シタン・ウヅキ

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#image(xeno-citan-uzuki2.jpg,width=250,title=メガネのデザインがとても気になる) **&bold(){[[&color(blue){「しょおー」}>レイ]]} //リドミは「ウズキ」になっているけど元の言葉からウヅキが正解っぽいのでこっちで製作 #image(sitan_attack1.gif,title=○(AP3消費)) スクウェアの名作RPG『ゼノギアス』の登場人物。 主人公フェイの村に住む[[医者であり、武芸にも秀でている>トキ]]ため「[[先生]]」と呼ばれている。 [[機械いじりが趣味>ガンダム]]で、表向きは温厚な性格だが、時として厳しく非情な面も見せる。 また旺盛すぎる知的好奇心を抑えきれない一面もあり、周囲を唖然とさせてしまうことも。 老け顔だが、29歳で妻子持ちである。 本名はヒュウガ・リクドウだが、素性を知られたあともシタンで通している。 #region(彼の正体についてネタバレ) 彼の正体はソラリスの守護天使の一員であり、天帝カインの密命を受けて 「接触者」であるフェイを監視するために地上へと降りてきた。 幼少の頃から天才的な才能を発揮し、ソラリスの第三級市民層出身ながら カーラン・ラムサスの執り成しによりユーゲントに入学、「エレメンツ」構成員となる。ユーゲント卒業後、守護天使に就任。 第三次シェバト侵攻作戦の指揮を取った後、ユイ・ガスパールと結婚、娘のミドリをもうけている。 天帝の密命を受けて地上へと降りた彼は、フェイを監視しながら、これを導き守護する役割を果たしていく。 #endregion #image(sitan.gif,title=立ちモーション(素手)) 一見常識人に見えながら、得体の知れない思わせぶりな言動も多く、主人公(とプレイヤー)を大いに混乱させた。 また腹黒い行動に定評があり、 ''「先生もどうだい?」'' ''「いいえ。わたしは遠慮しておきます」'' は多くのプレイヤーにトラウマを植えつけた伝説的なセリフ。 先生……[[あんたって人はーーーっ!>インパルスガンダム]] #region(トラウマ解説([[グ>妖怪腐れ外道]][[ロ>沙耶]]ネタ注意)) 作中で「ソイレントシステム」という食料生産施設が登場するのだが、 実は内部で行われている人体実験の末に廃棄された''人間を加工して食料にしている''。 上記のセリフは、主人公のフェイとヒロインのエリィが施設内で生産された缶詰を食べる時のもの。 その後、二人は衝撃の事実を自分の目で確かめることになる…… トラウマ化の要因は主に、荒いグラフィックながらも実際に描写される加工過程 (“食材”が機械で処理される際など、ランダムで''時折悲鳴が上がる''……エグい)にあるが、 -知っていながら二人が缶詰を食べるのを止めようともせず、[[その上で事実を教える>ロミアス]]。 -しかし、''自分は「遠慮しておきます」'' な先生の外道っぷりもガチである。「こんなのってあるかい……先生……」 なお、このエピソードの元ネタは『ソイレント・グリーン』という古いSF映画。 ゼノギアスには他にも、海外のSF小説や古い映画のオマージュ的なネタが数多く使われている。 #endregion 中の人は『[[キン肉マン>キン肉バスター]]』のテリーマン、『[[北斗の拳]]』のファルコ、『[[メタルギアソリッド>ソリッド・スネーク]]』のオタコン、 『スーパーロボット大戦』の[[ギリアム・イェーガー>ゲシュペンスト]]等でおなじみ[[田中秀幸>ジョナサン・ジョースター]]氏。 ちなみに『ゼノギアス』のスタッフが別会社に移って製作した『[[ゼノサーガ>KOS-MOS]]』シリーズには、 ''ジン・ウヅキ''なる[[このキャラから>遠野志貴]][[メガネを取った>七夜志貴]]だけにしか見えないキャラがいる。中の人も同じ田中秀幸氏である。[[狙ってやっているとしか思えん>K9999]]。 なおこのジンは、同ゲームの主人公であるシオン・ウヅキの兄。『[[NAMCOxCAPCOM]]』でもシオンが「兄さんなら…」と度々彼のことに言及している。 ・ゲーム中の性能 防御力が若干低め(ただし、HPは高い)なことを除き、全ての能力値が異常に高く、特にすばやさがずば抜けている。 どのくらいかというと、''他のキャラの2~3倍攻撃できる''。おまけに攻撃力も平均以上、 回復・補助系エーテル(ゼノギアスにおける魔法)も使えるなど、まさに器用万能タイプのキャラ。 前述したようにこのゲームはFFと同じくすばやさが高いほど自ターンが回ってくるのが早く、最重要パラメータといっても過言ではないのだが、 このすばやさを強化させる補助エーテル(FFでのヘイスト)を使えるのは、''全キャラ中シタン先生を含め二人だけである''。[[なんなんだアンタ]]。 この類のアッパーキャラは大抵のRPGだと途中退場したり敵に回ったりするものだが、シタン先生の場合はそんなこともなく、''むしろ途中から強化される''。 様々な事情により封印していた「刀」を手に取った先生は、まさに天下無双。元から平均以上だった攻撃力に、そのまま刀の攻撃力がプラスされるのである。 他の武器持ちキャラのように「武器の攻撃力を考慮して素手の攻撃力を下げる」なんて人道的措置は一切無い。というか、それが普通だろうよ…。 さらにこの刀の性能も非常に高い。武器を持つのは事実上終盤に入ってからとはいえ、回数制限なしの武器の中では最高峰の攻撃力を誇る。 他の武器だと''最強装備で攻撃力30とか24とか''なのに、先生の方は''最弱装備で攻撃力30''。なんだそれ。 その上最強装備だと、他の武器をぶっちぎる&color(red){&bold(){攻撃力40}}というミラクル(このゲーム、攻撃力が1違うだけでダメージが激変する)。 常軌を逸した素早さによる手数の多さだけでも十二分に戦力になるというのに、この時点で単発火力においても全キャラ中最強となる。 スピードが最低のパワーキャラすら彼の攻撃力に及ばないという…… 雑魚敵との戦闘だと「シタン先生の攻撃だけで敵全滅」なんてのは''日常茶飯事''。何を考えて、開発陣はこんなチートキャラを作ったのだろうか。 おまけに一部のダンジョンを除き、最初から最後まで大体パーティー参加が可能(と言うか、最初に仲間になる人がこの人で最後まで一緒にいる)。 この為、普通に進めるとどうしても「パーティー編成に困ったらシタン先生を入れる」という事態になってしまうのである。 開発者もその辺を理解していたからか、それとも''開発者の愛ゆえに''なのかは不明だが、 彼がパーティー入りした状態で進めるのが前提となっていると思しきダンジョンすらある。 (彼がいなくとも問題なく進むのだが、明らかに彼のみ発言量がおかしい) また単なる性能以外でも非常に優遇されており、生身と「ギア」([[各キャラ固有の>サイバーボッツ]][[巨大ロボット>機動戦士ガンダム]])の両方でパワーアップと共にモーションが一新される。 他キャラだと生身ならエメラダが唯一、ギアなら半数ほどのキャラがパワーアップ・外見の変化がある。 だが基本的にモーションは使いまわしで、変化があるのは主人公機のみ。[[いくらなんでも開発陣から愛されすぎである>レイ]]。 ただ、このせいで普通にゲームを進めていると、ほぼ確実に全ての[[必殺技]]を覚える前にパワーアップしてしまうため その前のモーションを全部見るのが難しいという欠点もある。 ……欠点か? まあ、これもかえって先生の使用率を上げる原因になったりもするが。 #region(更に) ゲーム内の強さとは関係のない設定上のスペックだと、武術[[医者>ファウスト]]のみならず[[指揮官>伊達政宗]]、[[軍師>片倉小十郎]]、 [[エンジニア>河城にとり]]といった役割もこなせ、しかもその全てに一々[[天才>アミバ]]という枕詞がついて来る。 他にも、エンジニアの面で見るとマッドサイエンティストの気がある。 どれぐらいマッドかというと、''コクピットを弾頭として撃ち出す''兵器を開発している位(使ったら、もちろん''搭乗者は死ぬ'')。 なんてもの開発しているんですか、先生!! 一応フォローしておくと、ゼノギアスの世界には「エーテル」という魔法があり、 そのエーテルで[[A.Tフィールド>エヴァンゲリオン初号機]]っぽいバリアを張った敵機体を攻撃するためには、 (基本的に人しか使えない)エーテルを込めた攻撃をしなければならないのが理由。 エーテル的攻撃力を高めることだけ考えたらこれが一番らしい。いずれにせよ人命無視の外道特攻兵器という点に変わりは無いが。 ただ作った当の本人も「まさか本当に使用するやつはいないだろう」と考えていたのか、 作中で彼の先輩であるジェシーがこれに乗ってきたとき、割と本気でビビッていた。 (但し、ジェシーによって改良されていたため無事だった。彼曰く''「イカれた若造の作ったポンコツを、何時までもそのままにしておくか!」''とのこと) さらに敵のロボ(特にソラリス製)にはかなりの確率で、この人が開発に関わっている。 その中には[[変>ヘリオン]][[形>コンボイ]][[合>キングジョー]][[体>真ゲッター1]]する戦隊っぽいものすらあったりする。[[趣味、なんだろうか…。>闇のアギト]] と、思っていたら''公式で''「趣味によるもの」という発言があった。ソラリスの人々に大人気で''テーマソングまで作られている''ところをみると、 デザイナーとしても天才らしい。ここまでくると、笑うしかない。 問題の機体はこちら(3:17から) &nicovideo(sm1414468) また刀での技には一部&bold(){[[切腹>キャプテン・サワダ]]}しているように見えるモーションがある(実際は後ろ向きに敵を刺しているだけ)。 #endregion また、ギアを用いた戦闘の方でも上位の実力を誇る。特に終盤に乗り換える機体による強さは、''主人公機に次ぐナンバー2''。 まず通常攻撃力が(武器を考えれば)全キャラ中、事実上最強。素早さも生身程ではないが最上位。 前述のエーテルもほとんど生身と同じものが使えるため、そちらも優秀。おまけにこのゲームには「[[ハイパーモード>ゴッドガンダム]]」という特殊システムがあるため、 ギアでの戦闘では素早さが高いキャラは、システム的に非常に有利。HPは上位陣に比べれば見劣りするものの、十分平均値は上回っている。 一応本作最強の機体は主人公機なのだが、それには前述のハイパーモードと絡んだ特殊仕様による部分が大きい。 特殊仕様を除いても十二分に強いのだが。その特殊仕様を除いた実性能ではおそらく彼が最強。 #region え?エーテルダブル装備したビリー?大人になったエメラダ?薬漬けにしたチュチュ?…… (∩゚д゚)アーアーキコエナイ #endregion 上記のような狂った性能から最強キャラの座をぶっちぎりでキープしている彼なのだが、そんな彼にも欠点はある。 彼をパーティーに入れてしまうと、戦闘のほとんどのターンを持って行ってしまうため、他のキャラが育ちにくいというのがそれだ。 ん?それは弱点とは呼べない?[[聞こえんなぁ>シン(北斗の拳)]]。 キャラ戦で彼と組んでもやって行けるのは、銃器による高い攻撃力と全キャラ中最高の回復技能で攻めにも守りにも回れるビリーか、 シタンにはない強力なエーテル攻撃と全キャラ中二番目の素早さを有するエメラダぐらい。その場合はフェイが[[主人公(笑)]]になってしまうが。 ……誤解の無いように言うと、フェイは決して弱くない。むしろ強い、かなり強い。だが相手が悪すぎる[[といわざるを得ない>お覇王]]。 敢えて弱点らしき点を挙げるなら、終盤の重要なダメージソースとなる「[[超必殺技]]」が基本属性(風、地、火、水)しかない点。 無属性や敵に無効化・吸収されにくい光・闇属性の超必がないため「基本属性の攻撃を吸収する」という特殊能力持ちが相手だと 無属性の通常必殺技に頼らざるを得ないのである。ただこれも弱点かといわれると首を傾げざるを得ない。 なぜなら、 +凄まじい攻撃性能ゆえ、通常必殺技を連発するだけで十分上位陣の超必殺技クラスのダメージを与えることができる。 +問題の超必殺技にしても、これだけの属性を網羅しているキャラは上位陣のみ(下位だと超必自体持たないキャラもいる)。&br()通常の敵なら弱点属性を簡単につけるため、むしろ強みである。 +たとえ控えに回っても、十分魔法で活躍できる。 +そもそも「全ての基本属性を無効化、または吸収」という能力を持った敵などごく僅かしかいない。&br()おまけに、そいつらは基本的に前述のギアで殲滅可能。 という感じで殆ど気にならないレベルなのである。 唯一、この弱点(?)を意識するのは[[ドラゴン>恋するドラゴン]]ならぬ「ドラゴ''ソ''」という強力な敵キャラと戦う時くらい。 ちなみにこいつの弱点属性は闇なので、唯一闇属性の超必殺技を持つ前述の主人公が主人公(真)状態となれる。 ---- ・MUGENでのシタン先生 y.y氏の製作したものが存在する。 元ゲーのスプライトを利用し、格ゲーとして違和感なく仕上げているものの、製作者側の多忙により未完成な部分も残っている。 しかし、この状態かつ[[AI]]が無いにも関わらず、タッグ戦だとなぜか強かったりする。ちなみに改変は自由とのこと。 ***出場大会 [[RPGっぽい何かでタッグトーナメント]] ***出演ストーリー [[ロック魔理沙の探偵物語]] [[無限を翔る聖蓮船]] [[夢幻暁光奇譚]] [[ANGEL DROPS ~天使の欠片~>>http://www.nicovideo.jp/watch/sm10342025]]
#image(xeno-citan-uzuki2.jpg,width=250,title=メガネのデザインがとても気になる) **&bold(){[[&color(blue){「しょおー」}>レイ]]} //リドミは「ウズキ」になっているけど元の言葉からウヅキが正解っぽいのでこっちで製作 #image(sitan_attack1.gif,title=○(AP3消費)) スクウェアの名作RPG『ゼノギアス』の登場人物。 主人公フェイの村に住む[[医者であり、武芸にも秀でている>トキ]]ため「[[先生]]」と呼ばれている。 [[機械いじりが趣味>ガンダム]]で、表向きは温厚な性格だが、時として厳しく非情な面も見せる。 また旺盛すぎる知的好奇心を抑えきれない一面もあり、周囲を唖然とさせてしまうことも。 老け顔だが、29歳で妻子持ちである。 本名はヒュウガ・リクドウだが、素性を知られたあともシタンで通している。 #region(彼の正体についてネタバレ) 彼の正体はソラリスの守護天使の一員であり、天帝カインの密命を受けて 「接触者」であるフェイを監視するために地上へと降りてきた。 幼少の頃から天才的な才能を発揮し、ソラリスの第三級市民層出身ながら カーラン・ラムサスの執り成しによりユーゲントに入学、「エレメンツ」構成員となる。ユーゲント卒業後、守護天使に就任。 第三次シェバト侵攻作戦の指揮を取った後、ユイ・ガスパールと結婚、娘のミドリをもうけている。 天帝の密命を受けて地上へと降りた彼は、フェイを監視しながら、これを導き守護する役割を果たしていく。 #endregion #image(sitan.gif,title=立ちモーション(素手)) 一見常識人に見えながら、得体の知れない思わせぶりな言動も多く、主人公(とプレイヤー)を大いに混乱させた。 また腹黒い行動に定評があり、 ''「先生もどうだい?」'' ''「いいえ。わたしは遠慮しておきます」'' は多くのプレイヤーにトラウマを植えつけた伝説的なセリフ。 先生……[[あんたって人はーーーっ!>インパルスガンダム]] #region(トラウマ解説([[グ>妖怪腐れ外道]][[ロ>沙耶]]ネタ注意)) 作中で「ソイレントシステム」という食料生産施設が登場するのだが、 実は内部で行われている人体実験の末に廃棄された''人間を加工して食料にしている''。 上記のセリフは、主人公のフェイとヒロインのエリィが施設内で生産された缶詰を食べる時のもの。 その後、二人は衝撃の事実を自分の目で確かめることになる…… トラウマ化の要因は主に、荒いグラフィックながらも実際に描写される加工過程 (“食材”が機械で処理される際など、ランダムで''時折悲鳴が上がる''……エグい)にあるが、 -知っていながら二人が缶詰を食べるのを止めようともせず、[[その上で事実を教える>ロミアス]]。 -しかし、''自分は「遠慮しておきます」'' な先生の外道っぷりもガチである。「こんなのってあるかい……先生……」 なお、このエピソードの元ネタは『ソイレント・グリーン』という古いSF映画。 ゼノギアスには他にも、海外のSF小説や古い映画のオマージュ的なネタが数多く使われている。 #endregion 中の人は『[[キン肉マン>キン肉バスター]]』のテリーマン、『[[北斗の拳]]』のファルコ、『[[メタルギアソリッド>ソリッド・スネーク]]』のオタコン、 『スーパーロボット大戦』の[[ギリアム・イェーガー>ゲシュペンスト]]等でおなじみ[[田中秀幸>ジョナサン・ジョースター]]氏。 ちなみに『ゼノギアス』のスタッフが別会社に移って製作した『[[ゼノサーガ>KOS-MOS]]』シリーズには、 ''ジン・ウヅキ''なる[[このキャラから>遠野志貴]][[メガネを取った>七夜志貴]]だけにしか見えないキャラがいる。中の人も同じ田中秀幸氏である。[[狙ってやっているとしか思えん>K9999]]。 なおこのジンは、同ゲームの主人公であるシオン・ウヅキの兄。『[[NAMCOxCAPCOM]]』でもシオンが「兄さんなら…」と度々彼のことに言及している。 ・ゲーム中の性能 防御力が若干低め(ただし、HPは高い)なことを除き、全ての能力値が異常に高く、特にすばやさがずば抜けている。 どのくらいかというと、''他のキャラの2~3倍攻撃できる''。おまけに攻撃力も平均以上、 回復・補助系エーテル(ゼノギアスにおける魔法)も使えるなど、まさに器用万能タイプのキャラ。 前述したようにこのゲームはFFと同じくすばやさが高いほど自ターンが回ってくるのが早く、最重要パラメータといっても過言ではないのだが、 このすばやさを強化させる補助エーテル(FFでのヘイスト)を使えるのは、''全キャラ中シタン先生を含め二人だけである''。[[なんなんだアンタ]]。 この類のアッパーキャラは大抵のRPGだと途中退場したり敵に回ったりするものだが、シタン先生の場合はそんなこともなく、''むしろ途中から強化される''。 様々な事情により封印していた「刀」を手に取った先生は、まさに天下無双。元から平均以上だった攻撃力に、そのまま刀の攻撃力がプラスされるのである。 他の武器持ちキャラのように「武器の攻撃力を考慮して素手の攻撃力を下げる」なんて人道的措置は一切無い。というか、それが普通だろうよ…。 さらにこの刀の性能も非常に高い。武器を持つのは事実上終盤に入ってからとはいえ、回数制限なしの武器の中では最高峰の攻撃力を誇る。 他の武器だと''最強装備で攻撃力30とか24とか''なのに、先生の方は''最弱装備で攻撃力30''。なんだそれ。 その上最強装備だと、他の武器をぶっちぎる&color(red){&bold(){攻撃力40}}というミラクル(このゲーム、攻撃力が1違うだけでダメージが激変する)。 常軌を逸した素早さによる手数の多さだけでも十二分に戦力になるというのに、この時点で単発火力においても全キャラ中最強となる。 スピードが最低のパワーキャラすら彼の攻撃力に及ばないという…… 雑魚敵との戦闘だと「シタン先生の攻撃だけで敵全滅」なんてのは''日常茶飯事''。何を考えて、開発陣はこんなチートキャラを作ったのだろうか。 おまけに一部のダンジョンを除き、最初から最後まで大体パーティー参加が可能(と言うか、最初に仲間になる人がこの人で最後まで一緒にいる)。 この為、普通に進めるとどうしても「パーティー編成に困ったらシタン先生を入れる」という事態になってしまうのである。 開発者もその辺を理解していたからか、それとも''開発者の愛ゆえに''なのかは不明だが、 彼がパーティー入りした状態で進めるのが前提となっていると思しきダンジョンすらある。 (彼がいなくとも問題なく進むのだが、明らかに彼のみ発言量がおかしい) また単なる性能以外でも非常に優遇されており、生身と「ギア」([[各キャラ固有の>サイバーボッツ]][[巨大ロボット>機動戦士ガンダム]])の両方でパワーアップと共にモーションが一新される。 他キャラだと生身なら[[エメラダ]]が唯一、ギアなら半数ほどのキャラがパワーアップ・外見の変化がある。 だが基本的にモーションは使いまわしで、変化があるのは主人公機のみ。[[いくらなんでも開発陣から愛されすぎである>レイ]]。 ただ、このせいで普通にゲームを進めていると、ほぼ確実に全ての[[必殺技]]を覚える前にパワーアップしてしまうため その前のモーションを全部見るのが難しいという欠点もある。 ……欠点か? まあ、これもかえって先生の使用率を上げる原因になったりもするが。 #region(更に) ゲーム内の強さとは関係のない設定上のスペックだと、武術[[医者>ファウスト]]のみならず[[指揮官>伊達政宗]]、[[軍師>片倉小十郎]]、 [[エンジニア>河城にとり]]といった役割もこなせ、しかもその全てに一々[[天才>アミバ]]という枕詞がついて来る。 他にも、エンジニアの面で見るとマッドサイエンティストの気がある。 どれぐらいマッドかというと、''コクピットを弾頭として撃ち出す''兵器を開発している位(使ったら、もちろん''搭乗者は死ぬ'')。 なんてもの開発しているんですか、先生!! 一応フォローしておくと、ゼノギアスの世界には「エーテル」という魔法があり、 そのエーテルで[[A.Tフィールド>エヴァンゲリオン初号機]]っぽいバリアを張った敵機体を攻撃するためには、 (基本的に人しか使えない)エーテルを込めた攻撃をしなければならないのが理由。 エーテル的攻撃力を高めることだけ考えたらこれが一番らしい。いずれにせよ人命無視の外道特攻兵器という点に変わりは無いが。 ただ作った当の本人も「まさか本当に使用するやつはいないだろう」と考えていたのか、 作中で彼の先輩であるジェシーがこれに乗ってきたとき、割と本気でビビッていた。 (但し、ジェシーによって改良されていたため無事だった。彼曰く''「イカれた若造の作ったポンコツを、何時までもそのままにしておくか!」''とのこと) さらに敵のロボ(特にソラリス製)にはかなりの確率で、この人が開発に関わっている。 その中には[[変>ヘリオン]][[形>コンボイ]][[合>キングジョー]][[体>真ゲッター1]]する戦隊っぽいものすらあったりする。[[趣味、なんだろうか…。>闇のアギト]] と、思っていたら''公式で''「趣味によるもの」という発言があった。ソラリスの人々に大人気で''テーマソングまで作られている''ところをみると、 デザイナーとしても天才らしい。ここまでくると、笑うしかない。 問題の機体はこちら(3:17から) &nicovideo(sm1414468) また刀での技には一部&bold(){[[切腹>キャプテン・サワダ]]}しているように見えるモーションがある(実際は後ろ向きに敵を刺しているだけ)。 #endregion また、ギアを用いた戦闘の方でも上位の実力を誇る。特に終盤に乗り換える機体による強さは、''主人公機に次ぐナンバー2''。 まず通常攻撃力が(武器を考えれば)全キャラ中、事実上最強。素早さも生身程ではないが最上位。 前述のエーテルもほとんど生身と同じものが使えるため、そちらも優秀。おまけにこのゲームには「[[ハイパーモード>ゴッドガンダム]]」という特殊システムがあるため、 ギアでの戦闘では素早さが高いキャラは、システム的に非常に有利。HPは上位陣に比べれば見劣りするものの、十分平均値は上回っている。 一応本作最強の機体は主人公機なのだが、それには前述のハイパーモードと絡んだ特殊仕様による部分が大きい。 特殊仕様を除いても十二分に強いのだが。その特殊仕様を除いた実性能ではおそらく彼が最強。 #region え?エーテルダブル装備したビリー?大人になったエメラダ?薬漬けにしたチュチュ?…… (∩゚д゚)アーアーキコエナイ #endregion 上記のような狂った性能から最強キャラの座をぶっちぎりでキープしている彼なのだが、そんな彼にも欠点はある。 彼をパーティーに入れてしまうと、戦闘のほとんどのターンを持って行ってしまうため、他のキャラが育ちにくいというのがそれだ。 ん?それは弱点とは呼べない?[[聞こえんなぁ>シン(北斗の拳)]]。 キャラ戦で彼と組んでもやって行けるのは、銃器による高い攻撃力と全キャラ中最高の回復技能で攻めにも守りにも回れるビリーか、 シタンにはない強力なエーテル攻撃と全キャラ中二番目の素早さを有するエメラダぐらい。その場合はフェイが[[主人公(笑)]]になってしまうが。 ……誤解の無いように言うと、フェイは決して弱くない。むしろ強い、かなり強い。だが相手が悪すぎる[[といわざるを得ない>お覇王]]。 敢えて弱点らしき点を挙げるなら、終盤の重要なダメージソースとなる「[[超必殺技]]」が基本属性(風、地、火、水)しかない点。 無属性や敵に無効化・吸収されにくい光・闇属性の超必がないため「基本属性の攻撃を吸収する」という特殊能力持ちが相手だと 無属性の通常必殺技に頼らざるを得ないのである。ただこれも弱点かといわれると首を傾げざるを得ない。 なぜなら、 +凄まじい攻撃性能ゆえ、通常必殺技を連発するだけで十分上位陣の超必殺技クラスのダメージを与えることができる。 +問題の超必殺技にしても、これだけの属性を網羅しているキャラは上位陣のみ(下位だと超必自体持たないキャラもいる)。&br()通常の敵なら弱点属性を簡単につけるため、むしろ強みである。 +たとえ控えに回っても、十分魔法で活躍できる。 +そもそも「全ての基本属性を無効化、または吸収」という能力を持った敵などごく僅かしかいない。&br()おまけに、そいつらは基本的に前述のギアで殲滅可能。 という感じで殆ど気にならないレベルなのである。 唯一、この弱点(?)を意識するのは[[ドラゴン>恋するドラゴン]]ならぬ「ドラゴ''ソ''」という強力な敵キャラと戦う時くらい。 ちなみにこいつの弱点属性は闇なので、唯一闇属性の超必殺技を持つ前述の主人公が主人公(真)状態となれる。 ---- ・MUGENでのシタン先生 y.y氏の製作したものが存在する。 元ゲーのスプライトを利用し、格ゲーとして違和感なく仕上げているものの、製作者側の多忙により未完成な部分も残っている。 しかし、この状態かつ[[AI]]が無いにも関わらず、タッグ戦だとなぜか強かったりする。ちなみに改変は自由とのこと。 ***出場大会 [[RPGっぽい何かでタッグトーナメント]] ***出演ストーリー [[ロック魔理沙の探偵物語]] [[無限を翔る聖蓮船]] [[夢幻暁光奇譚]] [[ANGEL DROPS ~天使の欠片~>>http://www.nicovideo.jp/watch/sm10342025]]

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