タオ

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タオ - (2010/02/17 (水) 16:26:39) の編集履歴(バックアップ)


「いっくぞぉー!」

出身地:ゴラ
年齢:13歳
身長:151cm
体重:39kg
血液型:O型

ウォーザード』の主人公勢の一人。桃と書いて「タオ」と呼ぶ。
中国の様な国ゴラ出身の女性格闘家。
タオ本人は別にそれほど戦いは好きではないらしいが、ゴラの文化では男女問わず武術に秀でているのは
誉れであり(そもそもウォーザードの世界全体で「女子の身で戦いなど」という感覚はそれほど無いようだ)、
「皆が褒めてくれるのが嬉しい」という理由でタオも幼い頃から武術に打ち込んでいた。
天賦の才に恵まれていたタオはまだ13歳ながら各地の武術大会での優勝を収めており、
女性だけの格闘精鋭部隊”風舞(ファンウー)”の一員として認められてもいる。これは非常に名誉ある立場らしい。
履いている火輪靴には昔、ゴラの国中を暴れまわった炎龍ゴランダ(炎のオーブを使用した時に
背景に登場するアイツである)の鱗が付けられているそうな。

ある日、遠方で開かれた武道大会で優勝し意気揚々と帰ってきたタオが目にしたのは、炎に包まれた故郷の町だった。
+ カプコンの伝統。
春麗レイレイも、それと3D作品だがスタグラのジューンも、カプコンの格闘ゲームの中華娘は
肉親関連で不幸な思いをしているという設定が多いが、タオもその例から漏れなかったわけである。
たった13歳で親族知人皆殺しというのは一番ハードな目にあっていると言ってもいいかも知れない。
直接的な仇であるルアンはその場で打ち倒すものの、我を取り戻したルアンから元凶は他にあると告げられたタオは
「ボクがやっつけてやる!」と戦いの旅に出るのだった。
ちなみにこの時タオはルアンの言葉に従い「西」に向かう。つまり西方への旅である。
頭の輪っかといい、真ヴァルドールのカース・ディスティニイをくらった時の姿が小猿であることといい、
どうも西遊記の影響が強そうなキャラクターである。

上のセリフの通りボクっ娘で口調も男の子みたいであるが、これは幼い頃に周りにいたのが男の子ばかりだったのと
タオが生まれる前にいた子供が事故で亡くなったため、両親が甘やかした結果でもある。

タオはウォーザードで唯一、他のキャラの様なエンディングの分岐要素が無い(簡易エンディングは別として)。
無事敵を討ち故郷に帰るものの、もう故郷の人々がいないこと、もう二度と彼らに褒めてもらえないことを
かえって強く実感するタオ。それでも旅の最中に出会った人々を思い出し、世界中にいる守るべき存在の為に
強くなることを決意する…というのがその内容。なかなか泣かせる娘である。
…でもやっぱり真に泣けるのはその後唯一プレイヤーキャラとして再登場の機会を与えられていないことだろう。
『ポケットファイター』では体力が減ったタバサの盾にされるという、出番が無いのとどっちがマシか
判断に苦しむような扱いを受けている。

いわゆる波動昇龍なオーソドックスなキャラでウォーザードの主人公としては一番取っつきやすい。
ただし、素手のためリーチに劣り、攻撃力もあまり高くはない。
Lv10で覚える空中ダッシュの韋駄天はそれ自体が攻撃になり、Lv32で覚える天墜牙は
出こそ遅いものの、無敵状態の相手も掴める強力な投げ技である。

分かりづらいが、装束の正面はまるまる開いているため、実はどこぞの美形大好き料理人並か、
下手するとそれ以上にパンモロだったりする。
止まってる時以外は常時見えていると言っても過言ではない。
とは言え、モーションはしっかり対策が考えられており、動いているのを見てもなかなか分かりづらい。
止まっている時は見えず、動いている時は見辛い。実は意外とガードが堅いと言えるような、そうでもないような。
ポリゴンからドットに打ち直されたと言うのは伊達ではないらしい。因みにタオのデザインはAKIMAN氏によるものである。

ちなみに海外名は「Mai-Ling」
ん…? メイ…リン
いや、マイリンだけどさ。


MUGENにおけるタオ


NHK氏が製作したものが存在し、昨今のAIインフレには遅れをとるものの対人AIとしてみれば十分に動いてくれる。
Cafe氏によるAIパッチが公開された。

アレンジキャラとしてLaQuak氏作のマスタータオもおり、マブカプやカプエスの要素を加えてある。
エフェクトもウォーザードのものから変更してある。

また、Cray氏による同氏のタバサムクロと同じFM版も存在する。
デフォルトでAIが搭載されているほか、こちらにもcafe氏のAIが公開された。
デフォAIが対人用にはいい強さなので若干超反応多めとのこと。


まだまだ出番が少なく、たまに出てきたと思いきや「G?」だの「呂布」だのひどい言い草である
言うまでもないが、共通点は頭の飾りだけである。

「ボックの勝ちィッ!」


出場大会


出演ストーリー