「逃がさねえぞ~~、大雪山おろ~~しッ!」
石川賢の著作『ゲッターロボ』に登場する合体巨大ロボ「
ゲッターロボ」の形態の一つ。
全高20.0m、重量250t。キャラピラ状の下半身と、多関節のジャバラ状の腕が特徴。
ゲッター1や2より重いが、これはゲッターには反重力装置が搭載されており、そのパワーをゲッター1は飛行用に、
ゲッター2は高速移動のための機体軽量化に、そしてゲッター3では反重力装置の出力を抑えることでパワーに出力を回しているため。
『ゲッターロボ』におけるメインパイロットは巴武蔵。後述するように漫画版では早乙女博士も操縦した他、
続編『
真ゲッターロボ』、OVA『真ゲッターロボ 世界最後の日』では車弁慶も操縦している。
なおOVA『新ゲッターロボ』でもデザインは異なるが同名のゲッター3が登場する。
こちらのメインパイロットは武蔵坊弁慶。……と言っても史実の源義経の部下のあの人ではなく、
「武蔵坊」という苗字の現代の青年である。
ややこしいわ
3機のゲットマシンのうち、ベアー号が頭部と腕部、イーグル号が腹部、ジャガー号が下半身を構成する。
重量戦及び水中活動に適した形態であり、格闘戦を得意とする。パワーは90万馬力。
主な武器は、怪力を活かした格闘技の「ゲッタースマッシュ」、肩に搭載されたゲッター1の足「ゲッターミサイル」など。
その他、メインパイロットの巴武蔵が本来生身で使用する柔道技「大雪山おろし」を再現できる。
また、媒体によって鼻の有無、腕の色などが変わる。
1974年のアニメ版ではゲッターロボの形態の中で唯一空を飛べない形態でもあったが、
オプションパーツで空を飛ぶ回などを経て、改良されたのか短時間なら飛行可能となった。
またゲットマシンに分離して空中の相手の上でゲッター3に合体し、パワーを活かして
相手の武器であるプロペラを破壊するなどの戦法も使用した他、水中だけでなく地上戦でもしばしば活躍している。
余談だが漫画『鉄のラインバレル』のハインド・カインドの伸びる腕はゲッター3のオマージュである。
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漫画作品でのゲッター3の活躍 |
現在『ゲッターロボサーガ』として纏められている「週刊少年サンデー」連載分の漫画版では
ゲッターロボは一度しかゲッター3には変形しておらず、しかもその時はまだ武蔵が仲間になっていなかったため、
パイロットは早乙女博士だった。それ以外の場面では全てゲッター1とゲッター2の形態のみで戦っている。
当然ゲッター3として大雪山おろしを使っているシーンは一度も無い(武蔵本人が大雪山おろしを使っているシーンはある)。
90年代になって書き下ろされたエピソード(後述)で、ようやく「武蔵操るゲッター3」を見ることができた。
なお、同じく石川氏の手掛けたTVアニメ版に近い設定の「小学一年生」「小学四年生」連載版では
サンデー連載版とは異なり、普通にゲッター3の形態でも活躍している。
2001年にラピュータより刊行された『完全復刻版 ゲッターロボ ゲッターロボG』では、学年誌に掲載された
石川氏の『ゲッターロボ』が全話収録されているので、ゲッター3と武蔵のファンはこちらをチェックしよう。
1998年に刊行されたムック本『まんが秘宝3 まんがチャンピオンまつり』に掲載された、
『ゲッターロボ』の書下ろし読切「ガンバレ!! ムサシ」では、武蔵が事実上の主役として登場。
武蔵を除く早乙女研究所の面々が食中毒でダウンした中、単身ゲッターに搭乗して出撃し、
無茶苦茶な合体を繰り返しながらも、恐竜帝国のメカザウルスをゲッター3で見事粉砕した。
(当該エピソードは現在刊行されている単行本だと、双葉文庫版『ゲッターロボ』の第2巻に併録されている)
「またしても俺の力で人類の平和を守ってしまった!! これからは俺たちの時代だ」
……こんな自意識過剰な台詞でも、嫌味ったらしさがないのは武蔵のその性格のためだろう。
そもそもにおいて武蔵の場合、脅迫まがいの方法でスカウトされた竜馬や隼人とは違い、
偶然にゲッターと出会っただけの一般人であり、ゲッターの適性試験に全て落ちている。
しかし、それでもゲッターへの憧れから進んで恐竜帝国との戦いに身を投じ、
その行動力でゲッターのパイロットと周囲に認められたのだ。
そして最終的に本当に彼の壮絶な覚悟と力で人類が救われる事になるのである。
竜馬が負傷して記憶喪失、ゲッター出撃不可能という絶望的な状況下ではじまった、恐竜帝国の大侵攻。
折しも早乙女研究所にて新型ゲッターの開発が進んでいる事を知ったムサシは、
時間を稼ぐためゲッターに乗り込むと、メカザウルスの大群をたった独りで迎え撃ち、そして――……。
「貴様らの先祖は光線で死んでいったのだ、 ここでもう一度ゲッター光線で滅ぶんだ、ト、トカゲ野郎」
「リョウ、ハヤト、さらば……… 後の事は頼むよ」
彼の死は 竜馬と隼人にとっても衝撃的な出来事となり、竜馬はこの時記憶を失っていたが、
武蔵の自爆を目の当たりにして記憶を取り戻し、隼人は「なんで俺も誘ってくれなかったんだ」と武蔵の死を嘆き、
やがて武蔵(と『真ゲッターロボ』で戦死した弁慶)の後を追うかの如く、自らの死に場所を求めるようになる。
(それでも独り生き残ってしまう宿命を背負わされているのだが……)
そう、彼らにはまさに「もっと残酷な未来」が待っているのだ。
竜馬は「ゲッター線に最も愛された男」と言えるが、武蔵は「ゲッターを最も愛した男」であるとも言えよう。
ゲッター線も武蔵に対しては何らかの思い入れがあるのか、『ゲッターロボ アーク』で示された
数千年後の未来におけるゲッター艦隊では、ゲッター戦艦内部で製造される武蔵のクローンが指揮官を務めていた。
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当時の人気 |
実はゲッターの3形態の中で一番人気が無かった。パイロットも一人だけ美形でなかったし。
だが、そのおかげで今ではゲッター3の超合金は1や2よりプレミアが付いている。
何故かって?当時の物価で3種類とも買ってもらえる スネ夫みたいな男の子は数十人に一人居るか居ないか。
「一つだけ」と言われれば、1か2を選んだ(そもそも過半数の男の子は一つも買ってもらえなかった訳だが)。
結果、ゲッター3の超合金は生産数が少ないのだが、今のコレクターは3つとも揃えようとするためプレミアが付く事に。
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外部作品でのゲッター3 |
『スーパーロボット大戦』『ゲッターロボ大決戦!』などのゲーム作品にも度々登場。
機体の特性上、海や湖などの水中において大きな戦力を発揮する性能である事が多いが、
スパロボシリーズでは全体的に 海適応のユニットは活躍のチャンスが少なく(後半は殆ど宇宙)、
特に変形可能なゲッターロボ系ユニットでは、意識して使用しない限り3を始めとした水中適応形態の出番はあまりない。
マップ上に水地形がある場合に無理に投入しても、ゲッター3は空飛ぶ敵を攻撃することが苦手なので、
結局水の上を飛行する敵には手も脚も出なかったり……
というか
活躍して欲しい時(海マップ)に限っていないことも少なくない
。
そもそも海マップ自体の比率も下がっており、むしろ海が地形から一切存在しなくなったタイトルすらある現状だが…
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で海がなくてゲッター3の存在意義はあるのかというと… |
その海がない『スーパーロボット大戦NEO』では大雪山おろしが空中の相手に当たりやすくダメージも増える
「対空」特性を備えるようになり(多分後述の伸びる腕のイメージからか)、むしろ
空中を行く敵は格好の獲物
となった。
ゲッター1形無しである。火力では竜馬がエースボーナスを得ればぐっと違ってくるとはいえ……
なお『NEO』のは『新ゲッターロボ』の方なのだが、気にしてはいけない。
また『Operation Extend』の真ゲッター3(『世界最後の日』設定)も同様に大雪山おろしが対空武器で、
初期段階なら1より使い出があったりする。
これらとは違うシステムの作品だが、『第2次Z再世篇』では真ゲッター3はパイロットの弁慶がエースボーナスを取得すると
気力150以上という条件付きとは言え、
被ダメージ0.6倍
という強烈な効果を得る事が出来るため、
装甲を十分に改造した状態で発動すると(弁慶が元々気力130で被ダメージ0.8倍となるガードや高レベルの底力を持っているのも相まって)
ボスはともかく後半の雑魚敵の攻撃が直撃してもダメージ3桁も夢ではないという 鉄の城も真っ青の壁っぷりを発揮する。
ミサイルの弾数が少ないため、反撃戦法にはあまり向いていないものの、味方ターンでは似たような条件で
攻撃力が跳ね上がる真ゲッター1で、敵ターンは真ゲッター3でいるのが望ましいと言える。
真ゲッター2?…移動と隼人の指揮官技能を生かして自分が行動する前の周囲のフォロー。
真ゲッター3は宇宙適応が低いのが欠点なので、この硬さを最大限生かすならほぼ確実にスラスターモジュールか
Sアダプターはゲッターに付ける事になる。
…と、このように今日では海に関係なく十分に活躍できるようになっている。
それでもやっぱり海で活躍して欲しいと淋しさを感じなくもないが。
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一方、パイロットの武蔵は作中で戦死するという立場上、シナリオ面では優遇される事もある。
特に『第2次スーパーロボット大戦α』中盤における戦死イベントは、多くのプレイヤーに印象を残している。
…が、殆どのスパロボで戦死する(G単独参戦の場合は過去形)し、生存してもチーム構成の関係上
ゲッターGはともかく真ゲッターに乗る事は(TV版では)ないし、挙句の果てに大雪山おろしは弁慶も使えるようになってしまっため、 全体から見て優遇かどうかはやや微妙なのだが。
武蔵が真ゲッターに搭乗できた機会も、マイナー作品の『ゲッターロボ大決戦!』『リンクバトラー』程度であった。
……とでも思っていたのか?
なんと『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』で武蔵が真ゲッター3に搭乗。
原作OVAでは搭乗することなく退場しているため、これは快挙と言えるだろう。
更にはカミナやロックオンを差し置いて
普通に最後まで生存
。ミシェル?何のことやら。
この扱いのためか、今まで隼人が持っていた幸運を今回は武蔵が所持している。
……とは言え、流石に『第2次Z再世篇』では原作シナリオの兼ね合い上、戦死は避けられなかった。合掌。
「待ちに待った出番が来たぜ!」
なお、スパロボ以外のダイナミック系列作品でも、一応武蔵が真ゲッターに乗った事は無い訳でもなく
団龍彦の小説『スーパーロボット大戦』(ゲームとは無関係)にて武蔵が真ゲッターに乗っている。
……しかし、この武蔵は同作の敵ボスがオリジナル武蔵の死骸から造ったクローンで大量にいる。
つまり1~3まで全員武蔵
。
おまけにこの作品に限って真ゲッターは
完全に悪の存在である
。なんてこったい……。
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必殺技:『大雪山おろし』について |
近年の作品やゲームだと「大雪山おろし」は敵を振り回して竜巻を起こし、
敵を上方向に巻きあげ放り投げる技になっており、そのイメージが強いが、
実は1974年のアニメ第1作目の大雪山おろしはこうした最近のイメージとは全く別の技になっている。
1974年のアニメ版の劇中では、武蔵とゲッター3が使う大雪山おろしは相手を振り回してから
主に横方向に投げ飛ばして地面に叩きつける技であり、 ジャイアントスイングかハンマー投げのような投げ技のイメージに近い。
ゲッター3がメカザウルスに対して使う場合には、この投げ技で相手を叩きつけた後に
追い打ちのゲッターミサイルを叩きこんで止めをさすことも多かった。
(この点はスパロボでも踏襲されつつあり、特にチェンゲの真ゲッター3の場合はミサイルを大量にぶっ放すミサイルストームが使われる)
また1974年のアニメ版ではゲッター3の 腕が長く伸びるという描写は一切無く、
むしろ蛇腹状ではあるが太くて力強い腕という側面が強調されている。
だが、後年の『スーパーロボット大戦』シリーズの初期の作品での戦闘シーンで、
竜巻を発生させて相手を上方に投げる技として「大雪山おろし」が表現される。
まぁ、当時のスパロボ(コンシューマー機の容量)では投げ技を表現できなかったためである。
(それこそ ゲシュペンストキックと同パンチが両方とも同じモーション(体当たり)だった時代である)
そしてその演出が逆輸入されたにOVA版のゲッターロボにおいてさらに腕が伸びて竜巻状になる演出が付加され、
1974年のアニメ版とは全く別のイメージの技となった。
この技を元に後のOVAやゲームでは大雪山おろしが表現されることになり、現在の大雪山おろしのイメージとなっている。
ちなみに石川氏の少年サンデー連載の漫画版では先述のようにゲッター3が大雪山おろしを使うシーンは無いが、
武蔵本人が大雪山おろしを使うシーンは有り、その中には竜巻で上に相手を巻き上げているように見えるものも存在している。
またOVA版以降の描き下ろし漫画では比較的現在のイメージに近い演出で大雪山おろしが描かれている。
この技はあくまで武蔵個人の技能のため、当然後任者である弁慶には使用できないのだが、
(そもそも武蔵は柔道家、弁慶は高校球児と本来畑違いもいいとこである)
『第4次スーパーロボット大戦』では「特訓!大雪山おろし」というわざわざステージ一つ使って弁慶に習得させている。
隼人曰く、大雪山おろしを使えないようではゲッター3を使いこなせているとは言えないらしい。
ちなみにこのイベントで弁慶はジャ○ビニ流星打法とかを提案したものの、流石に流された。
このイベントのインパクトが強かったのか、その後のシリーズでも何の説明も無く弁慶が大雪山おろしを使用できることは多い。
というかぶっちゃけ武蔵より弁慶が使うことの方が圧倒的に多い。
また、アンソロジーコミックで、百鬼帝国によって鬼として復活させられた武蔵が痛めつけるフリをして
無理矢理大雪山おろしを伝授する話が描かれたり、OVA『真ゲッターロボ 世界最後の日』でも弁慶が
「
直伝・大雪山おろし
」として使用するなど、公式も含めて結構受け入れられている模様。
なお、『第2次Z』までスパロボで武蔵が真ゲッターに乗る事がなかったため、真ゲッター3の「大雪山おろし二段返し」は
弁慶が大雪山おろしを彼なりにアレンジした技と思われる。
(発表順では後になる「ガンバレ!! ムサシ」では武蔵がよく似た技「大雪山おろしパンチ」を使っているが)
一方、『Z』では'75年版の『ゲッターロボG』の本来の設定を重んじた形になり、大雪山おろしを覚えていない。
ゲッターポセイドンのフィンガーネットで捕獲した敵を大きく振り回して投げるという演出は
むしろ本来の大雪山おろしを踏襲しているとも言えそうだが……
ゲッター3系列でしか再現できない技のようで、
「特訓!大雪山おろし」での説明によると隼人もこの技を伝授されているが、ゲッター2などが使うことはまずない。
まぁ、普通のマニュピレーターがあるライガーならともかく、片手がドリルであるゲッター2や真ゲッター2は
「敵を両腕で掴む」という事が出来ないので仕方ないが。
また前述の小説ではゲッター1、2、3、ゲッター號、翔、凱、そして真ゲッター1、2に武蔵のクローンが乗って登場するが、
大雪山おろしを使ったのはゲッター3だけである。
唯一、ゲッター3系列以外で大雪山おろしを使ったのは『第2次スーパーロボット大戦α』のブラックゲッターであるが、
イベントで使用したのみであり、
通常の武器としては使えない
。
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MUGENにおけるゲッター3
真ゲッター1や
ラ=グース同様、Nobuyuki(信遊亀)氏が制作した手書きキャラが2010年11月13日に公開された。
3Dグラフィックで作成されており、まだβ版とのこと。
AIは未搭載。
ゲッタースマッシュ、ゲッターミサイル、大雪山おろしといった技が再現されている。
イントロの台詞は1974年のアニメ版(声:西尾徳)のようだが、
腕が伸縮自在になっており、大雪山おろしが上向きに敵を放り投げる技になっているなど、
全体的な技のイメージはスパロボやOVA版以降の近年のゲッター3のイメージとなっている。
使う時には、画像のように特殊な体形なので下半身の食らい判定がグラフィック通り少し前まで出ているので注意。
下半身の一番先端まで食らい判定があるわけではないが、下段攻撃には気をつけよう。
通常攻撃と必殺技である投げ技は技のリーチが短めで、接近戦には強いが距離を取られると厳しい。
一応ゲージ技にはリーチのある技や飛び道具もあるが、後述のように隙があるので上手く使う必要がある。
またこれらのリーチの長い攻撃をもってしても、弾速の速い飛び道具で固められると厳しく、そうした技を持つ相手は苦手としている。
同作者の真ゲッターと同じくゲージは常に増加していく仕様だが、それゆえ強力な技のゲージ消費は大きく、
ゲージを消費する必殺技の威力も割と低めだったり発動前と後に案外隙があったりする。
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ゲージ技の性能解説 |
ゲージ技の性能解説
- ゲッタースマッシュ
- 伸びる腕で敵を攻撃する。リーチはかなり長めで、飛び道具のように使って遠くの相手にも当てる事も可能。
- ゲージ消費も少な目で当たれば通常の相手に1.2割近いダメージを与えられるが、発生前に隙があり、
- うまく使わないと潰されやすく、発生後も若干隙がある。敵が反撃しにくいような状況で使いたい。
- ゲッターミサイル
- 普通版と強化版がある。普通版はゲージ消費も少なく直撃すれば相手に1.2割近いダメージを与えられる。
- ただし威力が高めの代わりに攻撃モーションが終わるまでに割と時間がかかり、
- 連射して弾幕を張るという訳にはいかず、最近の飛び道具対策のできているAIだと防がれやすい。
- 強化版は威力が2割近くになり演出も派手になるが、攻撃判定や弾速はそこまで変化せず、
- ゲージ消費量も普通版に比べてかなり増加するので注意。
- 大雪山おろし
- 掴める範囲は狭いので、相手にかなり接近しないと当てる事は難しい。威力は普通版で1.3割、強版で2割。
- 強版は敵を掴んで振り回している際に攻撃判定が出ており、タッグ戦では近づいてきた相手への巻き込み効果がある。
- ただし掴みそこねるとそこで技が終わってしまい、巻き込み効果は全く発生しないので注意。
- 投げ技なので使用中は無敵があり、そういった意味でもタッグ向きの技である。
- なお近年の作品の大雪山おろしのイメージらしく敵は上方向に飛ぶ。
- 超大雪山おろし
- OVA版よろしく蛇腹のような腕が数十倍の長さまで伸びて竜巻状になり敵を投げ飛ばす。
- ゲージ消費は1.5本とゲージが自動増加するこのキャラには少な目だが、その代わり威力も3割程度と低い。
- ただしヒットした場合はかなり広範囲に巻き込み効果が出るので、タッグで当てることができれば非常に強力である。
- また、投げた後は相手が地面に落ちる前に行動可能になるので、落ちてくる相手を
- スマッシュやミサイルで追撃することもできる。
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このように欠点もあるが、上手く使えば強力な技を持っており、
動きも3Dモデル使用キャラの例に違わずよく動くので、人操作での活躍に期待したい。
タッグ戦で使う時は飛び道具があったり遠距離戦に強いキャラを相方にすると、弱点をカバーしてくれるかもしれない。
2012年1月25日には、medesu氏による外部AIも氏のskydrive公開された。
近づいてくる相手は大雪山おろしでどんどん放り投げるので接近戦主体の相手なら凶キャラであっても割と勝ったりする。
出場大会