真ゲッター1


「誰かが言ってたぜ。
         運命に従うも運命なら、
                運命に逆らうも運命だってね!!」

概要

石川賢の著作『ゲッターロボサーガ』に登場する合体巨大ロボ「真ゲッターロボ」の形態の一つ。
全高55m、重量220t。初出は「月刊少年キャプテン」で連載された漫画版『ゲッターロボ號』。
初代ゲッターロボやゲッターロボG、ゲッターロボ號などの機体を凌ぐ戦闘力を持つが、
原作漫画版やOVAなどの登場した作品によって、機体のスペックは大きく異なり、見た目も多少異なる。
OVAでは『真ゲッターロボ 世界最後の日』『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』 に登場している。
普通、合体後のカラーはゲットマシン各色の名残があるが、『世界最後の日』のみゲッター1は赤、2は白、3は黄系統に露骨に色が変わる。
主なメインパイロットは流竜馬、神隼人、一文字號、ゴウなど。
当初劇中では正式名称が存在せず、「本当のゲッターロボ」*1と呼ばれていたが、後に「真ゲッターロボ」が正式名称となる。
設定段階では真ゲッター1は「シュナイダーV-1」、2は「スタインバックD-2」、3は「リビングストンJ-3」という名前だった事も。

+ゲッターロボとは
ゲッターロボの名を冠するロボットは複数存在し、それら全てに共通するゲッターロボの特徴は、
3機の戦闘機「ゲットマシン」の組み替えによる変形合体によって全く特徴の違う3形態になれる事である。
これによってゲッターロボはあらゆる状況、環境に対応し得るという特性を持つ。
本ページで紹介する真ゲッターロボ以外にも、『ゲッターロボ』シリーズには、
ゲッターロボ、ゲッターロボG、ゲッターロボ號、ゲッターロボアークなどのゲッターが登場している。

また、ゲッターロボのもう一つの特徴として、乗りこなすために常人離れした体力が必要というものがある。
操縦自体は自動車を運転するより簡単らしいが、並みの人間ではゲッターのパワーに体が潰されてしまい、操縦する事すらできないのだ。
つまり、ロボットものの王道である、これまで平凡に過ごしてきた少年がロボットに乗って戦う事になる、
という展開があり得ないロボットなのである。
アニメ版でも竜馬らパイロットは運動部のエースである事からスカウトされているが、
漫画版ではそれがより顕著で、めぼしい相手に対して殺し屋や戦闘用サイボーグを襲撃させ、
それを返り討ちにするのを見てゲッターのパイロットとして合格と見做す*2など、凄まじい選考が行われたりしている。

+ゲッター線とは
ゲッター線とは即ち「進化する意思の力」である。
当初はロボットアニメに付き物の万能エネルギーだったのが、石川賢氏の原作で大きく変化を遂げた結果、
現在では、独自の意思を持ち、あらゆる物を取り込んで一体化しながら、常に進化し続けていく謎の存在として定着した。
作中においてゲッター線と一体化した者は「ああ、そうだったのか」と何かを悟ったような表情で吸収されてしまう。
『真説 魔獣戦線』においては、ある目的のために、究極の兵器を創り出すべく生み出されたという事が示唆されている。

ゲッター線は進化する意思の力であるため、現在こそ人類の味方ではあるものの、
人間が停滞すれば躊躇なく滅ぼす可能性もある。
実際に爬虫人類、即ち恐竜帝国──恐竜が滅んだのも、ゲッター線に見放されてしまったためだという。
よってゲッター線は、そういう強烈な意思を持つ人間を好んで力を貸す傾向があるようで、
作中においては流竜馬、巴武蔵らの他、弁慶が最終的にゲッターと一つになった。
かくしてゲッター線は、人類が生き残るための激闘の中、やがて究極の兵器、究極のゲッターを生み出すまで、共に歩もうとしているのだ。
なお、ゲッター線の竜馬に対する執着はかなりのもので、「タチの悪いヤンデレ」と評される事も。

こうした要素は、同じく意思を持つ無限力、即ち『伝説巨神イデオン』における「イデ」とは、
『スーパーロボット大戦』シリーズで共演した際に比較される傾向があり、
作中の登場人物は「純粋な防衛本能」であるイデに対する「純粋な戦闘本能」こそがゲッター線なのだと語っていた。
他に近い性質を持つエネルギーとして『戦国魔神ゴーショーグン』のビムラー(生命の誕生と進化を促進させる)があり、
『第3次スーパーロボット大戦α』ではこの3つの無限力の共演が見られ、
人類補完計画に肯定的なイデと否定的なゲッター線とビムラーという構図も見られた。

だが、ゲッター選に選ばれた結果として、遥かな未来では人類はゲッターの力を持って全宇宙の侵略に乗り出しており、
ゲッター線に選ばれた存在である「人類」以外の全てを滅ぼそうとしていた。
そして、恐竜帝国以外の現代で戦ってきた相手はこのような破滅の未来を防ぐべく、現代に時間移動してきた勢力であった…という事が明かされた。
これを見ると、ゲッター線とは単に人々に力を与え導くものというだけではない、非常に恐ろしく危険な存在とも思えてくる。
(スパロボでは幸い、見守るだけにとどめており、『第3次α』に至ってはEDでゲッター線が地球に降り注ぐ量が減少し始めるなど、
 ゲッター線が身を引き始めているような描写がある)。
…ってか、前述の『真説 魔獣戦線』でのゲッターを暗示させる言葉は「宇宙を消滅させる機械のバケモノ」である。
結局、ゲッターの進化の果てにあるものは何だったのかという事は、作者の死によって虚無の彼方へ消えてしまった……。

真ゲッターロボが生み出された経緯や目的に関しては、作品の媒体によって異なる部分が多く、
強大な敵を倒す存在として開発されたり、ゲッター線の影響によって初代ゲッターが変化したものだったりと様々である。
団龍彦による小説作品『スーパーロボット大戦』においては、主人公達の前に立ちはだかる強大な敵として現れた事もある。
とはいえ、OVA版では割と苦戦する事も少なくなく、作品によっては『世界最後の日』の真ゲッタードラゴン、
『真対ネオ』の神ゲッターロボ、漫画版のゲッターエンペラーといった、より上位のゲッターロボが登場する事もある。

ゲッターロボは空戦型、陸戦型、海戦型の3タイプに変形できる事で知られているが、真ゲッター1は空戦型。
ただし真ゲッターの場合、本体のスペックが高すぎるせいか基本的にゲッター1だけで事足りる事が多く、
どの媒体でも基本は真ゲッター1で戦い、1では対応できない場合に限ってゲッター2、3に変形するというのが定番となっている。
特に原作である漫画版『ゲッターロボ號』の場合、2の出番は僅か1話、3に至っては登場すらしていない。
また、真ゲッター2の登場シーンは真ゲッター1の一部から2の上半身が直接生えるという衝撃的極まりないものであり、
真ゲッターの怪物性を物語っている。
なお、真ゲッター2の下半身、真ゲッター3のデザインは、スパロボ参戦にあたって新たに設定された後で描かれた、
漫画版『真ゲッターロボ』に逆輸入されている。
なお、こちらではゲッター線エネルギーがフルパワーでは無かったためか、きちんとゲットマシンの分離合体によって変形している。

その能力はこれまでに開発されたゲッターロボでも最強とされているが、
本編では宇宙から降り注ぐゲッター線だけでは、100%の性能を引き出すための必要なエネルギーを充填するのに3年かかるため、
ゲッタードラゴンをエネルギー増幅炉として使用しなければならなかった(それでも50%までしか充填できなかった)が、
その状態でも圧倒的な戦闘力を誇り、テスト飛行時に亜光速に達するなど従来のゲッターを超越する性能を見せた。
さらにパワーを引き出した状態では、精神力の弱い乗組員の精神や肉体を取り込んでしまい、
その後のフルパワーでの最終決戦では核ミサイルや恐竜帝国の最終兵器「デビラ・ムウ」など、触れたものをみな吸収していく。
最終的にはイロットである竜馬達をも取り込み、巨大なゲッターとなって火星へと飛び立っていった。
だが、取り込まれた生物は死亡したのではなく、宇宙を創造している根源であるゲッター線と一つとなっている事がゲッター自身により語られており、
帝王ゴールやブライ大帝など、シリーズ初期に死亡した人物達も死後ゲッターと一つになっていた事が明かされた
(なお、上述した設定は漫画版のみの描写であり、OVA版での真ゲッターの性能はそこまで無敵という訳でもない)。

武装は各媒体によって異なるが、代表的なものはゲッター線を腹部から(媒体によっては頭部からも)照射する「ゲッタービーム」、
両肩から射出され状況に合わせた形に変形する槍状の大斧「ゲッタートマホーク」、
そして莫大なゲッターエネルギーを両掌に集めて球状にして放つ必殺技「ストナーサンシャイン」あたりだろうか。
UFOのような軌道とも評される、慣性を無視した超機動も大きな武器である。
OVA『真(チェンジ!!)ゲッターロボ ~世界最後の日~』でのストナーサンシャインの演出は正に「素晴らしい」の一言に尽きる。
インベーダーと化した早乙女博士らが操るゲッターGとの合体合戦も見物である。

なお、この合体合戦に関しては、石川賢が『スーパーロボット大戦アンソロジー』に掲載していた短編作品
『ゲッターロボ対ゲッターロボG』(後に『真ゲッターロボ』単行本に収録)が元になっており、
爬虫人類の操るゲッターGと歴戦のゲッターチームによる初代ゲッターの戦いは必見。
また、ストーリーや設定は全く別物ではあるものの、『スーパーロボット大戦』においても何度か再現されている。

+外部出演における扱い
『スーパーロボット大戦』シリーズにも出演し、マジンガーZガンダム飛影エヴァンゲリオン
ガオガイガーアーバレストブラックサレナといったスーパーロボット達と共演している。
上述のように、元々真ゲッター2の下半身と真ゲッター3の全身デザインは、
1995年発売の『第4次スーパーロボット大戦』での登場まで公式に存在していなかったため、
ある意味でスパロボオリジナルメカの一つと数えられる事もある。
この点において、同じく1998年『スーパーロボット大戦F完結編』が初登場となるマジンカイザーとは立場が似ている。

マジンガーシリーズ、ガンダムシリーズと合わせて御三家と呼ばれ、
『スパロボ』シリーズには『J』『K』など、一部の作品を除きほぼ皆勤で参戦している。
……マジンガーとガンダムが皆勤賞な事を考えると、若干扱いが悪いような。勿論全然出られないよりはマシだが。

名義上の参戦作品と実際の参戦作品が異なる事も有名。
『真ゲッターロボ(原作漫画版)』名義で参戦した事は数あれど、大抵はTVアニメ版のキャラが乗る事になる。
これは、アニメ版名義で参戦した「ゲッターロボ」「ゲッターロボG」の上位機種として登場するためだと思われる。
『W』では特に酷く、「OVA『世界最後の日』版デザインの真ゲッター」「TV版のキャラ」が搭乗する癖に、
参戦名義は『ゲッターロボG』及び『{原作漫画版』}とかなり複雑である。
しかし完全に設定無視かというとそうでもなく、後述のようにオープンゲットでなくモーフィングで変形したり*3
漫画版でクローズアップされる「ゲッター線の意志」がストーリーに関わってきたりする。
特にスパロボオリジナルのラスボスに対する戦闘会話だとそれが顕著で、
ラスボスが他の並行世界のゲッターや竜馬に触れる様子がよく見られる。
酷い時には「ゲッターロボ! 宇宙に災厄をもたらす存在のお前達は俺が倒す!!」などと、
どっちが主人公が分かったものではない台詞を言われる事も……。
スパロボオリジナルのシナリオでは『α』シリーズでの「マジンカイザーと対になる存在」として、
マジンカイザーと共に共闘する場面や、敵に奪われる場面が存在する。

性能としては、ゲッター1は装甲薄めであまり避けない代わりに最大火力はゲーム中有数という調整をされやすく、
ゲッター2は移動と回避に重点を置かれ、ゲッター3はちょっと固い装甲とコストに優れリーチの長い武器がある。
基本ゲッター2で最前線まで移動し、ゲッター1で殲滅する戦法を取っていく事が多く、3は海地形特化という事もあり若干空気気味である。
「大雪山おろし」等を使える作品では並外れたコストパフォーマンスで暴れ回ってくれるのだが…。
また、TV版のゲッターチームが乗る場合にはオープンゲット(瞬間的に分離して相手の攻撃を回避する機能)が無く
(というのも原作漫画版の名義での参戦のため、原作再現で分離せずモーフィングで変形するので)、
オープンゲットできるゲッターGの方が使い易いという場合も出てきてしまったりする。
なお、OVA版仕様での登場はまだ数えるほどで、特に『世界最後の日』は声付き・据置機タイトルへの参戦が一番遅かった。
参戦作品の中でも、3形態それぞれに強化パーツを装備でき、特にそれが別の形態でも反映される『A』の真ゲッターは、
全ユニットの強化パーツ装備数最大となる2周目では、他は最大で4のパーツスロットが実質12という反則的性能となる。

最初は一種のファンサービスとして登場したと思われるが、ゲッターチームのための最強のゲッターで「あった」
(現在は真ドラゴンがいるので過去形)この機体の存在が、甲児のための最強のマジンガー「マジンカイザー」と、
アムロのための最強のガンダム「Hi-νガンダム」の登場を促したのは間違いなく、
その意味では長いスパロボの歴史において重要な機体と言える。
そこ、Hi-νだけ設定が地味じゃね?とか言わない。原作通りだから仕方ねぇんだよ!

『Another Century's Episode』シリーズの3作目『Another Century's Episode 3 the FINAL』にも『世界最後の日』が参戦。
他の参戦作品が所謂リアル系ロボットの中、ひときわ異彩を放っていた。
この作品ではゴウ、ケイ、ガイの3人が乗る真ゲッターロボと、流竜馬が乗るブラックゲッターが使用可能。
さらに、あるミッションをクリアする事で竜馬、隼人、弁慶が乗る真ゲッターロボも使えるようになる。

そして遂に、PSPにて2011年4月14日発売の『第2次スーパーロボット大戦Z 破界編』にて、
無印Zに参戦していた『ゲッターロボG』と入れ替わる形で、初の声付き参戦を果たした。
後に2014年の続編『第3次Z 時獄篇』でも継続参戦している。

『スーパーロボット大戦OE』では原作終了後設定で参戦。
最初はゴウ達新ゲッターチームのみ参加するが、中盤あたりで竜馬達旧ゲッターチームが参加し乗り換えが可能になる。
乗るチームによって精神コマンドやステータスだけでなく機体性能にも変化が現れるようになり、
単機突撃なら旧ゲッターチーム、稼ぎなら新ゲッターチームという使い分けが可能になる。
ただし、本作ではブラックゲッターや真ドラゴンが登場しないため同時出撃はできない。
また、本作は差別化からかオープンゲットができるのはゲッター1だけになっている
(代わりにゲッター2の真ゲッタービジョンはオープンゲットより発動率が高く、3はダメージ減少&移動させられる効果無効能力の「不動」がある)。
ちなみに、実はシステム的な前作に当たる『NEO』の新ゲッターロボと同様の仕様だったりする。

ソーシャルゲーム『スーパーロボット大戦Card Chronicle』では、『世界最後の日』と『真対ネオ』がまさかの同時参戦。
自軍部隊に各作品ごとの真ゲッターが2体という微妙に恐ろしい様相になっている。ついでにマジンカイザーも2体いる

+旧シリーズにおける余談
余談だが、『第4次スーパーロボット大戦』では股間部から青いビームを撃っていた。
尤も、こういった珍攻撃は真ゲッター1に限らず、ゲッター1も指の先からビームを発射する格好になったりと、
ウィンキーソフト時代の「動かないSDアニメーション」の弊害を受けてしまっている。
『スーパーロボット大戦α』以降のアニメーションの技術向上で「ゲッタービームが腹部から発射される」事を知り、
驚いた若年ファンも多いのではなかろうか。
とは言え、真ゲッター1は別にゲッター1のようなゲッタービームの際に勘違いされるようなポーズは取ってなかったので、
わざわざ股間部から、しかも他のゲッターとは違う青いビームを撃つ必要なんて全く無いはずだけど。


+みんな持ってっちまった…
余談だが、『ゲッターロボサーガ』に関わった雑誌はことごとく休刊の憂き目に遭っており、
現在生き残っている雑誌は週刊少年サンデーのみである。
  • 週刊少年サンデー ⇒ 生存(1974年~1975年まで『ゲッターロボ』及び『ゲッターロボG』を掲載)
  • 冒険王 ⇒ 1983年に名前を「TVアニメマガジン」に変え再出発するも、1984年に休刊(1975年に『ゲッターロボG』を掲載)
  • 月刊少年キャプテン ⇒ 1997年休刊(1991年~1993年に『ゲッターロボ號』を掲載)
  • スーパーロボットマガジン ⇒ 2003年休刊(2001年~2003年に『ゲッターロボアーク』を掲載)
見ての通り、後年になるほど掲載から休刊までの期間が短い
つまり作中でゲッター線の能力が発揮された度合いによって、その雑誌の運命が決まると言っても過言ではないかもしれない。
実際、「ゲッター線の恐ろしさ」を最も前面に押しだした『ゲッターロボアーク』は、
連載中に掲載紙が休刊という最短記録を打ち立てている。

+石川先生亡き後も…
石川先生亡き後も、そのスピリットを継いだ「ゲッターロボ」が幾つか描かれている。

一つは、ロボットもののコミカライズでお馴染みの津島直人先生が描いた『ゲッターロボ飛焔 THE EARTH SUICIDE』。
石川先生の『ゲッターロボサーガ』と関連性があり、サーガのキャラやロボットが多数出演している。
残念ながら打ち切りになってしまった……が、もちろんただの打ち切りではない。
雑誌ごと打ち切られたのである。この意味が分かるな?
といっても、幻冬舎から単行本が3巻出ており(最終話は単行本書下ろし)、話もある程度纏まっているため、
「掲載紙休刊に伴い連載終了」と言った方がいいかもしれない。

もう一つは『ZMAN』『職業・殺し屋。』の西川秀明先生が描いた『偽書ゲッターロボ』。
作者が西川氏という事で「なんて卑しいゲッターなんだ…」…とファンの間の冗談で言っていたら、
本当に広告コピーに採用されてしまった。編集部自重しろ。
こちらは『ゲッターロボサーガ』との関連性は無いが、主人公3人の名前と役割はほぼ同じである。
しかし逆に言えば、それくらいしか類似点が無いという事で……。
リョウは元気な少年、ハヤトはビジュアル系の美青年でキ○ガイ、ムサシに至ってはツインテールの美少女と、
最早原型を留めていない。まあ偽書だからしょうがない
当初は「月刊マガジンZ」において『偽書 ゲッターロボDASH』の題で連載開始した……のだが、
なんとこちらも雑誌ごと打ち切られてしまった。
幸いにも一度は「ヤングアニマル嵐」に移籍し、『偽書ゲッターロボ ダークネス』に改題して再び連載開始された……が、
やはりゲッター線の因果からは逃れられなかったのか、こちらも数年間の休載の末に二度目の打ち切りが確定した。
しかも著者のゲッター以外の別作品も同時に終了と言う始末。終いには2018年7月号でヤングアニマル嵐も休刊してしまうという…。
本当になんなんだろうか、ゲッター線って奴は

2014年には、ダイナミックプロの公式サイトで『ダイノゲッター』の連載が開始されたが、
こちらも大半の読者の想像通り虚無った。

2017年にはゲッターロボと麻雀を組み合わせたまったくあたらしい…というわけでもないジャンルの漫画『ゲッターロボ牌』が連載。
シナリオは『DMC』シリーズや『GGXXAC+ストーリーモードを担当の森橋ビンゴ氏、作画はドリル汁氏。
こちらは幸い休刊の憂き目に遭ってはいないものの、作画クオリティ維持のために不定期連載となっているため油断はできない。
この作品に登場するキャラやロボも2020年8月に『スーパーロボット大戦X-Ω』に期間限定で参戦していた。
余談だが、ドリル汁氏はこの漫画の執筆以前に本家ゲッターロボの同人誌(内容は性転換 ふたな(ry を描いていた事があり、
もしかするとその縁で『ゲッターロボ牌』での作画担当に起用されたのかもしれない。当然ながら確証はないが。

『ゲッターロボサーガ』とは関係ない、いわば「TVアニメのコミカライズ」が載った「小学一年生」「小学四年生」は、
「一年生」は今もピンピンしている一方で「四年生」が2012年3月号で休刊してしまった。

週刊少年サンデーと小学一年生と近代麻雀の無事を祈らざるを得ない


MUGENにおける真ゲッター1

ラ=グースゲッター3の作者でもある、Nobuyuki氏(信遊亀氏)が製作した手描きキャラが存在。
氏曰く、デザインはOVAのものであるが、設定は原作準拠との事。
宇宙から降り注ぐゲッター線のおかげでパワーゲージが常に回復し、さらにx+yでゲージ溜め(ゲッター線収集)もできる。
しかしダッシュや通常技含めて殆どの行動でゲージを消費するので、考えなしに動き回っていると肝心な時にゲージが足りなくなってしまう。
その分、一部の技はかなり高性能になっている。
+技解説

必殺技

  • 対空技
トマホークを地面に勢いよく振り下ろし、発生した衝撃波で攻撃する。
ジャンプでキャンセルできるのでヒット後は空中コンボに移行できる。
トマホーク自体にも判定があり、当てるとかなりのダメージになる。

  • ゲッタートマホーク
こちらもジャンプでキャンセルできる。
  • 弱:上空に飛び上がってから振り下ろす。2HIT。威力はカス当たりだと低いが、全段当たると中よりも高い。相手はその場でダウン。
  • 中:大きく前方に跳んでから振り下ろす。1HIT。弱と同じくその場でダウンする。
  • 強:一瞬で画面端まで移動し、すれ違いざまに足元を斬る。1HIT。発生が速いが威力は中よりも低い。
          相手が高く浮くので位置によっては空中コンボに移行できる。

  • ゲッタービーム
額から細いビームを撃つ。相手が退化したりとかは無い。
発生は遅いが弾速は速く、発射と同時に画面端まで届く。
判定はビームが消える瞬間まで残っているので、避けたからと言って安心してはいけない。
弱で下段に、強で上段に撃つ。

超必殺技

  • ゲッタービーム
少し溜めた後、腹部から極太ビームを発射する。「こいつでぶっ殺してやる!」
発射後ボタン連打する事で2段階に強化されるが、無強化でも3割、最大で5割も削れてしまう。
強化するとゲージを追加で消費するが、0.2本分ぐらいしか減らないので強化して損はないだろう。
発射前に隙がある事と、人操作だと連打で指が疲れるのが難点か。ゲッターロボの操縦は気合ですよ!

  • 真トマホークウェーブ
必殺技の対空技の強化版。徐々に巨大化する衝撃波が地面を伝わっていく。
発生は速いが威力は悲しいほど低く、1割減らせればいい方。

  • トマホークランサー
上空からトマホークを雨のように降らせる。
地上で出すとジャンプしてから、空中で出すとその場から投げる。
「トマホーク!ブーメラン!」と叫ぶが一個も戻ってこない
かなりの量のトマホークを投げるので、投げる位置によってはほぼ全画面攻撃
ダメージもよっぽど変な位置で投げなければ無強化ゲッタービームと同じぐらい与えられる。

  • ストナーサンシャイン
真ゲッター1の代名詞とも言える技。3ゲージ技のお約束で非常に凝った演出である。
地上で溜めた後、OVA『真ゲッターロボ 世界最後の日』の1シーンを再現した手描きアニメが流れ、
その後斜め上から光球が降ってくる。
威力はフルパワーゲッタービームより若干低いものの、相手のゲージを減少させる効果がある。
その量およそゲージ2.5本分。喰らってしまったら涙目どころではない。
しかし判定がそれほど大きくないので外す事もままあり、おまけにガード可能なので「出せば勝ち」というわけでもない。

特殊技

  • オープンゲット
ゲットマシンに分離して相手の後ろに回り込む。一ゲージ使用。
食らい状態でも発動できるので、容易くコンボから脱出できる。

防御力はスーパーロボットらしく高めに設定されている(DEF115)。
powerは多めの3800で、3ゲージ技も出しやすくなっている。

また、Cボタンでゲッターウィングを出し入れする事ができる。
ウィングを展開した状態では以下のように性能が変化する。
  • 飛行できるようになる(時間制限あり)。
  • 地上ダッシュが飛行状態になる。
  • 空中ダッシュが可能になる。
  • 空中トマホークなど一部技の性能が変化する。
ウィングを出していない状態でガード中にCボタンを押すと、出した勢いで相手と距離を取る事ができる。

中々強いAIもデフォルトで搭載されているが、初期設定では機能しないので、同梱されているreadmeの説明を参照。
また、必殺技の使用時や攻撃被弾時に、パイロットの流竜馬のボイスを発する(声優はTV版の神谷明氏)。
2010年12月28日に、ボン太君氏によるボイスパッチが∞ロダで公開された。
これを適用すると、ボイスがOVA『世界最後の日』の石川英郎氏のものになる。
ボン太君氏曰く、Nobuyuki氏に了承を得ていないため、動画での使用は絶対に禁止との事。
パイロットとの共闘。これもゲッター線の導きか…

2013年の更新によって3Dキャラとなり、各種必殺技の演出などが強化された。
また、1ゲージ消費のオープンゲットの使用頻度が減少するなど、AIの立回りも大幅に変更されており、
総じて動画映えする仕様になった感がある。


元祖変形合体ロボ(の進化系)なので、ロボットを集めた大会や主人公を集めた大会にはよく出場している。
しかしストーリー動画において「巨大ロボット」というガジェットは使いにくく、他に知名度の高いロボットもいるため、出番は少ない。

出場大会

削除済み
更新停止中

出演ストーリー



*1
『ゲッターロボ號』の同名の主役ロボは早乙女博士ではなく神隼人が開発した機体で、動力もゲッター線ではなく、
背中に飛行パーツを持つ形態が陸戦用で手がドリルの形態が空戦用、変形も玩具で忠実に再現可能で剣やロケットパンチで戦う
むしろマジンガーZのリメイク企画がゲッターにスライドしたという経緯があるなどお馴染みゲッターロボとはかなりの違いがあり、
廃墟となった早乙女研究所に本当のゲッターロボを取りに行くという話が出た当初は、
これらの点で「本当の」と呼ばれているような表現になっている。
アニメ版では恐竜帝国の復活自体が別の勢力に差し替えられているため、この機体のポジションは強化パーツを追加したスーパーゲッター號が務めている。

*2
尤も、流石にこれは一部の者に対してだけであるし、戦闘用サイボーグについては敵勢力がパイロット候補への襲撃に用いたのを、
ちょうどいい選考になるとして助けずにそのまま観察していただけである。……やっぱり酷ェ。
ちなみに、その後もそのパイロットらは死地において「この程度で死ぬならここで死なせてやった方が親切だ」なんて事を言われている。

*3
正確には原作でモーフィング変形をしたのは『ゲッターロボ號』におけるフルパワーでの最終決戦時のみで、
後に描かれた過去を舞台とした『真ゲッターロボ』では通常の変形もしている。
ついでに『W』では回避行動としてのオープンゲットも存在する。


最終更新:2020年10月24日 01:28