オメガモン

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オメガモン - (2010/03/25 (木) 13:49:04) の1つ前との変更点

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#image(left,omegamon.jpg,title=闇との戦いに終止符を打つ“最後”の聖騎士) 属性 ワクチン 種族 聖騎士型 世代 究極体 必殺技 ガルルキャノン、グレイソード バンダイから発売されている『デジタルモンスター(略称はデジモン)』シリーズに登場する架空の電子生命体デジタルモンスターの一種。 #clear プロフィール >ウイルスバスターであるウォーグレイモン・メタルガルルモンが、善を望む人々の強い意志によって融合し誕生した“ロイヤルナイツ”の一員である聖騎士型デジモン。2体の特性を併せもつデジモンで、どんな状況下でも、その能力をいかんなく発揮することのできるマルチタイプの戦士である。ウォーグレイモンの形をした左腕には盾と剣が、そしてメタルガルルモンの形をした右腕には大砲やミサイルが装備されている。背中のマントは、敵の攻撃を避ける時や、飛行するときに背中から自動的に装着される。必殺技は、メタルガルルモンの形をした大砲から打ち出される絶対零度の冷気弾で敵を凍結させる『ガルルキャノン』。また、左腕には無敵の剣『グレイソード』が装備されている。 (デジモンウェブ、デジモン図鑑より) #region(ロイヤルナイツとは) デジタルワールドのネットワークセキリティの最高位である13体の聖騎士型デジモンたち。 ネットワークを守る立場にありながらワクチン種・データ種・ウィルス種など種族や性質に関わりなくメンバーは集まっている上、絶対的な“善”というわけではなく各々がそれぞれの信じる正義の元に動く。 良く言えば多様性があり、様々な危機に対応出来る共に、時には主の意向に背いてでも弱き者を助けることもある。 &del(){悪く言えば自己中が多くてまとまりにイマイチ欠け、内ゲバし放題の困ったちゃんの集まりでもあるけどな!} ちなみにデジタルワールドが危機に陥った際に予言の元に集うとされているが、各メディア作品で13体全てのメンバーが揃ったことはなく(後述の作品では13体中5体しか揃わず、ガラガラの円卓の席で会話している光景も見られる)、また現在でも2体のロイヤルナイツは発表されていない。 #endregion 1999年当時放送されていた、デジタルモンスターを原作とするテレビアニメ『デジモンアドベンチャー』の劇場版『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』のために新規に制作されたデジモン((しかし初出演作はWSゲーム・アノードテイマー・カソードテイマーでヴァリアブル技でガルルグレイモンという名前で登場したのが初だったりする))。 テレビアニメでも出番が多く人気の高かった2体のデジモンが融合して誕生したこと、さらに劇場版自体の評価や作中でのオメガモンの活躍のインパクトの大きさもあって、ファンから非常に高い人気を誇るデジモンであり、 強さのインフレにより、オメガモンと同等以上の実力を持つデジモンも多数登場している中でも『最強のデジモンは誰か』というと高確率で候補に上がるなど、非常に思い入れを持ったファンが多いデジモンである。 育成ゲームのシリーズでもウォーグレイモンとメタルガルルモンをジョグレス進化(2体以上のデジモンを融合させることで行う進化)させることなどで登場できる作品もあり、 オメガモンに育てるのは非常に難しい反面、強力なデジモンとして登場している(なお、一部作品ではジョグレス以外の方法でもオメガモンへと進化させることは可能。デジモンは育成環境や勝率などで様々な種族に進化する可能性を持つ設定であり、進化ルートは完全には固定されていないため、このようなことも頻繁に起こりうる)。 非常に人気が高いことや、デジモンの世代として最終形態の「究極体」が2体融合して誕生しているという別格さから、 デジタルモンスターを原作とする各メディアでの活躍の幅も広い。 大抵の作品で「別格」扱いされているが、実は意外と敗北シーンも多かったりする。 **オメガモンX抗体 #image(omegamonX.jpg,title=刺激的ビフォーアフター) オメガモンが「X抗体」と呼ばれる因子を取り込むことでX-進化(ゼヴォリューション)した姿。 かなり角張った姿に変わったが、Xデジモンにはよくあることなので問題ない。同僚のデュナスモンX抗体に比べればこれでも十分丸い。 X-進化を果たしたことで基本能力の向上の他、グレイソードに触れたものを消し去る「オールデリート」、戦闘時に一瞬にして先を読み対応できる究極の力「オメガインフォース」を会得したことで、理論上は無敵の存在と化した。 …まぁデジモンクロニクルでは登場してすぐに、オメガインフォースを使った結果、敵が規格外過ぎて「削除できぬ!」と悟るはめになるのだが。 *&i(){[[理論上最強(笑)]]って言った奴は表に出(ry} #region(各作品でのオメガモン) -デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム 主人公たちの内の二人である八神太一と石田ヤマトのパートナーデジモンであるアグモン、ガブモンが進化したウォーグレイモンとメタルガルルモンが融合進化して登場。 #region(デジモンアドベンチャーでのデジタルワールドとパートナーデジモンの設定について) デジモンアドベンチャー及びその続編であるデジモンアドベンチャー02でのデジタルワールドとは、 携帯機などの原作『デジタルモンスター』の設定とは異なり、''ネットワーク上の電脳世界では無い''。 デジアドシリーズでは並行世界の概念が用いられており、同世界にして位相が異なるその中には「人の想いを具現化する世界」やクトルフ的な世界である「暗黒の海」など様々な異世界が存在する。 その中に人間の住む世界からデジタルデータなどの情報や人の心が流れ込み、人の想いを具現化する世界の力を受けて実体化する異世界が、デジタルワールドである。 そのため、プログラムなどがコンピュータの外でも働くなど、デジタル的な性質を強く持ちながら、人間やデジモンの心の働きよる精神的な影響も強く受ける世界になっており、 パートナーデジモンとは人間と特殊な繋がりを持って生まれたデジモンであり、精神がデジタルとの結びつきで生まれた『もう一人の自分』でもある。 だからこそ人間(特にパートナー)の心の成長や想いの強さに影響を受け、本来デジモンにはあり得ないような一時的な進化を遂げることができる。 #endregion この作品のために作られたデジモンであるだけあって大活躍し、コピーを繰り返し数千体に増殖した敵デジモンの一斉攻撃と、 ''世界中の子供達のウォーグレイモンやメタルガルルモンを応援するメールが届いたことによる処理落ち''によりフルボッコされ瀕死状態になった後からの圧倒的な強さによる逆転などで非常に高い人気を得た。 -デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲 デジモンアドベンチャーから3年後が舞台で、設定は繋がっている。 前作で倒した敵デジモンの生き残っていたデータが増殖し、オメガモンやそのパートナーである太一やヤマトを誘き寄せたことで再び融合進化した。 前作では世界中から届いたメールが光で出来たタマゴのようになり、その内部で融合進化するという非常に神々しい特異な進化であったが、 今作ではそういった特殊な条件はなく、パートナーデジモンを一時的に進化させるためのアイテムであるデジヴァイスを用いて自分たちの意思で融合させることが可能になっている。 ただしその反面、前作のような圧倒的なパワーは無くなったような描写があったり(前作とは違い普通のジョグレス進化のため)、 新たに産み出された敵デジモン・アーマゲモンの圧倒的な強さの前に敗れるなど、前作のような圧倒的な活躍は無くなった。 とはいえ、出番は一番多い上に戦闘シーンも動きが多く非常に枚数も使われており、前作と比べるならともかく「弱い」という印象をあたえる事はないという優遇もされている。 -デジモンテイマーズ 冒険者たちの戦い 別世界のデジタルワールドからテイマーズの世界に逃げ込んだメフィスモンを追うデジモン。 相手が完全体ということもあり終始優勢に戦うも、テイマーズの世界へと取り逃がしてしまう。 テイマーズの世界そのものには入り込んだり干渉することができないため、テイマーズの主人公たちを空間を経由して敵の元に送り届けたりしている。 基本的にゲスト出演のようなものなので出番は少ない。タクシーみたいなものである。 -デジモンフロンティア &bold(){通行人。} -デジモンアドベンチャーVテイマー01 世界を滅ぼす可能性がある超究極体「アルカディモン」のテイマーに選ばれた少年・彩羽ネオのエイリアス(分身)、藤本秀人の育てたデジモンとして登場。 ウォーグレイモンのオーグ、メタルガルルモンのメルーガが秀人の想いに応えて進化したデジモン。 テイマーである秀人の指示やデジヴァイスの力により、ガルルキャノンを収束や拡散して撃ち出したり、体力を消耗するが元の2体のデジモンに分離する「パーティション(分裂)」や、再びジョグレスを行うことで体力回復を行うなど、多彩な戦闘方法を行える。 主人公である八神太一の育てたエアロブイドラモンの「ゼロマル(ただし大抵のシーンでゼロとだけ呼ばれている)」の必殺技が直撃してもほぼダメージを負わないなど圧倒的な強さを見せた(この時のゼロは完全体デジモンだが、古代種と呼ばれるデジモンの一種で感情の起伏で究極体にも匹敵する力を持つ)が、 自分を見失った秀人を諌めるため、そして太一とゼロの絆や信頼を見て自らの負けを認め、あえて無防備でゼロの新必殺技を受けて敗れる。 その後は和解し、秀人の友人であるネオを秀人とともに止めようとするが、暴走を重ねるネオが究極体にまで育て上げたアルカディモンの必殺技「ドットマトリックス」の、 ''不可視・探知不能かつノーモーションで放て、あらゆる物体・エネルギーを瞬間的に0と1に分解して吸収する''という反則的な性能の前に全ての技を破られ、敗北する。 (最もアルカディモンはドットマトリックスを除いてもオメガモンと互角以上のスペックを誇り、初戦ではドットマトリックスはガルルキャノンの分解とグレイソードを折るのに使われただけで オメガモンに致命傷クラスのダメージを与えたのは打撃などの直接攻撃である。) しかしその後もかろうじて生存し、デジタルワールドを守るためにネオと止めようとするデジモンたちと共に戦い、秀人とのコンビーネーションでアルカディモンのドットマトリックスの発射口を見極めるなど、 太一とゼロのドットマトリックス攻略の手がかりの一つとなった。 -デジモンクロニクル ロイヤルナイツの一員として登場。 増大したデジモンのデータによりパンク寸前だった旧デジタルワールドを捨てて、必要なデジモンだけを新デジタルワールドに移したホストコンピュータ「イグドラシル」の意向に従い、 旧デジタルワールドのデジモンを全滅させるために放たれたXプログラムに対する抗体を生み出し新デジタルワールドに逃げてきた旧デジモンを全滅させようと粛清をかける。 主人公である堂本コータのパートナーであるドルモンが進化したドルゴラモンの圧倒的な強さの前に敗れかけるが、 自らも異分子となり粛清される覚悟でX抗体を取り込みX進化を果たしドルゴラモンを討つ。 しかしドルゴラモンに施されていた「死んでも他者のデジコアを移植して生命を保つ」という改造が生物の持つ“存在することへの本能”を引き出すX抗体に引き出されたことで死のX進化(デクスリューション)を果たし、 死亡しているにも関わらず他者のデジコアを食らい活動するデクスドルゴラモンへと変貌した後にイグドラシルによって生体データであるドルモンだけ転移されたことで出現した「他者のデジコアを取り込み消去する」という実体の無い破壊プログラム「デクスモン」の前にはX進化したオメガモンでさえ為す術がなかった。 -DIGITAL MONSTER X-evolution 基本的に上記のデジモンクロニクルの世界観を原作としている(ただしこちらは人間は登場しないが)作品であるため開始当初の役割は一緒である。 しかしこちらでは映像作品だけあって粛清の現場がしっかりと描写されており、 抵抗の意思を見せず必死に逃げようとした成長期デジモンを背後から撃ち抜くことは序の口、旧デジモンを通報した新デジモンたちを旧デジモンたちごと抹殺、多数のデジモンを地形ごと吹き飛ばしかろうじて生き延びた瀕死のデジモンも踏みつぶして殺すなど、 「あれ?デジモンって基本子供向けじゃなかったっけ?」と言いたくなることこの上ない非情さである。 しかしXデジモンの生きたいと願う意思、戦友であり同じロイヤルナイツであるデュークモンの意思と行動によりイグドラシルの真意に疑問を抱くようになり、 その答えを知るためにドルモンの進化したアルファモンと共にイグドラシルの元へと赴く。 -デジモンセイバーズ イグドラシルに仕えるロイヤルナイツとして登場。ロイヤルナイツの中でも一目おかれているような描写はあったが、今作ではロイヤルナイツのメンバーが歴代で一番揃っているため、あまりオメガモンの出番は無かった。 #endregion ---- **MUGENにおけるオメガモン わたち氏が手書きで制作したものが存在。デザインとしては漫画やアニメの物が元になっている。 3ボタンで操作し、それぞれウォーグレイモンの腕側、メタルガルルモンの腕側、そして足技を放つ。 必殺技ではそれぞれグレイソード、ガルルキャノンを用いて攻撃可能。 移動技などはないが、2段ジャンプや空中ダッシュなども搭載されており、機動力はやや高め。 AIは搭載されていないが、下記の動画ではうp主操作で登場している。 &nicovideo(sm2950029) 現在では残念ながら作者ホームページの閉鎖により入手不可。
#image(left,omegamon.jpg,title=闇との戦いに終止符を打つ“最後”の聖騎士) 属性 ワクチン 種族 聖騎士型 世代 究極体 必殺技 ガルルキャノン、グレイソード バンダイから発売されている『デジタルモンスター(略称はデジモン)』シリーズに登場する架空の電子生命体デジタルモンスターの一種。 #clear プロフィール >ウイルスバスターであるウォーグレイモン・メタルガルルモンが、善を望む人々の強い意志によって融合し誕生した“ロイヤルナイツ”の一員である聖騎士型デジモン。2体の特性を併せもつデジモンで、どんな状況下でも、その能力をいかんなく発揮することのできるマルチタイプの戦士である。ウォーグレイモンの形をした左腕には盾と剣が、そしてメタルガルルモンの形をした右腕には大砲やミサイルが装備されている。背中のマントは、敵の攻撃を避ける時や、飛行するときに背中から自動的に装着される。必殺技は、メタルガルルモンの形をした大砲から打ち出される絶対零度の冷気弾で敵を凍結させる『ガルルキャノン』。また、左腕には無敵の剣『グレイソード』が装備されている。 (デジモンウェブ、デジモン図鑑より) #region(ロイヤルナイツとは) デジタルワールドのネットワークセキリティの最高位である13体の聖騎士型デジモンたち。 ネットワークを守る立場にありながらワクチン種・データ種・ウィルス種など種族や性質に関わりなくメンバーは集まっている上、絶対的な“善”というわけではなく各々がそれぞれの信じる正義の元に動く。 良く言えば多様性があり、様々な危機に対応出来る共に、時には主の意向に背いてでも弱き者を助けることもある。 &del(){悪く言えば自己中が多くてまとまりにイマイチ欠け、内ゲバし放題の困ったちゃんの集まりでもあるけどな!} ちなみにデジタルワールドが危機に陥った際に予言の元に集うとされているが、各メディア作品で13体全てのメンバーが揃ったことはなく(後述の作品では13体中5体しか揃わず、ガラガラの円卓の席で会話している光景も見られる)、また現在でも2体のロイヤルナイツは発表されていない。 #endregion 1999年当時放送されていた、デジタルモンスターを原作とするテレビアニメ『デジモンアドベンチャー』の劇場版『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』のために新規に制作されたデジモン((しかし初出演作はWSゲーム・アノードテイマー・カソードテイマーでヴァリアブル技でガルルグレイモンという名前で登場したのが初だったりする))。 テレビアニメでも出番が多く人気の高かった2体のデジモンが融合して誕生したこと、さらに劇場版自体の評価や作中でのオメガモンの活躍のインパクトの大きさもあって、ファンから非常に高い人気を誇るデジモンであり、 強さのインフレにより、オメガモンと同等以上の実力を持つデジモンも多数登場している中でも『最強のデジモンは誰か』というと高確率で候補に上がるなど、非常に思い入れを持ったファンが多いデジモンである。 ガルルキャノンは冷気弾という説明が付いてる場合が多いが映画だと大爆発を起こす砲撃だったりビームだったり安定しない。撃ち分けが可能と言ってしまえばそれまでだが。 育成ゲームのシリーズでもウォーグレイモンとメタルガルルモンをジョグレス進化(2体以上のデジモンを融合させることで行う進化)させることなどで登場できる作品もあり、 オメガモンに育てるのは非常に難しい反面、強力なデジモンとして登場している(なお、一部作品ではジョグレス以外の方法でもオメガモンへと進化させることは可能。デジモンは育成環境や勝率などで様々な種族に進化する可能性を持つ設定であり、進化ルートは完全には固定されていないため、このようなことも頻繁に起こりうる)。 非常に人気が高いことや、デジモンの世代として最終形態の「究極体」が2体融合して誕生しているという別格さから、 デジタルモンスターを原作とする各メディアでの活躍の幅も広い。 大抵の作品で「別格」扱いされているが、実は意外と敗北シーンも多かったりする。 **オメガモンX抗体 #image(omegamonX.jpg,title=刺激的ビフォーアフター) オメガモンが「X抗体」と呼ばれる因子を取り込むことでX-進化(ゼヴォリューション)した姿。 かなり角張った姿に変わったが、Xデジモンにはよくあることなので問題ない。同僚のデュナスモンX抗体に比べればこれでも十分丸い。 X-進化を果たしたことで基本能力の向上の他、グレイソードに触れたものを消し去る「オールデリート」、戦闘時に一瞬にして先を読み対応できる究極の力「オメガインフォース」を会得したことで、理論上は無敵の存在と化した。 …まぁデジモンクロニクルでは登場してすぐに、オメガインフォースを使った結果、敵が規格外過ぎて「削除できぬ!」と悟るはめになるのだが。 *&i(){[[理論上最強(笑)]]って言った奴は表に出(ry} #region(各作品でのオメガモン) -デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム 主人公たちの内の二人である八神太一と石田ヤマトのパートナーデジモンであるアグモン、ガブモンが進化したウォーグレイモンとメタルガルルモンが融合進化して登場。 #region(デジモンアドベンチャーでのデジタルワールドとパートナーデジモンの設定について) デジモンアドベンチャー及びその続編であるデジモンアドベンチャー02でのデジタルワールドとは、 携帯機などの原作『デジタルモンスター』の設定とは異なり、''ネットワーク上の電脳世界では無い''。 デジアドシリーズでは並行世界の概念が用いられており、同世界にして位相が異なるその中には「人の想いを具現化する世界」やクトルフ的な世界である「暗黒の海」など様々な異世界が存在する。 その中に人間の住む世界からデジタルデータなどの情報や人の心が流れ込み、人の想いを具現化する世界の力を受けて実体化する異世界が、デジタルワールドである。 そのため、プログラムなどがコンピュータの外でも働くなど、デジタル的な性質を強く持ちながら、人間やデジモンの心の働きよる精神的な影響も強く受ける世界になっており、 パートナーデジモンとは人間と特殊な繋がりを持って生まれたデジモンであり、精神がデジタルとの結びつきで生まれた『もう一人の自分』でもある。 だからこそ人間(特にパートナー)の心の成長や想いの強さに影響を受け、本来デジモンにはあり得ないような一時的な進化を遂げることができる。 #endregion この作品のために作られたデジモンであるだけあって大活躍し、コピーを繰り返し数千体、数万体に増殖し続ける敵デジモンの一斉攻撃と、 ''世界中の子供達のウォーグレイモンやメタルガルルモンを応援するメールが届いたことによる処理落ち''によりフルボッコされ瀕死状態になった後からの圧倒的な強さによる逆転などで非常に高い人気を得た。 -デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲 デジモンアドベンチャーから3年後が舞台で、設定は繋がっている。 前作で倒した敵デジモンの生き残っていたデータが増殖し、オメガモンやそのパートナーである太一やヤマトを誘き寄せたことで再び融合進化した。 前作では世界中から届いたメールが光で出来たタマゴのようになり、その内部で融合進化するという非常に神々しい特異な進化であったが、 今作ではそういった特殊な条件はなく、パートナーデジモンを一時的に進化させるためのアイテムであるデジヴァイスを用いて自分たちの意思で融合させることが可能になっている。 ただしその反面、前作のような圧倒的なパワーは無くなったような描写があったり(前作とは違い普通のジョグレス進化のため)、 新たに産み出された敵デジモン・アーマゲモンの圧倒的な強さの前に敗れるなど、前作のような圧倒的な活躍は無くなった。 とはいえ、出番は一番多い上に戦闘シーンも動きが多く非常に枚数も使われており、前作と比べるならともかく「弱い」という印象をあたえる事はないという優遇もされている。 というかこのアーマゲモン自体が対オメガモンに特化した能力らしく 前回のディアボロモンの闘いやクラモンからのデータでオメガモンの攻撃への耐性を身に付けていた可能性がある。 外側が駄目ならと口内に直接ガルルキャノンを何発撃ち込んでも効いてなかったのにオメガモンより格段に戦闘力が劣るインペリアルドラモン(通常形態)の攻撃には怯むなど。 それを意識したのかカードゲームなどでは相手がオメガモンだった場合に自分の攻撃力が倍になったりオメガモンの攻撃力を下げる等の効果がついている場合もある。 倒された後は【初期化(イニシャライズ)】能力を持つオメガブレードとなり力を託しインペリアルドラモンに新たなモードを発現させた。 この剣で攻撃された相手は構成データを初期化され文字通りタマゴや幼年期になってしまう。 このオメガブレードを持ったインペリアルドラモンパラディンモード(名前長い…)がロイヤルナイツの始祖となったのだが この映画に登場した個体がロイヤルナイツを創ったわけでなく大昔にもそういう事をした別の者がいたという事であり まずロイヤルナイツの設定自体も固まってない部分もあるので実際はあまり関係ない。 -デジモンテイマーズ 冒険者たちの戦い 別世界のデジタルワールドからテイマーズの世界に逃げ込んだメフィスモンを追うデジモン。 相手が完全体ということもあり終始優勢に戦うも、テイマーズの世界へと取り逃がしてしまう。 テイマーズの世界そのものには入り込んだり干渉することができないため、テイマーズの主人公たちを空間を経由して敵の元に送り届けたりしている。 基本的にゲスト出演のようなものなので出番は少ない。タクシーみたいなものである。 ガルルキャノンは前作までの当たると大爆発する大砲からビームになった。 -デジモンフロンティア &bold(){通行人。} -デジモンアドベンチャーVテイマー01 世界を滅ぼす可能性がある超究極体「アルカディモン」のテイマーに選ばれた少年・彩羽ネオのエイリアス(分身)、藤本秀人の育てたデジモンとして登場。 ウォーグレイモンのオーグ、メタルガルルモンのメルーガが秀人の想いに応えて進化したデジモン。 テイマーである秀人の指示やデジヴァイスの力により、ガルルキャノンを収束や拡散して撃ち出したり、体力を消耗するが元の2体のデジモンに分離する「パーティション(分裂)」や、再びジョグレスを行うことで体力回復を行うなど、多彩な戦闘方法を行える。 主人公である八神太一の育てたエアロブイドラモンの「ゼロマル(ただし大抵のシーンでゼロとだけ呼ばれている)」の必殺技が直撃してもほぼダメージを負わないなど圧倒的な強さを見せた(この時のゼロは完全体デジモンだが、古代種と呼ばれるデジモンの一種で感情の起伏で究極体にも匹敵する力を持つ)が、 自分を見失った秀人を諌めるため、そして太一とゼロの絆や信頼を見て自らの負けを認め、あえて無防備でゼロの新必殺技を受けて敗れる。 その後は和解し、秀人の友人であるネオを秀人とともに止めようとするが、暴走を重ねるネオが究極体にまで育て上げたアルカディモンの必殺技「ドットマトリックス」の、 ''不可視・探知不能かつノーモーションで放て、あらゆる物体・エネルギーを瞬間的に0と1に分解して吸収する''という反則的な性能の前に全ての技を破られ、敗北する。 (最もアルカディモンはドットマトリックスを除いてもオメガモンと互角以上のスペックを誇り、初戦ではドットマトリックスはガルルキャノンの分解とグレイソードを折るのに使われただけで オメガモンに致命傷クラスのダメージを与えたのは打撃などの直接攻撃である。) しかしその後もかろうじて生存し、デジタルワールドを守るためにネオと止めようとするデジモンたちと共に戦い、秀人とのコンビーネーションでアルカディモンのドットマトリックスの発射口を見極めるなど、 太一とゼロのドットマトリックス攻略の手がかりの一つとなった。 -デジモンクロニクル ロイヤルナイツの一員として登場。 増大したデジモンのデータによりパンク寸前だった旧デジタルワールドを捨てて、必要なデジモンだけを新デジタルワールドに移したホストコンピュータ「イグドラシル」の意向に従い、 旧デジタルワールドのデジモンを全滅させるために放たれたXプログラムに対する抗体を生み出し新デジタルワールドに逃げてきた旧デジモンを全滅させようと粛清をかける。 主人公である堂本コータのパートナーであるドルモンが進化したドルゴラモンの圧倒的な強さの前に敗れかけるが、 自らも異分子となり粛清される覚悟でX抗体を取り込みX進化を果たしドルゴラモンを討つ。 しかしドルゴラモンに施されていた「死んでも他者のデジコアを移植して生命を保つ」という改造が生物の持つ“存在することへの本能”を引き出すX抗体に引き出されたことで死のX進化(デクスリューション)を果たし、 死亡しているにも関わらず他者のデジコアを食らい活動するデクスドルゴラモンへと変貌した後にイグドラシルによって生体データであるドルモンだけ転移されたことで出現した「他者のデジコアを取り込み消去する」という実体の無い破壊プログラム「デクスモン」の前にはX進化したオメガモンでさえ為す術がなかった。 -DIGITAL MONSTER X-evolution 基本的に上記のデジモンクロニクルの世界観を原作としている(ただしこちらは人間は登場しないが)作品であるため開始当初の役割は一緒である。 しかしこちらでは映像作品だけあって粛清の現場がしっかりと描写されており、 抵抗の意思を見せず必死に逃げようとした成長期デジモンを背後から撃ち抜くことは序の口、旧デジモンを通報した新デジモンたちを旧デジモンたちごと抹殺、多数のデジモンを地形ごと吹き飛ばしかろうじて生き延びた瀕死のデジモンも踏みつぶして殺すなど、 「あれ?デジモンって基本子供向けじゃなかったっけ?」と言いたくなることこの上ない非情さである。 しかしXデジモンの生きたいと願う意思、戦友であり同じロイヤルナイツであるデュークモンの意思と行動によりイグドラシルの真意に疑問を抱くようになり、 その答えを知るためにドルモンの進化したアルファモンと共にイグドラシルの元へと赴く。 -デジモンセイバーズ イグドラシルに仕えるロイヤルナイツとして登場。ロイヤルナイツの中でも一目おかれているような描写はあったが、今作ではロイヤルナイツのメンバーが歴代で一番揃っているため、あまりオメガモンの出番は無かった。 #endregion ---- **MUGENにおけるオメガモン わたち氏が手書きで制作したものが存在。デザインとしては漫画やアニメの物が元になっている。 3ボタンで操作し、それぞれウォーグレイモンの腕側、メタルガルルモンの腕側、そして足技を放つ。 必殺技ではそれぞれグレイソード、ガルルキャノンを用いて攻撃可能。 移動技などはないが、2段ジャンプや空中ダッシュなども搭載されており、機動力はやや高め。 AIは搭載されていないが、下記の動画ではうp主操作で登場している。 &nicovideo(sm2950029) 現在では残念ながら作者ホームページの閉鎖により入手不可。

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