サノス


"In all my years of conquest, violence, slaughter, it was never personal….
(長年にわたる私の暴力も、虐殺も、悪意からではない…。)

 But I'll tell you now, what I'm about to do to your stubborn, annoying little planet….
(だが、これから頑固で厄介なお前たちの星を始末するに当たっては悪いが…)

 I'm gonna enjoy it. Very, very much."
(楽しませてもらう。たっぷりとな。)


全能の神サノスに逆らうものには死を!!
それがサノスの意思だ!!

+日本語吹替声優
藤原貴弘
『アベンジャーズ・アッセンブル』
銀河万丈
『マーベル・シネマティック・ユニバース』

マーベルコミックスに登場するヴィラン。超人類種族「エターナルズ」の子孫の一人で、土星の衛星タイタン出身。
突然変異の影響で異星人のような姿で誕生した彼は美しい同族の中で明らかに浮いており、幼少期は孤立していたと言われている。
肉体を強化して失踪したが帰還、自分の星を大艦隊を率いて襲撃、自分の家族を含む住民の大半を爆撃で虐殺して支配者を名乗った。

初出は1973年の『The Invincible Iron Man #55』で、キャプテンアメリカ他数々のヒーロー達と戦い、一度は死亡したが死の女神デスの力によって復活。
「サノス・クエスト」ではインフィニティ・ジェムと呼ばれる宇宙の神秘を秘めた力を持つ宝石を
達とそれぞれタイマンして強奪しており、続く「インフィニティ・ガントレット」ではデスの為に大事件を起こした。
「インフィニティ・ガントレット」でガントレットを失った後、自分は強大な力を持つに値しない事を認め、隠遁する。
まあ、結局直後の「インフィニティ・ウォー」になるとまた活動し出すのだが。アメコミだし。

+意外な実力
ちなみに誤解されている事があるが、サノスは素でも地球中のヒーローをフルボッコにできるくらい強い。
多くの格闘ゲーマーにとってサノスというキャラに触れる最初の機会であった『MSH』において、
  • 超必殺技(インフィニティ・スペシャル)が全てインフィニティ・ジェムの力を借りたもので、
    サノス自身の力を用いた超必殺技は無い
  • さらにマグニートーとの対戦前デモで「ジェムがなければ何もできない能無し」と突っ込まれ、
    本当にそうなのでプレイヤーも納得
  • 故「ゲーメスト」の紹介文の見出しが「ジャイアン+ゴリライモ」という適切な表現あんまりな扱いだった
……という悲惨な待遇であった。
アメコミでの彼を知らずにこれだけ見たら、どう考えてもやられ役の筋肉馬鹿が最強アイテムを手に入れて調子こいてるとしか思えない。
この誤解を孕んだ初対面の印象が強く、サノスはガントレット抜きでも強いと言われてもピンと来ないかもしれない。

ではどのくらい強いのかと言うと、筋力は見た目通り全力のハルクソーにも匹敵するかそれ以上のものを持ち、
宇宙での生身の戦闘や惑星の爆発・崩壊を無傷で乗り切るなど強力な耐性と防御力を持つが、
あのギャラクタスの心を侵食できるほどの強力なテレパシーやテレキネシス、強力無比なエネルギーを操りブラストを発射したり、
分子を操って石化や分解を使うといった多彩な能力を持つ。
理由は不明だがテレパシーに代表される精神攻撃に対して理不尽な耐性を持ち、
ハゲ女性のムーンドラゴンと植物を操る女性戦士マンティスと型種族の三者から、
同時に超強力な精神攻撃を受けたが、それでもサノスを止めるには至らなかった。
ムーンドラゴンのテレパシーは最低でもプロフェッサーXホワイトクイーン並に理不尽な性能なのだが…。

そしてインフィニティ・ガントレットを装備してヒーロー軍団を手玉に取った戦いでは、
(いわゆる縛りプレイ)力以外のジェム5つを封じている(=素の感覚だけで対応している)にもかかわらず、
シルバーサーファーが超光速で数十cm後ろまで接近した段階で気がつき、即反撃できる素早さや、
時間操作で作られた牢獄から脱走するだけの(具体的に何の力かは不明だが)能力を持つ。
決してインフィニティ・ジェムに頼ってないと駄目というわけではないのだ。
どう見てもパワージェムの力じゃねえだろという行動もしてたのでこっそりインチキしてた可能性もあるが

シルバーサーファーを始めとするギャラクタスのヘラルド達や、対サノス用生体兵器である怪力の男ドラックスは、
戦闘の二次被害や自力で天体を破壊してしまうとんでもない連中なのだが、
なんとサノスは素の状態でさえ彼らと互角(場合によっては圧倒)に戦う事が可能である。
岩石や大地を操作するヘラルドのテラックスと戦闘した際はカイルの目の前でテラックスを数秒で気絶させてしまう。
暗黒パワーを操作するヘラルドのフォールン・ワンを打ち倒し、洗脳して自分の手駒とした事さえある。
また上記のグランドマスターを始めとするオタク的コズミック・ビーイング「エルダーズ・オブ・ザ・ユニバース」は
平均的に全員がシルバーサーファーと互角以上であるが、サノスは彼らに能力と頭脳を駆使して挑み、見事ジェムの強奪に成功した。
オーディンやギャラクタスにはさすがに圧倒されたものの、それでもかなりの善戦を見せている。
オーディン戦ではドラックスが一発でやられたので、サノスはシルバーサーファーを連れて数の有利で挑んだが、
サーファーまで一発で倒されたので結局1人で戦う羽目に。
かつていくつかの銀河を破壊してしまった強大なオーディンの魔力と神槍グングニルの力で徐々に傷つくサノスだが、
仲裁が入るまで激闘を繰り広げるタフさを見せた。

ギャラクタスのような例外達を除けばサノスは間違いなくトップクラスに名を連ねるスーパーヴィランであり、
彼に正面から挑んで勝てる可能性があるヒーローは本気を出したソーか激怒したハルク、シルバーサーファーか、
ハルクの親友セントリーぐらいである。
ただしシルバーサーファーですらサノスに圧倒される事もあり、ハルクやセントリーでも確実に勝てるという保証は無い。
『DC vs. MARVEL』ではDC側の最強ヒーロー達数名を相手にちぎっては投げちぎっては投げの大奮戦を見せていた。
もちろん、この時はインフィニティ・ガントレットを使ったわけではなく、実力である。

MUGENで例えると素のサノスが狂キャラ上位~最上位
オーディンやゼウスのような神々の王、或いはメフィストやサタンのようなクラス2の魔王が神門番~神下位
ギャラクタス達コズミックビーイングが神キャラ(それぞれ下位~上位まで)、
そしてバグものの即死技多数を搭載し、それらの耐性を装備させたのがガントレットつきサノス(神キャラ上位)と言った所か。*1

パワーだけでもこれほどの強さであるが、実は見た目に反し驚異的な頭脳を誇り、
恐るべき科学力と経験に裏打ちされた戦術・戦略的知識を持つため、
腹の探り合いではマーベルユニバースでも彼の右に出る者は少ない。
有名な事例としては「インフィニティ・ウォー」「インフィニティ・クルセイド」での的確な作戦指揮、
「アナイアレーション」で大艦隊の最高司令官アニヒラスを相手取った巧みな交渉などが挙げられる。
相手が自分より遥かに強大でも物怖じせずに交渉を行う事ができる豪胆さも彼の武器である。
ちなみにアニヒラスと交渉していた時は肩に乗せている妖精のような知生体スクリート以外に味方はなく、
銀河帝国スクラルをほぼ壊滅に追い込みかける規模の大艦隊のど真ん中で交渉が行われた。
つまり凶暴で尊大なアニヒラスの機嫌を少しでも損ねればサノスが四面楚歌になる状況である。
しかしサノスはそんな絶望的な状況でも全く恐怖せずに、むしろ時々ニヤニヤしながら交渉していたし、
そもそもアニヒラスにわざわざ接触した理由からして「面白そうだった」からである…。狂いすぎ。

同事件では古代のコズミック・ビーイングから前述の下僕フォールン・ワンの惨殺体を見せつけられるが、
彼らに恐れをなすスクリートと対照的にサノスは眉1つ動かさず、またもスーパーニヤニヤ交渉タイムが始まり(ry

…第一印象としては(幾分偉そうな事もあるものの)落ち着いた物腰の人物で、
isn'tやit'sなどの短縮系をあまり使わず~in'のような表現も使わない綺麗な文法で喋る。
初期はともかくインフィニティ・ガントレットを持ってる時のように「!」を多用するハイテンションは珍しく、
何もかも知っているような超然的な態度が淡々とした口調と相まってなかなかカッコいい。
が、マッド・タイタンと呼ばれるように狂気を孕み、手段を選ばず卑劣な策を好む性格から汚いと言われる事がある。我々の業界では褒め言葉です

冷静で利益を重視する傾向の為、自分の家族でも平気で殺す非情な振舞いを見せる事が多いが、意図せずに世界を救う事も少なくない。
「インフィニティ・ガントレット」の戦いの続編「インフィニティ・ウォー」「インフィニティ・クルセイド」では、
自分の都合を優先していたはずが結果的に宇宙滅亡阻止に大きく貢献している。

困った事に本人も自覚していないものの、内心に破滅願望があり、物事が上手くいってくると無意識に倒されようとしてしまう。
彼の永遠の宿敵であり友人でもあるアダム・ウォーロックからこれらの点を指摘されて機嫌を悪くする事もあった。
「インフィニティ・ガントレット」でのジェム封じもそのうちの一つで、
「0.5%ぐらい相手に勝てるチャンスがないと自分が勇敢な所が見せられない」とついやってしまった。
それでも全てのヒーローと神々を打ち倒し、肉体を捨てて宇宙そのものに同化し、まさに神にふさわしい精神体となったのだが、
力の源であるインフィニティ・ガントレットは捨てたはずの肉体に置き忘れてしまい、
さっきまでガントレットの力でいたぶっていた義理の孫(当然サノスに殺意を抱いている)にパクられてあっさり元に戻された
驚異的な頭脳?戦術・戦略的知識?何の事かな
本来は知的であるはずのサノスがこのような初歩的なミスを犯す事自体が破滅願望の発露であり、
「考えた事を現実にしてしまう」コズミック・キューブやインフィニティ・ガントレットは、
知らず知らずのうちにサノスを敗北に導いていたのかもしれない。
強大なアイテムを持っている時はたいていポカをやらかして逆転負けを喫するが、
パワーアップアイテムを持っておらず、サノス側が劣勢な場合は逆にミスが少ないのである。やっぱり頭はいいはずなのだ。

ちなみに発明品は自作PCはもちろん光学ライフルや携帯用のフォースフィールド端末、ポケットサイズのテレポーター、基地や無人探査機、
大型の物だと移動要塞サンクチュアリィや全長数kmの巨艦ドレッドノート666などの恒星間航行船で、サンクチュアリィで恒星を爆破した事も。
テレポートの範囲は宇宙の果てや異次元に一瞬で移動可能のオーバーテクノロジーで、
ここまで小型かつ正確なテレポーターはアニヒラス軍でも製作不可能なので、サノスの無駄に高い技術力がうかがえる。
有名な無人未開拓惑星での農民生活も、畑仕事から帰宅すると自作の機械群とお手伝いロボットに囲まれた超文明的な生活であった。
…もう発明家か慈善事業家になっちゃえよ。

+近況
「アナイアレーション」の大戦末期にドラックスの強襲で心臓を失い死亡していたサノスだが、後に復活。
復活した当初は全裸だった
+行き着く所まで……
エピソード『The End』ではハートオブザユニバース(HOTU)と呼ばれる多次元宇宙最強の力を入手してしまう。
「さすがにこれは許せん」とリビング・トリビューナルに審判されお仕置きに全てのヒーローと神々、コズミック・ビーイングスに挑まれる。
が、戦いと呼べるものにさえさせずこれを一蹴。どう考えてもOne-Above-Allと同格です、本当にありがとうございました。*2

勝利の味もほろ苦く「もういっそ全て消滅しろ」と多次元宇宙全てを消滅させてしまうマッドタイタン。
時空外に避難していたアダム・ウォーロックの説得と、同様に消滅を免れた最愛のデスの接吻を受けて理性を取り戻し、宇宙を再生させる事を決断。
その後はまたかというか力を捨てて農業に勤しむ。スーパーマンといい、アメコミのキャラは最後は農業に行き着くようだ。
+ここまで読むと
一見、いつものサノスの構ってちゃんかと思われるが、事はそう単純でない。
THE ENDのストーリーはアクエンアテン(アメンホテプ4世)というヴィランがHOTUの力で地球を支配しようとした事から始まる。
ヒーローも神々も為す術なく磔にされ、エターニティも消し飛ばされ、詰みかけていた勝負を
サノスは知略で引っ繰り返しアクエンアテンを制圧、時間を巻き戻して地球を救ったのである。
HOTUを手に入れたのはあくまで副次的なものに過ぎない。
にも関わらず感謝の言葉一つなく、挙句「お前は信用できないからその力を手放せ」と、
リビング・トリビューナルに上から目線で命令されれば「よろしいならば戦争だ」ともなろう。

+大人の事情
見れば分かるが、サノス(それとこいつも)を創造したライターのジム・スターリン氏は、
DCヴィラン界の大物に多大な影響を受けているようだ。
彼らがかなり似ているのはそのせいである。
尚、この手のものの常としてファンの間でも賛否両論があるため、日本や海外のアメコミ関連掲示板でこの件を話す場合は注意。

クロスオーバーでの両者の対峙はさながら1PカラーVS2Pカラーである。

「別に貴様を騙しておらぬぞ。
 メフィスト、貴様はいつも私の宇宙の脅威であったな。
 私は貴様へコズミック・キューブをくれてやった事だし、ちゃんと契約を果たした。
 実際にまだ機能するかどうかが契約内容にはなかったがね。
 たとえ悪魔でもサノス・オブ・タイタンと契約するなら注意ぐらいしておきたまえ。」

+そして……
実写映画『アベンジャーズ』のスタッフロール後、チタウリからの報告で「地球人類に手を出せば死(Death)を招く事になります!」と言われ、
ご満悦の表情で笑う土星ゴリラの姿がスクリーンに登場した。……マジでやる気かMARVEL。
さらに2014年公開の映画『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』にも登場。
インフィニティ・ジェム(作中ではインフィニティ・ストーン)を手に入れるため、作品を跨いで暗躍している事が判明した。

そして2018年『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、2019年『アベンジャーズ/エンドゲーム』において、
遂にサノスとの全面対決が描かれたが、何を書いてもネタバレになるので詳しくは映画本編を観ていただきたい。
ただ一つ言えるなら、本当にやりたい放題やりやがった土星ゴリラはめでたく皆のトラウマになった

演者は『グーニーズ』のブランドン・ウォルシュ役で知られるジョシュ・ブローリン氏。
後に『デッドプール2』においてもケーブルを演じることになり案の定ネタにされた


格闘ゲームにおけるサノス

「インフィニティ・ガントレット」が原作の『MARVEL SUPER HEROES』(以下MSH)では最終ボスとして登場。
本作では倒した相手を石像にするのが趣味らしく、彼の城の周りにはヒーロー達の成れの果てが立っている。
ちなみに原作と違って『MSH』ではジェムの内5つまでがなぜかサノスの手元でなく、
プレイヤーキャラや他の(サノス以外の)敵達の元にあるのだが、
サノス戦の前には開始演出として「プレイヤーが手に入れてきたジェムを全て奪われてしまう」というワンシーンが入り、
原作通りのジェムを全て集めたサノスとの戦闘になる。
このサノス、他の敵と違ってインフィニティ・スペシャル(超必殺技)を食らわせない限りジェムを落とさないが、
プレイヤーの方は普段のままでサノスの通常必殺技でジェムを落っことすため簡単に奪い返されてしまう。
一応ジェムを6つ全て奪取した状態でラウンドを制すると点数計算時にボーナス点が入るのだが……
本作の超必は全般的にダメージがデカい事もあり、
普通に3ラウンド設定で遊んでいると奪取し切るより先に決着がついてしまうのがほとんどだろう。

攻撃力が非常に高く、連続攻撃であっという間に体力を奪われてしまう。
必殺技は2つしかないが、どちらも性能は高く、
特に飛び道具「デススフィア」は相手の動きを封じるため、止められるとかなり危険な事態に陥る。
超必殺技は6種類のジェムそれぞれの名を冠した「ガントレット○○」(○○にはジェムの名が入る)で、いずれも強力。
しかもこれらの技は何故かジェムの所持・非所持に関わらず使用可能
つまり必死にサノスからジェムを奪っても、ジェム技を封じる事は一切できない。理不尽。
また簡単かつ極悪なものから、練習が必要なものまで永久連続技が存在する。
弱点は喰らい判定が大きい事、対空技が無いため空中からの攻撃には驚くほど弱い事か。

『MSH』ではボス枠での登場のため、通常はプレイヤーが使う事ができなかった。
一応、Dr.ドゥームアニタ同様に隠しコマンドで使用可能となる…のだが、
隠しコマンド入力の際に「フリープレイにした上、1P側のコインスイッチを入れ続ける」という動作が含まれるため、
フリープレイ状態でも集金が可能なように筐体を改造するか、個人で基盤を動かすかしなければならず、
ゲームセンターでサノス達隠しキャラを操作できたプレイヤーは多くなかった。
フリープレイで稼動していたゲーセンでは、コイン投入を1P側スタートボタンの操作にすり替えて
コインを入れた瞬間にゲームが始まるようにしていた場合が多いようだ。
ちなみにアーケード版ではこんな特殊な設定だったためか、
サノスを使ってゲームクリアするとEDイラストの状況に全く合ってないマグニートーのエンディング台詞が不自然に流れるというおかしな事になっていた。
家庭用では単にゲームクリア後に隠しコマンドを入れるだけで隠しキャラが使用可能になり、
追加されたサノスのエンディングはなんと選択分岐付きの豪華版になった。

MARVEL vs CAPCOM 2』でプレイヤーキャラとして再登場したが、
しゃがみ強攻撃が飛び道具から打撃になる、強攻撃によるゲージの溜まる量が少ない、
ハイパーコンボがパワー、スペース、ソウル、リアリティの4つのジェムのみで
いかにもボスな特殊効果だったマインド(操作反転)、タイム(スピード低下)は使用不可能と、
ボス性能は抑えられた調整となっている。
+『MVC2』における性能
大柄な体のまんまで、機動能力は低めで振りも早くはない。
判定自体も強すぎるわけでもないので、競り勝ちは難しい。
地上だと特に不利がつきやすいので、凡そ飛んでいる方が有利な事が多い。
空中では、強Pが範囲が広くて扱いやすいといえば扱いやすい。
必殺技も2種しかなく、普通の突進攻撃である「タイタンクラッシュ」と泡を1つ投げる「デススフィア」のみ。

「タイタンクラッシュ」は普通の突進攻撃とはいえ、判定や持続に関してはサノスに重宝するもの。
滞空・空中迎撃・コンボ〆など、用途は多め。
でも別段強すぎるわけではない。

「デススフィア」は、当たった相手を少しの間泡に閉じ込めるが、発生が遅いし弾速も速過ぎず遅すぎずであまり使い勝手は良くない。
主にアシストフォロー・遠距離牽制時に使われる。
以上だとすごくサノスにいい所が無いように思えるが、サノスの真価は優秀なHCにある。
サノスのHCは、基本的に「暗転が遅めで、発生が異常に早い」ものが揃っている。
範囲が広く種類も豊富なため、色々な扱いが可能。

「ガントレットパワー」は相手にデカイ球体を投げつける。暗転が10F、発生が0Fで近い相手は暗転後のガード不能。
ただ単に前方に投げてるように見えて、実は軽い追尾性能付きなため、SJしただけで余裕ぶっこいていると下から球体が迫ってくる。
威力自体もそこそこで、ディレイドに関しても球体が消える事がないため、後発がかなり当てやすくなる。
ガードさせて不利がかなりないため、削りを伴ったぶっぱなどにも使える。

「ガントレットリアリティ」は相手の前方と後方に壁を呼び出し、挟み込む。暗転が10F、発生が0Fで、壁出現点は暗転後のガード不能。
前進してくる相手に効果があり、なおかつ削り能力がかなり高い。
威力そのものはさほどなのだが、範囲が広くアシストの巻き込みがしやすいのも特徴。

「ガントレットスペース」は相手の頭上に石を大量に降らせる。暗転が12F、発生が5F。
上手く当たれば全部で50近くヒットするのだが、そこからくる火力はかなりのもの。
ヒット数依存なため、相手の防御力・コンボ補正に左右されづらいのも強み(逆にカス当たりする可能性もあるが)。
当然のようにガード削りもかなり高いため、ガードさせるだけでもかなり効果的。
バレッタのクールハンティングがそれに似た特性ではある。
ただし範囲が限定的なため、簡単に回避される。

「ガントレットソウル」は、相手を捕捉して体力を奪う。暗転が10F、発生が0Fで、画面3分の2くらいは暗転後のガード不能。
威力はかなり低いのだが、サノスのヴァイタルソースをやや回復する。
また、自動的に捕まえてくれるので、相手は下手に動く事ができない。
ディレイド性能自体も悪くなく、コンボ補正がかかりにくいためか安定したダメージを取れる分、先発・後発共に期待ができる。

アシストは大概α(攻撃補助)タイプの「デススフィア」。
飛び道具感覚で使うか、攻撃援護感覚で使うかは人それぞれ。
β(突進攻撃)タイプの「タイタンクラッシュ」は、画面端から出てきてしまうので突進として考えない方が良さそう。
こいつを餌に相手を誘き寄せるとかいう戦法もあるとの事(体が大きく、防御力もやや高いため壁にはなる)。
VCはそれぞれパワー・リアリティ・スペースとなる。
この辺りも、相性次第では高火力・高削りを生み出す事ができる。
ただしγ(打ち上げ)タイプは普通にアシスト1つ捨ててる感覚が必要なので注意。

このゲーム中、本体の性能を考慮すると恐らく「ゲージ依存率最強」だと思う。
HCがかなり使い勝手が良く、かなりのキャラの脅威になる点はいいとして、通常の性能が非常に痛すぎる。
「ゲージのないサノスは戦力外」など言われる通り、本当にゲージ依存率が高い。
下手すると、通常性能のみならあの御方に最も負ける要素が多いキャラかも。
そんな状況がないからあれだが。
HC限定完全アシストキャラになってしまっているが、それでも脅威に間違いはない。
とかいって、それを考慮しても弱キャラと言えてしまうから困る。
やはり、通常性能の悪さが……悪さが……。

参考動画:(ハルクの項目にあるのと同じ)
「さすが軍師様・・・とは大違い・・・!」
これでも本体は非常に動けている方。
「ガントレットスペース」はガードされて反撃確定なので、ガード削り〆でないとぶっぱは禁物。
一応言っておくと、キャラ勝ちしてるかどうかはすごく微妙
ちなみに、下のMUGENプレイ動画での「軍師様」の元ネタ動画は確実にこれ。


MUGENにおけるサノス

+kong氏作成
  • kong氏作成
動画で一番見るのがこのサノス。
全シリーズのサノスを足して割ったような性能で、判定が強そうに見えても実は喰らい判定があったりする。
そのため、設置(例えばゼイネストなど)があると動作が止まる、飛び道具を撃たれていると一方的に喰らうなど面白い現象が起こる。
ただし通常技の攻撃速度が早い、コンボが繋ぎやすい、コンボでの火力が高いなどの利点は大きい。

+Alucard氏製作
  • Alucard氏製作
ボス性能を再現していると思われ、飛び道具の性能などがかなり高いがキャンセル可能部分が減少している。
部下を呼び出す技やオリジナル技なども搭載されており、カッコイイ出来映えとなっている。
瀕死時の3ゲージ技以外ではジェムを封印しており、素のサノスの能力を再現した技の数々が特徴。

後にグラテン厨氏によるバリアと弾幕中心のAIが登場、Alucard氏サノスの高いポテンシャルを引き出していたが、現在は公開停止。
バリアを張ってひたすら各種飛び道具を連射するその戦法は、手段を選ばないサノスらしい感じではあるものの、
相性があるとはいえ凶上位以上の実力の為、油断しないように。

+Crime氏&Splode氏共作
  • Crime氏&Splode氏共作
『MSH』のボス性能再現サノスの模様。

+BoyBoyz氏製作
  • BoyBoyz氏製作
上記Crime氏&Splode氏サノスを改変した『MSH』ボス性能サノス。新MUGEN専用。
エフェクトも含めかなり原作に近くなっているが、唯一火力だけが原作より控えめになっている。
そこそこ動くAIがデフォルトで搭載。

+REDHOT氏製作
  • REDHOT氏製作
氏恒例のMVC2原作再現+6ボタンアレンジ。
Whiplash氏のサノスを元に作られたようだ。
AIは未搭載。

+The_None氏製作
  • The_None氏製作
『MVC2』をベースに、『MSH』の要素を取り入れたアレンジ仕様。
『MVC2』では削除された技が使用可能で、
『MSH』ではしゃがみ攻撃扱いだった飛び道具や(『MVC2』のしゃがみ攻撃とは別にコマンドが用意されている)、
タイムとマインドのハイパーコンボが使用可能。
タイムは『MSH』と同じ効果だが、マインドはオリジナルの効果となっている。
その内容は4体の分身が現れ、3体の偽物を攻撃するかしばらく放っておくとガード不可の突撃を行うが、
本物を攻撃すると技は中断されるというもの。
マインドのハイパーコンボ中に謎の外人が出てきたり(サノスとは何の関係もない)
勝利演出の一つにノリの良い音楽と共にダンスを踊るものがあったり(原作にこんな演出は無い)と、氏ならではのユニークな演出も特徴。
AIはデフォルトで搭載されており、8段階に設定可能(デフォルトは最大の8)。

+ARRO77氏製作 シンビオート・サノス
  • JARRO77氏製作 シンビオート・サノス
ベータ版のようで、見た目こそシンビオートだが使う技はあまりそれっぽくない。
超必殺技は手から強烈なビームを放つ。

+Iwakick氏製作
  • Iwakick氏製作
『MVC2』をベースに一部『MSH』の通常技を取り入れたほぼ原作再現ではあるミックス仕様。
『MSH』の要素を取り入れてはいるが、『MVC2』で削除されたガントレットタイム、ガントレットマインドは使用不可
仰け反り時間や空中ヒットからのリカバリー等は『MVC2』ベースとなっているので、『MSH』のような無茶な繋ぎのコンボはできない。
そのため、基本的なコンボは『MVC2』を踏襲する形となる。
ヴァリアブルアシストはスコット親子が宇宙規模ヴィランを援護する。
また恒例の開幕イントロでは特殊イントロに対応可能な『MSH』の擬似的な原作再現イントロが見られる。

デフォルトでAIを搭載しており、『MSH』時代に使えた通常飛び道具技を絡めた牽制、永久。
アシスト始動のエリアルコンボに画面端限定コンボ等、戦略は多岐にわたる
ただ原作『MVC2』でも最弱の部類であり、かつゲージ依存がかなり強めなため、アシストが無い場合、さらにはゲージが無い場面での強さは格段に落ちる。
AIレベルは無いが、その代わり2段階のモード設定によって強さが調節できる。
アシストなしのモード1、アシストありのモード2があり、デフォルトはモード2。

+Mr.Giang氏製作
  • Mr.Giang氏製作
MUGEN1.0以降専用。
現在は氏のMUGEN活動引退に伴い公開先のファイルは削除されているが、
氏の許可を得た有志の手によってMediaFireに転載されており、ギルドなどからジャンプが可能。
『Marvel vs. Capcom: Infinite』由来の技や、映画『エンドゲーム』に着想を得たと思われるオリジナル必殺技を多数搭載しており、
エフェクトもそれに伴い新調されているなど、原作とは大幅に異なる改変が施されている他、UnoShe氏の「Uno Tag System」にも対応している。
5ゲージ使用の超必殺技では映画版サノスの象徴とも言える「The Decimation(「大量虐殺」の意。通称「指パッチン」)」を披露してくれる。
デフォルトで中々優秀なAIが搭載済み。
DLは下記の動画から

+余談だが
DCとマーベルの共同企画であるアマルガム・コミックスにて、DCコミックのヴィラン、ダークサイドと合体して「サノサイド」と化しているのだが、
超必で一瞬のみ合体する例が多い他のアマルガムキャラと違い、なんと単独キャラが作られている


出場大会

削除済み
非表示

出演ストーリー



*1
コズミック・ビーイングス最上位のリビング・トリビューナルも同様に神キャラ上位と言ってもいいだろう。
その更に上となるとOne-Above-Allというマルチユニバースの造物主が存在する。
このキャラクターは設定上存在する程度に過ぎないとされていたが、後に本人が実際に登場している。
+イケメンなOAAさん

*2
しかもこれ、WHAT-IFでなくEARTH-616(正史世界)での展開である。


最終更新:2021年11月29日 20:34