「頑張れ炭治郎頑張れ!! 俺は今までよくやってきた!! 俺はできる奴だ!!
そして今日も!! これからも!! 折れていても!! 俺が挫けることは絶対に無い!!」
週刊少年ジャンプで連載されていた漫画『鬼滅の刃』の主人公。名前の読みは「かまどたんじろう」。
担当声優は
花江夏樹
氏。『おはスタ』の二代目メインMC「
おのちゃん
はなちゃん」のはなちゃんの方、と言えば伝わる人もいるだろうか。
海外版では『ワンパンマン』のジェノスも演じたZach Aguilar氏が吹き替えを担当している。
頭部にある痣と、花札のような耳飾りが特徴の少年。
『ヒノカミ血風譚』ボイス集 |
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元々は舞台である大正時代において、若輩にして炭焼きの家の長兄(第1子)として、父である炭十郎亡き後の家族の大黒柱となって家業である炭焼きを営み、
6人家族の生活を支え、慎ましくも幸せな生活を送っていた少年だった。
しかしある日、いつものように麓の町へと炭を売りに降り、いつものように山の家へと帰ろうとした夕暮れ、
知り合いの老人である三郎翁に「日が暮れると人喰い鬼がうろつき出す」と引き止められる。
忠告に従い家に泊まった翌朝、帰宅した炭治郎を迎えたのは、
惨殺された兄弟の死体、そして「人食い鬼」に変貌させられていた唯一の生き残りの妹・禰󠄀豆子であった。
医者に診せるため禰豆子を背負い雪深い山を下り始める炭治郎の前に、
鬼狩りの剣士・
冨岡義勇が現れ、あわや鬼と化してしまった禰豆子が殺されそうになるが、
禰󠄀豆子が炭治郎を義勇から庇うという、従来の鬼にあるまじき行動を取ったため、義勇は剣を収めた。
義勇の手引きで「育手」鱗滝左近次の元を訪れた炭治郎は、2年の修行を経て鬼を狩る「鬼殺隊」に入隊。
禰󠄀豆子を人間に戻す方法の探索と、家族の仇である鬼の祖「
鬼舞辻無惨」の打倒を誓い、
手がかりも先行きもない過酷な道程を歩む事になる。
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ネタバレ注意 |
自分が鬼殺隊入隊前から取得していた「ヒノカミ神楽」(詳しくは後述)が戦闘に応用できる事を不審に思った炭治郎だったが、
ある偶然から鬼殺隊においてもほとんど失伝していた「日の呼吸」という、ヒノカミ神楽を連想させる名称の呼吸の使い手が過去に存在していた事を知る。
その後、上弦の陸との戦闘後に臨死体験していた炭治郎は、
頭部に痣を持ち、自分と同じ耳飾りをした剣士が自分の先祖らしき人物と会話する光景を幻視した。
刀鍛冶の里においてその剣士と似たような絡繰人形に遭遇し、
ある人物から、人間は姿形だけではなく先祖が体験した記憶も遺伝する「記憶の遺伝」という俗説を聞き、
自分が見た光景は自分の先祖の実体験だと考え、同時に鬼殺隊と関係があったらしい耳飾りの剣士及び、
竈門家に耳飾りと共に受け継がれてきた「ヒノカミ神楽」と「日の呼吸」との関連を疑うようになるが……。
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「神様どうか、この人が今度生まれてくる時は
鬼になんてなりませんように」
普段の性格は非常に丁寧で優しく、一般的な鬼殺隊士が敵としか見なしていない鬼達も、
「~匹」ではなく「~人」と数えて、斬った鬼には手を合わせて死後の冥福を祈る
*1。
これは鬼達もまた禰豆子と同じ鬼舞辻無惨の被害者であるという考えが原因である。
ただし、(家族を殺された)自分のような境遇の人間を二度と生みたくないという意志も備えており、
人を殺し喰らった鬼を討伐する事に対して迷いや躊躇は無い。
鬼殺隊入隊後に明確に討伐を躊躇したのは、鬼になったばかりで人を殺していなかった浅草の人(本名不明)程度である。
また、若輩ながら親の死により家長として家族を支えていた事で、
痛みや苦難に対しても「俺は長男だから我慢できる。次男だったら我慢できなかった」という珍妙な持論を持っている。
勿論これは、本作の舞台が「家督と財産は長男のもの。故に責任も伴う」と言う考えが強かった
大正時代の日本だという事を考えれば決して不自然な考え方では無い。
要は「竈門家の跡取り
(長男)として無様な姿は晒せない」と言う痩せ我慢であり、
「跡取りでさえなければ(次男以下なら)痩せ我慢をしなくても良い」と言う意味でもある
(逆説的だが『
暴れん坊将軍』こと徳田新之助が「旗本の三男坊」を自称しているのも
「俺は三男だから遊び人でいられる。
長男だったら家や家臣が許さなかった」という意味である。
そりゃ「上様がこんな所に居るわけがない」ってなるわな)。
そのため(竈門家の沽券に関わらない)他人にそのような行動を求める事はない。
後に「
自分が弟より劣ると言う事実に我慢できず鬼に堕ちた長男」が登場した事を考えると設定の妙とも言えよう。

ちなみに炭焼きの家系だけあって
火の扱いが得意で料理上手。一方、絵は絶望的に下手くそ、
歌は壮絶に音痴と、芸術方面の才能は壊滅的。
頭が悪いという事は無いのだが、己の会得した技術等を他人に指導するのも得意ではない。
弟達に好みの女性のタイプを尋ねられたときも、動物や花に例えようとして「鈴蘭みたいな柴犬」と答えたために、
犬と結婚したがってると心配される結果に(現代で言う所の「ケモナー」疑惑をかけられてしまった)。
実際には炭治郎自身は
胡蝶しのぶや
甘露寺蜜璃といった美女との接触に胸を高鳴らせる描写もあるが、
要するに一途で母性的な人という意味であろうと考察されている。
また、性分から嘘をつく事も苦手で、潜入捜査だったとはいえ相手を騙す事への罪悪感から変顔(↑の画像)になる。
更に余談だが、性転換するとタラコ唇に出っ歯の酷女になる。妹はイケメンになってたのに。
ちなみに、女装した場合も↑の画像のように美人とは言えない醜面になった
(
化粧に問題があった可能性もあるが。
現に伊之助は化粧を落とされたら普通に美少女扱いされてたし)。
当初の構想では連載版の主人公は前身となった読み切り『過狩り狩り』にも登場したナガレというキャラの予定だったが、
試験中の負傷で
片腕と視力を失っている寡黙な凄腕の鬼狩りの剣士という主人公と展開が暗すぎたため連載会議に落選。
担当編集の「明るくて普通のキャラクターはいませんか?」という勧めにより、
本来はサブキャラとして構想されていた「妹が鬼にされてしまい、治すために鬼殺隊に入った少年」をベースにして、
現在の炭治郎が構想されて連載を勝ち取った経緯があるという。
『過狩り狩り』は『吾峠呼世晴短編集』、ナガレを主人公にした初期プロット『鬼殺の流』は『鬼殺隊見聞録』に収録されており、
炭治郎の『鬼滅の刃』との違いを読み比べてみるのも一興だろう。
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戦闘能力 |
元々空気の薄い山頂で炭焼きとして働き、さらに距離のある町と家を往来していた事で、体力・身体能力は人並み以上に鍛えられていた。
そして、「鬼殺隊」入隊までの修行の際に、隊士達が必須として習得する特殊な呼吸法「全集中の呼吸」を 身に付けた事で、
超越生物である人喰い鬼と渡り合えるほどの身体能力を実現している。
「全集中の呼吸」は 炎・ 水・風・岩・ 雷の五系統を基盤にいくつかの流派が存在し *2、
炭治郎は師となった鱗滝左近次から、水の如く千変万化に戦況に対応する流派「水の呼吸」を教えられている。
また、鬼の幹部格である”下弦の伍” 累との戦い以降、
鬼殺隊入隊以前に父から教えられていた「ヒノカミ神楽の呼吸」を戦闘に流用する術を会得している。
「ヒノカミ神楽」は、竈門家の家長が年の始めに独自の衣装と神楽舞を「ヒノカミ様」なる信仰対象に捧げる先祖代々からの慣習で、
全部で十二ある舞い型を日没から夜明けまで何百何千何万回と繰り返し、怪我や災いが起こらないよう祈るという、
炭焼きの家系にしては風変わりな仕来たりであったが、
神楽舞にはとある特殊な呼吸法が組み込まれており、この呼吸法と舞の「型」を水の呼吸同様に戦闘に活用する事で、
「水の呼吸」を遥かに上回る威力の斬撃を放てる。
しかし、代償に消耗は「水の呼吸」の比ではない。
神楽舞として伝わった呼吸法と型が何故そのまま剣技として使えるかは炭治郎も理解していなかったが……。
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「ヒノカミ神楽」ネタバレ |
「ヒノカミ神楽」は本物の全集中の呼吸であった日の呼吸を炭治郎の祖先である炭吉が模した神楽舞であった
(鬼殺隊に伝わる各全集中の呼吸は、天才である縁壱以外でも使えるように簡略化したものに過ぎなかった)。
炭吉は、耳飾りの元々の持ち主であった日の呼吸の使い手である 継国縁壱に鬼から助けられた事がきっかけで交流を持っており、
縁壱は炭吉の妻のすやこにせがまれて竈門家に日の呼吸の型を披露した事があったのである。
なお、縁壱は無惨を仕留め損ねた事 (とは言え、他の隊士では無惨を追い詰める事さえ出来なかった事を考えるとヤッカミにしか思えないが)と、
同じく鬼殺隊に入った兄が、当時の鬼殺隊頭首の首を手土産に無惨に下った(鬼と化した)事から、鬼殺隊から追放された身であったため、
竈門家と鬼殺隊に接点は無い。
また無惨の方も縁壱に追い詰められた恐怖から、鬼達を使役して日の呼吸に適正のある剣士や日の呼吸を知る者を根こそぎ始末していた事から、
それを薄々察して危険に巻き込まないよう配慮したのか、
ある日縁壱は今生の別れと言うかのように花札の耳飾りを炭吉に手渡した。
上記の件などにより、自身を「何も価値がない男」だと卑下する縁壱に深く同情していた炭吉は、
別れの間際、耳飾りと縁壱が見せた日の呼吸の型を竈門家の子々孫々に受け継いでいく事を声高々に約束する。
縁壱が決して価値のない男ではなかったと証明し、少しでも彼の心が救われる事を願ったが故に、
これらの忘れ形見を受け継ぎ続ける事で、子孫に先祖の恩人が居た事実を伝え続けようとしたのである。
余談だが、縁壱は天才とは言っても人間に過ぎなかったため、既に寿命で亡くなっている
(それでも 才能の前借り故に 寿命が短いとされる「痣者」としては驚異的な長生きだったが)。
本来は剣技であるはずの型が舞として竈門家に残されていたのは、
縁壱が日の呼吸の技を繰り出す動きがあまりに美しく、精霊が舞っているように見えた為である。
そして幸運にも神楽舞として伝えられた事が功を奏して、
無惨の日の呼吸狩りから見落とされて劇中まで伝承し続ける事ができたのであった。
剣技としての威力も損なわれておらず、作中では炭十郎が山に出没した 巨大な熊に日の呼吸と思しき技を使用している。
なお、この炭吉は特に本格的な指導を受けていないにもかかわらず日の呼吸の型をほぼ完璧に再現していた。
さらに炭治郎が臨死体験中に彼の記憶から縁壱のオリジナル版を見た際に、
500年以上も伝え続けた代物もかかわらず、細かい動きの無駄以外は驚くほど正確に伝承されていたと語っている。
どうやら炭吉も含めて代々の竈門家の家長達は炭治郎並に律儀で几帳面な性格だったようである。
そして日の呼吸の最大の奥義は、12の型を繋げると 永久コンボに成る事。
これにより弱点であるはずの頸を切られても即座に 再生してしまう無惨の動きを封じ、 日の出を待つのである。
どこの戦国陸上ですか?いやまぁ開祖である縁壱は戦国時代の人間だけど…。
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武器は 鬼の弱点である太陽の力を持つ鬼殺隊の共通装備「日輪刀」。
最初に手にした使い手が持つ呼吸への適正によって刀身の色が変わるという性質を持つが、炭治郎の物は何故かどの流派にも属さない黒に変化している。
作中で何度か破損したり 鬼に刺さったまま逃げられて紛失したりしており、
その度に担当の鍛治である鋼鐵塚にマジギレされるのがお約束となっている。
最終的に、鍛治の里において戦国時代の絡繰人形の内部から発見した錆びた日輪刀を、前述の鋼鐵塚に研ぎ直してもらい使用するようになる。
色は黒だが炭治郎が持った刀とは段違いに黒味が深く、
加えて研磨途中でも並の刀が通じなかった上弦の鬼に攻撃が通じるなど、現役の鍛治達の刀の切れ味を上回る業物である。
また、先天的に 非常に嗅覚が鋭く、これにより鬼や罠への感知力が非常に高い。
単純に居場所を感知できるだけでなく、鬼は強力になればなるほど強い腐臭がするらしく(強い鬼はそれだけ大量の人間を喰っているため)、
強さの目安をある程度測れるらしい。
加えて、義勇と初めて出会った時の戦闘での(自分を囮にして義勇がその場から動かない事前提で)、
木で彼の視界から外れた隙に頭に当たるように斧を上空に放り投げる、という描写からも分かる通り、
鬼殺隊に入る前から投擲能力が作中でもトップクラスにずば抜けている。
当然斧だけでなく、刀の投擲も一切回転しないうえ正確無比。
手裏剣型の日輪刀とかあれば大活躍だったかもしれない
他にもどんな状況でも(それこそ強敵との交戦開始直後にいきなり日輪刀を折られようとも)決して折れない精神力、
(二重の意味での)石頭など精神的な強靭さも度々描写されている。
ただし、戦闘における重大な弱点として、前述の嘘をつけないほどの正直者っぷりから、
不意打ちが全く出来ないというものがある。
具体的に言えば、敵の鬼の背後に位置取り、敵には全く気付かれておらず、
そのままいくらでも敵の頸を斬れる状況であっても、とりあえず相手に声をかけてから攻撃に移るほどである。
尤も、作中でこの弱点のせいで不利になったシーンは全く無いのだが。
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作品解説 |
ストーリー自体はバトル系の作品としてはジャンプ作品の王道であるが、
時代劇という舞台設定はジャンプ漫画では 前例こそあれどトレンドからは離れていた事や、黒ベタを多用する独創的な画風などから、
掲載当初は(色んな意味で)「ジャンプ作品らしくない漫画」として注目されていた。 穿った見方をすればジャンプ版『進撃の巨人』。
設定の類似性も相まって、ある意味21世紀版『 ファントムブラッド』と言えよう。
しかし、ギャグ描写は入れつつも、1話で主人公の家族が皆殺しにされる、 序盤ですら敵が厄介過ぎるうえ 主人公補正が無いなど、
炭治郎にひたすら同情せざるを得ない展開の連続や、それでいて一貫して折れない炭治郎が見せる魅力などから、
徐々にSNS等を通じて口コミで知名度を上げ、そこから『 Fate/zero』など、
TYPE-MOON作品のアニメ化を手掛けた事でも知られるufotableによりアニメ化された事が起爆剤となり、
2020年9月24日には累計発行部数が1億部を突破するなど、老若男女問わずの人気を獲得。
名実共にジャンプ漫画のレジェンドに名を連ねた。
その影響力たるや、 プレミア並の高額転売が罷り通るレベルで単行本やグッズの品薄が続いただけでなく、
ニュース番組で特集が組まれたり、他出版社発行の文芸誌やファッション誌で表紙を飾ったりするなど、正に社会現象と言えるレベル。
オープニングテーマの「紅蓮華」も、老若男女問わず人気を集め「アニソン総選挙2020」で二位を獲得するなど、アニメ版及び主題歌も多大な影響を与えた。
ソシャゲにもコラボ参戦してテレビコマーシャルで炭治郎が 「(今ならゲーム内配布キャラとして)俺、貰える!」とか言い出したり、
かのビックリマンチョコが 鬼滅の刃マンチョコになったり、
コンビニのお菓子やらおにぎりやら飲み物やらインスタントラーメンにも万遍なく鬼滅キャラの絵がプリントされて販売されたり、
「
ドン・キホーテ
にご来店の皆さん、竈門炭治郎です」という店内放送がなされたり…。
最早なんでもありである。
ちなみに 割と血とか首とかよく飛ぶ漫画なのに未就学児レベルの低年齢層からの人気も高く、
幼年誌で特集が組まれたり、 低年齢層向けの玩具として
「DX日輪刀」
なんて物までも発売される程である。*3
しかもこれが大好評だったために後に第二弾も発売され、選ばれたのは映画で活躍していた 煉獄杏寿郎ではなく 胡蝶しのぶの日輪刀。
それもこっちは女児人気が高いキャラだった事から「針のように細い刀身」である刀を毒や蝶のエフェクトで安全性と原型デザインを両立し、
女児向けホビーに仕立て上げるという中々の職人芸。
当然のようにニチアサ(日曜日の朝8時)でもCMが流れたが、同じ剣モチーフの商品で紛らわしくなるせいか、 『仮面ライダーセイバー』の枠内ではCMは放送されていない
あと 光るパジャマとか。
挙句の果てには 炭治郎の羽織をイメージした緑と黒の市松模様が描かれた女性用の下着(ブラ&ショーツ)まで販売されている。
どういうことだってばよ!?
と言うか、炭治郎の羽織を「普通の市松模様」にしてしまったために作者も編集部も意匠権を得る事が出来ず、無許可商品を大量に発売されてしまう事態に。
逆に言うと、他のキャラの羽織の柄に関しては意匠権を得る事に成功している
なお、そんな空前絶後の大人気となった本作ながら、 ジャンプ漫画にはよくある編集部やテレビ局等の都合による話の連載引き延ばしは一切行われず、
諸悪の根源にしてラスボス鬼舞辻無惨を倒して連載は普通にきっちりすっぱり終わった。
そこも近年のジャンプ作品としては異例な話で、連載終了を未だ惜しむ声もあれば
変に冗長もなく炭治郎達が幸せを取り戻し戦いを終えられたことを称賛する声もあった。
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MUGENにおける竈門炭治郎
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Entah 99氏製作 |
MUGEN1.0以降専用。
ちびキャラながら コンボ性能は高く、機動力も高い。
超必殺技は水の呼吸系の技は 発生が早く、日の呼吸系の技は威力こそ高いがやや大振り。
突進系の技は優れているが、 飛び道具は 超必殺技がメインなので遠距離戦はやや苦手。
AIはデフォルトで搭載されている。
旧版では禰󠄀豆子を ストライカーとして呼ぶ技が存在したが、最新版では削除されている。
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Petamynx氏製作 |
現在の最新バージョンは1.1。
こちらもMUGEN1.0以降専用で、多段ジャンプが可能な他、浮かせ技からの空中コンボが強力。
ただしこちらも飛び道具に乏しく、遠距離戦は不得手。
体力が40%以下の時に ゲージ技「ヒノカミ神楽」が使用できる。
AIはデフォルトで搭載されている。
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LOLkacio氏製作 |
現在の最新バージョンはV4。
こちらもMUGEN1.0以降専用で、やはり飛び道具の無い近接攻撃中心の性能だが、
突進技の飛距離が非常に長いのが特徴。
また、超必殺技でアニメの攻撃描写や炭十郎の呼びかけが挿入される演出がある。
AIはデフォルトで搭載されている。
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あんころね氏製作 |
2020年のハロウィンに公開された、恐らく国内初の炭治郎。
Entah99氏の炭治郎を改変したものだが、サイズが拡大されてちびキャラではなくなっている他、WinMUGENでも使用可能。
更新により、原作後半の戦闘スタイルを再現した「ヒノカミ神楽モード」、及び遊郭編から登場する「痣化」が7P以降に搭載された。
カラー差も設けられており、1~6Pが凶~狂中位、7~10Pと12Pが狂中位~狂最上位となっている。
11Pカラーも設定されているが、 原作最終盤の重大なネタバレを含むため注意。こちらのランクは狂最上位ほど。
オプションにてゲジマシ量、火力、喰らい抜けの有無と使用するhit数、痣化の条件を設定できる。
23年12月24日の更新で新技「赫刀」と新たな強化状態「透き通る世界」が搭載された。
どちらもヒノカミ神楽モード(7~10、12P)限定であり、凶悪な性能となっている。
なお、これに伴い従来の痣化条件に関するスイッチで透き通る世界の発動可否も設定出来るようになっており、名称も変更されている。
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InSeph氏製作 |
Petamynx氏のキャラがベースとなっており、スプライトは同じく『JUS』風だが、
一部『ヒノカミ血風譚』のモーションが再現されている。
やはり近接戦は優秀だが飛び道具に乏しく、突進技が主力技となる。
AIもデフォルトで搭載されている。
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『鬼滅の刃』は国外でも人気が高く、現在公開されている炭治郎もほとんどが海外製作者に製作されたキャラであるが、日本語で喋る。
しかし台詞が動きと一致していない。…まぁ
海外製作者ならしょうがない。
また、『鬼滅』のキャラは炭治郎以外にも複数作られており、妹の禰󠄀豆子をはじめ
善逸や
伊之助といった通称「かまぼこ隊」の面々や、
鬼殺隊の最上級隊士である「柱」の義勇や
煉獄さん、ラスボスの鬼舞辻無惨などがMUGEN入りしている。
余談だが、お家氏により市松模様の地面に大きく「滅」と書かれた背景の、
一見『鬼滅の刃』風に見える
ステージも公開されている。
「俺と禰豆子の絆は誰にも引き裂けない!」
出場大会
*1
ただしこれは毎回必ずというわけではなく、戦闘終了後に弔いの情を向けられなかった鬼もいる。
「話の展開が忙し過ぎてそれどころじゃなかった」という感もあるが、
実は炭治郎に弔われずに終わった敵は
そもそも人間だった頃から既に救いがたい外道だったという設定が明かされている(
上弦の肆など)。
勿論、炭治郎本人がそこまで詳しく知る由もなかったが…。
*2
なお、この作品において剣士達が技を出す時に水流や炎が飛び出すが、これらは「見た人がそう感じるだけ」という絵的な演出であって、
別に
自然現象を纏った属性攻撃のような事をしているわけではない。
鬼の方は
「血鬼術」という特殊能力によって空間操作だの分裂だの様々な超常現象を引き起こすが、
鬼殺隊の剣士達はあくまで物理的な剣技だけでそれに立ち向かっているのである。
炭治郎と同じ水の呼吸を使うものの、(恐らく練度の問題で)水流が薄すぎて見えないとか言われちゃった脇役キャラもいる。
例外として、
ある鬼の剣士が使う「月の呼吸」だけは、血鬼術との相乗効果により、
月が視認できる斬撃として相手に襲い掛かる。
そのため全集中の呼吸について知っている登場人物や読者ほど「演出じゃなかったのかよ!」と驚く羽目になった。何という
初見殺し。
*3
発売日前にツイッターで抽選のプレゼントキャンペーンが行われた際には、
「ちびっこ鬼殺隊大募集!」などという
可愛いんだか物騒なんだかよく分からん響きのフレーズが押し出されていた。
どういう事なの…。
最終更新:2025年02月19日 14:50