■スペック
身長:202.1cm
体重:100.0kg
パンチ力:100.0t
キック力:100.0t
ジャンプ力:ひと跳び100.0m
走力:100mを0.01秒
『
仮面ライダーリバイス』と『
仮面ライダーセイバー』のクロスオーバー映画『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』限定登場の仮面ライダー。
2071年の未来からやってきた
「仮面ライダー誕生100周年の時代の仮面ライダー」という設定。
変身者は元ショッカーの科学者である百瀬龍之介(演:中尾明慶)とその息子である百瀬秀夫(演:古田新太)で、
ジョージ・狩崎が悪魔ディアブロを倒すために作った「サイクロトロンドライバー」を用いて変身する。
同じくジョージが作ったリバイスとは異なり「
2人で1人の仮面ライダー」というコンセプトであり、
変身には龍之介と秀夫が心を1つにする必要がある。
変身時にはドライバーが二人の腰に装着され、起動時には歯車状の円環粒子「デストサイクロン」が現れ、
それらが頭上で融合すると同時に竜巻が発生して2人を包み、その中で量子化して一体化する。
変身者のシンクロ率がアンバランスな状態で融合した場合は劣化暴走形態「センチュリーブレイク」となる。
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変身者詳細(ネタバレ注意) |
1971年から紆余曲折を経て2021年にタイムスリップしてきた元ショッカーの科学者。
元は遺伝子研究を行っていた研究員だったが、発表した論文をことごとく上司や学会に否定・一蹴され、
その結果研究に行き詰っていた所にショッカーに誘われショッカー研究員になった経歴を持つ。
『仮面ライダー』第1話にて改造された本郷に5万ボルトの電流を流した科学者その人であり、
ザンジオーやサボテグロンなど強力な怪人を作った優秀な人物であった。
しかし、本郷の言葉によって自分の所業に疑念を感じてショッカーを脱退しようと試みるもショッカー幹部に見つかり、
同時期にフェニックス(正確にはその前身となった組織「ノア」と思われる)から奪取していたディアブロスタンプの被験者となってしまう。
その結果誕生した悪魔「ディアブロ」の暴走によって死んだショッカーの面々や人体実験による犠牲者の遺体と共に、
宇宙船に乗せられ宇宙に捨てられる事となったが、突如宇宙空間に出現したワームホールに引き寄せられて宇宙船の墜落に巻き込まれながらも生き延びる。
そして偶発的に2071年の悪魔が支配する未来に辿り着き、その未来が自身が生み出してしまったディアブロの仕業と把握。
老いた狩崎がが開発したサイクロトロンドライバーを授けられ、未来を変えるために2021年に精神体をタイムトラベルし、
ディアブロを打倒しようと試みた。
龍之介の息子である、新幹線の整備士の中年男性。
龍之介が研究に没頭した事で自分と母親を捨てられた一件がトラウマになっており、
自身の息子の真一とも上手く接する事ができず、親子関係に溝がある。
時間転移の末に突然現れ自身の父を名乗る龍之介に対して困惑するが(画像の通りこの時点で肉体年齢は秀夫の方が上)、
龍之介を追って現れたディアブロに襲撃され、龍之介に強引に体を使われセンチュリーブレイクへと変身させられるも、
上記の通り秀夫が龍之介を拒絶していた事により力を制御できず暴走。
変身が解けた後も研究に没頭するあまり家族を顧みなかった龍之介を拒絶し、
龍之介の呼びかけや一輝の説得にも応じず頑なな態度を取っていたが、
龍之介がかつて一緒に乗ると秀夫と約束したが果たせなかった新幹線のチケットを見せた事で、
お互いに家族関係を修復できなかった事に未練を感じていたと知り、彼と和解。
2人で仮面ライダーセンチュリーへと変身し、リバイスやセイバーと共にディアブロと戦い、
激戦の末にディアブロの撃破に成功した。
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戦闘能力
『リバイス』のライダーシステムの中では初めて世に出た悪魔をパワーソースとしていないライダーシステムであるが、
(本作の悪魔は
ペルソナや
スタンドに近く、大半のライダーがその力を装甲として身に纏うシステムを用いる)
*1、
未来の技術が使用されている事を差し引いてもその戦闘力は歴代ライダー作品に登場した、
人の科学力のみで生まれたライダーシステム達の中でもトップクラスに高く、
パンチ力や走力に至ってはリバイスの最強形態であるアルティメットリバイ・アルティメットバイスを凌ぐ。
また、固有能力として特殊な量子エネルギー「センチュリアンタム」を操る機能があり、
これを身に纏い赤く量子化しながら高速で移動したり、歯車状の円環粒子「デストサイクロン」を形成して、
攻撃・防御・足場の生成などを行える。
必殺技は「ライダーパンチ」「ライダーキック」に加えて、劇中未使用の「サイクロトロンフィニッシュ」がある。
また、サイクロトロンドライバーには使用者の精神を別の時間に転送する機能があり、
これは変身前でも使用可能。
MUGENにおける仮面ライダーセンチュリー
ガ・タキリ・バ氏の製作したキャラが公開中。
移動や攻撃の際にセンチュリアンタムのエフェクトが出るなど、演出面も凝って作られている。
機動力が優秀で、隙の少ない「ライダーパンチ」を始めとした近接戦が得意な性能をしているが、
最大3回発射可能な遠距離攻撃「デストサイクロン」もある。
超必殺技は1ゲージ技「ライダーキック」。
出場大会
*1
TVシリーズ終盤では同じく悪魔の力をパワーソースとしていない仮面ライダーデストリームが登場しているが、
センチュリーから得たデータを参考に作られたのか、本来センチュリーの試作品となるべきツールだったのかは不明。
(デストリームはキック力以外はセンチュリーより劣っているが、ライダー作品ではデルタとファイズの関係のように後続機の方が必ずスペックが高いとは限らない)。
なお、メタ的にはデストリームのスーツはセンチュリーの流用・改造品である。
最終更新:2024年04月15日 23:24