グレイズ

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グレイズ - (2009/06/27 (土) 22:34:51) の編集履歴(バックアップ)


東方萃夢想』、および続編の『東方緋想天』におけるメインシステム。
萃夢想及び緋想天は一部キャラを除き投げ技が無い代わりにグレイズ・打撃・射撃の3つで三竦みを成り立たせている。

地上ダッシュ、空中ダッシュ、バックステップ、大ジャンプ、飛翔・回避結界(緋想天のみ)、一部のダッシュ攻撃、
一部のコマンド技及びスペルカード(超必殺技)中に付与される属性で、
射撃属性の攻撃をノーダメージですり抜けることが可能。 (一部グレイズ不可の例外有り)
一見打撃に見えても『射撃属性』の攻撃もある為、どの攻撃はグレイズ可能かあらかじめ知っておく必要がある。
射撃無敵とは若干性質が違うので注意。

萃夢想及び緋想天では射撃をガードすると霊力が減ってしまうため重要な回避行動であるが、
単に射撃にはグレイズをすれば良いというわけではなく、グレイズするために霊力消費が必要な『磨耗射撃』、
グレイズ自体が不可能な『特別射撃』などもあり、またグレイズ中はガードが出来ず打撃に対して無防備な為、
相手と自分の位置によってはグレイズだけでなくガードする事も重要である。

厚い弾幕を張って、グレイズしてきた相手に発生は遅いが判定の強い打撃を叩き込む、
というのが グレイズ狩り という戦術で幽々子などでは基本戦法となる。

射撃によって、グレイズをすることで弾自体を消滅させたり、
攻撃判定だけが消えてアイテム変換判定だけが残ったり、グレイズでは攻撃判定が消えないものもある。

ストーリーモード?はこのグレイズで回避しつつ立ち回る事が大前提になっている為、MUGENにおいて
グレイズが出来ないキャラでストーリーモード?を攻略するのはどうしても無理ゲーになってしまう。

ちなみにグレイズとは「カスる」事であり、元は東方project (弾幕シューティング) での
『敵弾に当たり判定の外側ギリギリでかする』システムが元。
作品により異なるがハイスコアの為にはかかせないシステムである。

MUGENにおけるグレイズ

萃夢想』が登場した直後に製作されたキャラの射撃は、東方キャラ以外でグレイズすることができなかった。
ルージュノワール氏製作の妖夢が、「相手にグレイズさせる射撃」の元祖と言われている。
現在ではほとんどの東方キャラがこれに追随し、他の格ゲーキャラがダッシュした時もグレイズできるようになっている。

しかしプレイヤー操作ならいざ知らず、普通のAIは「飛び道具に対してダッシュで突進する」なんていう行動はしない。
そのためパチュリーなどの東方でも生粋の弾幕キャラがガード削りで封殺してしまったり、
逆にグレイズさせてくれない東方以外の弾幕(この人とかこの人)とかにレミリアなんかが突っ込んでいくこともしばしば。
……いや、飛び道具なんて無視してワープしたり、逆に跳ね返してきたりするキャラもいるんだけどね。
特徴的なシステムを実装することがいかに難しいかの見本といえよう。


ただ、萃夢想とは違い、一定時間でダッシュが中断されないキャラが
ほとんどなので逆に萃夢想キャラ側が不利になることも多い。
(例:CVSリュウ(S,N,K,EXグル)がアリスの弾幕乱射をランでぶつかると密着することができる)
これのバランス調整のため、打撃判定を持つスペルはアッパー調整がかかっていることが多い。
しかし緋想天仕様の場合は、原作でも一部キャラ除いてダッシュし続けていればグレイズが途切れなく、その仕様を前提にして作られているので特に問題は無かったりする。


派生語「グレイズさせろ」

東方キャラ以外の弾幕があまりにひどい時につけられるコメント。
自重しない状態のストライダー飛竜禍忌レミーなどが多い。
東方キャラの弾幕ならグレイズできてもこいつらの弾幕はガードせざるを得ない。
類語として「霊力ゲージ付けろ」などがある。


+ Graze!!
全くの余談だが、東方projectの2次創作において「ギリギリ18禁ではない」ものを
しばしば 年齢制限にグレイズする と言ったりする。