南天朱雀棗

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南天朱雀棗 - (2009/08/26 (水) 22:58:29) の編集履歴(バックアップ)


「琉球空手無鴛流ナツメ この名を覚えておきな」

字名:南天朱雀棗(なんてんすざくなつめ)
年齢:21歳
流派:無鴛流(むえんりゅう)
身長:167cm
体重:
武器:子母鴛鴦鉞「斬華」(しぼえんおうえつ・きりか)


公式ストーリー-朱雀飛翔-


 屈強な大男が砂浜に音を立て転がる。彼を打ち倒した相手は妖艶なまでに美しい金髪の女性であった。
「かなわんなあ、ナツメには」
 倒された男はつぶやきながら起き上がる。彼の髪は黒であったが、周りで見ている仲間たちの髪や瞳の色は様々で、どうやらこの村には異人の血も多く交じっているようである。
「もっと内を固めなきゃすぐ懐に入られるわよ」
 ナツメと呼ばれた彼女はそうしかりつけた。彼女は幼いころより伝わる無鴛流格闘術を習得し、今や実力はどんな男も相手にはならない。教官としてやんわりといったつもりだったので誰も気がつかなかったが、ナツメは今、ひどくいらついていた。
 男たちのふがいなさにではない。いや、それもある。しかし、もっと大きな要因は最近悪夢にうなされ、夜眠ることができないことである。
(私ともあろう者が…)
 男勝りで勝負事には厳しい性格であった。その厳しさは他人にも、そして何より自分にも向けられている。誰にも負けたくない。ましてや夢などに。だが、その悪夢は起きている時までナツメを不安にさせる。何か巨大な力がナツメを押し潰す夢…。妹に揺り起こされることもしばしばだ。
 今夜も恐らくは眠れないだろう…。憂鬱な気分で海岸を1人歩いていたナツメを、たまたま通りかかった村長が呼び止めた。長とはいうもののまだ若く、かつて彼女に無鴛流を教えた師でもある。2年前に鮫に片足を食いちぎられ杖をついているものの、村人の信頼も厚く、何かと相談相手になる人物である。ナツメも悪夢のことを話してみる。長も同じように何かを感じているという。
「わしにも原因は解らぬ…が、すべてはあそこにある」
 そういって長は北東の海を指した。
「…ジパング」
 ナツメは悪夢の元凶を絶つべく旅立つ決心をする。月が…禍々しいほどに美しい夜であった。




ADKの武器対戦格闘ゲーム『ニンジャマスターズ 覇王忍法帖』のキャラクター。
名前は棗(ナツメ)。琉球空手と特殊な短刀を使う女武術家。
異人の血を引く一族の村で生まれ育ったため、その血筋からか容姿は金髪碧眼。
性格は男勝りで勝負事に厳しく負けず嫌い。幼い頃より村に伝わる無鴛流空手を習っており、今では兄弟子たちをも凌ぐ実力を身につけている。
しかし、いつからか悪夢にうなされるようになり、その原因が日本本土にあることを知り、旅立つ決意をした。
ナツミという妹がいる。
ニンマスにおけるお色気担当であり、よく揺れたり見えたりするほか、EDでは全裸で水浴びする姿が見られる。



拳、肘、蹴りなどの打撃技がメインで、武器としてカイザーナックル状の大きな柄を持つ短刀「斬華」を用いる。
(武器はニンジャマスターズのシステムでいつでも出し入れでき、しまった状態では素手になる)
必殺技は打撃系の連続技ばかりだが、武器装備状態では上記の短刀をブーメランのように相手に投げる飛び道具にできる。
戻ってきた短刀は空中・地上問わず自分に近い位置に来た時に武器出し入れのボタンでキャッチできる。
なお、地面に落ちた場合は武器落としをされた時と同じくしゃがんで同様の操作で拾うことができる。



MUGENでのナツメ

  • 卦由氏制作の南天朱雀棗(Natsume)
 原作を再現した棗。エフェクトは簡略化されているが武器の出し入れなどのシステム、必殺技は揃っている。


「もう終わりかい…そんなんじゃあ 私を満足させることはできないよ」


出場大会


出演ストーリー