絶命奥義

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絶命奥義 - (2010/06/05 (土) 19:55:00) のソース

//もう少し、公平な感じで加筆してみました。これもまた「サムスピ」の世界を表現する方法の一つとして考えられた物であり、初代からもバッサリと真っ二つといった表現もあった訳で。
&font(b,i,30,black,red){ー 絶 命 勝 利 ー }


『[[サムライスピリッツ]]零SPECIAL』にて採用されたシステム。
文字通り相手を絶命させる――すなわち、決めた瞬間に勝利が確定する技。

しかし、使用条件はなかなか厳しい。

その条件とは
+自分が一本取った状態で、相手の体力が境地ゲージを下回っていること&br()(相手が「無の境地」未発動、発動中、発動後のいずれでも可)
+「怒り爆発」状態であること
+武器を持っており、地上にいること
「無の境地」や「怒り爆発」についての詳細は[[こちら>サムライスピリッツ]]を参照。

性能は全キャラ共通で、発生が若干遅い代わりに出掛かり完全無敵の短距離突進技。
この突進は「無の境地」によるスロー化の影響を受けないので、相手が境地発動中に反撃として使うことも可能。
突進がヒットするとBGMが変わり、キャラごとのトドメ演出へと移行する。

絶命奥義の真価は「無の境地」ゲージの変換効率の良いキャラに対して発揮される。
[[右京>橘右京]]や[[半蔵>服部半蔵]]などの変換効率の良いキャラは、大体3ラウンド目になると境地ゲージが6割近く溜まっている。
そして上記キャラなどは境地中に崩せる性能を持っていて、崩されると7割~8割は平気で飛ぶ。
つまりは相手のライフが6割を切ると、無の境地で即死させられる危険性がある。
その対抗手段として崩された瞬間に怒り爆発を行うことで、相手の無の境地が終了するの間
絶命奥義をちらつかせての駆け引きが出来る。
上記の通り発生は遅いが、突進直後1キャラ分移動する前後までは全身無敵なので相手も迂闊に技を振れなくなる。
せっかくライフの7割分も溜めた境地ゲージが仇となって、絶命奥義で即死するのはもの哀しいものがある。

ちなみに絶命奥義の条件を満たしているときに相手がジャンプすると、
[[水邪]]や[[劉雲飛]]などの空中で技を出して着地ずらしを出来るキャラ以外には絶命奥義が&bold(){確定}する。
爆発されたらバッタ厳禁。
ただし、相手が境地ゲージの変換効率の悪いキャラだったり、2ラウンド目時点の場合だと
絶命奥義が使用可能圏内になってはいるが、相手の残り体力が&bold(){2~3割程度}なんて事もザラだったりする。
この場合、奥義とか使うまでもなくサムスピ的には&bold(){既に一撃死圏内}である。

ディップスイッチをいじれば初期境地ゲージ9.9割やら即死する一閃やらというものも可能だが、
もちろん実戦ではそんなこと不可能である。
余談だが、上記の各種DIPを使用し怒り爆発条件無制限、無の境地条件無制限とした場合、
怒り爆発中に境地を行うと爆発の効果が無くなる。
逆に境地中に怒り爆発を行うと境地はそのままに爆発の効果も上乗せできる。

一撃必殺技と言うよりは、『[[痛快GANGAN行進曲]]』の「ガンガン必殺技」や『超鋼戦記キカイオー』の「ファイナルアタック」のような
トドメ専用の[[魅せ技>ロマン技]]に近いかもしれないが、ハイレベルな真剣勝負でも稀に絶命奥義で大逆転、ということが起こる。

ただしCPU戦ではこれか一閃をボスに決めないと次のボスが出てこないままバッドエンド直行となるため、
グッドエンドを見たいならやる必要がある。
([[天草>天草四郎時貞]]→[[斬紅郎>壬無月斬紅郎]]→[[我旺>兇國日輪守我旺]]→[[ミヅキ>羅将神ミヅキ]]と出るので3回決める必要あり。ミヅキのみは何でも良い)
無の境地からの一閃でもいいのだが、こちらの方が圧倒的に簡単。
ただし、我旺のみ絶命奥義に対して明らかにガードするAIをしているので、投げをすかして決めるなどの工夫がいる。
そもそも、零SPは普通にフィニッシュしても真っ二つになったりするので結局変わらないとも。

全体的に&bold(){グロい}。しかも対象は男女問わず。
(ただし他キャラに比べ[[ナコルル]]等一部の女性キャラは不自然にガードが固く、
多少ではあるが開発側も下記のような事態を考慮していたものだと考えられるが…)
その演出は[[食う>妖怪腐れ外道]]、[[血の雨を降らせる>水邪]]、[[影に引き込んで首だけ放り捨てる>首斬り破沙羅]]、[[馬乗りになって心臓を一突き>ナコルル]]等、様々である。
//グロ度が低いものもあるにはあるが、その辺はむしろ昔の必殺技の使い回しで出来が悪……ゲフンゲフン

#region(close,各キャラ絶命奥義演出)
//テーレッテーやオーモーイーガーの項目を見てやりたくなり動画やwikiの説明等を閲覧、引用したりして付け加えてみました、色々おかしいところがあるかもしれませんが。

■[[覇王丸]]:天覇凄煌斬
突進がヒットすると大きくふりかぶり刀に光を纏わせバッサリいく覇王丸らしい単純明快な技。
相手は空中で真っ二つになる。

■[[ナコルル]]:トゥルセサンペキクムツベ
突進がヒットすると相手を上空に放り投げ自分もジャンプし空中で[[馬乗りになり引き倒し>天翔乱姫]]宝刀を振り上げ&bold(){「自然の怖さを・・・教えてあげる」}と言いつつ&bold(){心臓目掛け振り下ろす}という
派手な演出の多い絶命奥義の中&bold(){やたら生々しく現実味のある行動をとり}、その後「さよう・・・・なら・・・」と呟く。
&bold(){この行為のどこに自然が関係しているのかは不明だが}少なくとも&bold(){大自然よりナコルルが怖い}。勝利画面にはもちろんあの台詞が現れます、[[大自然のおしおきじゃねえからそれ!!>そういうゲームじゃねえからこれ!! ]]
余談だがドッターの暴走かは不明だが真っ二つになる絶命奥義等を食らった際、&bold(){ナコルルだけ一瞬服だけ斬れる}、&bold(){エロい。}だがすぐ胴体も真っ二つになってしまう、現実は非常である。
天サムではリムルル、斬紅郎とともに断末奥義がブロックされていたが今度は逆の方向へ優遇されてしまった。いいぞもっとやれ。

■[[服部半蔵]]:禁忌 モズ砕き
真・モズ落としの強化版。
突進がヒットすると数回殴った後まず腕の骨を折り次にジャンプで回り込み足の骨、掴んで飛び上がる最中に腹の骨、そしてモズ落としで頭蓋骨を粉砕する。
演出として骨が折れる際その部位のレントゲンが挿入される。

■[[ガルフォード]]:絶・ヘブンズウルフ・バッドファング
突進がヒットするとバックステップでいったん離れ、パピーが相手をボコボコにした後、頭上から急降下してトドメをさす、&bold(){勿論パピーが。}
相手は縦に真っ二つになる。ちなみに&bold(){ガルフォード自身は何もしていない。&bold(){}&italic(){イェーイ!}}
その後の勝利台詞で「次に出会ったときには正義のために、ともに戦おう!」といってくれるがじゃあ&bold(){なぜ殺した。}一応サムスピには[[死者蘇生を行える人>黒子]]がいるので問題ないのかもしれないが。

■[[橘右京]]:夢想残光霞
突進がヒットすると相手に何往復もしながらなます斬りにした後刀を鞘に収め句が現れ、全て表示された後斬撃音がなり相手は真っ二つになる。
ちなみに相手は刀を鞘に収めた瞬間に断末魔をあげる。

■[[千両狂死郎]]:独壇場“鬼の舞”
突進がヒットすると歌舞伎の定式幕が降り、敵を切り刻み最後は相手の上半身を爆発させて消し飛ばした後、決めの見得を切りながら背景に大きく&bold(){「終劇」}の文字が浮かぶという、狂死郎歌舞伎の真骨頂と言える奇妙な世界を演出する。 
ちなみに反対側で[[黒子]]が登場して日の丸の扇子を振るいながら応援してくれ、爆発後は拍手してくれる。それにしてもこの黒子さんノリノリである。

■[[柳生十兵衛]]:柳生新陰流秘伝 無二羅天
突進がヒットすると激 双嵐陣のような乱舞を行い二ツ角羅刀(別名[[おやじグラデーション>シャルロット]])でフィニッシュ。
相手は十の字に切断される、ちなみに相手を四つ裂きにするのはこの奥義だけである。

■[[シャルロット]]:スプラッシュグラデーション
突進がヒットするとレイピアで七芒星の軌跡を描いて攻撃し、パワーグラデーションで締める。
相手は空中で真っ二つになる、レイピアで切断してるが[[なに、気にすることはない>ウッドロウ・ケルヴィン]]

■[[タムタム]]:アハウ・カスティーガー
突進がヒットすると仮面が変化し、巨大なアハウ・ガブルを吐き出し、相手の周りを多数の精霊が踊った後[[相手は天に召される。>ひろし]]&bold(){[[ゴショーターイ!>マッドマン]]}&italic(){}
そしてしばらくすると上空から頭蓋骨(女性キャラの場合身に着けていた遺品)がふってきた後[[チャムチャム]]が登場し一緒に吼える。&bold(){&italic(){アオアオアーオ!}}
ちなみに仮面は二種類あり、どちらに変化するかはランダム。

■[[牙神幻十郎]]:札死舞
突進がヒットすると三連殺→裏五光の連係攻撃をはなつ、&bold(){以上。}
相手は空中で真っ二つになり、画面外へ消える。

■[[緋雨閑丸]]:鬼の記憶 無限砲
突進がヒットすると背後に鬼の幻影が出現、閑丸が刀を振り上げた後、幻影が無限砲をぶちかます。
相手は縦に真っ二つになる。

■[[リムルル]]:コンルストゥポロ
相手を氷付けにし、巨大な氷のハンマーで押しつぶす。
[[そっちの道のプロ(?)である某忍者>サブ・ゼロ]]と違い[[氷付けの相手をバラバラに砕かないあたり>究極神拳]]まだ良心的なのかもしれない。&bold(){殴り殺しておいて「エヘヘヘ」なんて笑ってるリムルルは[[姉>ナコルル]]とはまた別の意味で怖いが。}まあ勝利台詞で泣いちゃってるけど(絵はともかく)。
余談だがナコルル同様断末魔が二種類あり、うち片方はまさに断末魔といえる悲痛な叫び声になっている。&del(){エロい}

■[[首斬り破沙羅]]:獄門
突進がヒットすると相手を影の中に引きずり込んで斬り刻む、影からは大量の血飛沫が飛び、そして断末魔の後、最後には&bold(){影の中から相手の生首が放り出される。}首斬り破沙羅の代名詞及びこの作品の絶命奥義を象徴する残虐技である。
また飛び出してくる生首も結構凝られており、[[首が横たわり>ナコルル]][[涙を>リムルル]][[流すもの>レラ]]から[[爆発>炎邪]]や[[水化>水邪]]し消滅するものもあれば、&bold(){[[トマトのように潰れたり>妖怪腐れ外道]][[一瞬だけ表情が変わったりする>柳生十兵衛]]ものもある。}
ちなみにナコルルとリムルルは断末魔が叫び声のほうに固定される。&del(){相変わらずエロい}
余談だが天サムの断末奥義にこれの原型と呼べるようなものもあり、そちらは影から出てくるのは自分のみとなっている。

■[[花諷院骸羅]]:カチ割るぞこらぁ!
突進がヒットすると相手を[[石化>無界]]し、何度か殴りつけた後自分も両手をそろえ石の体になり石化した相手は砕け散る。
石の体になる必要性は不明。ちなみに石化した相手は断末魔をあげない、当たり前っちゃ当たり前だが。

■[[風間火月]]:挟撃、火達磨大突進
突進がヒットすると反対側に炎の分身を生み出し両側から相手に突進し爆破した後どこかへ消える。
相手は上半身が消えてなくなり下半身だけが場に残る。

■[[風間蒼月]]:湖月・水鏡の陣
突進がヒットすると反対側に水の分身を生み出し両側から同時に攻撃し最後は両側から一閃、その後両方の蒼月が水と化しいなくなる。
相手は真っ二つになり下半身だけが場に残る。余談だが分身との攻撃は左右非対称になっている。

■[[徳川慶寅]]:百花繚乱
突進がヒットすると接近して次々と刀を抜いて斬り放ち、&bold(){[[「俺のはすごいぜ・・・」>Mr.BIG]]}と言いつつ巨刀を豪快に振り下ろしバッサリフィニッシュする。
・・・のだが&bold(){なぜか相手は切断されない。}そのため絶命奥義の中でも比較的残虐要素は薄い。ある意味すごい刀だ。

■[[真鏡名ミナ]]:ニルヤ・カナヤの呪縛
突進がヒットすると結構近い距離で矢を一本射ち、更に矢を連射し、締めの最後の一発で&bold(){なぜか爆発}し相手の上半身が消えてなくなる。この作品の巫女は絶命奥義のときは妙に怖いから困る。
ちなみに連射に以降する際大量の矢を上に放り投げるのだがその際&bold(){揺れる。}

■[[劉雲飛]]:天罪喪門
突進がヒットすると相手から[[魂を>オロチ]][[抜き取り>ミズチ]]一刀両断する。徳川と並び絶命奥義の中でも慶寅と並び比較的残虐要素が薄めなのでそういうのが苦手な人にも安心である。
ちなみに魂を両断する際相手の体が微妙に出血する。

■[[妖怪腐れ外道]]:外道の晩餐
&sizeX(4){&color(#8B0000){&bold(){&italic(){いだだきまぁず}}}}
突進がヒットすると相手を掴み画面外へ運び&bold(){捕食する。}食べ終わった後&bold(){相手の頭蓋骨を吐き出し&italic(){ごぢぞうざまでぢだぁ}の文字が現れるまさに腐れ外道な技。}こっちみんな。
直接食べるシーンこそ見ることはないが&bold(){咀嚼音が非常に生々しく}、合間に聞こえる相手の悲鳴もあり首斬り破沙羅の獄門と並び腐れ外道及び絶命奥義を象徴する残虐技となっている。
上記の頭蓋骨はタムタムと同じく女性を捕食した場合遺品が吐き出される、これがスタッフ最後の良心と言われることも。
&sizeX(4){&color(#8B0000){&bold(){&italic(){ごぢぞうざまぁ}}}}

■[[羅刹丸]]:臓腑抉り
突進がヒットすると[[相手の体に腕を突き刺し心臓を抉り出し>カノウ]]「いい色だな」と呟き[[それを握りつぶす>ムクロ]]。
ちなみに断末魔は心臓を握り物したときにあげられる。

■[[レラ]]:イルスカエムシネワシキテ
突進がヒットすると何度か蹴りを行った後相手を二度打ち上げ、相手が落下してきた所をシクルゥと共に[[X字状に一閃を描いてフィニッシュ>ウルヴァリン]]する。
レラの場合、フィニッシュ後の勝利ポーズがシクルゥを撫でるものと刀を取り出すものの2種類存在する。どちらになるかはランダム。
なお、レラはキャラに似合わず技の演出が不自然で格好悪いが、これは演出を調整する時間がほとんど無かったためであるらしく、勝利ポーズが2種類存在するのはそれに対する贖罪の意味が込められているという
(サムライスピリッツ零スタッフ参加同人誌「零~グラフィカルマニアックス~」より)。

■[[炎邪]]:三千大千世界全焦土
&i(){&sizex(5){&color(red){&bold(){ジョラジョアラァ! グォオオアァァァァァァ!!!}}}}
突進がヒットすると相手を掴み炎邪爆熱で大炎上、相手は灰も残らず焼き尽くされ消滅する。
三千大千世界とは仏教用語で「一つの宇宙が10億個(1000の3乗)集まった空間」を表し、転じて「世界の全て」といった意味で用いられる。
本技名を意訳すると「世界全てを焦土と変える」となり、炎邪自身のキャッチフレーズにもなっているほか、剣サムのエンディングでもその光景が見られる。
[[・・・・すごい技だ。>・・・・すごい漢だ。]]
&i(){&sizex(5){&color(red){&bold(){ンドゥオッッゴルルァラアァァ!!}}}}

■[[水邪]]:平等カツ神聖ナル裁キ
突進がヒットすると相手を地面にたたきつけ&bold(){「命乞いをしろ」}と言いつつ念力で上空へ運び、しばらくした後&bold(){「やはり死ね」}と呟き念力で握りつぶし、&bold(){上空から降ってくる血の雨を浴びる。}
[[あの>首斬り破沙羅]][[二人>妖怪腐れ外道]]ほどではないが結構酷いことで有名。また残虐レベルを低くすると血の色が白くなってしまい&bold(){水邪が真っ白な液体の雨を浴びてしまい別の意味で酷くなってしまうことでも有名。}

■[[天草四郎時貞]]:汝、懺悔せよ。我、滅罪せん。
突進がヒットすると宝珠が分裂し相手をボコボコにし相手に風穴をあけ、最後に光を纏った宝珠をぶつけ相手を消し去ってしまう。
穴だらけにしたり消し去ることから[[ガォン!>ヴァニラ・アイス]]やインフィニティ・シリンダーと呼ばれることも。

■[[壬無月斬紅郎]]:無限流極意 無双剣
突進がヒットすると思い切り相手の足を踏み(キャラによっては踏めないことも)、相手に巨大な無限砲ビームを浴びせ&bold(){足以外}を消し去ってしまう。
あたりまえだが閑丸のときの幻影とは威力が段違いである、やはり本物は格が違った。
技名の由来は初出作品のサブタイトル「斬紅郎無双剣」より。

■[[兇國日輪守我旺]]:黄泉社
突進がヒットすると鎧武者姿で相手を頭上に放り投げ、落ちてきたところを兜の角で突き刺すと同時に全身から気の柱を放出させ相手を木っ端微塵にする。
ちなみに気の柱を放出する際&bold(){「[[テンハカッサツ>ケンシロウ]]」}と叫ぶ、[[CVラオウ>ラオウ]]で。
又勝利台詞では真の益荒男であったとほめてくれるのだが、&bold(){[[相手が女性でも言う。>・・・・すごい漢だ。]]}

■[[羅将神ミヅキ]]:狂魔祀怨獄
相手を呪術で複数回斬り裂き、幣帛で爆発させて首を木っ端微塵にする技。
余談だが破沙羅の獄門が首だけ残すのに対し、ミヅキの狂魔祀怨獄は首だけふっとばすと演出が正反対になっている。
#endregion

|※グロ注意&br()&nicovideo(sm4209){280,180}|※修正された結果。あまり変わってない?&br()&nicovideo(sm1913816){280,180}|

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//この辺りが、『零SP』が黒歴史扱いされる要因なのは間違いないだろう。
『零SP』はバランス的にはシリーズ最高傑作とまで言われているのだが、この表現の話題が一人歩きし、
肝心のゲーム部分より有名になってしまった。

そもそもサムスピは初代からして胴体が真っ二つになるような「刀で斬られた表現」があり、
『天草降臨』では見方によっては絶命奥義よりも過激な後述の「断末奥義」も存在する。
『零』では斬殺KOが無くなったことで物足りないという意見があり、『零SP』では胴体切断、斬殺KOが復活、
更に条件を厳しくし、あくまで「魅せる」に徹したこの絶命奥義が採用された。
しかし、その表現がやりすぎだと叩かれ、家庭用で発売されたNEOGEOロム版では完全カット、
後に続く斬殺や血しぶきエフェクトもカットされた『天下一剣客伝』と繋がっていく。
尚、[[侍魂公式サイトの紹介>http://samuraianiv.snkplaymore.co.jp/title/samurai-spirits9/index.php]]ではこのシステムの紹介はなく一切触れられていない事からも、圧力の程も知れよう。
//……何故こう極端から極端へと走るのか。

しかし、「斬る」という表現はやはり刃物が身体に及ぼすダメージを視覚的に現すことにおいて効果的であり、
絶命奥義もまた、「死合う」という意味を率直に表した結果である。
その為、この表現を支持する層、否定する層と分かれており、今なおこの表現に対しての意見が交わされている。
『零SP』の場合、周囲の意見から作り手が残虐行為であると認めたため、
家庭用に向けては完全にカットされるという事で対処がなされた。
これに関しても賛否両論を呼んだのだが、「どちらが正しい」とは言い切れない、難しい問題である。
//事実新規格ゲーファンからの本作のイメージをグロゲーと印象付けてしまったことに関してもプレイモアには当然責任があり、極端ではあったが急遽修正したことも間違っているとは言い切れないかもしれない。

これ以前にも『天草降臨』には「断末奥義」という似たような名前のシステムがあるが、こちらは勝敗が決した''後''に
無抵抗の相手にトドメを刺すというもので、[[FATALITY>究極神拳]]寄り、と言うかほぼそのまんま。
こちらは[[ナコルル]]と[[リムルル]]、そして何故か[[斬紅郎>壬無月斬紅郎]]に対しては発動できない。またこの3人のみ通常の切断KOも発生しない。
なお、女子供でも、[[シャルロット]]や[[閑丸>緋雨閑丸]]は普通に死ぬ。
斬紅郎に関しては少女である、保護動物である等の説があったが、未だに真相は謎。

ちなみに、「絶命勝利」のボイスが「説明しよう」に聞こえる[[空耳]]があり、「説明してくれよwww」などのコメントが付くこともある。

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MUGENでは、やはり『必殺』という部分に惹かれたのか、多くのサムスピキャラ及びサムスピ風キャラに搭載されている。
本来『零SP』には登場していない[[夢路>黒河内夢路]]や[[三九六>萬三九六]]や[[パピー]](いずれもたるせ氏製作)、
Pinko氏の[[服部半蔵]]や[[妖夢SS>魂魄妖夢]]、うる氏のサムスピ風[[このは]]などなど……
また、悪咲3号氏のCVS2版[[覇王丸]]及び[[羅刹丸]]にも搭載されているが、こちらは大ダメージを与える3ゲージ技となっており、
この技で相手をKOした場合のみ特殊演出に移行するというアレンジが施されている。

原作ではこのラウンドを勝てば試合に勝てるという条件でのみ使用可能であったが、
MUGENではこの条件を判別することができないため絶命奥義を全ラウンド使えたりするキャラも存在している。

※やっぱりグロ注意
&nicovideo(sm1267387)

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余談だが、この「絶命奥義」が一因となってある騒動が起きている。
詳しくは、[[サムライスピリッツ]]の項での「零SP騒動」を参照の事。
//長いのでコメントアウトするのは手間と思い、削除を。
//復帰の際にはバックアップからよろしくです。
//またここも残す必要があると言う場合には、談話室などで相談して決めたいと思います。