フェミノフォビア

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フェミノフォビア - (2012/06/18 (月) 23:46:40) の編集履歴(バックアップ)


???「死ぬなよ‥‥まだまだ‥‥!」

旧スクウェアのRPG『ライブ・ア・ライブ』の中世編における中ボス。
魔王山にてラスボス戦前に戦う四天王の最後の1体。液体を纏った女性のような姿をしたモンスター。
ちなみに四天王の他の3体はクラウストロPH(フォビア)、スコトフォビア、アクロフォビア。
+ フォビアの意味
フォビア(phobia)とは「恐怖症」を意味し、すなわち彼女達の名前はそれぞれ、
Claustrophobiaが閉所恐怖症、Scotophobiaが暗所恐怖症、Acrophobiaが高所恐怖症を意味する。
そしてFeminophobiaは女性恐怖症…、と思う人も多いだろうが、実は 造語ないし誤訳 であり、
女性恐怖症を意味する正しい英語はGynophobia(ガイノフォビア)である。
4体とも名前にちなんだ姿をし、イメージ通りの技を使用する。

また、このダンジョンでは他にも「-フォビア」の名を持つザコモンスターが4種出現する。
これらのうち、蜘蛛のような姿のアラクノフォビア(Arachnophobia:蜘蛛恐怖症)と
妖精のような姿のエントモフォビア(Entomophobia:昆虫恐怖症)は正しい英語のようだが、
犬のような姿のアヌビノフォビア(Anubinophobia?)(※アヌビス:犬の頭部を持ったエジプト神話の神?)と
どう見てもドラゴンのドラグノフォビア(Dragnophobia?)は造語と思われる。実在の動物じゃないし。
ちなみに犬人恐怖症ならサイアンスロフォビア(Cyanthrophobia)、竜恐怖症はドラコフォビア(Dracophobia)が正解。

また、同じスクウェアの『ファイナルファンタジーV』には、エクスデス配下のボスとして
ギルガメッシュと自爆で相討ちすることで有名なネクロフォビア(Necrophobia:死体恐怖症)が登場している。

なお、ページ冒頭のセリフは彼女と戦う直前にラスボスが放ったものであり、彼女自身は一言も喋らない。

原作での性能

立場的にはラスボス手前の前座ではあるのだが、その実多くのLALプレイヤーを苦しめた強敵
技は「とろける愛」と「あまいささやき」のたった2つだけしか無いのだが、この2つが異常に強い。
  • とろける愛 / 射程1マス HP吸収技
  • あまいささやき / 射程2マス 追加効果:眠り・酔い
攻撃力も非常に高く、「あまいささやき」で眠らされた後の「とろける愛」連発は正に恐怖そのもの。
運良く目が覚めたとしても、「酔い」の効果によりオルステッドはほとんどの技を封じられてしまう。
HPも560と高めで、速が高いので動作が素早く、知力も高いため属性攻撃もダメージが通りにくい。
このため「ラスボスより強い」とよく言われている。というかラスボスはほぼ消化試合なので彼女が実質的なラスボス
さらにコスチュームも露出度が高い上にスライム状の液体をまとっているという非常にエロいポーズのため、
ネタとして中世編のメインヒロイン扱いされている場合も。(本当のヒロインがアレなので……)
ちなみに水フィールドと毒フィールドを吸収することから、液体部分には毒性があると考えられる。

だが彼女は近距離技しか所持していないため、接近しなければこれらの技は食らわずに済む。
遠距離攻撃であるジャンプショットを覚えていれば、距離を取って遠くから連発することで比較的安全に倒すことが可能。
この他、一定確率で向きを変えて相手の攻撃を無効化するハンマーパワーでひたすら殴り続ける手もある。
また、直前のスコトフォビアが高確率で落とすデモンズクラウドを使ってレベルダウン+混乱を与えられれば低レベルでも勝利できる。

TASやRTAでは、オルステッドのLvと知力をブーストして アルゴスの瞳で一発石化させてしまう 戦法が主流だが、
これはある程度能力値が高くないと成功しないため、装備集めで中世編の宝箱をかなり開けてしまうことになる。
本来、 中世編の宝箱は取らずにいれば最終編でパワーアップする ので通常プレイでは放置推奨なため、
普通にプレイする場合はあまりオススメできず、タイムアタックならではの戦法である。

+ 原作のフェミノたんプレイ動画
※フェミノ戦勝利後も動画を続けて見ると中世編のラスボスのネタバレがあるため、未プレイの方は要注意。
四天王4連戦(フェミノは8:50~ ※ネタ混ぜ注意) ←のリベンジ・必殺のデモンズクラウド
低レベルでフェミノ撃破 TASさんの石化戦法(8:10~)

余談だが、攻略本によれば彼女は「液体から作られた合成人間」とされているが、
魔王山に登場するフォビア系の敵の中で、実は見た目に反し 彼女のみ魔法生命タイプではない。
「勇者のたて」には魔法生命系のモンスターを確率で弱体化させる隠し効果がある( ニコニコ大百科参照 )が、
四天王の中で種族タイプが魔法生命ではない彼女のみ、この効果が通用しないのである。
このシステム上の意味深な設定が、もしキャラ設定にも絡んでいるとすると、
「フェミノフォビアは実は元人間だったのではないか」とする考察もある。
(彼女の種族タイプ設定は無く、人間系の多くのモンスターも種族タイプ無しに設定されている)

+ 色違い敵・ ポワッシー
最終編では、彼女の色違いのザコ敵として黄色いカラーリングの ポワッシー が登場する。
フィールド上ではパーティーの合計レベルが100以上で出現(ダンジョンではこれ以下で出ることもある)。
フェミノフォビアの使っていた「あまいささやき」と「とろける愛」に加え、
さらに接近技「ヘディング」と広範囲攻撃「ソニックブーム」が追加されている。
能力値もフェミノフォビアの完全上位互換で、HPも1328とかなり高い。
……のだが、ここまでレベルの上がったパーティーにとってはそれほど脅威にはならない。

そして、彼女を倒すと「聖水」をよく落とす。色が色だけに邪推したくなる。
なおこれに関して「ポワッシーとはタイ語で「小便」を意味する」という説が広まっているが、
どうやらこれはデマの模様。正しくはタイ語で小便は「パッサーワ」という。
(ちなみにフランスの都市にポワッシー(Poissy)という地名があるが、関係は不明)
あとついでに何故か幕末編の隠し装備「コイツぁタマゲタ」もレアドロップする。

MUGENにおけるフェミノフォビア

  • IF氏製作
同氏の他のライブアライブボスと同じく、背景・BGMが原作と同じものになり、自身の移動はマス目単位で行う(BGMはON/OFFの設定が可能)。
モーションも原作と同じく1枚絵(上向きも含むと2枚だが)が動くだけなので、見た目だけで動きを見切るのは難しいが、技名が画面上部に表記されるので問題は無いと思われる。
技は原作の2つだけだが、どちらもガード不能かつ全身に攻撃判定が発生する。さらにハイパーアーマー持ちで、敵の攻撃を一定確率で無効化(「ミス!」と表示)する。

カラー変更で最終編に登場する色違い敵・ポワッシーのカラーリングにもなる(持ち技は変わらない)。
戦闘BGMも通常の中世編の「凛然たる戦い」から最終編の「LIVE・A・LIVE」に変更される凝った仕様。
製作動画

技解説

  • とろける愛(x)
体力を吸収する。原作同様接近しないと当たらない。
  • あまいささやき(a)
ハートを撒いて攻撃。射程は中距離程度。ヒットすると確率で眠りが発生し、相手はしばらくやられポーズのまま固まる。
ここから原作同様のとろける愛へのコンボも可能。


出場大会

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