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「無」のカード - (2012/01/12 (木) 09:00:34) の編集履歴(バックアップ)
CLAMPの少女漫画『カードキャプターさくら』の登場人物。
ただし、原作には一切登場せず、劇場版第二作にのみ登場する。
同作における重要人物であり、『カードキャプターさくら』全体の
ラスボスのような立ち位置である。
大きな翼を持つ少女の姿をしており、全体的に「無」の象徴と思しき「白」を基調としたデザイン。
CVは3期OPの「プラチナ」も歌っている坂本真綾女史。
かつて大魔法使いクロウ・リードがクロウカードを製作した際、あまりの危険さから封印せざるを得なかった「53番目のクロウカード」。
極めて強大な魔力を秘めており、これ一枚で他の52枚と拮抗できるほどの魔力量である。というより、これは他の52枚のプラスの力とバランスを取るための、たった一つのマイナスの力である。
長らくクロウ・リードの家に封印されていたが、取り壊しをきっかけに現世に復活してしまった。
そして、桜の居る町で次々とものが無くなっていき、それはついには「さくらカード」にも及び始める。
柊沢エリオルいわく、「
大切な人への想いを消せば封印できる」とのことだが、
それを無くしたくない桜は戦いに挑むことになる。
その能力は、「存在するものを消滅させる」というとんでもないもの。
「イレイス」のカードと似ているが、こちらは
空間ごと消し飛ばしてしまう。
また、魔力量と特性も相まって、桜が使用する魔法は全く通じず、逆にそれらを消滅させられた。
実際のところは、孤独感から自分の姉妹とも言える「さくらカード」を求めていただけであり、特別に邪悪なわけではない。
このあたり、後続の
リリカルなのはと少し似ている。
+
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結局…(ネタバレ) |
桜の持つ52枚のカードは全て奪われてしまうが、最終的にその52枚のカードの力を全て使用して
アニメ版最終話で登場した「ハートが描かれた名前のないカード」を「無のカード」と合体させ、
その 存在を反転させ、新たな名前を与え「希望(ウィッシュ)」のカードとした。
これにより、消えてしまった者は全て戻り、事件は解決した。
さらに、孤独感にさいなまれていた彼女を助け出すことにも成功したのである。
おおまかなストーリー。MADですが。「無」のカードは3:00ごろから登場。
この「名前を与えることで存在を反転させる」モチーフは 後の作品でも踏襲され、そのたびに大きな効果を上げてきている。
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同人ゲーム『カードハンターさくら』に登場する「無」のカードは、本編で登場した本体の姿をしている。
原作における最終ボスだけあって全体的なステータスは高めに設定されている。
MUGENでは
また、他のキャラクターのデッキは53種類の構成だが、彼女のみ「無」のカードがデッキになく52種類である。
まあ、その「無のカード」は自分自身
だから仕方がないのだが……
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