キノガッサ

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キノガッサ」を以下のとおり復元します。
&ref(Breloom.png,,title=こんなナリして格闘ポケモン)

&font(b,i,23,#228b22){みじかい うでは パンチを だすとき ぐーんと のびる。&br()&space(8)プロボクサー かおまけの テクニックを もつ。}

任天堂,の育成RPG『[[ポケットモンスター]]』シリーズに登場するキャラクター。初登場は第3世代(ルビー・サファイア)。 

-分類:きのこポケモン 
-タイプ:くさ/かくとう
-高さ:1.2mm 
-重さ:39.2kg
-特性
--ほうし(接触技を受けた際に各10%の確率で相手を毒、麻痺、眠り状態のどれかにする)
--ポイズンヒール(毒・猛毒状態の時に毎ターンHPを1/8回復する。)
--隠れ特性:テクニシャン(威力60以下の技の威力が1.5倍になる)

-種族値
HP:60
攻撃:130
防御:80
特攻:60
特防:60
素早さ:70

ポケモンシリーズで初の草・格闘の複合タイプとして登場したポケモン。
進化前のキノココとは打って変わって、草タイプのなかでも珍しい人型の形態(小型の恐竜に見えるとの声も有)になる。
キノコがモチーフのポケモンはパラセクト、モロバレル、マシェードがいるが、キノガッサの場合は2足歩行から、モチーフは東映映画の「マタンゴ」の説が有力。
一見すると腕が短く格闘に向いていないように見えるが、実はパンチの時に伸びる。

**原作中の性能
圧倒的な攻撃力を持つ格闘タイプのアタッカー気質と草タイプとしてのいやらしさを併せ持つポケモン。
草タイプの物理技は「タネばくだん」や「タネマシンガン」など威力が低い&不安定なものが多いため、メインウェポンは格闘タイプの技になる。
攻撃以外の種族値は控えめだが、ひたすら攻撃か積み技の型が多い格闘タイプのなかにあって、絡め手を得意とする珍しい存在でもある。

特にアイデンティティとなるのが''必中で''相手を眠り状態にする「キノコのほうし」。
進化前のキノココを未進化の状態でレベル40~50台に育てなければ覚えないという取得条件が面倒くさい技だが、それだけの苦労に十分見合った高性能な技である。
初登場の第3世代ではこれを喰らわせて無防備になった相手に、高威力だが自分が攻撃を喰らうと不発というロマン技「きあいパンチ」を当てる戦術が確立された。
自分より早い相手でも、「がんせきふうじ」で素早さを下げることで、倒されないかぎりは先制で眠らせ行動不能にすることができる。
それだけでも強力だったが、続く第4世代では「ストーンエッジ」、「ドレインパンチ」など技のバリエーションが増えただけでなく、
新特性・ポイズンヒール発動後に相手を眠らせてから「みがわり」や「やどりぎのタネ」を使用することで、状態異常無効の疑似的な耐久型を実現できるなど、
アタッカーとしても変則型としても非常に優秀なポケモンになった。
キノコのほうしを覚えるポケモン自体は複数いるが、キノガッサはその中で2番目に素早さが高い。この点も結構な高評価ポイント。
1番はなんでも技を覚えられるドーブル。彼もシングルバトルならキノコのほうしが選択肢に入る場合が多い。

そして第5世代BW2において隠れ特性(夢特性)が解禁されたことで、一気にトップメタに君臨した。
テクニシャンの強さは[[ハッサム]]が既に実証していたが、タイプ一致補整×テクニシャン補整により超強化された先制技「&del(){[[マッパ>スレイヤー]]}マッハパンチ」や、
相手の素早さを下げるタイプ一致「ローキック」で高確率で先手を狙えるようになり、これらと合わせて「キノコのほうし」を利用したループ戦術が猛威を奮った。
キノガッサが特に強力なところは、キノコのほうしの眠りを起点としながら火力と回復力を持ち合わせている点。
火力に特化したタイプとループを起点にしたタイプで全く対処法が異なる上、読み違えればたちまちパーティに大打撃を与える点がBW2でトップメタたる所以である。

だが、続く第6世代では
・格闘に強いフェアリータイプの登場
・草タイプに「キノコのほうし」は無効になる
・「みがわり」を音波攻撃や「すりぬけ」が貫通できる
・草、格闘タイプを先制で問答無用に葬り去るポケモン「ファイアロー」の登場
・ループ型では必須に近かったローキックの威力が60→''65''になり、テクニシャンの恩恵が受けられなくなった
などキノガッサに不利な要素がこれでもかと相乗的に重なり、一気に弱体化した。
特にローキックは5ダメージだけテクニシャンの補正外になるよう威力上昇するなど調整が露骨である。
タイプ不一致だが、がんせきふうじが50→60に上がり、ぴったりテクニシャン補正が入るため、一応ローキックの代わりにもなれる。

第7世代では環境のてこ入れとして強力なフェアリーが多数追加され、結果的にキノガッサの立ち位置は更に悪化したと言っていい。
中でもカプ・コケコ、カプ・レヒレの2体は場に出ただけで睡眠を無効に、
カプ・テテフは先制技を無効化するフィールドを張ってくるトップメタのフェアリーという最悪クラスの相手であり、
これらが使用率上位に居続ける限りキノガッサの立場は苦しいままであろう。
現在のキノガッサは9割が
-特性:テクニシャン
-技
--たねマシンガン
--マッハパンチ
--がんせきふうじ
--きのこのほうし
-持ち物:きあいのタスキ
でほぼ固定化されており、これ以外の型はほぼ淘汰されてしまっているほど。環境の厳しさがうかがえる。

#region(んじゃあキノガッサの猛威は衰えたんだね?)
''トップメタ''の一角である。
これほどメタの逆風を受けていても環境利用率20位以内には常に必ず食い込み続ける、対策必須級の1体にして代表格。

がんせきふうじで対面の素早さを下げ、先制きのこのほうしが確定する状況を作り上げてからのハメのループは単純にして非常に強力。
更に草/格闘/岩の攻撃範囲や、特性テクニシャンと連続攻撃、先制攻撃といった追加効果の細かいシナジーに至るまで隙が無く、技の構成はほぼ完璧と言っていい。
起点を作られた(キノガッサが有利な相手と対面することができた)ときに素直に受けて出せるポケモンは第7世代現在となっても非常に限られる。
このように、有利対面さえ作ってしまえばタイマンは必勝、それを嫌っての交代にも負荷がかかるためパーティー全体への圧力も強力で、更にパーティー全てを削り切ってしまえばマッハパンチで有無を言わせず一掃するスイーパーの役割をも兼ね備えた万能アタッカー。
メタによって働きづらくなったとは言っても、上記の型のガッサの性能自体が落ちているわけでは全くないため、
対策が甘かったりキノガッサ対策を一手に担うポケモンを潰されたり、
あるいは''タスキで対策を潰し返されたり''すると今でも1体でパーティーが半壊する。

ポケモンというゲームは極論すれば手数の多いじゃんけんのようなものであり、
その中で''9割がた次の手が分かっている''というのは致命的な弱点に他ならない。
にもかかわらず[[その手が強すぎる>範馬勇次郎]]ために環境の一角に居座り続けている、という点からしてもこのポケモンがどれほど強力であったかはうかがい知れるだろう。
#endregion


ちなみに、同じく草・格闘の複合タイプを持つポケモンとして5世代のビリジオン、6世代のブリガロンがいるが
ともにキノガッサとは全く異なる運用が求められており、差別化はされている。

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**MUGENにおけるキノガッサ
secret1056氏の製作したベータ版のキャラが公開中。
[[ゲンガー]]、[[サーナイト]]などと同様に同人ゲーム「タイプ・ワイルド」のスプライトを使用。
図鑑の解説通り、腕がグーンと伸びるため、格闘キャラでありながらリーチも長め。
投げや、[[昇龍拳]]…もとい対空技のスカイアッパー、飛び道具のタネばくだんなど、
一通りの技が揃っている。
変わった技では吸収技のドレインパンチや、一時的に攻撃力を強化するにほんばれがある。
ストライカーとして、ペリッパーやキノココを呼び出すこともできる。
簡易だがAIも登載されている。また、12Pではゴールドカラーとなる。


***出場大会
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#co(){
''更新停止中''
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//***出演ストーリー


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//ポケモン,

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