フロム・ソフトウェアが製作したアクションRPG『DARK SOULS(ダークソウル)』に登場するエネミー。
大樹のうつろや黒い森の庭に出現する敵で、
2足歩行する巨大なキノコとでも言うべき珍妙な外見が特徴。
鈍重そうな見た目に違わず動きはとても遅く、周囲には可愛らしい小型のキノコ人もたむろしているため、一見大人しそうに見える。
だが、その愛嬌ある外見とは裏腹に、
攻撃を受けても怯まないタフネスっぷりと作中屈指の攻撃力を誇り、
不用意に近付こうものなら腰の入った
パンチで瞬殺されてしまう。
……まぁちびキノコ自体も結構危険だったり、よくよく見れば体や拳が返り血塗れだったりするんだけどね
難敵ではあるが、黒い森の庭にいる個体は、貴重な消費アイテムである「黄金松脂」をほぼ確実にドロップする。
弱点は炎で遠距離から火炎壺や呪術を使い近づかずダメージを与えるか炭松脂を纏った槍か斧槍で攻撃しよう。
また、稀にバグで直立不動になることもある。
その生態や恐るべきパンチ力から、ユーザーからは「ワンパンキノコ」「デカキノコ」「パパキノコ」「エリンギ親分」など、様々な愛称で呼ばれている模様。
ちなみに、キノコ人は舞台となるウーラシールの神聖な生き物らしい。
作中の火力もむべなるかな。
また、
DLCステージには、手足が無い代わりに会話能力を持ったキノコ人の友好NPC「エリザベス」が登場する。
名前の由来は案の定エリンギだとか
彼女からは
怪物に攫われたウーラシールの姫君救出を依頼され、見事成し遂げると貴重かつ高性能な回復アイテムをもらえる。
また、ウーラシールに伝わる特殊な魔術やアイテムも購入できる。
シリーズ最終作『DARK SOULS3』では死体として登場。
ファランの城塞の毒沼のほとりで子キノコも含めた複数体が息絶えており、おそらく絶滅してしまった模様。
同エリアには前述の姫君の死体もあり、ウーラシールが滅びて黒い森の庭となり、更に腐れはてた土地がファランの城塞であることが示唆されている。
MUGENにおけるキノコ人
海外製作者のWASTEBIN氏による
MUGEN1.0以降専用の手描きキャラが存在していたが、
現在は代理公開先であったLuli氏のブログからデータが削除されており、入手不可。
ちなみにキャラ名は「mushroom dad」。どうやら海外でもパパキノコ的な愛称で親しまれているようだ。
あと、何故か小ポトレが
別のキノコになっている。
攻撃手段はパンチ1つのみでガードが出来ず、ジャンプやしゃがみも無し、と至って漢らしい仕様。
だが、そのパンチが原作以上の破壊力を持ち、
ガード不能な上に喰らうと即死する。
おまけに常時
ハイパーアーマーなので攻撃の妨害も不可能。良くも悪くも原作を忠実に再現した性能と言えよう。
また、勝利時には原作をプレイした人なら嫌と言うほど拝んだであろう
「YOU DIED」の文字が表示される。
AIもデフォルトで搭載済み。
性能上ひたすら前進してパンチを繰り出すだけなので、あっても無くてもあまり変わらなかったりするけど
なお、同キャラ含む常時ハイパーアーマー持ちと対戦させた場合、MUGENが落ちてしまう不具合があるので要注意。
出場大会
最終更新:2024年12月14日 21:27