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インクジェットプリンター
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インクジェットプリンタ
【概要】
インクジェットプリンタ(inkjet printer)とは、インクを微滴化し、
紙に吹き付けることにより印刷を行う方式を用いた印刷機である。
紙に吹き付けることにより印刷を行う方式を用いた印刷機である。
個人向けのプリンタで現在最も広く普及している方式。
インクを吹き出す機構は各社で異なっており、セイコーエプソンのマッハジェット方式は圧電素子によって、キヤノンのバブルジェット方式やHewlett Packerd社のサーマルインクジェット方式はインクに熱を加えて生じる気泡によってインクを射出している。
写真に近い高い画質が得られる1440dpiの高解像度の製品も、A4サイズ対応で数万円程度の価格で販売されている。
インクジェットプリンタは、家庭用のプリンタとして広く普及している方式であり、構造が単純である上、印刷コストも抑えられるという特徴がある。
インクジェットプリンタでは、色空間としてCMYKを用いており、マゼンタ(Magenta)、シアン(Cyan)、イエロー(Yellow)の3色のインクを用いて各色を表現している。
理論上では、この3色ですべての色が表現できるが、ブラックについては完全な黒として表現することが難しいため、ブラック(Black)のインクを併用する。
メリットとしては購入金額が安く、ほとんどのモデルは比較的重量が軽く、コンパクトなので、占有領域が少ない。
デメリットとしてはインクジェットプリンタは、家庭用のものがほとんどで大量に印刷に向かなかったり、レーザープリンタと比較した場合コストがやや高く、故障率が高いなどが挙げられる。
しかし、最近のプリンタは高性能なものがたくさん出ており性能・コスト等でレーザープリンタとインクジェットプリンタを比較するのは難しくなっているのが現状。
【機能】
解像度
解像度とは、ビットマップ画像における画素の密度を示す数値のこと。
ディスプレイの表示能力やプリンタの印刷能力、スキャナの分解能力など、
きめ細かさや画質の滑らかさを表す尺度になる。
単位幅をいくつの点の集合として表現するかを表わし、この値が高いほど、より自然に近い画質となる。
ディスプレイの表示能力やプリンタの印刷能力、スキャナの分解能力など、
きめ細かさや画質の滑らかさを表す尺度になる。
単位幅をいくつの点の集合として表現するかを表わし、この値が高いほど、より自然に近い画質となる。
印刷の際にはこの解像度が非常に重要となる。
印刷方式にもよるが、一般的な商業印刷物では300~600dpi程度。
家庭用では600dpi~2400dpiの解像度になる。ただし、家庭用印刷機のうち、インクジェット方式では解像度はドットの密度をあらわしているため、
その解像度で印刷しても詳細な部分がつぶれてしまう可能性がある。
解像度は、本来は画像を表示したり印字したりするデバイスの特性により定まるパラメータとなる。
印刷方式にもよるが、一般的な商業印刷物では300~600dpi程度。
家庭用では600dpi~2400dpiの解像度になる。ただし、家庭用印刷機のうち、インクジェット方式では解像度はドットの密度をあらわしているため、
その解像度で印刷しても詳細な部分がつぶれてしまう可能性がある。
解像度は、本来は画像を表示したり印字したりするデバイスの特性により定まるパラメータとなる。
このため、画像データそのものに付加される解像度の情報は、「この解像度で表示してほしい」または「この解像度で表示すると原寸になる」などという補助情報にしかならない。
メモリーカード
最近では、プリンタにメモリースティックやSDメモリカードなどのカードスロットを搭載しパソコンを介さずに直接プリントできるタイプも多くなってきている。
デジタルカメラや携帯電話で撮影をしたデータを、直接プリンタに差し込んで確認をしながらプリントアウトすることができる。 更に使用できるメモリーカードの種類も多くなってきている。
デジタルカメラや携帯電話で撮影をしたデータを、直接プリンタに差し込んで確認をしながらプリントアウトすることができる。 更に使用できるメモリーカードの種類も多くなってきている。
液晶画面
パソコンを介さずに印刷する場合、液晶画面がついているプリンタは非常に便利である。 プリンタ上で画面を確認しながらプリントアウトをするのでパソコンをわざわざ立ち上げなくてもよい。
またパソコンの画面で写真を確認しながら印刷をするよりも、出来上がり図が分かりやすいので画面上と仕上がりが違うということも殆どない。
またパソコンの画面で写真を確認しながら印刷をするよりも、出来上がり図が分かりやすいので画面上と仕上がりが違うということも殆どない。
インクジェットプリンタの印字方式
インクジェット方式
液状(個体)のインクを微粒子化して、加熱や加圧によって微細孔から射出させる方式。
最近は極微細化が著しくて、高精細な印刷ができるようになってきている。
他の方式と違って、多色化が簡単で、多いのは12種類のインクを使って、
銀塩写真並みの高画質が実現されています。
基本的には一般家庭向けの方式。
最近は極微細化が著しくて、高精細な印刷ができるようになってきている。
他の方式と違って、多色化が簡単で、多いのは12種類のインクを使って、
銀塩写真並みの高画質が実現されています。
基本的には一般家庭向けの方式。
ドットインパクト方式
縦と横に並べたドットに対応する細いピンを、インクを吸着させた帯に叩きつけて印刷する仕組み。
ドットインパクト方式は唯一、複写用紙への重ね印刷できるもので、
同じ文章を一度に打ち出すことができる。
この方式は打撃に用いるワイヤピンは磁気アクチュエータによって、高速で駆動されます。
ドットインパクト方式は唯一、複写用紙への重ね印刷できるもので、
同じ文章を一度に打ち出すことができる。
この方式は打撃に用いるワイヤピンは磁気アクチュエータによって、高速で駆動されます。
【価格帯】
- ¥4,469 ~ ¥347,024
【メーカー】
- CANON/キヤノン
- HP/ヒューレットパッカード
- エプソン/EPSON
- カシオ/CASIO
- ブラザー工業/brother
- リコー/RICOH
- レックスマーク/Lexmark