**概要 MUGENのタッグモードは通常2対2が上限であるが、[[新mugen>新バージョンmugenについて]]ではバイナリエディタで一部を書き換えることで''4対4に上限を引き上げる事が出来る''ことが発見された。 これにより計8体のキャラを同時に戦闘参加させることが可能となる。 タッグモードの仕様を変更するという点では「[[TAG TEAM MODE]]」と同じだが、あちらがキャラ側の記述のみで実現可能なのに対し、4人制タッグはMUGEN本体を改造しなければならない点が異なる。 『[[ロイヤルランブル大会]]』の投稿者であるkanajlo氏が発見、及び下記の動画で実際に戦う様子を紹介している。 &nicovideo(sm9533450) 方法自体は非常に簡単で、RC6の「mugen.exe」内のアドレス「35B11」の「02」を「04」と書き換えれば実現可能との事。 正式版ではアドレス「3C37F」の「02」を書き換えれば良い。また「03」にすれば3対3になる。 ただし、新mugenリリース後も依然として主流であり続けるwinmugenと同じく、&font(b,red){Elecbyte非公認のハックシステムである}ということは念頭に置いておこう。 なお、winmugenで同じことが可能という報告はされていない。 ---- **特徴 -5P~8P(両タッグの3、4人目のキャラ)のライフが表示されない。 -2R目以降開始時の5P~8Pの立ち位置が不規則(どうやら前R終了時の位置を継続する模様)で、場合によっては開幕時点で挟み撃ちが成立するなど、片方が一方的に有利な配置になることがある。 -4対4という特殊な仕様上、ゲームバランスを取ることが非常に困難。 -キャラによってはmugenをフリーズさせることがある。 -Helpermaxは最大で56のため、Helper使用数が1人平均7つを超えるだけで[[Helper不足による不具合>MUGEN豆知識#id_588d3c54]]が発生する。 -必要スペックの高い新mugenで8人のキャラを同時に動かすため重い。 等の特徴(問題点)がある。 また、&font(b,red){4人制タッグで使用されることを前提にキャラやAIを作成している製作者はおそらく存在しない}ため、自分のPCで試す際も動画を視聴する際も、''不具合は当然起こり得るもの''と考えよう。 そもそも通常の2対2の時点でバランス崩壊や不具合の温床となっており、タッグ戦での使用はサポート対象外としている製作者も多いのだから当然の話ではあるが。 大会動画の特殊ルールやストーリー動画の演出として大きな効果を発揮すると思われるが、上で挙げた問題点があることや新mugen自体がさほど普及していないためか、このシステムを使用している動画はまだ多くない。 kanajlo氏の動画の3日後には早くも『[[色々なキャラで色々する大会]]』の種目の一つとして採用されているが、これ以降はあまり見かける機会が無い。 &nicovideo(sm9567404) ---- **4人制タッグを使用している大会動画 -[[色々なキャラで色々する大会]] -[[3つの心が1つになれば勝てるトーナメント 【改造3vs3】]] -[[アイスクライマー杯]] ----