デストロイ
概要
当たれば『破壊効果』によって確実に
パーツを破壊できる強力な攻撃。
しかし行動成立にいろいろと制約がついていて、全ての作品において性質上
メダチェンジを行っている相手には全く効果がない。
行動成立の制約は作品ごとに異なるので、それぞれの説明を参照のこと。
メダロット5までの作品
後ろ向き表記、すなわち行動済みのメダロットにのみ効果を発揮する攻撃。
ヒットしたら確実にパーツを破壊できる。
パーツの威力によっては貫通し、さらに破壊できる。
ダイレクト特性を持つため、
援護・
構え・
トラップ行動の影響を受けずに攻撃できる。
GB版メダロット2での命中時のエフェクトは、前作の
ゴーストを髣髴とさせるものとなっている。
メダロット・navi
敵が無防備な状態、即ち防御もしくは回避が出来ない状態の相手のみ効果を発揮する。
なぐる・ねらいうち・がむしゃら攻撃を行ったメダロット、
もしくは
回避不能や
防御不能の
マイナス症状が付加されていると攻撃が成立する。
それ以外は「隙が無い」と表示されて攻撃事態が不発となる。
変形中のメダロットを標的にした場合も、攻撃そのものが発生しない。
よって、この攻撃への対処法は「うつ」攻撃を行うか
何もしないか、
メダフォースを使うか、変形する事にある。
攻撃が発生したら、いつも通りの当たるかハズレるかの攻撃演出に入る。
ここから先は成功率によるが、ヒットしたら確実に1パーツを破壊できる。
パーツの威力によっては貫通し、威力が続く限りさらに破壊できる。
メダロットG・メダロットBRAVE
防御を行っていない相手に大ダメージを与える攻撃。
メダロットDS
今作以降ダイレクト特性が廃止されたことで、ねらいうち
スキルのみとなって「
ガード系わざで援護⇒正面向いているので回避」ということも起こる。
アニメーションは後ろから当たる。芸が細かい。
冷却中の相手にのみほぼ確実にヒットし、直前に使用されたパーツを破壊する。
直前に使用されたパーツを破壊するという特性上、
ガード系パーツがダメージ蓄積で破壊された・
サクリファイスでパーツが崩壊した等で、
デストロイ使用前に対象相手が直前に使用していたパーツが破壊されていた場合は回避される。
DSのシャトルランの表示上、後ろ向いているはずなのに避けられる場合があるが、
これはおそらく表示上の問題であり、もうすでに相手は冷却を終えてコマンド入力直前だったかもしれない。
(逆のパターンも考えられる。)
ちなみに
回避プロミスを行っていたとしても、こいつからは逃れることはできない。砕け散れ!
メダロット7
回避が出来ない相手にのみ効果を発揮する。
この仕様変更によって充填中の相手にもヒットするようになる。
充填中は使用予定パーツ、冷却中は使用パーツ、
チャージと
メダフォースと
メダチェンジ選択時は脚部パーツを破壊する。
また
完全ガード以外の各種ガード行動や
CFによる待機中は回避が行えないためこの特性で積極的に攻めよう。
ただし、
ステルスの恩恵を受けている状態だとガード行動に対して効果を発揮しないことに注意。
メダロット8以降
メダロット7から制限が緩和され、回避不能状態でなくともヒットするようになった。
使用中以外のパーツにヒットした場合はミスヒットとなり、少量のダメージを与えるに留まる。(それでもダメージがあるぶん過去作よりマシだろう)
ディフェンスセレクトが追加されたメダロット8では、普通に使っても相手に使用中のパーツ以外でガードor回避されてミスヒットするばかりな本作のデストロイだが、
ガード対策として有用。
各種インタラプトガードはディフェンスセレクト不可で必ず使用中のパーツで防御するうえ、本作のデストロイは
完全ガード含む無効化系ガードや
ミラーガードなどの反射ガードに無効化・反射されずにヒットする。
そのためかつての
体勢破壊のような感覚で使用できるのだ。
また射撃デストロイなら相手の使用パーツを読んで、「ねらいうち」で直接当てるという手もある。
メダロット9やメダロットSといった本作以降のRPG作品でも、このデストロイの仕様が踏襲されている。
メダロットSでのさらなる仕様変更
メダロットSにおいては、サービス開始当初は攻撃後のペナルティは存在しなかった。
だがver1.7.0へのアップデートに伴って、攻撃後に射撃デストロイは回避不能の、格闘デストロイは防御不能のペナルティがそれぞれ発生する様になった。
メディアミックス作品での描写
アニメ「メダロット魂」
グレインが使用。
開発に携わった
マイヅル博士曰く、どんなパーツでも一撃で木っ端微塵にできるほどの威力を持つ。
しかも、リミッターを解除すれば
パーツはおろかティンペットすらも破壊出来る代物。
試作段階では、リミッター解除したデストロイは
自身もオーバーヒートを起こしてしまうとのことであった。
なお、ゲームとは異なりメダチェンジ後のメダロットにも効果があり、
ティレルビートルは一撃で機能停止させられた。
漫画「メダロット再〜リローデッド〜」
作中では
背を向けた相手を不意打ちしていたため、メダロットDS以前の仕様である。
また、本作では
接近しないとデストロイを当てられないという設定。
作劇上の都合もあるとは思われるが、この点は
熟練度ががむしゃらと設定された、メダロット弐CORE版の様にも感じられる。
関連技
破壊効果を持つ技 |
デストロイ |
かつては背を向けた相手を破壊、今は使用中のパーツを破壊 |
ディザスター |
使用中のパーツは破壊し、未使用パーツには貫通攻撃 |
ターミネイト |
背を向けた相手を確率で破壊する |
ビッグバン |
装甲値最大のパーツを確率で破壊する |
背中を見せたら命取り |
デストロイ(DSまで) |
背を向けた者は破壊する |
ツジギリ |
闇夜に紛れて斬り捨て御免 |
ターミネイト |
背を向けた者には確率破壊の恐怖 |
最終更新:2024年12月18日 14:26