ギャラクシーファイト

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ギャラクシーファイト - (2009/04/11 (土) 04:25:26) の編集履歴(バックアップ)



『ギャラクシーファイト ユニバーサル・ウォーリアーズ』(GALAXY FIGHT -UNIVERSAL・WARRIORS-) とは、
1995年にサンソフトからリリースされた対戦型格闘ゲーム。
同社のNEOGEO参入第一弾であり、かつ同社初の対戦格闘ゲームでもある。
ROM容量は169Mbit。

キャラクター

  • 使用可能キャラクター
ロルフ、カズマ、アルバン、ゴールデン・ドーン、ジュリ、ムサファー、ルーミギュンター・ブルス
  • CPU専用キャラクター
ボーナス君?、ヤコプ、フェルデンクライス?(最終ボス)、ローウェ(隠しボス)

システム

操作系はNEOGEO筐体専用のためレバー+4ボタン。A=弱攻撃、B=中攻撃、C=強攻撃、D=挑発。
挑発はほぼ使わないため、NEOGEO向け格闘ゲームで実質3ボタンのものはかなり珍しいと言える。
(唯一カズマに641236+挑発ボタンというコマンドの技があるのだが、あまり使用頻度の高い技ではない)。
ゲームシステムもパワーゲージ等といったものは無く、非常にシンプルである。

このゲームの特徴としては、 ステージに画面端が存在しないこと
そしてダッシュを用いた移動が攻防両面で非常に重要なウェイトを占めることである。
ダッシュは単に素早く移動できるというだけでなく、以下の特徴を備えている。
  • ダッシュ移動
→→(後ろ方向は←←)で素早く移動できる。
一般的な格闘ゲームと違い、移動距離に制限は無く止まるまで走り続ける。
端的に言えば、 プレイヤーが停止する動作をするか攻撃を受けるまで移動し続ける
  • ダッシュ攻撃
ダッシュ移動中に出した攻撃は威力が通常の1.5倍になる。
また、ダッシュ攻撃はガードされても「削り効果」がある。
  • 動作のキャンセル
攻撃などをダッシュでキャンセルできる。
これによりコンボにダッシュキャンセルを組み込むことが可能。
相手の攻撃をガード中、その硬直をダッシュ・バックダッシュでキャンセルできる。

ゲームの展開は、上記のダッシュを常に組み込む事で非常にスピーディなものにできるが、
CPU戦では相手側の超反応対策として、ガードキャンセルを主軸とした「待ち」に使用されることが多く
イマイチこのスピード感のあるシステムを生かし切れていない。
その為、ゲーム全体のバランスは良いとは言えず、良くも悪くも「大雑把さ」を感じさせる仕様のため、ヒットには至らなかった。

しかし、サンソフトならではの独特な「世界観」「グラフィック」「音楽」は、
当時のNEOGEOソフトの中でも際立っており、一定のファンを獲得したゲームでもある。


MUGENでは…

ニコMUGEN動画では主にトーナメントの作品別チーム要因として登場することが多い。
単体ではボーナス君やローウェが比較的登場機会の多いキャラクターであろう。