えもーるおうこく
種族としての魔力の高さと、竜種と意思疎通ができ、味方につけられる能力ゆえに列強に数えられる(軍事力では
パーパルディア皇国を上回るとされる。)。そのため諸外国に依存することがなく、自国内でほとんど完結している。
そのため非常にプライドが高く、
人間など魔力の低い種族への
差別意識が強い。後述のように、
先進11ヵ国会議に参加経験もある
リーム王国すら「ただの中流国」呼ばわりして国交を結んでいない。これは竜人族が自分たちと対等の立場で見て欲しいなら、相手国が相応のメリットを生むべきと考えているため。そして上記の通り自国内で、ほとんど完結しているため、国交締結のメリットを提示できる国は少ないと思われる。
また「用があるなら自分の足で来た者しか相手にしない」という思想も持っており、他国から仲介を得る事が出来ない。そのため
日本も使節団を直接派遣する事になった。
ただし、国際協調ができないわけではなく、
先進11ヵ国会議には真っ先に協力して軍備増強を心がけよと呼びかけたり、国際警察発足の際には、同じく賛同して協力している。さらにレイフォル奪還の際には、それまで対外戦争への投入を禁じていた
エモール三龍を援軍として向かわせている
かつて
古の魔法帝国に滅ぼされた
インフィドラグーンの流れを汲む国家であり、国家崩壊後に散り散りになった
竜人族が、魔帝がいなくなったのち再集結して建国された経緯を持つ
それ故
魔帝の復活を恐れており、『
空間の占い』(
的中率98%以上)により、「その脅威から逃れるための唯一の鍵」とされた日本の使節団が訪れて来た時は、VIP待遇で迎え入れた。
ちなみにこの場面では日本の使節団だけでなく、立ち会った周囲の者が例外なく茫然としており、普段のエモールの尊大な態度と比較してよほど信じられない姿だったことを窺わせている。
風竜を使役する数少ない国家であり(竜人族の特殊能力によるもの)、エモールが運用する風竜騎士団は航空戦力としてはこの世界でも有数で、
グラ・バルカス帝国の
アンタレス型艦上戦闘機に対し、数的劣勢の下でも互角のキルレシオを叩き出せる。
陸の軍事力に関しては現在情報無し。海軍は内陸国なので、艦隊は保有しておらず、他国の
竜母での風竜騎士団の運用は実績に欠けるとして
世界連合への参加も辞退している。またこれらの戦力とは別に、切り札として、亜神竜とそれを使役可能な
エモール三龍を保有している。こちらは、
ダイジェネラ山の要塞攻略に投入されて、要塞を壊滅させた。
なお、魔帝の復活が近いことそのものは、中央歴1642年の
先進11ヵ国会議で公表しており、それ以前から
神聖ミリシアル帝国には伝えていた。
しかし「
魔帝による支配を免れる唯一の鍵が日本であること」は、当の日本を含め他国には一切明かしていない模様。
また、上記のそれはあくまで「魔帝を打ち負かすための鍵が日本国内に存在する」という認識で、日本そのものが魔帝を打ち負かし得るとは考えていないようである。
登場人物一覧
政府関係者
その他
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〔最終更新日:2025年04月16日〕
最終更新:2025年04月16日 21:24