「ブオン、ブォンブオン、
バキューンズキューン、ズシャー!
……はっ!? 見ましたね、私の秘密のイメトレを!」
プロフィール
真名:謎のヒロインX
身長:154cm
体重:42kg
出典:2017年バレンタインイベント
地域:サーヴァント界
属性:中立・悪
性別:女性
じまんのつるぎ『邪聖剣ネクロカリバー』はあやしいつうはんでかった。
筋力:A 耐久:B 敏捷:B 魔力:A+ 幸運:C 宝具:A++
CV :
川澄綾子
ILLUST:BUNBUN
iOS&Android用アプリ『Fate/Grand Order』に登場するバーサーカーのサーヴァント。
イベント「復刻:チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 拡大版」に合わせて、2017年2月8日期間限定実装。
氾濫するセイバー(及びアルトリア顔のヒロイン)の抹殺を使命とする「対セイバー用決戦兵器」謎のヒロインX
を倒すために生まれた「対・対セイバー用決戦兵器」。
もう訳が分からない、だって?
━━━考えるな。感じるんだ。
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ヒロインXって誰? |
アルトリアの項目にもあるが、元々はエイプリルフールのネタである。
元々、アルトリアオルタや赤セイバー、さらにその赤セイバーの衣装替えであるセイバーブライド
アルトリアの幼いころのセイバーリリィとアルトリアの亜種と言うべきキャラが大量に出始めた事に対する自虐ネタを本家アルトリアにやらせていたのだが、後にFate/GrandOrderにて正式に独立したキャラとなった。
要は ナコルルに対する レラのような代物なのだが、そこから更に派生したのがこのヒロインXオルタである。
もはや無茶苦茶ってレベルの話では無く、登場前に川澄女史や島崎氏などの声優陣からも「ヒロインX自体がオルタみたいなものだから、ヒロインXオルタは在りえないだろう」と笑い話にされていたのだが……
どうしてこうなった。
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X因子を触媒に練成され、その身にオルタニウム結晶を宿した、世にも珍しい文系バーサーカー。
まじめで控えめな態度の少女。
好物は甘味。隙あらば高級和菓子を所望してくる、割と金のかかる腹ぺこ。
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詳細設定 |
魔力転換炉”オルトリアクター”は、体内に秘めるオルタニウム結晶を触媒として、
カロリーを魔力へ変換する。
「和三盆の成分バランスが最大効率です。あとお茶も欲しいです」と彼女は強調する。
召喚直後の寒がりなえっちゃんは、おそらく魔力を補う為に慢性的なカロリー不足に悩まされている状態と思われる。
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オフの日は黒い円卓型のこたつから一歩も出ず、読書をしたり音楽を聴いたりして過ごす。
基本ずぼらで面倒くさがり。
他人からの命令や指図には、皮肉を返しつつもそれなりに素直に従うのは不思議。
甘いもので釣ると早い。
元々は暗黒の騎士団ダーク・ラウンズ(R.O.U.N.D.S)に所属する
悪役(ヴィラン)、ペンドラゴン卿であったが、
壊滅に瀕したダーク・ラウンズの最後の希望、のようなものとして、
師のマスター・アグラヴェインに記憶を封じられ、逃がされた。
ダース・ベイダー新円卓に属するヒーロー、
賢人バベジンの追っ手を倒して
惑星ロジアンを脱出したヒロインXオルタは、なんやかんやあった末に謎のヒロインXと出会い、
記憶を失ったままルームメイトとして学園生活を送る事となった。
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通称「えっちゃん」。 |
「えっちゃん」とは
記憶喪失状態でヒロインXと会った際に「エックスオルタ」を思い出せず、
中途半端な発声から「え」一文字の短い名前と勘違いされ、呼びにくいからとつけられた愛称。
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メイン武装は、ツインブレードやチェーンソーなど自在に変形する“邪聖剣ネクロカリバー”。
他にも念動力“オルタ・チョーク”や、腕先から魔力を放出する絶技“オルト・ライトニング”など、
どこかで見たような多彩な技を駆使する。
どう見ても
ダース・モールです。本当にあ(ry
「オルトリアクター臨界突破。我が暗黒の光芒で、素粒子に還れ! 『黒竜双剋勝利剣』!!」
宝具は、A+ランクの対人宝具「黒竜双剋勝利剣(クロス・カリバー)」
通販のカタログスペックを信じるなら、いつか星をも断つ(だろう)とされている“邪聖剣ネクロカリバー”で
敵をX字に切り裂く。
ちなみに、A+というのはFate世界観における通常宝具の最高ランクの威力、かつ一時的に約2倍の出力を出す方法が存在する、という意味。
ゲーム内演出や効果・設定を見る限り、とにかく出力だけが凄くて、呪いやら祝福やらといった付随効果は無い模様。
そしてよく壊れて爆発する。変形機能なんてつけるから・・・
Fate/Grand Orderでの性能
設定や外見のかわいさ、モーションの格好良さなどから人気を博す一方、
性能的には非常にピーキーで、実装から長らく「最弱の☆5」と呼ばれる時期が続いていた。
ダメージ計算において1.5倍の与ダメの代わりに常に被ダメ2倍という共通特性を持つバーサーカークラスにおいて、
彼女は高レアバーサーカーに多い暴力的なバフを持っておらず、場持ちをよくするスキルも力不足なため、
単純に大ダメージで場を荒らす鉄砲玉運用も、デメリットを相殺してメインアタッカーにする運用にも向かなかったためである。
彼女の最大の特徴はスター(次ターンの攻撃時のクリティカル発生率を上げるアイテム、相手を攻撃することで生成)の生成能力、
およびバーサーカーのクラス特性と自身のスキルを併用することでそれを任意のタイミングで
他のキャラに
集中させられることにある。
つまり、バーサーカーの火力で雑魚を処理しつつメインアタッカーのダメージを底上げする、
サポート型のサブアタッカーであるので、他のバーサーカーとは全く違う運用が要求される。
その後、強化によって「刹那無影剣」という強力なバフを手に入れた事もあって「最弱の☆5」と呼ばれる事は無くなり、
相変わらずピーキーな性能も逆に「このキャラがいないとパーティー設計が成り立たない」と少数ながらコアなファンの獲得に繋がっている。
宝具は、まさかのセイバークラスのサーヴァント特効単体ダメージ攻撃。
セイバー根絶を目指してたのって、ヒロインXのほうじゃなかったっけ・・・?
しかも、本来のライバルであるはずのヒロインXはアサシンなのでこの特効が入らないというオチがつく。
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この謎の補正に関して、ゲーム中での解説は未だ無い。 |
ヒロインXの「かんぺきなぎそーこーさく」に騙された結果とする、
えっちゃんドジっこ可愛いよ説
マスター・アグラヴェイン等ヴィラン陣営も含めて騙された結果とする
ギャグ時空説
えっちゃんが心の底では既にXを倒すべき仇敵と見ていないという
キマシタワー友情と使命の葛藤説
など、色々と解釈の余地はある。
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余談 |
真名は謎のヒロインXであり、つまりは彼女も アルトリアと言える。
これによって、 アルトリアによる同ゲームの基本7クラス制覇に王手がかかる事になった。
ただ、従来のオルタキャラが「伝承の別側面」あるいは「黒化・闇落ちキャラ」といった存在であったのに対して、
彼女の場合はある種のクローン体のような存在、すなわち アルトリアとモードレットのような関係という解釈もできる。
ただしえっちゃんの場合は 中の人まで同じなので、より近い存在と言えるかもしれない。
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さらに余談 |
眼鏡+セーラー+コート+マフラー+ガーターの普段着姿、
体操服+スパッツの学園運動着姿、
ヴィラン時代のバトルコート姿、と
再臨(Lv限界突破)のたびにがらっと衣装が変わる。
どれもそれぞれの萌え要素があるため、彼女をどの再臨段階の衣装で運用しているかによってマスターの性癖がバレる
着せ替え感が楽しいともっぱらの評判。
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MUGENにおけるえっちゃん
シェイ氏によるMMDモデルを素体とした半手描きドットのものが存在。
FGO原作の攻撃モーションをほぼ網羅しており、
スキルも格闘ゲーム向けにこじつけ解釈して実装されている。
2017年7月にβ版が完成、公開された。
攻撃は弱中強の3ボタン。他に高速移動ボタン1つ、ゲージ技専用ボタンが2つあり、
操作感は
東方緋想天に近い。
曰く「格闘ゲーム初心者でも操作しやすいキャラ」がモットーとの事で、
とっさに出しやすいダッシュ・ステップ、ヒット確認の猶予時間が長い基本コンボ、
簡単なコマンド入力の必殺技(波動・逆波動・下下の3種類のみ)、レバー+ボタンで出る超必殺技など
人操作での動かしやすさが特徴。
デフォルトでAIが搭載されており、実用レベルは2段階に変更可能。よく動くがあまり強くはない。
こちらも人操作で倒せる前提で調整されているらしい。
なお、MUGEN1.1専用。
ライトセイバーの軌跡描写や一部の攻撃の瞬間ズーム演出などに新MUGENおよび1.1の新規機能が使われており、
1.0以前のバージョンでは動かない。
出場大会