ウルトラマンジード

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#image(ジード.jpg,width=450,title=決められた自分のSTORY! 抗うたび築くHISTORY!) &font(30,b,i,black){「}&font(30,b,i,red){ジー}&font(30,b,i,black){ッとしてても、}&font(30,b,i,red){ドー}&font(30,b,i,black){にもならねぇ!」} 円谷プロによる2017年放送の特撮番組『ウルトラマンジード』に登場する、主人公の[[ウルトラマン]]。&s(){決して[[ケンシロウ]]に[[最初にやられた連中>モヒカン]]ではない} 光の国出身でありながら、最凶最悪の悪に染まったウルトラマンとしてその存在を視聴者に知らしめてきた、 &b(){[[「ウルトラマンベリアル」の息子という>ジョルノ・ジョバァーナ]]}[[その出自は、多くのファンに衝撃を与えた。>ダース・ベイダー]] ちなみに、ジード自身は本編放送以前に前番組『ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE』内で放送されていた短編、 『ウルトラファイトオーブ』の最終回にて先行登場を果たしている。 #region(ジードのプロフィール) 身長:51メートル 体重:4万1千トン(※基本形態であるプリミティブの数値) 飛行速度:マッハ5.5 脚力:マッハ2 泳力:マッハ1.5 //#region(空想科学読本) //水中では音の速さが空気中の約5倍になるため、泳力マッハ1.5(時速約9100km/h)は飛行速度マッハ5.5(時速約6700km/h)より速い。 //『空想科学読本』登場後はこういう点には気を付けていたはずだが、やっっちゃったようだ。 //#endregion //↑単に一般的な空気中の音速(1,200 km/h)の単位として使用しただけでは?難癖をつけるような部分ではないのでコメントアウト #endregion ある時、更に力を付け復活したベリアルは再び宇宙警備隊に戦いを挑み、それはM78星雲光の国が存在する宇宙のみならず、 やがて他の次元をも巻き込んでいき、後に「オメガ・アーマゲドン」と呼ばれる大戦争へと発展していった。 このさなかに[[ウルトラマンヒカリ]]によって開発されたウルトラカプセルが投入されようとしていた時分、 ベリアルは「サイドスペース」と呼ばれる次元の宇宙へ侵攻する。 こちらで繰り広げられた戦いによって全世界は荒廃してしまい、 さらにウルティメイトゼロ形態のウルトラマンゼロでさえ、ベリアルの前に敗れてしまった。 そしてベリアルがしたためていた超兵器による大爆発「クライシス・インパクト」によってサイドスペースの地球は消滅、 更に宇宙そのものが崩壊の危機を迎えてしまう。 しかし伝説の超人・ウルトラマンキングが&b(){その身を自ら宇宙全体と一体化させ、崩壊した宇宙を復元させる。}&link_anchor(*1){*1}。 これによりベリアルの目論見は失敗(実際には大成功していたが)、そればかりか自らも爆発に巻き込まれたのか肉体を消失してしまった。 やがて時は流れ、復活したサイドスペースの地球には&b(){朝倉リク}&link_anchor(*2){*2}という名の少年がいた。 相棒である[[ペガッサ星人]]のペガと共に小さなアパートに居を構え、町の商店でアルバイトをする日々を送っていたが、そうした日常は突如終わりを告げる。 怪獣[[スカル>レッドキング]][[ゴモラ]]が出現し、住んでいた町を蹂躙したのだ。 行くあてのなくなったリクとペガが町内の天文台を訪れたその時、エレベーターが出現。乗り込んだ先にあったのは、地下に広がる謎の秘密基地であった。 基地の人工知能からライザーとウルトラカプセルという2つのアイテムを託され、 ライザー及びウルトラマンとしての名前を決めるように進言されたリクは「ジードライザー」「ウルトラマンジード」と決め、 プリミティブ形態に変身(フュージョンライズ)し、再び出現したスカルゴモラに立ち向かう。 やがてリクは自分が「悪のウルトラマンの息子」という事実、その過酷な運命に苦悩しつつも戦う覚悟を決める。 相棒のペガ、「レム」と名付けた人工知能、怪獣災害で両親を失い復讐に燃える少女・鳥羽ライハ、幼馴染の愛崎モアと彼女の上司のシャドー星人ゼナ、 そしてベリアルの痕跡を追ってきた[[ウルトラマンゼロ]]や、彼と同化した伊賀栗レイトといった面々との出会いを経て、 彼らと時には衝突しながらも仲間として支え合うようになり、その身にふりかかる様々な試練を乗り越えていくのであった。 #region(ジード各形態の解説など) ベリアルの息子であるためか、冒頭の画像を見れば分かる通り&b(){各形態共通してかなり目付きが悪い[[悪人面>ガンダム試作2号機]]}なのが外見的な特徴。 劇中でも一般人に「目付きが悪い」「面構えが気に入らない」と言われており、&s(){[[ニセウルトラマン]]は気付かれなかったのに} [[ウルトラマンゼロ]]からも一瞬ベリアルと見間違われ、あわや戦闘となる程。 第一話に至っては世界観やクライシス・インパクトの影響もあって、ジードがスカルゴモラを倒した際に喜んだのは先入観が無い子供のみという有様だった。 変身したリク本人も、後にニュース番組で変身後の姿を見て、自身が思い描いていたヒーロー像とは異なっていた為にショックを受けていた。 この他、2018年の劇場版ジードでは客演キャラの[[ウルトラマンオーブ]]が、 ベリアルの系譜であるサンダーブレスター形態に変身した際「似てる!?」「気にすんな!」と会話していたり、 ジード自身が客演した2019年公開の劇場版『ウルトラマンR/B』においては、 共闘したウルトラマンロッソ・ブル・(ウーマン)グリージョがいずれもスタンダードなウルトラマン顔という事もあって異様さが際立っている。 &s(){そしてブルからは「なんか目つき悪いぞ!」と指をさされてしまう始末。} 変身の際にはウルトラカプセルという様々なウルトラマンの力が込められたカプセルを、 変身アイテム「ジードライザー(CV:[[檜山修之>https://www30.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:檜山修之|]])」にフュージョンライズする必要があり、 本作の敵である伏井出ケイもウルトラカプセルの力を狙っている事もあって、一種の争奪戦のような展開もあった。 ちなみにリクはTV版の時点ではフュージョンライズに用いられる9個のカプセルに加えて、 ロイヤルメガマスター用に「ゾフィー」「ジャック」「エース」「タロウ」と、 &b(){何の前触れもなく何時の間にか持っていた}「ウルトラ6兄弟」(上記4つのカプセルよりも前に登場している)の、 5つを加えた合計14個のカプセルを所持している。 補助アイテムとして「ジードクロー」という武器も途中から使用するようになるが、名前の通り&b(){二又の鉤爪型}(しかも爪部分が回転する)で、 色々な意味であまりヒーローっぽくないウルトラマンである。 そしてある意味最大の特徴として、&b(){一度変身すると20時間経過するまで再変身が不可能}。 活動時間が3分である事を考えると異常な燃費の悪さである。 「1回の変身でプリミティブ以外のカプセルは使わなかったから20時間以内に別形態に変身する」 という事はしなかったため、カプセルではなくリク側の問題だと思われる。 この他、フュージョンライズに使われるカプセルの元になったウルトラマンの多くに[[偽物>妄想ウルトラセブン]]が出てきていた事から、 各形態の裏モチーフに偽ウルトラ戦士が入っているのではないかとも推測されている。 また、主な敵[[怪獣]]であるベリアル融合獣も、伏井出ケイがベリアルの力を使ってフュージョンライズする事で出現するため、 [[敵味方共に同じ力を使って戦っている>仮面ライダー1号]]事になる。 -&b(){プリミティブ} &font(20,b,i,black){「決めるぜ!覚悟!」} 基本形態。変身アイテム「ジードライザー」に[[ウルトラマン]]と「ウルトラマンベリアル」のウルトラカプセルをフュージョンライズする事で変身する。 バランスの取れた形態だが、変身後の着地時に両手を地面に着ける、拳を握らずに相手を引き裂くなど野生的で荒々しい戦い方をする。 またプリミティブといえば膝、と言われるように飛び膝蹴りを多用するのも特徴。 変身バンクや光線技を放つときの溜め動作などにも禍々しい印象を与えるような部分が見られる。 主な必殺技は腕を十字に組む伝統の構えから放たれる光線技&b(){「レッキングバースト」}。 この他にも切断技の「レッキングリッパー」、音波攻撃の「レッキングロアー」という技も持つ。 -&b(){ソリッドバーニング} #image(ソリッドバーニング.jpg,title=支え合う) &font(20,b,i,red){「燃やすぜ!勇気!」} パワー形態。ジードライザーに[[ウルトラセブン]]と[[ウルトラマンレオ]]のウルトラカプセルをフュージョンライズする事で変身する。 %%監督がレオ好きなため%%レオの力を宿しているためか、近接格闘が得意。 勿論、セブンのアイスラッガーを模した「ジードスラッガー」等のセブン要素もある。 &b(){両者共に偽物ロボがいる}(レオはステージショー限定だけど)という繋がりからか、 全身を装甲で覆った外見や、各部から蒸気やブースト炎を噴き出す等、全体的にロボっぽいのが特徴。 ロボっぽいのはそれだけではなく、ブーストを吹かせて機動力を補ったり、手足にジードスラッガーを装着するためのスロットが付いている。 必殺技はここにスラッガーを装着し、ブーストで加速させながら放つ「ブーストスラッガーパンチ(キック)」や、 右腕の手甲を展開して正拳から放つ光線「ストライクブースト」等。 ……セブンとレオといえば師弟関係にある2人であり、『レオ』本編における過酷な特訓シーンが印象的だったためか、 視聴者の間では&b(){「ウルトラマンジープ」}という愛称が定着している。 -&b(){アクロスマッシャー} #image(アクロスマッシャー.jpg,title=仲間の笑顔がチカラ) &font(20,b,i,blue){「見せるぜ!衝撃!」} スピード形態。[[ウルトラマンコスモス]]と[[ウルトラマンヒカリ]]という、青いウルトラマン2人のウルトラカプセルをフュージョンライズする事で変身する。 太極拳を思わせる動きでの高速戦闘を得意とし、 光の剣「スマッシュビームブレード」や、興奮抑制作用のある「スマッシュムーンヒーリング」などの多彩な光線技を持つ。 素の火力はあまり高くないものの、自身の機動力と高い攻撃力を持つジードクローの相性が極めて良いため、総合的な戦果は全形態でも高め。 %%代わりにスマッシュビームブレードはジードクローに出番を取られがちに%% 単体での必殺技は「アトモスインパクト」だが、初使用が相手を郊外に吹き飛ばすだけと、 視聴者からは破壊光線ではないと認識されてしまう程で、使用回数自体が少なく破壊光線として用いられたのはたったの1回。 そのため基本的にジードクローの必殺技「ディフュージョンシャワー」が、半ば専用技のように多用されている (一度だけロイヤルメガマスターが使った)。 その独特な構えが襖を開ける動作と一致しているため、「開けろ襖ッシャー」だの初登場回のサブタイトルをもじって「あ け か た」だのネタにされる。 なお、上記画像は初登場回のワンシーンなのだが掌を上に向けて挑発するその仕草から、 [[こちらの青トラマン>ウルトラマンアグル]]が連想されたという視聴者も多数いた模様。 また、頭頂の青い部分が鋭い目のラインに沿って配置されている姿が[[ハシビロコウ>ハシビロコウ(けものフレンズ)]]に似ていると言われる事も。 -&b(){マグニフィセント} #image(マグニフィセント.png,title=GEED...僕は強くなる) &font(20,b,i,gray){「守るぜ!希望!」} [[ウルトラマンゼロ]]と「ウルトラの父」こと''ウルトラマンケン''&s(){断じて[[全米格闘王>ケン]]ではない}のウルトラカプセルでフュージョンライズする事で変身する。 ベリアルにとっては両者ともただならぬ因縁のウルトラマンという事もあり、 直接相対したベリアルは「ケンには恨みがある!容赦せん!!」と不快感を顕にしていた。 視聴者からも「(ベリアルにとって)嫌がらせフォーム」&b(){「ベリアル[[絶対殺すマン>ファフナー・マークザイン]]」}等とネタにされる。 プリミティブとは対照的に、「メガボンバーパンチ」などの技に代表される、 強く握りしめられた正拳を用いた力強い戦い方が特徴。 格闘以外にも「アレイジングジードバリア」や必殺光線「ビッグバスタウェイ」など様々な技を持つ。 初登場がかなり印象的かつドラマチックだったのだが、後述するロイヤルメガマスターがほぼ上位互換のために戦闘シーンが少ない (肩に巨大な角があるため、[[激しいアクションがしにくかった>スパイダーマッ]]のではというメタ的な事情も囁かれている)。 その代わり登場してもかませ扱いはされにくく、総合的に見れば中々よいポジションに。 一部ファンからは裏モチーフはエンペラ星人、もしくはアーマードダークネスと推測されている。 -&b(){ロイヤルメガマスター} #image(ロイヤルメガマスター.png,title=ここからは NEXT STAGE) &font(20,b,i,black){「我、王の名のもとに!」} &font(20,b,i,#800080){(ウルトラマンキング!)} &font(20,b,i,#daa520){「変えるぜ!運命!!」} 最強形態。ウルトラマンベリアルと&b(){ウルトラマンキング}のウルトラカプセルをフュージョンライズする事で変身する。 他の形態と若干変身プロセスが異なり、カプセルを二つリードする事で''"超絶撃王剣"''キングソードが出現し、 「我、王の名のもとに!」というジードライザーの音声の後キングソードにウルトラマンキングのカプセルを装填する。 またこの形態のみ形態名を呼称するのがキングソードとなる。 ちなみに本作のウルトラマンキングの声優はライザーと同じく檜山氏であり、キングソードもウルトラマンキングの声が用いられている (そのため何時もの勇者王ボイスのライザーと異なりこちらは荘厳な声色)。 [[リーゼントヘアーみたいな頭部が特徴>如月弦太朗]]。&s(){[[俺のヘアースタイルがロイヤルメガマスターみてェーだとォ?>東方仗助]]} また身体の模様は色以外はベリアルアーリースタイル(悪堕ち前のベリアル)そのものとなっている。 デフォルトでマントを装備していたり、ぐんぐんカットでもキングソードを保持していたりと、歴代ウルトラマンでも特異な要素が多い。 ウルトラマンキングの力を使っているとだけあって、文句無しのジード最強形態であり、専用武器「キングソード」を使った優雅な戦い方が特徴的。 ウルトラ6兄弟のカプセルを使う事で彼らの必殺技を模した技が使える他、必殺の光線技&b(){「ロイヤルエンド」}はビッグバスタウェイの約20倍の威力を誇る。 &s(){逆説[[ビッグバスタウェイはロイヤルエンドの約20分の1>機動刑事ジバン]]…} かなり強い形態とはいえ、あくまでジードがキングの力を借りているという体なので変身のインターバルや制限時間などの制限もそのまま。 動作も優雅であるが、その実リクの性格と戦闘スタイルもあって大火力で一気に押しつぶすゴッリゴリのパワーファイター。 その為に真正面から撃ち合おうとしない相手は苦手で、 劇中では「連続ワープで攻撃を悉く回避され、飛び道具でチマチマ体力を削られる」戦法に膝を屈しかけた事も。 最終話や劇場版では敵が強すぎたり、リクが冷静さを失っていたなどの要因はあるものの、 一撃で変身解除させられてしまうと、最強形態なのに若干かませ扱いされてしまっている。 //ギガバトルナイザーを破壊したのはロイヤルエンドだけの力じゃないんだが…… なお変身時のフレーズが『[[仮面ライダーエグゼイド]]』と似ているので、時折ネタにされる事もある模様。 &s(){「エグゼイッとしてても、どうにもならねえ!」「どういう状態だよ」} //MUGENキャラに実装されていたので追記 -&b(){ウルティメイトファイナル} #image(ultimate final.jpeg,width=400,title=か弱きチカラ でもキミが加われば 動かせる未来) &font(20,b,i,){&color(red,gold){つなぐぜ!願い!!}} 映画『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!』に登場する、ジードの究極形態。 リク自身の思いから起動したジードの力を宿した「エボリューションカプセル」を「必勝撃聖棍ギガファイナライザー」にセットして、 ジードライザーで読み込む事で変身する、借り物のフュージョンライズではない、ジード自身の形態。 カプセルに描かれているのはベリアルアーリースタイルに酷似したジードの本来の姿だが、 この形態は初変身直前のギャラクトロンMK2との戦いで喰らったギルバリスのサイバーウイルスをギガファイナライザーで制御し、 戦闘力の増強に転換した影響で、ジードオリジン(仮)どころか、どのフュージョンライズ形態とも異なる幾何学的な模様をしている。 ギガファイナライザーは、父が使用していたギガバトルナイザーの製作者であるクシア人のブラン・サデルーナが、ギルバリスを倒すために作り出したもの。 (ギルバリスはもともとクシア人が作り上げた人工知能だったが、「永遠の平和を築く」という命令を間違った方向で解釈し、クシア星を制圧してしまった) ……というより、ギガファイナライザーを作る過程でプロトタイプとしてギガバトルナイザーが誕生したらしく、 紆余曲折を経てベリアルの息子であるジードの手に渡ったのは妙な因果を感じさせる。 基本スペックはロイヤルメガマスターを上回り、さらにギガファイナライザーにはギルバリスの光線の効かない特殊な装甲に対抗するべく、 「所持者の想いの強さ」を物理的破壊エネルギーに変換する機能があり、ジードの想いの強さに比例して戦闘能力を無限に上昇させる。 その破壊力はギガファイナライザーの2番目に強い必殺技である「ライザーレイビーム」で、 プリミティブのジードプルーフ(5形態に分身して必殺光線5発同時発射し、ギガバトルナイザーを破壊する威力)をも上回る(とされている)程に圧倒的。 光線を撃つだけでなく打撃武器としても使用可能で、ギャラクトロンを一撃で破壊してしまえるほどの威力がある。 また、リクの心が折れない限り活動時間に制限が存在しない(消耗によるタイマーの点滅は起きた)他、再変身のインターバルもこの形態には存在しない。 ただ、良くも悪くも使用者の精神に影響されるため、直前の戦いで手負いの状態になり思うように力を発揮出来なかったり、 不利な戦局でもギリギリまで使用自体を控えた事もある(『ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』及び『ウルトラギャラクシーファイト』等)。 必殺技はギガファイナライザーを用いた「ギガスラスト」「ライザーレイビーム」「クレセントファイナルジード」のほか、 本人も&bold(){各フュージョンライズ形態が持つ必殺光線の進化形を使用可能}で、 劇場版『R/B』や『ウルトラギャラクシーファイト』ではそのうちの1つ「レッキングノバ」(レッキングバーストに相当)を使用している。 上記の他、歴代ウルトラマンのウルトラカプセルを使った形態が設定されており、本編では使用されなかったものの、 アーケードゲーム『ウルトラマン フュージョンファイト!』ではそれらの形態を見る事が出来る。 その中にはMUGEN…ならぬ「ムゲンクロッサー」というものも。 #endregion #region(「朝倉リク」について) #image(riku.png,width=450,title=右側の少年がリク。「こういう時は"ジード"だ。ジーっとしてても、ドーにもなんない!」) &font(20,b,i,black){「&ruby(ユーゴー){融合}!&font(red){&ruby(アイゴー){I go}!}}&font(20,b,i,black){&ruby(ヒア){Here}} &font(20,b,i,red){&ruby(ウィー ゴー){we go}}&font(20,b,i,black){!!」} 純粋かつ温厚な好青年。19歳。演:濱田龍臣 &s(){昔[[宇宙刑事>宇宙刑事ギャバン]]に助けられた気もするが気のせい。} 幼馴染であるモアから教わった&b(){「ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!」}が口癖で、これが「ジード」の名前の由来となった&link_anchor(*3){*3}。 口癖が示す通り、行動派でポジティブな面が強い反面、 自分を差し置いてウルトラマンゼロが称賛されている事に嫉妬して卑屈になる等、ネガティブな一面もある。 孤児である事にコンプレックスがあったようで、幼い時にはヒーローショーを見ている中で唯一親がいない事を泣いていた事も。 逆にそれが&b(){親しい人々を脅かすような相手に決して屈さない強い心}に繋がっているのだが、 親しい人々を巻き込まないよう一人で抱え込んだり、独断で行動して周囲を振り回すといった年相応の危うさもある。 幼い頃にみた「爆裂戦記ドンシャイン」というヒーローに憧れており、かなりのドンシャインオタクでもある。 フュージョンライズで用いられる「融合!アイゴー![[ヒアウィーゴー>マリオ]]!」や「決めるぜ、覚悟!」といった決め台詞もドンシャインリスペクトによるもの。 更には人工知能に咄嗟に「ドンシャイン」のヒロインの名前を付ける、ドンシャイングッズをアクシデントで壊された事でペガと大喧嘩するなど筋金入り。 他、本来地球人には聞こえない筈のペガッサ星人の声が聞こえたり、棚の上にあるものを取ろうとジャンプして天井に頭をぶつける、 なにより&b(){「ベリアルの息子」で、何故かウルトラマンに変身出来る}等、かなり謎めいた青年であるが……? #region(その出生の秘密(重大なネタバレあり)) &b(){リク=ジードは地球人ではなく、ベリアルの復活を望む伏井出ケイ=ストルム星人がベリアルの遺伝子を用いて作り出したウルトラマンである。} より正確に言うならば&b(){「ウルトラカプセルを起動させられる存在に成り得る生命体」}であり、 実際には肉体・遺伝子的な意味合いではウルトラマンではない。 要は&b(){主人公でありながら偽ウルトラマンのようなポジション}である。 同時にベリアルとの関係も、[[親子というよりはクローンに近い。ただ両者とも自分達の関係を親子と認識している>ウルヴァリン]]。 ベリアルの宿敵であるゼロは(とっくに知っていたものの)リクに打ち明けられた時に、 「苦労するよな、&b(){お互い}変な親父を持つと」と%%多分本音%%冗談交じりにリクを励ましている。 ベリアルはクライシス・インパクトにてその肉体を消失しており、 その復活を目論んだベリアル配下である伏井出ケイは、ベリアルの新たな肉体となるのに十分なウルトラカプセルを欲した。 が、光の国から盗み出したウルトラカプセルの起動には生命体に宿る「リトルスター」と呼ばれるものが必要であり、 そしてリトルスターは&b(){「宿主がウルトラマンに祈る」}事でしか回収出来ない。ストルム星人であるケイではリトルスターの確保が不可能なのである。 その為にケイはベリアルから遺伝子を貰い受け、その遺伝子を用いて&b(){「いずれウルトラマンに成り得る存在」}として&b(){デザインベイビー}を作り出す。 それこそがリクであり、つまりウルトラマンジードとは、&b(){ベリアル復活のための駒・ウルトラマンの模造品}でしかなかったのだ。 変身に必要なアイテムや秘密基地及びサポートAIが用意されていたのも、成長したリクがやがてウルトラマンとなり、 ウルトラマンとなったリクとケイが用意した[[怪獣]](ベリアル融合獣)を戦わせ、 [[リクを人々が祈る対象に仕立て上げた上でベリアル復活に必要なウルトラカプセルとリトルスターを収集させる>仮面ライダービルド]]……という、 &b(){ケイ及びベリアルの掌の上での壮大なヒーローごっこ}だったのである。 変身の時にウルトラカプセルが必要なのも、&b(){自力ではウルトラマンの状態に変身する事が不可能だから}である。 なお変身時は一度ベリアルアーリースタイルに酷似した[[ジード素体とでもいうべき姿>仮面ライダーBLACK]]になって、 その後フュージョンライズ形態へと移行する。 ちなみにジード素体もといベリアルアーリースタイルのスーツは、 M78星雲と関わりが薄い作品のキャラであるウルトラマンゼアスの改造品のため、 ジード素体とフュージョンライズ形態は顔立ちから割と似ていない。 だが、リクはベリアルやケイの思惑を超え、最終的に真のウルトラ戦士として成長していく事となり、 ウルトラマンキング、ウルトラの父の二人から「若きウルトラマン」と認められる事になる。 『ウルトラヒーローズEXPO』のショーでは&b(){リクを作る過程の失敗作}が、 プリミティブ、ロイヤルメガマスター以外の3形態の姿で登場したり、 『ウルトラギャラクシーファイト』では敵がジードの光のエネルギーを奪って生み出した「ジードダークネス」という &b(){実質偽ウルトラマンであるジードのそのまた更なる偽物}ともいえる奴や、 『ウルトラマンタイガ』に至ってはベリアル因子から作られた「ニセウルトラマンベリアル」という、 &b(){見た目は父親なのに遺伝子的に見たらリクの弟}とややこしい存在が登場している。 なお彼が異常に拘るドンシャインに関しては、 子供時代にドンシャインのショーが開かれた際に、上記の経緯故に孤児であるリクはその場に馴染めず一人泣いていたのだが、 ショーに現れたドンシャインは、&b(){アドリブで真っ先に泣いているリクの元に駆け付けてくれたのだった}。 その時の出来事が彼がヒーローを目指すきっかけとなり、リクのアイデンティティーとなっている。 上記の出自から分かるように、地球人が力を得たタイプではないにもかかわらず、ウルトラ戦士としての実年齢が19歳という異例の年齢である (参考、ウルトラマン:2万歳、ゼロ:5900歳(高校1年生相当)、ウルトラマンボーイ:2000歳(光の国のウルトラ小学生))。 厳密には正式なウルトラマンではないとはいえ、ぶっちぎりの若さである。 また、作中で特に掘り下げられる事はなかったが、自分を地球人と思って成長したウルトラマンという点も特異である。 #endregion また、部屋が散らかりっ放しだったり、洗濯機を買いにいってゲーム機を買ってきたり、 &b(){ベッドの下に何やら隠しものをしている}らしかったり (公式設定ではドンシャイングッズとの事だが、ドンシャインオタクなのは周知の事実であり&b(){今更隠す必要がない}為、  [[アッチ方面>脱衣KO]]ではないかとよくネタにされる)、 ややずぼらな面が目立つ。 ちなみに演者の濱田龍臣氏は、2010年の『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』において、 ゼロが憑依する青年ランの弟のナオ役として出演しており、この時はジャンボットに搭乗して戦った。 濱田氏自身リクに劣らないレベルのウルトラマン好きであり、ジードに主役として抜擢された事は嬉しかった一方で、 思ったより早いタイミングで来た事には焦りもあったとの事。 このとき濱田氏は16歳で、ウルトラシリーズの主役としては最年少でもある(それまでは『[[ウルトラマンギンガ]]』の根岸拓哉氏の17歳)。 また、2018年公開の劇場版ジードではリクがウルティメイトフォースゼロの面々と顔を合わせるのだが、 そこでリクを見たジャンボットが&b(){「何処かで見たような」と言い、&br()さらには「ジャンファイトと言ってみてくれないか」とフリを入れる}という役者ネタが見られた。 これに対しリクは困惑しつつもやってあげた…のだが、声変わりしていた事もあり「なんか違う」と不評だった。 また『ウルトラマン クロニクル ZERO&GEED』では、ナオの活躍を見たペガにその話題を振られた際に、 やたら素っ気なく話を切り上げるリクが描かれた。&s(){ジャンボットにダメ出しされた事を引きずってるんだろうか。} #endregion #region(本編終了後の客演) -『劇場版 ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』 悪のウルトラマン・トレギアの策略により連れ去られたペガを追って『R/B』の宇宙を訪れる形で登場。 ウルトラマンロッソ及びブルに変身する湊カツミ・イサミの兄弟とは妙なファーストコンタクトとなってしまったものの、 協力してペガを助け出したことをきっかけに打ち解け、リクは彼らの家族の温かさに触れることに。 敵の強さの前に戦意喪失しかけていたロッソ、ブル、グリージョを激励する、 鬱屈した感情をトレギアに利用されて怪獣スネークダークネスに変貌してしまったカツミの友人・戸井を説得したりと要所要所で活躍を見せている。 最終決戦でも一度は変身解除されるも続けてウルティメイトファイナルに変身して戦線復帰、トレギアと互角以上にわたり合った。 -『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』 『タイガ』の前日譚。 AIBからの捜査協力要請を受けて出撃していた際、本作のボスであるウルトラダークキラーと遭遇。 エックス共々ダークキラーによってエネルギーを奪われ、闇の分身「ジードダークネス」を生み出されてしまう。 駆け付けたギンガによってエックスと一緒に救出された後は他のニュージェネメンバーと合流し、 惑星テンネブリスでジードダークネスと激突した。 なお、本作では父ベリアルの故郷にして自分のルーツともいえるM78星雲光の国に初めて降り立ち、感激する様子を見せている。 &s(){あまりの感激っぷりに、折角再会したロッソとブルの呼びかけをスルーしてしまっていたが} -『ウルトラマンタイガ』 他の新世代ヒーローズたちと共にウルトラマントレギアと戦っていたが、 トレギアが仕掛けた地雷原に誘い込まれ大ダメージを負い、エックスと共にウルトラマンタイタスに自身の力を与えて戦線から離脱した。 (余談だが、タイタスもU40星出身のウルトラ族で悪の道に走った一派「ヘラー軍団」に属していた者の血を引いており、そういう点ではジードと似た立場でもある) 第23話でもベリアルを倒したウルトラマンとして名前が登場している。 -『ウルトラマンZ』 第6話「帰ってきた男!」・第7話「陛下のメダル」にゲスト出演。 ジードライザーが復活したギルバリスに破壊されて使用不可能になったため、 ゼットと同じウルトラゼットライザーで変身する「ギャラクシーライジング」という新形態を引っ提げて登場した。 #endregion &font(20,b,i,black){「僕には…仲間がいる!帰る場所も!} &font(20,b,i,black){ 僕は僕の人生を生きている!誰にも価値がないなんて言わせない!!」} ---- **MUGENにおけるウルトラマンジード pink_sheep_X氏によるものが公開中。 muu氏やbakisimu氏のウルトラ戦士をベースに改変されていると思われ、[[スピリッツ]]などが使用可能。 ジード最大の特徴であるフュージョンライズ形態は各必殺技を発動する際、それに応じた形態にチェンジするものとなっている。 当初は、TV本編に登場した5形態(プリミティブ、ソリッドバーニング、アクロスマッシャー、マグニフィセント、ロイヤルメガマスター)が搭載されており、 2020年3月の更新により、映画版に登場のウルティメイトファイナルも搭載された。 なお、ゲーム『ウルトラマン フュージョンファイト!』における形態は未搭載。 また、相手の体力が半分を切ると本編挿入歌の「フュージョンライズ!」が流れる。 デフォルトでAIも搭載されており、よく動いてくれる。 &youtube(https://www.youtube.com/watch?v=-eQLa3aOugA){320,240} 必殺技・超必殺技の種類がかなり多く、コマンド表にあたるファイルが同梱されていないので以下に記載する。 #region(必殺技(旧版)) &b(){プリミティブの技} レッキングリッパー(←,x): 扱いやすい、斬撃波を放つ飛び道具。 錐揉み突進(→,x): 前方に手を突き出し、錐揉み回転で突進する。 &b(){ソリッドバーニングの技} サイキックスラッガー(x): スラッガーを投げる。発生も弾速もそれなりだが、硬直が大きめのため大ジャンプに弱い。 エメリウムブーストビーム(↓,x): 一瞬で画面端まで届き発生も速い。打点が異様に高いものの、そのおかげで相手のジャンプの出だしを潰せる事も。 正拳突き(↓,y): 攻撃判定の出ている時間が長め。当たると真横に勢いよく吹き飛ばすが、ダウンしないのが難点。 &b(){アクロスマッシャーの技} スマッシュビームブレード(yまたは←,yまたは→,y): 光の剣で攻撃。素早いモーションで繰り出され、連打も効く。 #endregion #region(超必殺技(旧版)) &b(){プリミティブの技} レッキングバースト(z): 発生、リーチ、威力共に癖がなく使いやすい必殺光線。 クローカッティング(x+y): ジードクローからレッキングリッパーより大きめの斬撃波を放つ。 コークスクリュージャミング(→,x+Y): 2ゲージ消費。ジードクローを構えて錐揉み突進する多段ヒット技。無敵はない。 &b(){ソリッドバーニングの技} ストライクブースト(→,z): 正拳突きから破壊光線を放つ。拳にも攻撃判定があり、位置によってはレッキングバーストを上回る威力となる。 &b(){アクロスマッシャーの技} アトモスインパクト:(↓,z) 威力は通常技並に低いが、ヒットすると一定時間相手の動きを止める事が出来る上にガード不能。空中でも有効。 &b(){マグニフィセントの技} ビッグバスタウェイ(←,z): 2ゲージ消費。レッキングバーストの上位互換的な技であり、ゲージに余裕があればこちらを使うとダメージが上がる。 &b(){ロイヤルメガマスターの技} ロイヤルエンド(x+y+z): 3ゲージ消費且つ、自身の体力が一定以下の時に使用可能。広範囲且つカード不能の最強光線。 #endregion また、MAX氏により父のウルトラマンベリアルも製作されている。 &youtube(https://www.youtube.com/watch?v=EdTX6_1RvWc){320,240} ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ウルトラマンジード],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ウルトラマンジード],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ウルトラマンジード],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} ウルトラマンが瀕死の、もしくは死亡した地球人と一体化してその生命を救った事例はいくつかあるが それを宇宙規模でやったのがキングのこの行動である。 これに対し視聴者の間では&b(){「ジジーがいればドーにでもなる」とか言われたり、「ジャンボ☆チート」なる[[空耳]]ネタが生まれるなどした。} まぁ実際、『[[ウルトラマンレオ]]』での初登場時(M78世界)から[[神キャラ]]扱いだし。 (『レオ』劇中では触れられていないが)地球人と似た種族だったウルトラ族が今の力を得たのが26万年前なのにキングは30万歳だとか、 本人曰く「キングvsウルトラマン」は「ウルトラマンvs地球人」ぐらいの差があるとか、の設定が昭和のころからある。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} ちなみに「リク」というこの名前、『銀河伝説』『ベリアル銀河帝国』の2作品で &b(){ベリアルの声を担当した雨上がり決死隊・宮迫博之氏の実子と同じだったりする(「宮迫陸」くん)。} なお『ウルトラマン列伝』『ジード』といった後の映像作品では小野友樹氏が担当している。 また、『ジード』放映中に宮迫氏は二股不倫が発覚したために、「ベリアルが不倫した事で生まれた息子」等とネタにされた。 この件は後に『アメトーーク』のウルトラマン芸人にて『ジード』等で小野氏に交代した理由としてネタにされている。 ちなみに同時期に小野氏も7年前に結婚していた事を公表しておりこちらも「結婚した事で生まれた息子がジード」等とネタにされている (また『銀河伝説』前のバラエティ番組にてナインティナイン・岡村隆史氏扮するプレッシャー星人に何かを暴露されそうになったベリアルが、  ''「俺には嫁も息子もいるんだぞ!」''と叫んだのもこれに絡めてネタにされた)。 因みに「朝倉リク」の由来はSF作家の「アーサー・C・クラーク」である(ジードのメインキャラの名前は基本的にSF作家の名前をもじったものになっている)。 劇中においては名付け親が語った所によると「この&b(){大地}にしっかりと足を着けて立つ。そしてどんな困難な状態にあっても、絶対に再びまた立ち上がる」 が「リク」の由来らしい。&s(){それじゃ大地じゃないのかって?[[大地は既にいるし>ウルトラマンエックス]]……} さらに余談だが、企画段階ではミドルネームの「C」をもじって「&ruby(スイ){錘}」となる予定だったとの事。 最終的にはボツとなったが、上記の名付け親「朝倉錘」(演:[[寺田農>テラー・ドーパント]])にちゃっかり名前が流用されている。 &aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}} ただし、劇中で「ジード(GEED)」の名前の由来について聞かれた際、その場にモアがいた為に恥ずかしかったのか、 「遺伝子(&b(){GE}NE)と運命(&b(){DE}STINY)を組み合わせてジード」だと説明。 これにレムから「それでは綴りが合わない」と突っ込まれたために、 「『運命をひっくり返す』という意味で『GEDE』のDとEの順序を逆にして『GEED』」だと%%苦しい言い訳%%説明をしていた。 &font(30,b,i,red){ベリアル「ジィィィィドォォォォォ!!!」} &font(30,b,i,black){ジード「さようなら……父さん……」} ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //主人公,ヒーロー,ウルトラマン,超人
&font(25,b,i,#b22222){運命― 覚悟を決めろ。} #image(ジード.jpg,width=450,title=決められた自分のSTORY! 抗うたび築くHISTORY!) &font(30,b,i,black){「}&font(30,b,i,red){ジー}&font(30,b,i,black){ッとしてても、}&font(30,b,i,red){ドー}&font(30,b,i,black){にもならねぇ!」} 円谷プロによる2017年放送の特撮番組『ウルトラマンジード』に登場する、主人公の[[ウルトラマン]]。&s(){決して[[ケンシロウ]]に[[最初にやられた連中>モヒカン]]ではない} 光の国出身でありながら、最凶最悪の悪に染まったウルトラマンとしてその存在を視聴者に知らしめてきた、 &b(){「[[ウルトラマンベリアル]]」の息子という}[[その出自で、多くのファンに衝撃を与えた。>ダース・ベイダー]] なお、母親は不明。というかどうもベリアルが一人で超常能力を以て生み出した息子の様子。 %%ウルトラの母がベリアルにアレコレされて産まされたとかいう昼ドラマンな噂も一時あったが%% ちなみに、ジード自身は本編放送以前に前番組『ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE』内で放送されていた短編、 『ウルトラファイトオーブ』の最終回にて先行登場を果たしている。 #region(ジードのプロフィール) -身長:51m -体重:4万1千t(※基本形態であるプリミティブの数値) -飛行速度:マッハ5.5 -脚力:マッハ2 -泳力:マッハ1.5 //#region(空想科学読本) //水中では音の速さが空気中の約5倍になるため、泳力マッハ1.5(時速約9100km/h)は飛行速度マッハ5.5(時速約6700km/h)より速い。 //『空想科学読本』登場後はこういう点には気を付けていたはずだが、やっっちゃったようだ。 //#endregion //↑単に一般的な空気中の音速(1,200 km/h)の単位として使用しただけでは?難癖をつけるような部分ではないのでコメントアウト #endregion #region(本編のあらすじ) [[ウルトラマンゼロ]]に幾度となくその野望を阻止され、彼から投げられた言葉から強さの根源である「守るべきもの」を求め、 配下と共に宇宙を放浪していたウルトラマンベリアルであったが、 ある時、ウルトラ戦士達にとっての「守るべきもの」である地球に目を付け、M78ワールドとは別の宇宙「サイドスペース」へと侵攻する。 これを止めようと動いた宇宙警備隊と激しい戦闘となり、 やがて他の次元をも巻き込んだそれは「オメガ・アーマゲドン」と呼ばれる大戦争へと発展していった。 この戦いの余波で地球は荒廃し、さらにウルティメイトゼロ形態のゼロでさえ、ベリアルの前に敗れてしまった。 一方でベリアルも一部の部下を失い、自らしたためていた超兵器を起動させ後に「クライシス・インパクト」と呼ばれる大爆発を起こし、 サイドスペースの地球だけでなく宇宙そのものが崩壊の危機を迎えてしまう。 しかし伝説の超人・[[ウルトラマンキング]]が&b(){その身を自ら宇宙全体と一体化させ、崩壊した宇宙を復元させる}&link_anchor(*1){*1}。 これによりベリアルの目論見は失敗(実際には大成功していたが)、そればかりか自らも爆発に巻き込まれ、肉体を消失した。 やがて時は流れ、復活したサイドスペースの地球には&b(){朝倉リク}&link_anchor(*2){*2}という名の少年がいた。 相棒である[[ペガッサ星人]]のペガと共に小さなアパートに居を構え、町の商店でアルバイトをする日々を送っていたが、そうした日常は突如終わりを告げる。 怪獣[[スカル>レッドキング]][[ゴモラ]]が出現し、住んでいた町を蹂躙したのだ。 行くあてのなくなったリクとペガが町内の天文台を訪れたその時、エレベーターが出現。乗り込んだ先にあったのは、地下に広がる謎の秘密基地であった。 基地の人工知能からライザーとウルトラカプセルという2つのアイテムを託され、 ライザー及びウルトラマンとしての名前を決めるように進言されたリクは「ジードライザー」「ウルトラマンジード」と決め、 プリミティブ形態に変身(フュージョンライズ)し、再び出現したスカルゴモラに立ち向かう。 そしてリクは自分が「かつてこの地球を滅ぼさんとした悪のウルトラマンの息子」という事実を知り、その過酷な運命に苦悩しつつも戦う覚悟を決める。 相棒のペガ、「レム」と名付けた人工知能、怪獣災害で両親を失い復讐に燃える少女・鳥羽ライハ、幼馴染の愛崎モアと彼女の上司のシャドー星人ゼナ、 そしてベリアルの痕跡を追ってきた[[ウルトラマンゼロ]]や、彼と同化した伊賀栗レイトといった面々との出会いを経て、 彼らと時には衝突しながらも仲間として支え合うようになり、その身にふりかかる様々な試練を乗り越えていくのであった。 #endregion #region(ジード各形態の解説など) ベリアルの息子であるためか、冒頭の画像を見れば分かる通り&b(){各形態共通してかなり目付きが悪い[[悪人面>ガンダム試作2号機]]}なのが外見的な特徴。 劇中でも一般人に「目付きが悪い」「面構えが気に入らない」と言われており、&s(){[[ニセウルトラマン]]は気付かれなかったのに} [[ウルトラマンゼロ]]からも一瞬ベリアルと見間違われ、あわや戦闘となる程。 第一話に至っては世界観やクライシス・インパクトの影響もあって、ジードがスカルゴモラを倒した際に喜んだのは先入観が無い子供のみという有様だった。 変身したリク本人も、後にニュース番組で変身後の姿を見て、自身が思い描いていたヒーロー像とは異なっていた為にショックを受けていた。 この他、2018年の劇場版ジードでは客演キャラの[[ウルトラマンオーブ]]が、 ベリアルの系譜であるサンダーブレスター形態に変身した際「似てる!?」「気にすんな!」と会話していたり、 ジード自身が客演した2019年公開の劇場版『ウルトラマンR/B』においては、 共闘した[[ウルトラマンロッソ・ブル>ウルトラマンロッソ&ウルトラマンブル]]・(ウーマン)グリージョがいずれもスタンダードなウルトラマン顔という事もあって異様さが際立っている。 &s(){そしてブルからは「なんか目つき悪いぞ!」と指をさされてしまう始末。} 変身の際にはウルトラカプセルという様々なウルトラマンの力が込められたカプセルを、 変身アイテム「ジードライザー(CV:[[檜山修之>https://www30.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:檜山修之|]])」にフュージョンライズする必要があり、 本作の敵である伏井出ケイもウルトラカプセルの力を狙っている事もあって、一種の争奪戦のような展開もあった。 ちなみにリクはTV版の時点ではフュージョンライズに用いられる9個のカプセルに加えて、 ロイヤルメガマスター用に「ゾフィー」「ジャック」「エース」「タロウ」と、 &b(){何の前触れもなく何時の間にか持っていた}「ウルトラ6兄弟」(上記4つのカプセルよりも前に登場している)の、 5つを加えた合計14個のカプセルを所持している。 補助アイテムとして「ジードクロー」という武器も途中から使用するようになるが、名前の通り&b(){二又の鉤爪型}(しかも爪部分が回転する)で、 色々な意味であまりヒーローっぽくないウルトラマンである。 そしてある意味最大の特徴として、&b(){一度変身すると20時間経過するまで再変身が不可能}。 活動時間が3分である事を考えると異常な燃費の悪さである。 「1回の変身でプリミティブ以外のカプセルは使わなかったから20時間以内に別形態に変身する」 という事はしなかったため、カプセルではなくリク側の問題だと思われる。 この他、フュージョンライズに使われるカプセルの元になったウルトラマンの多くに[[偽物>妄想ウルトラセブン]]が出てきていた事から、 各形態の裏モチーフに偽ウルトラ戦士が入っているのではないかとも推測されている。 また、主な敵[[怪獣]]であるベリアル融合獣も、伏井出ケイがベリアルの力を使ってフュージョンライズする事で出現するため、 [[敵味方共に同じ力を使って戦っている>仮面ライダー1号]]事になる。 -&b(){プリミティブ} &font(20,b,i,black){「決めるぜ!覚悟!」} 基本形態。変身アイテム「ジードライザー」に[[ウルトラマン]]と「ウルトラマンベリアル」のウルトラカプセルをフュージョンライズする事で変身する。 バランスの取れた形態だが、変身後の着地時に両手を地面に着ける、拳を握らずに相手を引き裂くなど野生的で荒々しい戦い方をする。 またプリミティブといえば膝、と言われるように飛び膝蹴りを多用するのも特徴。 変身バンクや光線技を放つときの溜め動作などにも禍々しい印象を与えるような部分が見られる。 主な必殺技は腕を十字に組む伝統の構えから放たれる光線技&b(){「レッキングバースト」}。 この他にも切断技の「レッキングリッパー」、音波攻撃の「レッキングロアー」という技も持つ。 -&b(){ソリッドバーニング} #image(ソリッドバーニング.jpg,title=支え合う) &font(20,b,i,red){「燃やすぜ!勇気!」} パワー形態。ジードライザーに[[ウルトラセブン]]と[[ウルトラマンレオ]]のウルトラカプセルをフュージョンライズする事で変身する。 %%監督がレオ好きなため%%レオの力を宿しているためか、近接格闘が得意。 勿論、セブンのアイスラッガーを模した「ジードスラッガー」等のセブン要素もある。 &b(){両者共に偽物ロボがいる}(レオはステージショー限定だけど)という繋がりからか、 全身を装甲で覆った外見や、各部から蒸気やブースト炎を噴き出す等、全体的にロボっぽいのが特徴。 ロボっぽいのはそれだけではなく、ブーストを吹かせて機動力を補ったり、手足にジードスラッガーを装着するためのスロットが付いている。 必殺技はここにスラッガーを装着し、ブーストで加速させながら放つ「ブーストスラッガーパンチ(キック)」や、 右腕の手甲を展開して正拳から放つ光線「ストライクブースト」等。 ……セブンとレオといえば師弟関係にある2人であり、『レオ』本編における過酷な特訓シーンが印象的だったためか、 視聴者の間では&b(){「ウルトラマンジープ」}という愛称が定着している。 -&b(){アクロスマッシャー} #image(アクロスマッシャー.jpg,title=仲間の笑顔がチカラ) &font(20,b,i,blue){「見せるぜ!衝撃!」} スピード形態。[[ウルトラマンコスモス]]と[[ウルトラマンヒカリ]]という、青いウルトラマン2人のウルトラカプセルをフュージョンライズする事で変身する。 太極拳を思わせる動きでの高速戦闘を得意とし、 光の剣「スマッシュビームブレード」や、興奮抑制作用のある「スマッシュムーンヒーリング」などの多彩な光線技を持つ。 素の火力はあまり高くないものの、自身の機動力と高い攻撃力を持つジードクローの相性が極めて良いため、総合的な戦果は全形態でも高め。 %%代わりにスマッシュビームブレードはジードクローに出番を取られがちに%% 単体での必殺技は「アトモスインパクト」だが、初使用が相手を郊外に吹き飛ばすだけと、 視聴者からは破壊光線ではないと認識されてしまう程で、使用回数自体が少なく破壊光線として用いられたのはたったの1回。 そのため基本的にジードクローの必殺技「ディフュージョンシャワー」が、半ば専用技のように多用されている (一度だけロイヤルメガマスターが使った)。 その独特な構えが襖を開ける動作と一致しているため、「開けろ襖ッシャー」だの初登場回のサブタイトルをもじって「あ け か た」だのネタにされる。 なお、上記画像は初登場回のワンシーンなのだが掌を上に向けて挑発するその仕草から、 [[こちらの青トラマン>ウルトラマンアグル]]が連想されたという視聴者も多数いた模様。 また、頭頂の青い部分が鋭い目のラインに沿って配置されている姿が[[ハシビロコウ>ハシビロコウ(けものフレンズ)]]に似ていると言われる事も。 -&b(){マグニフィセント} #image(マグニフィセント.png,title=GEED...僕は強くなる) &font(20,b,i,gray){「守るぜ!希望!」} [[ウルトラマンゼロ]]と「[[ウルトラの父]]」こと&b(){ウルトラマンケン}&s(){断じて[[全米格闘王>ケン]]ではない}のウルトラカプセルでフュージョンライズする事で変身する。 ベリアルにとっては両者ともただならぬ因縁のウルトラマンという事もあり、 直接相対したベリアルは「ケンには恨みがある!容赦せん!!」と不快感を顕にしていた。 視聴者からも「(ベリアルにとって)嫌がらせフォーム」&b(){「ベリアル[[絶対殺すマン>ファフナー・マークザイン]]」}等とネタにされる。 プリミティブとは対照的に、「メガボンバーパンチ」などの技に代表される、 強く握りしめられた正拳を用いた力強い戦い方が特徴。 格闘以外にも「アレイジングジードバリア」や必殺光線「ビッグバスタウェイ」など様々な技を持つ。 初登場がかなり印象的かつドラマチックだったのだが、後述するロイヤルメガマスターがほぼ上位互換のために戦闘シーンが少ない (肩に巨大な角があるため、[[激しいアクションがしにくかった>スパイダーマッ]]のではというメタ的な事情も囁かれている)。 その代わり登場してもかませ扱いはされにくく、総合的に見れば中々よいポジションに。 一部ファンからは裏モチーフはエンペラ星人、もしくはアーマードダークネスと推測されている。 -&b(){ロイヤルメガマスター} #image(ロイヤルメガマスター.png,title=ここからは NEXT STAGE) &font(20,b,i,black){「我、王の名のもとに!」} &font(20,b,i,#800080){(ウルトラマンキング!)} &font(20,b,i,#daa520){「変えるぜ!運命!!」} 最強形態。ウルトラマンベリアルと&b(){ウルトラマンキング}のウルトラカプセルをフュージョンライズする事で変身する。 他の形態と若干変身プロセスが異なり、カプセルを二つリードする事で&b(){"超絶撃王剣"}キングソードが出現し、 「我、王の名のもとに!」というジードライザーの音声の後キングソードにウルトラマンキングのカプセルを装填する。 またこの形態のみ形態名を呼称するのがキングソードとなる。 ちなみに本作のウルトラマンキングの声優はライザーと同じく檜山氏であり、キングソードもウルトラマンキングの声が用いられている (そのため何時もの勇者王ボイスのライザーと異なりこちらは荘厳な声色)。 [[リーゼントヘアーみたいな頭部が特徴>如月弦太朗]]。&s(){[[俺のヘアースタイルがロイヤルメガマスターみてェーだとォ?>東方仗助]]} また身体の模様は色以外はベリアルアーリースタイル(悪堕ち前のベリアル)そのものとなっている。 デフォルトでマントを装備していたり、ぐんぐんカットでもキングソードを保持していたりと、歴代ウルトラマンでも特異な要素が多い。 ウルトラマンキングの力を使っているとだけあって、文句無しのジード最強形態であり、専用武器「キングソード」を使った優雅な戦い方が特徴的。 ウルトラ6兄弟のカプセルを使う事で彼らの必殺技を模した技が使える他、必殺の光線技&b(){「ロイヤルエンド」}はビッグバスタウェイの約20倍の威力を誇る。 &s(){逆説[[ビッグバスタウェイはロイヤルエンドの約20分の1>機動刑事ジバン]]…} かなり強い形態とはいえ、あくまでジードがキングの力を借りているという体なので変身のインターバルや制限時間などの制限もそのまま。 動作も優雅であるが、その実リクの性格と戦闘スタイルもあって大火力で一気に押しつぶすゴッリゴリのパワーファイター。 その為に真正面から撃ち合おうとしない相手は苦手で、 劇中では「連続ワープで攻撃を悉く回避され、飛び道具でチマチマ体力を削られる」戦法に膝を屈しかけた事も。 最終話や劇場版では敵が強すぎたり、リクが冷静さを失っていたなどの要因はあるものの、 一撃で変身解除させられてしまうと、最強形態なのに若干かませ扱いされてしまっている。 //ギガバトルナイザーを破壊したのはロイヤルエンドだけの力じゃないんだが…… なお変身時のフレーズが『[[仮面ライダーエグゼイド]]』と似ているので、時折ネタにされる事もある模様。 &s(){「エグゼイッとしてても、どうにもならねえ!」「どういう状態だよ」} また、何故かこの形態の口上だけ他と比べて妙に早口だという謎の特徴もある。 //MUGENキャラに実装されていたので追記 -&b(){ウルティメイトファイナル} #image(ultimate final.jpeg,width=400,title=か弱きチカラ でもキミが加われば 動かせる未来) &font(20,b,i,){&color(red,gold){つなぐぜ!願い!!}} 映画『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!』に登場する、ジードの究極形態。 リク自身の思いから起動したジードの力を宿した「エボリューションカプセル」を「必勝撃聖棍ギガファイナライザー」にセットして、 ジードライザーで読み込む事で変身する、借り物のフュージョンライズではない、ジード自身の形態。 カプセルに描かれているのはベリアルアーリースタイルに酷似したジードの本来の姿だが、 この形態は初変身直前のギャラクトロンMK2との戦いで喰らったギルバリスのサイバーウイルスをギガファイナライザーで制御し、 戦闘力の増強に転換した影響で、ジードオリジン(仮)どころか、どのフュージョンライズ形態とも異なる幾何学的な模様をしている。 ギガファイナライザーは、父が使用していたギガバトルナイザーの製作者であるクシア人のブラン・サデルーナが、ギルバリスを倒すために作り出したもの。 (ギルバリスはもともとクシア人が作り上げた人工知能だったが、「永遠の平和を築く」という命令を間違った方向で解釈し、クシア星を制圧してしまった) ……というより、ギガファイナライザーを作る過程でプロトタイプとしてギガバトルナイザーが誕生したらしく、 紆余曲折を経てベリアルの息子であるジードの手に渡ったのは妙な因果を感じさせる。 基本スペックはロイヤルメガマスターを上回り、さらにギガファイナライザーにはギルバリスの光線の効かない特殊な装甲に対抗するべく、 「所持者の想いの強さ」を物理的破壊エネルギーに変換する機能があり、ジードの想いの強さに比例して戦闘能力を無限に上昇させる。 その破壊力はギガファイナライザーの2番目に強い必殺技である「ライザーレイビーム」で、 プリミティブのジードプルーフ(5形態に分身して必殺光線5発同時発射し、ギガバトルナイザーを破壊する威力)をも上回る(とされている)程に圧倒的。 光線を撃つだけでなく打撃武器としても使用可能で、ギャラクトロンを一撃で破壊してしまえるほどの威力がある。 また、リクの心が折れない限り活動時間に制限が存在しない(消耗によるタイマーの点滅は起きた)他、再変身のインターバルもこの形態には存在しない。 ただ、良くも悪くも使用者の精神に影響されるため、直前の戦いで手負いの状態になり思うように力を発揮出来なかったり、 不利な戦局でもギリギリまで使用自体を控えた事もある(『ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』及び『ウルトラギャラクシーファイト』等)。 必殺技はギガファイナライザーを用いた「ギガスラスト」「ライザーレイビーム」「クレセントファイナルジード」のほか、 本人も&b(){各フュージョンライズ形態が持つ必殺光線の進化形を使用可能}で、 劇場版『R/B』や『ウルトラギャラクシーファイト』ではそのうちの1つ「レッキングノバ」(レッキングバーストに相当)を使用している。 上記の他、歴代ウルトラマンのウルトラカプセルを使った形態が設定されており、本編では使用されなかったものの、 アーケードゲーム『ウルトラマン フュージョンファイト!』ではそれらの形態を見る事が出来る。 その中にはMUGEN…ならぬ「ムゲンクロッサー」というものも。 #endregion #region(「朝倉リク」について) #image(riku.png,width=450,title=右側の少年がリク。「こういう時は"ジード"だ。ジーっとしてても、ドーにもなんない!」) &font(20,b,i,black){「&ruby(ユーゴー){融合}!&font(red){&ruby(アイゴー){I go}!}}&font(20,b,i,black){&ruby(ヒア){Here}} &font(20,b,i,red){&ruby(ウィー ゴー){we go}}&font(20,b,i,black){!!」} 純粋かつ温厚な19歳の好青年。演者は濱田龍臣氏。&s(){昔[[宇宙刑事>宇宙刑事ギャバン]]に[[助けられた気もするが気のせい>ゴーカイピンク]]} 幼馴染であるモアから教わった&b(){「ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!」}が口癖で、これが「ジード」の名前の由来となった&link_anchor(*3){*3}。 口癖が示す通り、行動派でポジティブな面が強い反面、 自分を差し置いてウルトラマンゼロが称賛されている事に嫉妬して卑屈になる等、ネガティブな一面もある。 孤児である事にコンプレックスがあったようで、幼い時にはヒーローショーを見ている中で唯一親がいない事を泣いていた事も。 逆にそれが&b(){親しい人々を脅かすような相手に決して屈さない強い心}に繋がっているのだが、 親しい人々を巻き込まないよう一人で抱え込んだり、独断で行動して周囲を振り回すといった年相応の危うさもある。 幼い頃に見た『爆裂戦記ドンシャイン』というヒーローに憧れており、かなりのドンシャインオタクでもある。 フュージョンライズで用いられる「融合!アイゴー![[ヒアウィーゴー>マリオ]]!」や「決めるぜ、覚悟!」といった決め台詞もドンシャインリスペクトによるもの。 更には人工知能に咄嗟に『ドンシャイン』のヒロインの名前を付ける、ドンシャイングッズをアクシデントで壊された事でペガと大喧嘩するなど筋金入り。 他、本来地球人には聞こえない筈のペガッサ星人の声が聞こえたり、棚の上にあるものを取ろうとジャンプして天井に頭をぶつける、 なにより&b(){「ベリアルの息子」で、何故かウルトラマンに変身出来る}等、かなり謎めいた青年であるが……? #region(その出生の秘密(重大なネタバレあり)) &b(){リク=ジードは地球人ではなく、ベリアルの復活を望む伏井出ケイ=ストルム星人がベリアルの遺伝子を用いて作り出したウルトラマンである。} より正確に言うならば&b(){「ウルトラカプセルを起動させられる存在に成り得る生命体」}であり、 実際には肉体・遺伝子的な意味合いではウルトラマンではない。 要は&b(){主人公でありながら偽ウルトラマンのようなポジション}である。 同時にベリアルとの関係も、[[親子というよりはクローンに近い。ただ両者とも自分達の関係を親子と認識している>ウルヴァリン]]。 ベリアルの宿敵であるゼロは(とっくに知っていたものの)リクに打ち明けられた時に、 「苦労するよな、&b(){お互い}変な親父を持つと」と%%多分本音%%冗談交じりにリクを励ましている。 ベリアルはクライシス・インパクトにてその肉体を消失しており、 その復活を目論んだベリアル配下である伏井出ケイは、ベリアルの新たな肉体となるのに十分なウルトラカプセルを欲した。 が、光の国から盗み出したウルトラカプセルの起動には生命体に宿る「リトルスター」と呼ばれるものが必要であり、 そしてリトルスターは&b(){「宿主がウルトラマンに祈る」}事でしか回収出来ない。ストルム星人であるケイではリトルスターの確保が不可能なのである。 その為にケイはベリアルから遺伝子を貰い受け、その遺伝子を用いて&b(){「いずれウルトラマンに成り得る存在」}として&b(){デザインベイビー}を作り出す。 それこそがリクであり、つまりウルトラマンジードとは、&b(){ベリアル復活のための駒・ウルトラマンの模造品}でしかなかったのだ。 変身に必要なアイテムや秘密基地及びサポートAIが用意されていたのも、成長したリクがやがてウルトラマンとなり、 ウルトラマンとなったリクとケイが用意した[[怪獣]](ベリアル融合獣)を戦わせ、 [[リクを人々が祈る対象に仕立て上げた上でベリアル復活に必要なウルトラカプセルとリトルスターを収集させる>仮面ライダービルド]]……という、 &b(){ケイ及びベリアルの掌の上での壮大なヒーローごっこ}だったのである。 変身の時にウルトラカプセルが必要なのも、&b(){自力ではウルトラマンの状態に変身する事が不可能だから}である。 なお変身時は一度ベリアルアーリースタイルに酷似した[[ジード素体とでもいうべき姿>仮面ライダーBLACK]]になって、 その後フュージョンライズ形態へと移行する。 ちなみにジード素体もといベリアルアーリースタイルのスーツは、 M78星雲と関わりが薄い作品のキャラであるウルトラマンゼアスの改造品のため、 ジード素体とフュージョンライズ形態は顔立ちから割と似ていない。 だが、リクはベリアルやケイの思惑を超え、最終的に真のウルトラ戦士として成長していく事となり、 ウルトラマンキング、ウルトラの父の二人から「若きウルトラマン」と認められる事になる。 『ウルトラヒーローズEXPO』のショーでは&b(){リクを作る過程の失敗作}が、 プリミティブ、ロイヤルメガマスター以外の3形態の姿で登場したり、 『ウルトラギャラクシーファイト』では敵がジードの光のエネルギーを奪って生み出した「ジードダークネス」という &b(){実質偽ウルトラマンであるジードのそのまた更なる偽物}ともいえる奴や、 『ウルトラマンタイガ』に至ってはベリアル因子から作られた「[[ニセウルトラマンベリアル]]」という、 &b(){見た目は父親なのに遺伝子的に見たらリクの弟}とややこしい存在が登場している。 そしてスピンオフタイトルである『ANOTHERGENE』では、ウルトラマンとして制作されたリクとは逆に、 レイオニクスとして制作された&b(){「叶夜ニクス」}が主人公を務めている (なおAIBはリクやベリアルとの関係を知っているが、肝心のリクが彼の存在を知っているかは不明)。 なお彼が異常に拘るドンシャインに関しては、 子供時代にドンシャインのショーが開かれた際に、上記の経緯故に孤児であるリクはその場に馴染めず一人泣いていたのだが、 ショーに現れたドンシャインは、&b(){アドリブで真っ先に泣いているリクの元に駆け付けてくれたのだった}。 なおこの時のショーの規模からいってドンシャインの「中の人」は本家とはおそらく別人であり、 悪く言えば&b(){模造品のドンシャイン}だったわけだが、そんな中の人の善意がウルトラマンの模造品として作られたリクの心を救う事となった。 その時の出来事が彼がヒーローを目指すきっかけとなり、リクのアイデンティティーとなっている。 上記の出自から分かるように、地球人が力を得たタイプではないにもかかわらず、ウルトラ戦士としての実年齢が19歳という異例の年齢である (参考、ウルトラマン:2万歳、ゼロ:5900歳(高校1年生相当)、ウルトラマンボーイ:2000歳(光の国のウルトラ小学生))。 厳密には正式なウルトラマンではないとはいえ、ぶっちぎりの若さである。 また、作中で特に掘り下げられる事はなかったが、自分を地球人と思って成長したウルトラマンという点も特異である。 #endregion また、部屋が散らかりっ放しだったり、洗濯機を買いにいってゲーム機を買ってきたり、 &b(){ベッドの下に何やら隠しものをしている}らしかったり (公式設定ではドンシャイングッズとの事だが、ドンシャインオタクなのは周知の事実であり&b(){今更隠す必要がない}為、  [[アッチ方面>脱衣KO]]ではないかとよくネタにされる)、 ややずぼらな面が目立つ。 ちなみに演者の濱田龍臣氏は、2010年の『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』において、 ゼロが憑依する青年ランの弟のナオ役として出演しており、この時はジャンボットに搭乗して戦った。 濱田氏自身リクに劣らないレベルのウルトラマン好きであり、ジードに主役として抜擢された事は嬉しかった一方で、 思ったより早いタイミングで来た事には焦りもあったとの事。 当時の濱田氏は16歳で、『ウルトラ』シリーズの主役としては最年少でもある(それまでは『[[ウルトラマンギンガ]]』の根岸拓哉氏の17歳)。 なお濱田氏は自他共に認める[[ウルトラマンジャスティス]]オタクであり、その影響で&b(){ジードがジャスティスの握手会を行ったり}と、 ジードの方が濱田氏のキャラに引っ張られつつある。 また、2018年公開の劇場版ジードではリクがウルティメイトフォースゼロの面々と顔を合わせるのだが、 そこでリクを見たジャンボットが&b(){「何処かで見たような」と言い、&br()さらには「ジャンファイトと言ってみてくれないか」とフリを入れる}という役者ネタが見られた。 これに対しリクは困惑しつつもやってあげた…のだが、声変わりしていた事もあり「なんか違う」と不評だった。 また『ウルトラマン クロニクル ZERO&GEED』では、ナオの活躍を見たペガにその話題を振られた際に、 やたら素っ気なく話を切り上げるリクが描かれた。&s(){ジャンボットにダメ出しされた事を引きずってるんだろうか} #endregion #region(本編終了後の客演) ***映画『劇場版 ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』(2019年) 悪のウルトラマン・トレギアの策略により連れ去られたペガを追って『R/B』の宇宙を訪れる形で登場。 ウルトラマンロッソ及びブルに変身する湊カツミ・イサミの兄弟とは妙なファーストコンタクトとなってしまったものの、 協力してペガを助け出した事をきっかけに打ち解け、リクは彼らの家族の温かさに触れる事に。 敵の強さの前に戦意喪失しかけていたロッソ、ブル、グリージョを激励する、 鬱屈した感情をトレギアに利用されて怪獣スネークダークネスに変貌してしまったカツミの友人・戸井を説得したりと要所要所で活躍を見せている。 最終決戦でも一度は変身解除されるも続けてウルティメイトファイナルに変身して戦線復帰、トレギアと互角以上に渡り合った。 ***ネット配信作品『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』(2019年) 『タイガ』の前日譚。 AIBからの捜査協力要請を受けて出撃していた際、本作のボスであるウルトラダークキラーと遭遇し、[[ウルトラマンエックス]]と共闘。 しかしエックス共々ダークキラーによってエネルギーを奪われ、闇の分身「ジードダークネス」を生み出されてしまう。 さらにダークルギエルまで現れ窮地に陥るが、駆け付けたギンガによってエックスと一緒に救出される。 以後は他のニュージェネメンバーと合流し、惑星テンネブリスでジードダークネスと激突した。 なお、本作では父ベリアルの故郷にして自分のルーツとも言えるM78星雲光の国に初めて降り立ち、感激する様子を見せている。 &s(){あまりの感激っぷりに、折角再会したロッソとブルの呼びかけをスルーしてしまっていたが} ***テレビ作品『[[ウルトラマンタイガ]]』(2019年) 他の新世代ヒーローズ達と共に『ギャラクシーファイト』の騒動の黒幕であるトレギアと戦っていたが、 トレギアが仕掛けた地雷原に誘い込まれ大ダメージを負い、エックスと共にウルトラマンタイタスに自身の力を与えて戦線から離脱した (余談だが、タイタスもU40星出身のウルトラ族で悪の道に走った一派「ヘラー軍団」に属していた者の血を引いており、  そういう点ではジードと似た立場でもある)。 第23話でもベリアルを倒したウルトラマンとして名前が登場している。 ***テレビ作品『[[ウルトラマンZ>ウルトラマンゼット]]』(2020年) 第6話「帰ってきた男!」・第7話「陛下のメダル」にゲスト出演。 ジードライザーが復活したギルバリスに破壊されて使用不可能になったため、 ゼットと同じウルトラゼットライザーで変身する「ギャラクシーライジング」という新形態を引っ提げて登場した。 ギンガ、エックス、オーブのウルトラメダルを使用しているが、メダルの元となったウルトラマンの意匠はあるものの、 全体的なデザインはむしろかつてジードが戦ったベリアルアトロシアスに酷似している。 体育会系の主人公コンビであるハルキとゼットから先輩・兄弟子として扱われるなど先輩ヒーローらしいシーンの他にも、 劇場版で共闘したジャグラス ジャグラーと奇妙な再会を果たし、&b(){彼が正体を隠して防衛隊の隊長をやっている事に困惑したり、} 『ジード』本編で安らかな眠りに就いたベリアルの遺した細胞を利用しようとする敵に対して怒りを露わにする一幕もあった。 第15話「戦士の使命」では、かつてエックスを散々苦しめた強敵[[グリーザ]]の襲撃に対抗するために再登場。 しかし、反則的な存在であるグリーザには、ゼットやジャグラーが変身したトライキングと共に戦うも歯が立たず、 ゼットにジードメダルを与えると、敢えてグリーザに取り込まれて実体化させる事でグリーザを封じ込め時間を稼ぐ。 タイムリミットが過ぎればジードがグリーザに吸収消滅されかねない危険な賭けであったが、 ハルキがセレブロからベリアルメダルを奪い変身したデルタライズクローにより分離し、難を逃れる。 また、この際のジードの行動が、グリーザの内部で発生した「宇宙の穴を縫う針」とされる宇宙の修正力のような力とベリアル因子の融合を起こし、 幻界魔剣「[[ベリアロク]]」の誕生に繋がった。 &s(){『ジード』本編でヒロイン的な人が複数いたことを絡めて「グリーザとの間に生まれた息子がベリアロク」とかネタにされる羽目になった} なお、「この先に必要だろうから」とハルキがベリアルメダルを所持する事は容認している。 #endregion &font(20,b,i,black){「僕には…仲間がいる!帰る場所も!} &font(20,b,i,black){ 僕は僕の人生を生きている!誰にも価値がないなんて言わせない!!」} ---- **MUGENにおけるウルトラマンジード &ref(PinkSheepX geed.gif)&space(5)&ref(PinkSheepX SolidBurning2.gif)&space(5)&ref(PinkSheepX AcrosSmasher2.gif) pink_sheep_X氏によるものが存在するが、現在はBaiduで公開されているため実質入手不可。 //「The Mugen Archive」で公開されているものは無断転載か代理公開なのかが判別しづらいため、はっきりしない場合は書くべきではない //ウルトラマントリガー同様「Uploaded by pink sheep X」と書かれているので多分本人だと思いますが… muu氏やbakisimu氏のウルトラ戦士をベースに改変されていると思われ、[[スピリッツ]]などが使用可能。 ジード最大の特徴であるフュージョンライズ形態は各[[必殺技]]を発動する際、それに応じた形態にチェンジするものとなっている。 当初は、TV本編に登場した5形態(プリミティブ、ソリッドバーニング、アクロスマッシャー、マグニフィセント、ロイヤルメガマスター)が搭載されており、 2020年3月の更新により、映画版に登場のウルティメイトファイナルも搭載された。 なお、ゲーム『ウルトラマン フュージョンファイト!』における形態は未搭載。 また、相手の体力が半分を切ると本編挿入歌の「フュージョンライズ!」が流れる。 2022年2月にリメイクされ、プリミティブ、ソリッドバーニング、アクロスマッシャーの3タイプのみとなった。 デフォルトで[[AI]]も搭載されており、よく動いてくれる。 |紹介動画&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=-eQLa3aOugA){320,240}| 必殺技・[[超必殺技]]の種類がかなり多く、[[コマンド]]表にあたるファイルが同梱されていないので以下に記載する。 #region(必殺技(旧版)) &b(){プリミティブの技} レッキングリッパー(←+X): 扱いやすい、斬撃波を放つ[[飛び道具]]。 錐揉み突進(→+X): 前方に手を突き出し、錐揉み回転で突進する。 &b(){ソリッドバーニングの技} サイキックスラッガー(X): スラッガーを投げる。[[発生]]も弾速もそれなりだが、[[硬直]]が大きめのため大ジャンプに弱い。 エメリウムブーストビーム(↓+X): 一瞬で画面端まで届き発生も速い。打点が異様に高いものの、そのおかげで相手のジャンプの出だしを潰せる事も。 正拳突き(↓+Y): [[攻撃判定>判定#id_0bbb23a0]]の出ている時間が長め。当たると真横に勢いよく吹き飛ばすが、ダウンしないのが難点。 &b(){アクロスマッシャーの技} スマッシュビームブレード(Yまたは←+Yまたは→+Y): 光の剣で攻撃。素早いモーションで繰り出され、連打も効く。 #endregion #region(超必殺技(旧版)) &b(){プリミティブの技} レッキングバースト(Z): 発生、リーチ、威力共に癖が無く使いやすい必殺光線。 クローカッティング(X+Y): ジードクローからレッキングリッパーより大きめの斬撃波を放つ。 コークスクリュージャミング(→+XY): 2[[ゲージ]]消費。ジードクローを構えて錐揉み突進する多段ヒット技。無敵はない。 &b(){ソリッドバーニングの技} ストライクブースト(→+Z): 正拳突きから破壊光線を放つ。拳にも攻撃判定があり、位置によってはレッキングバーストを上回る威力となる。 &b(){アクロスマッシャーの技} アトモスインパクト:(↓+Z) 威力は[[通常技]]並に低いが、ヒットすると一定時間相手の動きを止める事が出来る上にガード不能。空中でも有効。 &b(){マグニフィセントの技} ビッグバスタウェイ(←+Z): 2ゲージ消費。レッキングバーストの上位互換的な技であり、ゲージに余裕があればこちらを使うとダメージが上がる。 &b(){ロイヤルメガマスターの技} ロイヤルエンド(XYZ): 3ゲージ消費且つ、自身の体力が一定以下の時に使用可能。広範囲且つカード不能の最強光線。 #endregion また、MAX氏やBlackCat氏&Woz氏により父の[[ウルトラマンベリアル]]も製作されている。 後者にはジードが[[ストライカー]]として登場し、父との合体攻撃もある。 //ベリアルのページが作られたので動画はそちらへ ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ウルトラマンジード],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ウルトラマンジード],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ウルトラマンジード],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} ウルトラマンが瀕死の、もしくは死亡した地球人と一体化してその生命を救った事例はいくつかあるが、 それを宇宙規模でやったのがキングのこの行動である。 これに対し視聴者の間では&b(){「ジジーがいればドーにでもなる」とか言われたり、「ジャンボ☆チート」なる[[空耳]]ネタが生まれるなどした。} まぁ実際、『[[ウルトラマンレオ]]』での初登場時(M78世界)から[[神キャラ]]扱いだし。 (『レオ』劇中では触れられていないが)地球人と似た種族だったウルトラ族が今の力を得たのが26万年前なのにキングは30万歳だとか、 本人曰く「キングvsウルトラマン」は「ウルトラマンvs地球人」ぐらいの差があるとか(昭和の頃からある設定)。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} ちなみに「リク」というこの名前、『銀河伝説』『ベリアル銀河帝国』の2作品で &b(){ベリアルの声を担当した雨上がり決死隊・宮迫博之氏の実子と同じだったりする(「宮迫陸」くん)。} なお『ウルトラマン列伝』『ジード』といった後の映像作品では小野友樹氏が担当している。 また、『ジード』放映中に宮迫氏は二股不倫が発覚したために、「ベリアルが不倫した事で生まれた息子」等とネタにされた。 この件は後に『アメトーーク』のウルトラマン芸人にて『ジード』等で小野氏に交代した理由としてネタにされている。 ちなみに同時期に小野氏も7年前に結婚していた事を公表しておりこちらも「結婚した事で生まれた息子がジード」等とネタにされている (また『銀河伝説』前のバラエティ番組にてナインティナイン・岡村隆史氏扮するプレッシャー星人に何かを暴露されそうになったベリアルが、  &b(){「俺には嫁も息子もいるんだぞ!」}と叫んだのもこれに絡めてネタにされた)。 ちなみに「朝倉リク」の由来はSF作家の「アーサー・C・クラーク」である(ジードのメインキャラの名前は基本的にSF作家の名前をもじったものになっている)。 劇中においては名付け親が語った所によると「この&b(){大地}にしっかりと足を着けて立つ。そしてどんな困難な状態にあっても、絶対に再びまた立ち上がる」 が「リク」の由来らしい。&s(){それじゃ大地じゃないのかって?[[大地は既にいるし>ウルトラマンエックス]]……} さらに余談だが、企画段階ではミドルネームの「C」をもじって「&ruby(スイ){錘}」となる予定だったとの事。 最終的にはボツとなったが、上記の名付け親「朝倉錘」(演:[[寺田農>テラー・ドーパント]])にちゃっかり名前が流用されている。 &aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}} ただし、劇中で「ジード(GEED)」の名前の由来について聞かれた際、その場にモアがいた為に恥ずかしかったのか、 「遺伝子(&b(){GE}NE)と運命(&b(){DE}STINY)を組み合わせてジード」だと説明。 これにレムから「それでは綴りが合わない」と突っ込まれたために、 「『運命をひっくり返す』という意味で『GEDE』のDとEの順序を逆にして『GEED』」だと%%苦しい言い訳%%説明をしていた。 &font(30,b,i,red){ベリアル「ジィィィィドォォォォォ!!!」} &font(30,b,i,black){ジード「さようなら……父さん……」} ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:濱田龍臣|,|円谷|,ウルトラマン,主人公,ヒーロー,超人,巨人,息子,爪使い,剣使い,棒使い,ブーメラン,バリア,マント,角(頭部側面),赤色,青色

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