複数の
ストライカーを使った人海戦術のこと。
大勢の人間が
STGの弾のように展開され、画面を制圧する様子から
弾幕になぞらえてこう呼ばれる。
弾幕という性質上、ガンガン前衛で攻めるキャラとタッグで組ませると大暴れする。
似たような言葉に「数の暴力」があるが、こちらは
カンフーメンのような、
ストライカーが常時出っぱなしのキャラにも用いられる言葉である。
春日舞織の人間弾幕筆頭たる所以
「我ら春日一門に何か御用でしょうか?
古来より春日一門は無敗であること、先にお伝えしておきます」
確かにこういったストライカー戦法はある意味強力ではあるが、キャラによっては人間弾幕にも個別に喰らい
判定があり、潰されることも多い。
また、本体が攻撃されると帰ってしまうというパターンもある
(特に
ヴァニラさんは仲間達に個別の
ライフが設定されていて、ライフがゼロになった仲間は呼べなくなると言う凝った仕様になっている)。
そういった相殺可能な人間弾幕は闇雲に出しても本体諸共攻撃されてしまうため、使い所の見極めが肝心となっている。
さらに一回呼ぶとしばらくの間使えなくなったり(
MegaMari、
ユダ)、呼べる回数自体が決まっていたり(KOF系のストライカー)、
呼び出す際にパワーゲージを消費する(
タクアン和尚、
涼宮ハルヒ、
エルルゥ)等、人間弾幕としては自重しているものも多い。
が、人間弾幕筆頭である
巫女姉妹は喰らい判定が無く(相殺判定はある)、
攻撃も帰還も一瞬で何度でも呼べるという鬼仕様なので非常に弾幕強度が強かい。
原作では鬼キャラではなかったこの巫女がなぜここまで強くなったのかというと、MUGENの仕様上…ぶっちゃけ画面の狭さの問題である。
MUGENはスタンダードな1画面での左右上下スクロールのスタイルである。
原作のアルカナハートは
龍虎の拳でもお馴染みである「間合いによる画面のズームイン・アウト」のスタイルのため、
互いの間合いをあけた場合かなりの広さとなる。
画面が広い=ストライカーの密度がそれほど濃くないため、そこまで脅威ではない。
しかし、根本的な機能として画面のズームイン・アウトを持たないMUGENは必然的に1画面に全てが収まるように展開してしまう。
特に目立った改変をしてないのにMUGEN上では強キャラになってしまった良い例とも言える。
東方Projectのキャラ達もこれと同じ理由で弾幕密度が上がってしまっている。
しかも、東方キャラの方は弾数を多少減らすなり弾のサイズを小さくするなりして弱化調整することも一応出来るのだが、
人間弾幕の場合なまじ弾が人間であるが故に減らすわけにも縮小するわけにもいかないという事情がこれに拍車を掛けている。
それでも良いからモブごと減らせ?…鼓音ファンと小糸・小唄ファンによるリアル人間弾幕を食らいたいのか。
見た目はそのままで判定サイズだけ小さくすれば済むだろう、というのは内緒だ。
ズームイン・アウトが可能になったMUGEN1.1でキャラランクが変動するかどうか、検証が待たれる所である。
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人間弾幕の活躍ぶりはこちら |
人間弾幕の真髄
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ここまでいくと戦争である
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上杉軍VSサムチャイ軍
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なお、サポートキャラが多くても、同時に複数体出せないキャラや弾幕として認識されないキャラ
(
タクアン和尚、
ジルなど)は人間弾幕とは呼ばれない(ジルのは
元人間だが)。
呼び出したキャラが縦横無尽に暴れたり多種多様であることが弾幕たる所以なのかもしれない。
ストライカーが常時画面に存在している場合も弾幕とは言われない。こちらは「数の暴力」と呼ばれる。
また、司令塔としての役割故か、自らがあまり攻撃していない様に見えるため、「ニート(無職)」と呼ばれてしまうことも。
一応、連携を決めていたりするのだが。
また、
豆乳(ケフィアカラー)や
アノマロカリスも画面を覆い尽くすストライカーを展開する。
だが彼らは人間ではないため人間弾幕とは呼ばれない(当たり前だが)。
主な人間弾幕キャラ
最終更新:2022年03月10日 23:09