「いいね!! 最高だ!!」
特定の理を否定する事で超人的な能力を得る「否定者」の一人で、
自己を対象にあらゆる死を否定する「不死(UNDEAD)」の能力を持つ。
アンゼットカ!!
普段は側頭部に刺したカード状の物体で膨大な記憶のパンクを防いでいる。
真っ直ぐだが粗暴でがさつな性格で、少年誌の主人公なのに女の子の前で「セッ〇ス」と平気に口にする程。
やめないか!
ひょんな事から触るだけで相手に不幸をもたらす否定者「出雲風子」(画像左)と出会い、
彼女の能力で「最高の死」を迎えるために行動を共にするようになる。
「不死」の能力により極めて高度な再生能力を持っており、戦闘ではそれを駆使した近接戦闘をメインにする他、
指などを再生の力で押し出して飛ばす「部位弾」などの飛び道具や、
日本刀を得物とした剣術による戦闘も得意とする。
剣術はとある居合の使い手に習ったものだが、アンディは肉体を鞘代わりに刀を突き刺す事で、
部位弾同様に再生の勢いで刀を加速させる「再生抜刀」という独自の技に昇華している。
また物語序盤は頭からしか再生できず、生首状態で切断面を塞がれると再生できなくなる弱点があったが、
アーティファクトによる幽体離脱を経て「人は脳ではなく魂で生きる」と認識。
どの部位からでも全身を再生できるようになった。
ちなみにこの手の能力の例に漏れず、衣服までは再生できないため
しょっちゅう全裸になっており、
股間は海苔型のモザイクで隠されている。ジャンプマークじゃなくて残念だったな
一応途中で「服」の
理を司るUMA
*1「クローゼス」を入手して以降は、
再生能力を持つ彼を纏っているため服も合わせて再生するようにはなったが、
アンディよりも再生が遅れたりしてなんだかんだでノルマのごとく海苔に頼る羽目になっている。
なお、能力の都合で被弾・自傷問わず肉体の損壊が激しいにも拘らず平然としているが、
ある否定者が「不死」をコピーした際の発言から痛覚が鈍っている訳ではないらしく、慣れか根性で耐えているものと思われる。
そのため、劇中では金的を喰らい痛がる描写などもあった。
また「老い」も死に繋がる要素として否定されているため若々しい姿を保っており、内心では普通の人間のように老いる事に憧れている。
この他、あえて相方の風子と接触してその不運で相手を攻撃する戦法も使用する。
風子の否定能力は相手に対する好感度の高低によって不幸の大きさが変わるため、低い敵に対しては全くの無力で、
そもそも能力以外は常人である風子が直接触れなければ発動できないなど、戦闘では能動的に使いづらい能力なのだが、
高い好感度を抱かれている上に不死身のアンディは作中世界で唯一、
彼女の能力を
自分諸共敵を不運の巻き添えにする自爆攻撃として使えるのである。リア充爆発しても死ねない
また前述した魂の自覚により「肉体の部位毎に魂を偏らせる」事が可能になったため、
部位弾に不運を乗せる事で自爆せずに攻撃する
「不運弾」も放てるようになった。
本体に残した魂の分の不運は相変わらず喰らうが
MUGENにおけるアンディ
Ac3_l10氏の製作した『
JUS』風
ドットを用いた
MUGEN1.0以降専用の
ちびキャラが公開中。
主に近接攻撃をメインにして戦う性能となっている。
必殺技である風子の不幸はランダム形式で、出た絵に応じた不幸により敵が攻撃を受ける。
AIもデフォルトで搭載されている
「不死と不運に出会ったのが運の尽きだ」
出場大会
*1
本作の世界において「UMA」とはネッシーや
ツチノコのようなただの未確認生物ではなく、
神によって遣わされた
「世界のルールを司る怪物」であり「ルールそのもの」を意味する。
UMA達は各々のルールに基づいた、たとえばクローゼスなら「自分を着た相手の理想の服に変身し、魅了された相手を洗脳する」力、
「燃焼」を司るUMAバーンなら超高温の炎を纏う力……など様々な能力を持つ。
中には「読書の秋」からの連想で「秋」を司るUMAオータムが本を操る能力になる、なんて変わり種も。
なお世界に特定のルールが追加されたり、逆にUMAが倒された事で減ったりした場合、それを前提とした世界規模の改変が発生する。
たとえばUMA「ランゲージ」が追加されると「複数の言語が存在する世界」となるが、討伐されると「言語の種類が一つだけの世界」になり、
人々が話す言葉や街中の看板など全ての言葉が元々一つだった事になり、人々の記憶や認識、果ては歴史すらもそのように改変される。
劇中では普及範囲の観点で英語に統一された結果、日本語や中国語が「存在しなかった」事になり通じなくなったが、
否定者だけは自身が否定者になって以降の改変を受け付けないため、劇中では非英語話者の否定者が社会から炙り出される事態にも発展した。
最終更新:2025年04月30日 02:00