「俺の本能が叫ぶのさ、貴様等を殺せと!」
年齢:32歳
身長:187cm
体重:82kg
一人称:俺
声:
若本規夫
運命を解き放つRPG『
テイルズオブデスティニー2 』のボスキャラクター。
CVが
若本規夫 なので「
アナゴ 」「元祖
ぶるぁ 」と呼ばれる事も多い。
長くウェーブのかかった青い髪と青と黒を基調とした全身タイツに腰布と緑のマントといった容姿で、巨大な斧を片手で振るう屈強な肉体を持つ。
また、ベルトには晶術の源となるレンズが付けられている。
『テイルズオブデスティニー』の主人公、
スタン・エルロン の持つ意思持つ魔剣、
「ソーディアン・ディムロス」の人格ベースとなった
ディムロス・ティンバー とは浅からぬ因縁を持ち、「
英雄 」という言葉、概念に非常に強烈な執着心を持つ。
フルネームの由来は
ソロモンの72柱の悪魔 バルバトス とゲーティアから。これは
他のボス も同様。
+
以下原作ネタバレ
天地戦争時代に地上軍を裏切り、ディムロスと戦った末に死亡したが、世界・歴史を変革するにエルレインの手によって復活させられた。
しかしながら完全にエルレインの配下というわけではなく、「英雄を抹殺する」事を目的として時空を飛び回る。
そして
カイル が幼い頃に「四英雄」と称されたスタンと
ルーティ の前に現れスタンを殺害
*1 。
更に現代に現れ、スタンたちの仲間で「四英雄」の一人であるフィリアを襲い、殺害しようとするがカイルたちに阻まれ失敗。
その後も
ウッドロウ の前に現れ彼を斬り付けて去るも、致命傷ではなく一命を取り留めた為、実質失敗した。
それからは過去へと飛んで天地戦争の結果を変えてしまい、改変現代ではエルレインと共に、世界を救った「英雄」と称される四英雄の存在も消してしまった。
そして、ディムロスの元に現れて彼を倒し、彼の恋人であり自分が想いを寄せていたアトワイト
*2 を誘拐。
ディムロスを罠にはめて殺そうとするが、罠にかかったのはカイル達であり、そこにディムロスとハロルドの邪魔が入った為失敗、劣勢となり逃走
*3 。
ダイクロフトでは「英雄を倒すことなどもうどうでもよくなった」と言いカイルとの決着のみを望む
(ハロルドによると「どれだけ頑張ってもディムロスに勝てないから力に任せて暴れている」)
*4 。
しかしカイルとの戦闘に負けてしまい、「ここで決着をつけるのはふさわしくない」と言い捨ててまたも逃走した
(小説版では戦闘せず、行き先を告げて去る)。
彼が逃げたのは現代から18年前のスタン達が戦っていた時代のダイクロフトで、そこでスタン達の前に立ちはだかるも、カイルとスタンによって退けられる。
墜落するダイクロフトの動力源である巨大レンズ「神の眼」の前で、地上人とカイル達を道連れにしようとするが敗北。
最期は「
塵に還るのに貴様らの手は借りん 」と言い放ち「神の眼」の上まで自分の体を運び、そのエネルギーで消滅、
自らの手で死への道を歩んだ 。
しかしこの行動がエルレインにも影響を及ぼし、彼が外殻大地を墜落させて人類を道連れにしようとした事から、
巨大隕石の「神の卵」を落としそのエネルギーで神の誕生と同時に人類を滅亡させ、新たに生まれた人類を幸福に導くという計画を企てる。
最終的にカイル達に神の誕生が阻止された為、彼がこれまで関与してきた歴史も修正され、彼に殺害されたスタンを始めとする英雄も蘇った。
余談だが、彼が英雄と称される改変された世界における歴史のムービービデオは、本編が2周目などの偶数の周回である場合、
バルバトス役の若本規夫氏がナレーションを担当している(奇数の場合は隠しボス・
マグナディウエス 役の千葉一伸氏)。
『デスティニー2』におけるバルバトス
序盤から終盤まで合計3度も戦う機会があり、しかもその全てにおいて強敵。色々と『エターニア』のヒアデスに通じるものがある。
狂戦士 とも言える人柄だが、意外に動きや攻撃モーションはゆっくりとしていて、術も使ったりと猪突猛進というわけでもない。
だが殆どの攻撃行動が
ガード不能 というアグレッシブさも持ち、その一撃の重さ、ノックバックにおける攻撃面の強さに加え、
防御面では6属性全てに耐性がある、
物理攻撃へのハイパーアーマー が攻撃後以外に消えない という攻め時の難しさ、
そして後述のカウンター行動が脅威となっている。
勿論パラメータ上の攻撃力も驚異的であり、なんとラスボスどころか
隠しボス をも上回る数値となっている。
そのキャラクター(若本ボイス含む)と強さと出番の多さの相乗効果で『TOD2』プレイヤーに圧倒的な印象を残した。
初戦ではカイルとロニのたった2人で戦わなければならない上、堅い守備力と強力な攻撃、近付くと毒状態になるFOEを放つなどと厄介な要素しかない。
更に詐欺な事に、この戦いではノーマルだとHPが5000を切れば勝利するのだが、バルバトスのHPは10000と表記されている。
初戦で
負けイベント と思い
全滅したら、普通にコンティニュー画面が出て驚いた 、そんなプレイヤーも多いだろう。
その初戦では序盤の序盤にも拘らず、
開始早々上級晶術である「グランヴァニッシュ」を使ってくる。
かわし方が特殊な技故に、初戦ではまず回避ができない広範囲の高威力技で、
それによるダメージを回復する為にアップルグミを使ったらシャドウエッジでカウンターを喰らう、というプレイヤーは数多い事であろう。
(実質2周目以降限定だが)戦闘ランクを高くしているとエターニアのヒアデス同様、容赦なく通常でも各種上級晶術を使用してくる上、
場合によっては
術版秘奥義である具現結晶に繋げてくる。 序盤から飛ばしすぎである。
ただしこの時点では自称「紳士的」なのもあってか、晶術のダメージ自体は非常に低く、また正面からの物理攻撃でも仰け反ってくれる。
……攻撃した後に地味に反撃するが。
その後はイベントで幾度か出会うものの、当分は実際に刃を交える機会は無い。
仲間も6人全員揃い、物語も終盤に入った頃にようやく2戦目となる。
前述の物理攻撃へのアーマー、異常な詠唱速度の攻撃晶術、そして圧倒的な物理攻撃力で立ちはだかる。
ちなみに、ストーリー開始からこの2戦目のバルバトスの撃破まで戦闘中にグミを一切使わなければ、
ステータスを吟味する廃人御用達のレア称号「
グミ嫌い 」が手に入る。
そして決戦となる3戦目。
自発的に晶術を使う事は少なくなるが、体力を減らすと何と晶術にカウンターするようになる。
勿論味方NPCはカウンターされる事を判断出来ず、更に高難易度ならこのカウンター晶術一発で後衛NPCは死ぬ。
この為に「術を当ててから物理攻撃でコンボ」という
これまでの安定戦法を基本的に封じられる 事となる。
対策としては後衛NPCの晶術の使用を封印する、晶術の詠唱をすぐにキャンセルしてカウンター晶術を空振りさせる、といった方法がある。
残りHPが減少するに従い、HPを1にする「
三連殺 」や、
十分にズームアウトしない限り画面端まで届く程の射程の光線を放つ「ジェノサイドブレイバー」を解禁する為、最後の最後まで油断は許されない。
PSP移植版では具現結晶用のカットインが追加され、隠しダンジョンにも登場し、合計で5回も戦う事になる(後の
TOV のザギの5回に並ぶ)。
しかも5回目ではやはり強敵であった人間型ボスのサブノック(刀を使う前衛タイプ)やダンタリオン(術を使う後衛タイプ)と組んでおり、
遠距離・近距離ともに強化された状態で闘う事になる。…え?
ガープ はどうしたって?
いくらエルレイン四天王でも
常時浮遊 で
バリア張って なぎ払えビーム してくる敵まで追加とか勘弁してください…。
共通する大きな特徴としては、
アイテムを使うと
「アイテムなぞ使ってんじゃねえ!」「軟弱者は消えうせろ!」
ガードしていると
「縮こまってんじゃねえ!」
後ろに下がると
「男に後退の二文字はねえ!」
背後に回ると
「俺の背後に立つんじゃねえ!」
晶術で回復しようとすると
「回復晶術だと?貧弱すぎるわ!」
晶術全般を使うと
「術に頼るかザコどもが!」「いつまで術に頼るか!」
と、特定の行動に反応して(主に晶術で)カウンターを行う事が挙げられる
(ただし常に全ての行動に反応するわけではなく、
時と場合によって反応する行動が違う )。
ん?「術に頼るか」と言いつつ術で反撃してる?
文句なぞ言ってんじゃねえ! 多分そっちが使うならこっちも使うからなとかそういうニュアンスだろう。
なお、晶術使用に対し「術に頼るかザコどもが!」と放ってくる「エアプレッシャー」はTPの消費量が多い。
この為、「敢えて術を使ってカウンターを発動させる→カウンターをかわす→敢えて術を(ry」の繰り返しでバルバトスのTPを枯渇させ、
行動パターンを抑制する事ができる。
しかし、これを繰り返し続けると「いつまで術に頼るか!」と晶術を「ネガティブゲイト」に変える。
こちらはバルバトスにとって消費TPがたったの2程度なので、TP自動回復能力の方が圧倒的に上回り、カウンターの手を一切緩めなくなる。
それとは別に全編共通で
ダメージ>復帰中に反撃とばかりに攻撃判定がある。 どこまでカウンターを狙っているんだ…。
その内、「
てめぇらに今日を生きる資格はねぇ!! 」とでも言いだすんじゃないかという位の無茶ぶりである。
3戦目の全滅時には「貴様らは俺の最高のおもちゃだったぜ」と言われてしまうが、
カウンターを上手く誘発させれば、いずれの戦闘でも自身が最高のおもちゃにされる お茶目な面もある。
+
最高のおもちゃだったぜ(俺が)
1戦目VIDEO
2戦目VIDEO
3戦目VIDEO
彼との2戦目及び3戦目では専用のBGM「COUP DE GRBCE」(フランス語でとどめの一撃の意)が流れる(ちなみに初戦は他のボス戦と同じ曲)。
その攻撃的な曲調が前述の彼自身の性能やイメージに良く似合っており、処刑用BGM として名高い。
後述のリメDでも流れる他、MUGEN動画でも彼の試合で採用される事が非常に多い。
+
リメイク版デスティニーにおけるバルバトス
リメイク版デスティニーにおけるバルバトス
「ブチ殺す!!!」
そんな人気のおかげか、前作(テイルズオブデスティニー)のリメイク版にまで隠しボスとして登場。
リメイク版に限らず別作品にも登場する理由は、
未来永劫終わりの無い戦いを強いられた 亡霊だかららしい。
どう見ても最高の御褒美です、本当に(ry
前述の「アイテムなぞ使ってんじゃねえ!」が
「ア イ テ ム な ぞ 使 っ て ん じ ゃ ね え !」 に格上げされ、
やたらと濃いカットイン(上の画像)も付属するようになった。
これは以降も彼を象徴する大技(秘奥義)となり、年月が経ってもなお変わらない存在感を放ち続ける。
攻撃自体も晶術によるカウンターからアイテム使用者へ突進しての連続攻撃に変化。
5桁ダメージを容易く叩き出す。相手は死ぬ(操作キャラのHPは5994、DC版でも9999まで)。
相手に掴みかかっては地面に叩き付け、その後斧を振り翳しては自らの身体ごと斧を振り上げるという広範囲技で、
アイテムを使ったキャラの近くに味方がいると巻き添えを喰らう 。
というか最初のタックルの時点で死ぬ事もあり、その場合は無関係な仲間に八つ当たりをかます。仲間の配置が悪ければこれだけで全滅と言う事態も有り得る。
更に本作では10人いるパーティキャラの中で回復ルーティ1人しかおらず、
そんな事知るかと言わんばかりに高火力技に加え状態異常攻撃を多数繰り出してくるので、どうしてもアイテムを使いたい場面が多い。
普段はネタ技ともいうべきコングマンのリザレクトキアイ(HP1の状態で蘇生する技)すら命綱となり得る。
仰け反っている間や演出の長い技を使うタイミングにアイテムを使うと反撃を免れる。
それ以外のカウンターは行わなくなったが、倒れたままでいると「いつまで寝てんだ!」 とダウン中のキャラに追撃する厄介な攻撃技を習得。
戦闘の構えが変わり技の性質も変化(「三連殺」が瀕死にする効果のない打撃になるなど)、
HPが減るにつれ攻撃技が激しくなったり、耐性が上乗せされる(後述)、
新技も大量に追加されて相変わらずの理不尽っぷりを見せ付けた。
中でも、「ワールドデストロイヤー」という彼の最大の必殺技は、
ほぼ
画面全体が攻撃判定 (攻撃判定が無いのは辿り着けるキャラが僅かな画面最上部のみ)な上ガード不能、
更に条件次第で
億単位 のダメージを弾き出す(繰り返すが、操作キャラのHPは9999まで)という圧倒的な存在感を誇っている。
ただしその時点での装備だと
十数万 くらいのダメージだが、それでも明らかにインフレしています、本当に(ry
その動画では、
2,147,483,647(21億)ダメージ を記録している。これは内部処理上の限界値であり、16進数で7FFFFFFFである。
しかも正確な計算式によると
3,247,974,081ダメージ は出ている筈らしい……(繰り返ry)。
また、一発で沈められるせいで単発技と思われていたが、
実は3HIT技だった 。
加えて20回の回数制限付き
ハイパーアーマー を標準搭載しているせいで、妨害する事すら大変
(注:20回攻撃を当て、21回目の攻撃で仰け反るようになる。ただし、コンボが途切れるとアーマー復活)。
チートコード使用による6人のバルバトス と戦うという、 無茶にも程がある動画
『TOD2』でも使用したジェノサイドブレイバーも、ほぼ全画面攻撃になるように、バルバトスがわざわざ画面端にまで移動してから放つ使用に変更。
当然CPUは100%直撃する。
BCが100になると発動するようだが、命中率低下付与のイビルチャージというタックルの使用頻度が高い為、
これを喰らった後に攻撃すればすぐに発動する。
更に、HPが減るといつでも好き勝手に放てるようになるのでかなり迷惑。
まともに喰らえば即死だが、さりげなくこの技には10秒間守備力-99% というとんでもない状態異常が加えられてるので、
カス当たりで助かったとしても、その後ちょっと何かの攻撃を喰らえば結局即死は免れない。
あまつさえ戦闘ランクSIMPLE(最低難易度)で戦闘に突入すると
「貴様に俺と戦う資格はねぇ!!」 と言いながら、
即死級の破壊力を持つ「チープエリミネイト(チャージ時間無しのジェノサイドブレイバー)」を開幕から使用し、
何らかの手段で凌いでもそれ以降は攻撃の後に組み込んで(10回まで)使用してくる。
しかも攻撃力そのものが異常なほどにまで跳ね上がっており(最高難易度以上)、
またSIMPLEではクリティカル率の上昇補正が低く、発生時のCC回復も少なく、コンボを続ける事が難しい為、
最低難易度が一番難しい という異常っぷりである。
その桁違いの攻撃力により「攻撃判定に接触=死亡」という強制
オワタ式 の等式が成り立つほどである。
え?
カス当たり ?
1ヒットで即死 ですがなにか?
また、実際にプレイしてみればわかるが、SIMPLEの仕様として「鋼体の残り枚数が表示されない」という点もかなりの負担になる。
それを一人+ノーダメージで倒す動画(Youtube)
も存在はしているのだが。
というわけで、SIMPLEで挑むぐらいなら最高難易度で挑んだ方が良い。
結局どの難易度でもクソ苛烈な攻撃を仕掛けてくるが、倒し易さと報酬は最高難易度の方が絶対にマシである。
ただし前作とは違い、リメDは
極めれば全キャラ1人で、2人操作すればお手軽に永久 可能 といった仕様である
(相手が複数の時はしっかり戦略を組まねばならないが)。
加えて、高難易度(CHAOS)の戦闘は
ハメるか瞬殺されるかの戦い である。
特にこのバルバトス、リメDのプレイ動画ではハメ・永久で容易くフルボッコにされているようだが、
ぶっちゃけると
ハメなきゃ倒せない くらいの戦闘力は持っているのである。
そのような若本キャラが他にもいたような……。
システム上、永久コンボ自体は操作なども含め簡単ではあるのだが、バルバトスが倒れるまで失敗する事なく入力し続けなければならず、
落としたら死ぬ という極限の緊張感に耐える集中力・精神力が必要となる。
一度でも落としたら一発でこちらを全滅させ得る攻撃をドカドカ繰り出してくるし、それを掻い潜って20回ものアーマーを削らなければならなくなる。
要するに、
プレイヤー側にのみ常時死兆星 状態の北斗の拳 をやっている
ようなものである。
+
グルグルまーわーれ!
対バルバトスで一番簡単な永久コンボはジョニーの「ビートヘヴン→まわれロンド×n」でアーマーを削りそのまま浮かせ続けるというもの。
まわれロンドの攻撃判定が出ている間にCCが回復するので、クリティカルが全然出なくても、最小CCが5あれば大丈夫。
集中力が途切れて手元が狂う可能性を差し引いても、とにかく勝ちたいならこれが一番良いだろう。
使えと言わんばかりに本作のバルバトスは音属性が弱点だったりするので、ジョニーはバルバトスの天敵であるといえよう。
+
アイテム禁止に対する抜け道
禁じ手(と言う程でも無いが)として、このゲーム内にはアワーグラスというアイテムが存在する。
その効果は簡単に言えば
発生ほぼ0Fのザ・ワールド 。
DIO 様もビックリの性能である。
当然止められる時間は短めなのだが、このアワーグラスは
相手の鋼体を一気に0にする 追加効果がある。
つまり戦闘開始直後に使用→時止めが終了する際に多段攻撃で楽々20回分の鋼体を剥がせるのである。
しかもこのアイテム、上記のアイテムカウンターには反応されない(これは他の作品でも同様)。
まさに公式チートである。
+
あと少しで倒せる…よし、アワーグラスで一気に落とすぞ!
「生かして帰さん!!!」
残念ながら、バルバトスは残り体力が20%を切ると、全ての状態異常に耐性を持つ 。
実はアワーグラスの正確な効果は「敵全てに停止の状態異常 を付加する」というものであり、
ここまでくるとアワーグラスでさえも無効化されてしまう。
当然「 ア イ テ ム な ぞ 使 っ て ん じ ゃ ね え ! 」 が飛んでくるので、20%を切ったらアワーグラスは使ってはいけない。
ちなみにSIMPLEではBCを使って来ない代わりに最初から全状態異常耐性がついてるので、結局アドバンテージは無い。
因みに、シリーズ通して有効なアイテムに、アワーグラスの他にオールディバイドというものがある。
これは敵味方の攻撃力が半分になるというもので、長期戦にこそなるが、高火力相手との戦いには有効なアイテムである。
よって火力の高いバルバトス戦に有利である……かと思いきや、
実はバルバトスはこれを使うとすぐにヴァイオレントペイン なる肉体強化技を使用してくる。
この技は自らの攻撃力を2倍にする利点と自らの防御力が半減する欠点を持ち、要はオールディバイトを無効化する 。
「弱い・・・弱すぎる・・・」
Q.バルバトス強すぎるんだけど。
A.バルバトスだからしょうがない。
Q.ハメ殺しとか卑怯じゃないの?正攻法で戦えよ。
A.バルバトスだからしょうがない。
Q.なんで他の作品にまで出張ってくるの?
A.若本だからしょうがない。
「貴様ら、こんなところで長々と何をしている?
鼠のように逃げおおせるか、この場で死ぬか、
どちらか選べぃ!」
13:08~ (バルバトス出現は14:00より)VIDEO
RPGの定番として「全員をオート操作にしてスティックを固定して放っておく」というレベルアップ方法があるが、
リメDでは長時間スティックを一定方向に倒している+全員オート操作という条件を満たすと、何とバルバトスが制裁に現れる。
通称「
野生の バルバトス」。
この戦闘には絶対に勝てないので、彼の言うとおり「鼠のように逃げおおせる」しかない。
一応逃げる時間を用意してくれるのが彼の最後の優しさだろうか。大抵は逃げる間もなく突っ込んで死ぬが。
しかもこのバルバトス、シナリオ進行も場所もお構いなしにあらゆる状況で出てくる為、ゲーム開始直後にいきなり出す事すら可能。
まさかオートレベルアップをこのような形で対策するとは……バンナム恐るべし。
ディレクターズカット版では、更に出番が増えた上に理不尽極まりない新技が3つも追加された。
一つが
殺・魔神剣 。ええ、あの魔神剣ですよ奥さん。ついにテイルズの代名詞を習得しちゃったんです。
「引き裂いてやろうか!?」 の声と共に斧で衝撃波を飛ばすのだが、こちらの飛び道具やキャラを貫通しながらフィールド端まで連続発生する仕様。
1発でもくらえば画面端に届くまで連続で喰らい続けるので、最初から端にいない限りは喰らったら生き残れない。
しかも
確率で即死効果付き という酷い性能である。
厄介な事に仲間は殺・魔神剣の斬撃を攻撃と感知しないせいで、回避もガードもしてくれない。
結果的に壁際に居ない限りモロに直撃し、最終的に死ぬ羽目になる。
二つ目の
ヘルヒート は、「余裕かましてんじゃねぇ!!」の掛け声と共に宙に浮きながら炎の弾丸を放つというもの。
何とこの弾丸はものすごい速さで、恐ろしいまでの追尾効果あり、更に量が多い為(その数何と
32発 )、バルバトスの技の中でも特に回避困難である。
しかも
封印状態になる という厄介な状態異常が付いており、アイテムによる回復が制限された上で術技を封印されるともはや逃げるしかなく、
逃げるにしてもバルバトスは全敵の中でトップクラスのダッシュ性能を誇るばかりか遠距離技にも長けてしまっている為、喰らってしまうとほぼ絶望的。
基本的にHPを半分以上減らした時に使ってくるが、SIMPLEの場合は最初から使ってくる。
回避は不可能に近いので、ただでさえ高い難易度が更に上昇してしまった。
その掛け声に反して、別に余裕かましてなくても放ってくる。というかバルバトス相手に余裕かましてられるか。
三つ目が、『デスティニー2』のカウンター技でもあった「俺の背後に…立つんじゃねぇ!!」を再現した
バック・スナイパー 。
喰らうと強制的にHPが1になり、画面上空へ叩き飛ばされる。運が悪いとそこから三連殺などとどめの追尾攻撃。
その他、デス・アビスに小型化の状態異常が負荷されたりと厄介度がかなり上がっている。
これにより、アイテムを使えないというのに、睡眠以外の全ての状態異常攻撃を習得してしまった。
また、バルバトスはジアースクラッシャー(斧で地面を叩き割り、出てきた岩を砕く技)を放っている間は実は隙だらけで、
その隙にアイテムを使えば反撃されなかったのだが、DC版ではこの技が不発すると岩を砕く行動にまで移らなくなり、隙が無くなってしまうなど、
無駄に細かい所にまで強化調整が入れられている。
+
その他の外部出演
「公式が病気」の代名詞である 予約特典DVDでも、登場する度に主役を食う勢いで大暴れしている。
DVD中のチャットドラマでは戦う事に「美学」と「誇り」を重んじる性格に
美化 変更されている。
*5
またアトワイトとの関係については「行動原理を女に置くなど臍が灼熱の茶を沸かす」と語るも、
司会進行役のゼロスに「振られたもんだからひねちゃって」と言われ凹んでいる様子が描かれたのみである。
話し方もやたらと若本節が強調され、関西弁を交えた独特のアドリブや言い回しなどによってギャグ面が強く仕上がっている
(ジェイド役の子安氏によると、「だれも考えつかない所から言葉を拾ってくる」との事)。
念の為に言っておくが、
原作の彼にそういったギャグ面は存在しないし、中の人も彼のネタキャラ化に関して困惑している模様 。
まぁ、特典DVDで
ネタキャラ度が悪乗りでマッハになる のは
テイルズの恒例 と化しつつあるのだが…。
なお、原作中のスクリーンチャットには登場していない(完全な悪役キャラクターなので当たり前だが)為、
特典DVDのチャットドラマ用にわざわざグラフィックが描き下ろされている。
他に非パーティメンバーでチャットドラマ用のグラフィックが存在するのは「リバース」のミルハウストがいるが、
彼はバルバトスと違い作中のチャットで登場している。……どれだけ製作陣がノリノリなのかがよくわかる。
また、他の『TOD2』メンバーと違って何故かリメDのものに仕様を合わせている為、
デカい 。
登場するチャットドラマの一つ「ピーチグミ編」は、彼がこれでもか! と言わんばかりに大暴れした為、
「アナゴグミ編」 という、
物凄く不味そうな別名を付けられてしまった。
「フッフッフッ…。俺は聖女!!
英雄を探しにこの世界にやって来た!
いよぅっ! そこの坊主!! お前が俺の探している英雄か?」
後に『テイルズオブヴェスペリア(TOV)』において、闘技場の道中ボスとして「英雄を殺めし者」名義で出演。
「アイテムなぞ使ってんじゃねぇ」も即死ではないもののしっかり搭載されており、
PS3版で追加された団体戦ではオートアイテム機能「アイテムリクエスト」を切っておかないと勝手に使って誘発させてしまう。
ただし、ラピードの5秒間無敵になる 「疾風犬」やオーバーリミッツLv4(効果時間中の被ダメージが0になる)を駆使すればアイテムを安全に使う事が可能。
同作の秘奥義を使うボス達と同様に描き下ろしのカットインがあるのだが、余りにも濃いリメD版カットインとの比較で綺麗なバルバトス と言われる事も。
またPS3版では追加キャラであるパティ・フルールの秘奥義使用時にも条件付きで稀に出現。
彼が現れると「ワールドデストロイヤー」をぶちかまし、敵味方関係なくダメージを受ける上に、90秒もの間アイテムが使えなくなってしまう 。
いわばハズレキャラである。
更に『テイルズオブザワールド・レディアントマイソロジー2』においてはエクストラキャラとして(ry
アイテムなぞ使ってんじゃねぇも(ry
しかも仰け反っている間にアイテムを使おうが何しようが、必ず反撃する仕様に変更。
3Dになった事で回避しやすくなり脅威が減ったジェノサイドブレイバーも、詠唱中の味方を狙って使う上にCPUがそれを危険と察知して逃げてくれない為に、
運が悪いと仲間が全滅する可能性がある。
そして『テイルズオブバーサス』でも
主人公を3人ほど 差し置いて 当たり前のように参戦。
ついにプレイヤーキャラとして使えるように(ただし条件を満たす必要あり)。
前作で猛威をふるった「ジェノサイドブレイバー」や「ワールドデストロイヤー」といった大技も使用可能だが、
後者は残念ながら即死級のダメージは出せなくなり、TP消費量もとんでもなく多いので、一種の
ロマン技 となってしまった。
かわりに秘技「漢の振り上げ」が
そのTP消費量にまるで似合わないほどの破壊力を出すようになり 、
しかも「ジェノサイドブレイバー」に繋がるのでダメージがとんでもない事に…。
ジェノサイドブレイバーも一定のスピードさえあればジェノブレ>ジェノブレ……と永久可能。
但しTP消費がかなり減るので、前述の振り上げで拾ってジェノブレをした方が早い上に、オーバーリミッツも溜めさせなくて済む。
今度は
「アイテムなぞ拾ってんじゃねえ!」 になり、その名の通り
アイテムに触れただけで発動する ようになった。
もはや触る事すら許されないというのか…。
アイテムの方向へ敵をふっ飛ばし、無理矢理拾わせて「アイテムなぞ(ry」という理不尽全開な行為も思うがまま。
ただしバルバトスもアイテムを拾えないので、スキルなどで上手くやりくりする必要がある。
『グレイセス』『グレイセスf』では、条件を満たす事でキャラクターの名前を装備に付ける事が出来る「キャラクター名性質」というシステムがあるが、
当然のように彼の性質も存在し、その効果というのが、パーティー全員がアイテム使用不可能になる という見事なまでのマイナス効果である。
流石に即死級のダメージを受ける事はないし、キャラクター名性質の中にはそれ以上の地雷もあるが、
もはや「バルバトス=アイテムなぞ(ry」で完全に定着してしまったとしか思えない。
『エクシリア』にも彼のコスチュームが有料DLCとして登場しており、そのコスチュームの説明の一文にもやっぱり「アイテムなぞ(ry」とある。
装備中は彼との戦闘曲が戦闘時に流れるようになるので、気分転換にぜひ。
『テイルズオブザワールド・レディアントマイソロジー3』にも敵キャラとして参戦。
公式はこれと言った発言が無いので、恐らくただの人として参加するのはこれが初である。
此方ではまだ殺害してないスタン達を倒すべく障害となるカイル達と交戦していたら、
ルミナシア(『マイソロ3』の世界)のハロルドがカイル達を事故で呼び寄せたが、彼もその弊害で、ルミナシアの別の場所で招かれている
(当時「此処は何処だ?」のスクリーンショットのせいで迷子とか言われてたとかなんとか)。
敵としての性能は具体的な所は『2』でハメられたコンボが調整されて、多少は難敵になった事ぐらいで、あんまり変わってはいない。
カットインが突進してくる場面を意識したのか、カットインの中では怖い部類。
スマートフォン専用RPG『テイルズオブザレイズ』では、
ミトス に続き敵対レイドボス戦クリアで加入する強敵キャラクターとして
まさかの仲間入りを果たした。
でも隙あらば後ろからバッサリする気満々の狂戦士。
『TOD2』以前の時間軸から来ているが、技は晶術を持たずデス・アビスやワールドデストロイヤーが使える『リメD』寄り。
技の癖が強く、出も遅い為強化しなければ微妙な性能なものが多いが、強化しきれば剛体付与やダメージ吸収と凄まじい性能になる。
ただし、強敵キャラクターの共通仕様でHPが多い代わりに自分の技以外では回復不能の為、高難易度では技強化無しだと何も出来ずに消し飛ぶ。
あとアイテムを使うと案の定カウンターしてくる。
たとえ味方になっても 。
『ファミスタクライマックス』では、バンナムゲーの敵キャラ・ライバルキャラが集う「ライバルーズ」にテイルズ代表として
ダオス と共に参戦。
運良く手に入れば、俊足強打堅守の三塁手として大活躍してくれる事間違い無しの強力なスペックを誇る。
野球ゲームなのでさすがにカウンターは鳴りを潜めたが、ベンチから
「変化球なぞ使ってんじゃねえ!」 と相手投手にヤジるという設定が追加された。
『
アイドルマスター シンデレラガールズ 』とのコラボイベント「真実の強さが集う公演 テイルズ オブ シンデリア」ではMASTERボスとして登場。
アイドル達を見付け次第襲いかかってくる(この公演内で「アイドル」という言葉は特殊能力者の事を指すのだが)。
アイドルが歌を歌おうとすると
「歌ってんじゃあねぇぇぇぇぇっ!」 と案の定歌禁止令を投げかけてきたりするが、
最終的には
「アイドルは実に良いな!!」 と和解してくれる。
今やテイルズシリーズ屈指の
名物キャラ として定着してきている感がある。
それにしてもこのナムコ、ノリノリである。
+
鉄と血と
余談だが、『
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 』の
ガンダム・フレーム機 も同じくソロモン72柱がモチーフであり、
主人公機の
ガンダム・バルバトス はパイロットである三日月・オーガスの性格、戦闘スタイルと相まって容赦ない一面が強調されている。
それもあってか、ニコニコ動画ではバルバトスから転用したタグ(『ディスティニー』のジャンル名をもじったもの)が数多く存在し、
「君をぶち殺すガンダム」「君に朝日を拝ませないガンダム」「君の死に場所を決めるガンダム」 などが付けられる事が多い。
バルバトス(ガンダム)にバルバトス(英雄殺し)の声を当ててみた
「俺に殺されるために立ち上がってきたか!」
MUGENにおけるバルバトス・ゲーティア
その圧倒的な強さとインパクトで、
テイルズオブシリーズ のキャラでは屈指の出番と知名度を誇る。
登場する試合のタグには大抵「君をぶち殺すRPG」(と大量の類似タグ)が付く。
+
BIRD氏製作
アーマー 付きの鈍重なパワーキャラ。
『TOD』と『TOD2』をきれいに混ぜた感じの良キャラになっている。
挑発 すると「
ベリーメロン 」とか「
チェックメイトだ 」とか言ったりもするが。
おもに男のかち上げで異様に打ち上げた後、気分に合わせて各種三連殺を行うのが基本。
三連殺の二段目を用意して疑似的な溜め待ちキャラにもなる(ただしハードウェアとして左キーが連射になるパッドが必要)。
コマンド投げ として「デス・アビス」と「アイテムなぞ使ってんじゃねぇ!」を持つ。
前者は簡単に入力可能、後者は滅殺コマンドのようで途中で止まる。行き過ぎると新三連殺が出るので注意。
しかしこのいちゃもん、冤罪です。どう考えても。武器まではいいとして、
鋼の肉体 を使うなとはどういう事だと。そしてお前もじゃんと。
晶術は現在のゲージを一定割合消費して発動。イービルスフィアではハメも頑張って可能。
一撃必殺のワールドデストロイヤーがあるものの、むしろ隙の少ないトランブルを連発した方が強い。
かち上げ→トランブル→トランブル…は一部の姿勢復帰を取りにくいキャラには永久として働く。
残念ながら作者サイトは閉鎖されたが、某所で代理公開が行われている模様。
+
無虚氏製作
『TOD2』の画像をキャプチャして作られたもので、行動パターンも原作風。
β版の為、術が搭載されていない。
氏のサイトは2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴い消滅してしまったが、OneDrive自体は健在なので現在も入手可能。
+
ZuBeN氏製作
BIRD氏のもの同様、こちらも『TOD』と『TOD2』の特性を併せ持った性能だが、
某ツクールゲー(下記参照)や他作品キャラの技を習得し、少しカオスになったバルバトス。
SPやTP等、『TOD2』を再現したシステムが搭載されており、各種カウンターも健在。
バルバトスの代名詞ともいえる「ア イ テ ム な ぞ 使 っ て ん じ ゃ ね ぇ !」は、
自らアップルグミを投げ、それが相手に命中すると発動するという、理不尽なものになっている。
なお、『なりきりダンジョン3』のドットで作られているが、こちらは拡大されているので、でかい。
+
クロガネ氏製作
「貴様の死に場所は・・・
動画の多くで使われているのはこちら。
最新版は2010年2月28日公開のもの。現在は公開サイトが消滅してしまったが、hamer氏によって代理公開されている。
リメD風だが、
東方緋想天 のゲージを搭載しており、一部技には緋想天のエフェクトを使用している(製作者曰く
原作再現 ではないとの事)。
一部の攻撃に対して「
ア イ テ ム な ぞ 使 っ て ん じ ゃ ね ぇ ! 」(0ゲージの
一撃必殺 )で自動反撃し、
相手が
フライング で攻撃や後述のブラストキャリバーでステート抜けなど「畜生にも劣る下劣な行為」をしてくると「チープエリミネイト」が発動する上、
発動後は攻撃力が10倍になり、更に鋼体が
9999 に跳ね上がる。
1つの動画に2種類のチープ発動が起こった例
貴様等に俺と戦う資格はねぇ!!
また、鋼体(ペネトレイト)による
アーマー 等性能も高く、並大抵のキャラクターではまず撃破できない。
ポイゾニックヴォイド、ポイゾニック・フィールドによる毒状態や、『ヴェスペリア』のそっくりさんに似た技も搭載。
挑発と区別が付かない当て身技、紳士の立ち振る舞いは必見。
鋼体の数や、ボスモード(防御力が上がる)、もっと痛みを楽しむ(1R取られると最初からヴァイオレントペイン発動、いわば覚醒状態)
なども設定できるので、大会によって調整してみよう。
勿論アイテムを使われなくても、パワーゲージを消費して3種類のブラストキャリバーが使用可能。
「これぞ我が奥義・三連殺」 は『デスティニー2』での三連殺を反映した超必(通常版はリメDでのそれ)。
「インフェルノブレイザー」 は技名も動きも完全オリジナル。
「貴様の死に場所は…ここだぁぁ!!!」 は『ヴェスペリア』のそっくりさんの秘奥義を反映。
いずれも原作では使用してこないが、違和感無く仕上がっている。
また、かつては狂の
門番 である
エルクゥ には鋼体20でも勝てなかったが、2010年1月24日の更新で
鋼体0でも 勝てるようになってしまった。
というか一部ではあるものの、隠し剣質の
鷲塚B-Style といった狂中位キャラ相手にも圧勝してしまう。
なお、即死持ちにはあっさり負ける。
「殺すほどの価値も無いとは・・・貴様等のことだな!」
2010年元旦の更新でAttackが50から1になり、氏曰く紳士的になったとの事。
動画で使用する時は注意しておこう。
また11Pカラーでは
攻撃力、防御力の上昇
ゲージ常時MAX
鋼体常時MAX(要はハイパーアーマー )
ライフ自然回復
など性能が超強化され、
狂最上位(準神) を倒してしまうほどのキャラとなってしまう。
また、最新版の
12P では上記の性能に加え耐性が超強化され、
そんじょそこらの神キャラでは即死させる事が出来なくなってしまった。
が、素の耐久がかなり下がった為、即死ダメージを垂れ流し続ける技(自身のワールドデストロイヤーなど)をまともに喰らえば死んだりする。
その結果、
耐性の穴を突かれて負けていた相手 に対して負けなくなり、
自動回復と高い防御力で強引に倒してきた相手 に負けるようになるという、
微妙によく分からない状況になっている。
耐性に関してはほぼ
論外 に近い性能だったが、
近年の殺傷力のインフレのせいで噛ませに成り下がってしまった。
今では
上位神 の門番となっている。バルバトスェ…。
また攻撃性能に関してはOTHキラーや混線などのバグを利用した特殊な攻撃方法を持たないので、
その
防御性能と比べるとアンバランス であると言わざるを得ない。
その為狂キャラは相手にならず、下位神キャラにはドローを連発し、上位神キャラには噛ませになるという、非常に扱いづらい位置付けとなってしまっている。
なお、チープエリミネイトをONにすると
デフォ状態でも狂スイッチONのオニワルド を倒せてしまう。
当然それ以下のランクでは瞬殺される。誰かこいつを止める奴はいないのか…。
+
カウンター行動の一例
ブロントさん のホーリーに対して「術なんぞ使ってんじゃねぇ!」で自動反撃する事ができる。
汚いなさすがバルバトスきたない
ちなみにそのナイトさんがジュースを奢ると
飲み物が気に食わないのか 、
「ア イ テ ム な ぞ 使 っ て ん じ ゃ ね え !」 で無慈悲に殺してしまう。
初音ミク (金カラー)に対してはアイテムのはずなのに
E缶 を使用されても発動しない代わりに、
残機 を消費されると
「ア イ テ ム な ぞ 使 っ て ん じ ゃ ね え !」 が発動するという珍事も起こっている。
汚い忍者 がイントロで投げ付けるグレネードは、バルバトスのイントロが長いと見事に試合開始寸前に爆発する。
当然その後忍者はチープエリミネイトで即死する。
しかしこれではどっちもどっちではないだろうか
行者武松 や
サイモン だと1R負けた地点で詰みが確定する。これは1R負けるとフライングで報復してくる為、
確実にチープエリミネイトで殺されてしまう為である(武松はしない事もあるが)。
ちなみに記述を見ると分かるが、ドラム缶にも反応する為
ジャギ 様涙目である。
また、
ロードローラー や
ウロボロス にも反応する。
ウロボロス中は投げ無敵だけどな!
君麻呂氏によって
「ア イ テ ム な ぞ 使 っ て ん じ ゃ ね え !」 の対象キャラを増やすパッチも公開されていた。
これを適用すると涙目になる事になるキャラが増える(主に
投 擲 武器 或いは
火 器 などを使うキャラ)。
更に反応がレベル制になり、レベルによりゲージ技にだけ反応→必殺技にも反応→通常技にも反応とカウンター度合いが悪化する。
残念ながら最終更新が2009年のため最新版には対応していない上、現在は氏のOneDriveがエラーで開けず、入手不可能。
+
大会ネタバレ
主人公になる為にはゲームデータ改竄などの卑劣な手もやる
アサギ とは、ある意味因縁の相手だった。
主人公連合vsボス連合ランセレ勝ち抜き戦 を初めとして大会で何かと対決する事が多く、
使用制限無しで隙が少ない連射可能な迫撃弾、多すぎる無敵時間、ぶっぱ出来る即死攻撃やガード不能攻撃、
投げ無効&ハイパーアーマー状態の魔法少女モード…と、場合によってはバルバトスからラウンドを取ってしまう事がよくあった。
ただし、彼女はその後の更新で無敵の削除・即死攻撃がガード可能、等とゴリゴリ弱体化してしまった。
その為、大会の主戦場となるランクが異なる現在は戦う機会が殆ど無い。
鰤の人 による挑戦
更新後の再戦
暴君の日常 の人こと>天<氏による鋼体有無の検証動画
「もっと楽しもうぜ!この痛みをよお!!」
+
soruzin氏製作
2021年6月11日公開。
『TOD』や『
TOR 』のボス風の東方アレンジに定評あるsoruzin氏による、原作の画像を用いたバルバトス。
原作で使用する技の他、イベントシーンを模した技やリメDで使用していた技も一部搭載されている。
代名詞とも言えるカウンターも以前氏が製作したバルバトス小町から更に増え、攻撃空振りや棒立ちですら反応する程。
幸い初期設定で追加のカウンターは一通り封印されているので、原作風な動きを見たいだけならそのままで問題ない。
この他に、mel氏が『なりダン』ドットを用いた『TOD2』再現のバルバトスと、それを更に格闘ゲーム風にアレンジしたバルバトスを公開している。
また、soruzin氏による彼のスタイルを真似した
三途の渡し守 も存在する。
『なりダン』ドットのバルバトスが確認出来る動画(5:44~)
ちなみに大会で彼が出ると原作のセリフから「今日の俺は紳士的だ」「じゃあ昨日は?」「淑女的だった」「今日で良かったァー!?」
と言う一連の流れがあるコメントが付けられる事があるが、これはスクエニ4コマの作品の一つが元ネタ。…アナゴグミ編とどっちが先なのか…。
「今日の俺は紳士的だ! 運が良かったな!」
「何だと!? じゃあ昨日は何的だったんだ!?」
「昨日の俺は淑女的だった!!」
(今日で良かったァ───!!)
他にもこの作者さんのバルバトスは色々ブッ飛んでるので必見。
出場大会
+
一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
出演ストーリー
プレイヤー操作
*1
ちなみに、原作ではカイル達を人質にして無抵抗のスタンを殺害、
小説版では普通に戦闘するも、負けそうになったのでカイル達を人質にしてスタンを殺害、といずれも卑劣な方法で勝っている。
ただし、その時の様子は原作ではスタンの死体を見て「脆い奴らだ」と笑っていたのに対し
小説版ではその結果を良しとせずエルレインに「やり直させろ!!」と叫んでいる。
なお、漫画版ではガチでスタンと対決して殺害している。多分、バルバトス的に一番いい結果だったのかもしれない。
*2
天地戦争時代に名誉と富を盾に既にディムロスの恋人であったアトワイトに
「俺の女になれ!」 と迫った事がある。
「いっそ、俺の女になれ!
そうすれば何もかも手に入る!
力も!金も!!永遠の名声さえも!!!」
これぞ我が奥義、三連殺
*3
原作では魔法障壁の罠にかかったカイル達をそのまま皆殺しにしようとしていたが、
小説版ではカイルたちを閉じ込めるのみで、真の目的は本気のディムロスと戦う事であり、
カイル達が罠から抜け出した後はまとめて相手をしようとしている。
が、この時バルバトスは片腕を失うなど完全に不利な状態であった為、エルレインによって強制的に退去させられた。
*4
天地戦争時代において実力ではディムロス以上を誇っていたようだが、
一方で味方も巻き込みかねない凄惨な戦い振りで不安を招き
(そもそも天上軍に寝返ったのも降伏した相手を殺害するなどの残虐な行為によって処罰された為)、
中の人からも
「けったいなドンキホーテ」 と例えられている。
なお、小説版では英雄に興味を無くした理由は「本気のディムロスと戦えたから」
「これから先あいつがあれ以上の力を発揮する事はできないと判断した」と語っており、
ロニの「負け惜しみ」という発言にも冷静に返答していた。
また、その容姿や原作での行動から「筋肉バカ」「脳筋」というイメージが強いが、
見た目に反して上級晶術や具現結晶を扱ったり(ちなみに主人公パーティーは女性しか使えない)、
小説版ではアトワイトに自分が復活した経緯や「英雄」の捉え方について語ったり、
ダイクロフトのエネルギー回路を変更し、「神の眼」に流れるエネルギー量をソーディアンのものより僅かに上回るよう調整したりと
(こうする事で「神の眼」は砕けず、外殻大地は破壊されないまま墜落する)、
意外にも頭脳派の一面も見せる。
なんなんだアンタ 。
*5
バルバトスの場合、『TOD2』では見た目と戦闘力(声含む)に反して、
とにかくやる事なす事が(エルレインが復活させる前から)小者 であり、
漫画版に至ってはスタンを殺害する際、相討ち同然に深手を負わされた件で恐怖した余り、
スタンの存在自体がトラウマになってしまう など小者ぶりが酷くなってしまった。
小説版以降、性格が大幅に
改善 変更されてしまったのも仕方ないのかもしれない。
尤も、上記の通り小説の時点で設定やストーリーの殆どが
はっきりいって美化といえる方向に 変更されているのだが。
まあ、死後に悪役キャラクターの設定が
美化 ・
変更 されるというのは今に始まった話ではない。
最終更新:2025年02月01日 01:36