ストライカー

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ストライカー - (2009/08/27 (木) 15:41:11) の編集履歴(バックアップ)


「やっちゃってくださーい!」


画面外から現れて、プレイヤーを援護するキャラクター。
元は『THE KING OF FIGHTERS'99』~『2001』に存在したシステム。
実際は『MARVEL SUPER HEROES VS. STREETFIGHTER』の「ヴァリアブルアシスト」の方が先だが、
呼称としてはどちらかと言うと「ストライカー」の方が定着している感がある。
まぁ、そのKOFでは対戦が成り立たないほどにバランスを崩壊?させた要因として黒歴史扱いされつつあったりするのだが……。
さらに元をたどれば『痛快GANGAN行進曲』の草薙条のガンガン必殺技「友情の合体熱血パンチ」や
『KOF'94』~『'98』のサブシステム「援護攻撃」あたりということになるだろうか。

『KOF2000』にはデフォルトキャラの他に隠しストライカーの「アナザーストライカー」、
さらにその隠しの「マニアックストライカー」が用意されており、旧SNKの過去作や他社からの客演キャラが無数に登場した。
ここまで来るともうほとんどバランスなど存在せず、また開発当時SNKの経営が既に致命的に傾いていたため、
この大判振る舞いは最後のファンサービスだった、と見られている。

使用できる条件・状況は作品によって異なるが
  • 既に画面上に出ているキャラを呼び出せない
  • ある程度時間を置かないと同じキャラは呼び出せない
のが基本だろうか。
KOFでは試合開始前に戦闘に参加するキャラとストライカー専門キャラを選択するが、
マーヴルVSカプコンシリーズ?』では待機中の相方がアシストとして現れる。 KOFでもそうしろよ とは割と言われ尽くした話。
そのためか、外伝作品の『EX2』では次の順番のキャラがストライカー(3人目はストライカー無し)というシステムとなっている。
対戦のたびに「オッシャー!」と乱入してフルボッコにされ、おまけに挑発まで(『'99』では尻も)出していく
パンツ男の悪夢に悩まされた人も多いのではないだろうか。

一方、パピーガルフォードパピー、『CAPCOM VS. SNK2』でのチャンに対するチョイ中西剣道に対する弓道?などのように、
常に画面に出っぱなしで本体に付き従っているモノは オプション と呼ばれ、区別されることが多い。
本体がオプションなんて事も。

さらに出現位置が本体の間近だったり半透明だったりすると「スタンド」と呼ばれたりもする。
まぁ、はっきりとそう呼ばれているジョジョキャラならともかく、
あくまで「それっぽい」だけのキャラの場合、ちゃんとした定義は存在しないのだが。

MUGENの場合は仕様上、控えメンバーを参加させることは出来ないため、ストライカーをキャラ自体に組み込むことで擬似的に再現している。
またMUGEN上ではほぼ同じ扱いのためか、『NEOGEO BATTLE COLISEUM』や『レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズ』の同時攻撃時の相方や、
春日舞織萬三九六人間弾幕のような、共通システムではなく自身の固有技として召喚するものも「ストライカー」と呼ばれることが多い。
多くは何らかの制限が設けられているが、無制限に呼びまくれるキャラも珍しくないため、自重しないAIを組むと非常にカオスなことになる。
その極みがアフロン氏の紫鏡だろう。

他にもMUGENオリジナルキャラにはそのキャラの関連キャラをストライカーとして召還可能になっているキャラも多数存在する。
これは「そのキャラもMUGEN入りさせたい、でも単体製作するにはかなり手間がかかる」といった理由から多様されるものと思われる。
ただこのタイプのストライカーの場合、すでに単体キャラとして完成されたキャラにさらに足す形になるために
そのキャラ本来の性質からすれば異端な技になったすることも多い。(近接キャラなのに隙無しストライカーのために遠距離戦も万全、など)

これらのシステムを最大限に生かした(?)大会動画も存在する。

ストライカーを複数持つキャラ同士がタッグを組むと……。