しあわせウサギのオズワルド

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しあわせウサギのオズワルド - (2019/12/27 (金) 20:16:17) の編集履歴(バックアップ)


パブリックドメイン

世界的に有名なクリエイターであるウォルト・ディズニーらによって生み出されたウサギのキャラクター。
「オズワルド・ザ・ラッキーラビット」とも。
後のディズニー社の体制、そして後に世界的に有名となるキャラクターの誕生に関わった存在である。

経歴

まだウォルトの名前が有名になる前の時期、ディズニー社のアニメに登場する猫のキャラ「ジュリアス」が「フィリックスパクリ」と抗議を受けた際、
ジュリアスに代わるキャラとしてオズワルドは生み出された。
ウォルトの卓越した演出とアイワークスのコミカルな作画により、オズワルドは公開直後から人気を博した。
しかし、人気が高まるにつれ、配給元であるユニバーサルとウォルトの間で、ギャラと所有権について対立が起こる。
ユニバーサルはギャラの値下げを拒否されるや否や、
「オズワルドの権利がディズニー側ではなく、当時ディズニーとユニバーサル社の間を取り持っていたミンツとユニバーサル側に存在する」
という契約だったのを盾に、制作者であるはずのディズニー社からオズワルドの制作権利を取り上げてしまう
さらに、ディズニー社の作画スタッフに引き抜き工作を仕掛け、残念なことに多くのスタッフがこれに応じてしまい、
ディズニー社に残ったのは、アイワークスと作画に関わっていない僅かなスタッフのみとなってしまった
(ユニバーサルの手段は当時から見ても悪質だったが、ウォルトも儲けはスタッフのギャラに回さず全て作品の質の向上に注ぐなど、問題はあった)。

かくして、人気キャラのライセンスと優秀な作画スタッフを得たユニバーサルだったが、予想に反してオズワルドの人気は低下していった。
それは、オズワルドを支えた中核となっていたウォルトとアイワークスという柱を失ったことで作風が少なからず変化したのも原因の1つだが、
オズワルドを失いながらも諦めなかったウォルトとアイワークスが苦心の末に生み出し、後に世界的に有名となるキャラクター………
即ち、ミッキーマウスという最大最強の競争相手が誕生したためだった。
その後、オズワルドはデザインや作風の改変が繰り返され旧来のファンからも失望を買い、
さらにユニバーサルオリジナルのウッディー・ウッドペッカーなどの他のドル箱が誕生したことで、遂に制作が途絶えてしまった。

上述した通り、オズワルドはミッキーの兄とも言えるキャラクターでありながら、制作サイドの諍いに振り回された悲劇の存在として知られている。
また、ウォルトはオズワルドを奪われた屈辱を生涯忘れず、ディズニー社が厳格な権利管理体制を敷く原因となっている。
どこかで歯車が違っていたら、現在ディズニー社の「顔」となっていたのは、ミッキーではなく彼だったのかもしれない。
ところが2006年、どうしてもディズニー社の名物アメフトアナウンサーが欲しかったユニバーサル・ピクチャーズとの取引によって、
遂にディズニーの手元に版権が返還され、ようやくオズワルドをディズニーキャラとして使用できるようになった。

そして2010年、Wii用ソフト「エピックミッキー~ミッキーマウスと魔法の筆~」にて…


MUGENにおけるオズワルド

Crow Sar氏の製作したキャラが公開中。
当たり前だがディズニー版のデザインのドットで作成されている。
ウサギらしく機動力が高く近接攻撃が得意だが、
超必殺技では、大量の兎を呼び出す、ミサイルを降り注がせるなどの弾幕技を多く持つ。
また、キーブレードを用いた近接攻撃も存在する。
AIも搭載されている他、ややサイズが大きめのキャラも別途公開されている。
DLは下記の動画から

現在、ディズニーは非営利の二次創作には寛容な態度をとっているが、
節度とマナーを守ってMUGENキャラを使用しよう。


出場大会

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