提供役兼スター供給役として動かすのも手。

相性の良いサーヴァント

Bメインのサポーターの典型だが、光のコヤンスカヤマーリンオベロンがまず挙げられる。
いわゆるWコヤンスカヤ編成とはスキルCTが全て5であるという点から見てもかなり相性が良く、スター生産力からマーリンの「英雄作成」とも、「ファイナルエリチャン」の倍率の高さからもオベロンの「夢のおわり」とも相性が良い。
汎用サポーターの孔明アンデルセンのクリティカル威力アップやNPとも噛み合う。

相性の良い礼装

先述した通り、未凸カレイドスコープで即宝具解放が最も無難。
また虚数魔術や、貴重ではあるが凸すると初期NPが60%となる礼装(王の相伴バトル・オリンピア等)があれば、アペンドスキル2やサポーターからのNP20%付与と合わせて即宝具を狙うことも可能。
星出しサポートに回るなら至るべき場所がおすすめ。
QAの性能が高めとはいえ、B3枚構成、スキルでのNP獲得量も20止まりなので、初期NP系礼装以外では宝具が撃てない可能性が高い。周回PTなら尚更である。
逆に言えば、宝具を無視するなら礼装の幅は広い。2030年の欠片で星環境を整えるのも手。

メカエリチャンメカエリチャンⅡ号機共通の性能欄です。

編集する際はご注意ください。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2021年10月07日 21:49

*1 殺生院キアラ、キングプロテアは非所持