ダーク・シュナイダー


「俺は転生したいにしえの魔法使い、ダーク・シュナイダーだ」

+ 担当声優
矢尾一樹
ドラマCD・1992年OVA版
谷山紀章
2022年以降のアニメ版
森川智之
DAXEL版パチスロ
小西克幸
CRバスタード!!

谷山氏は音楽ユニット・GRANRODEOのボーカリストでもあり(残念ながらアニメの主題歌は担当しなかったが)
劇中でもロックなシャウトを披露してくれている。実に作風に見合ったキャスティングであるといえようか。

週刊少年ジャンプで連載されていた萩原一至氏原作の漫画作品『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』の主人公。
綴りは「Dark Schneider」*1で、作中の文字上では「D・S」の略称で表記される事が多い。
名前の由来はドイツのヘヴィメタ歌手であるウド・ダークシュナイダー(Udo Dirkschneider)氏から。

400年以上生きていた伝説の魔術師で、自称「超絶美形魔法使い」or「超絶美形主人公」。
かつて世界征服を企み、D・S四天王を率いて「魔操兵戦争」を起こしたが、五英雄に敗れ去る。
現在は転生先である少年ルーシェ・レンレンの肉体に封印されており、肉体と魂を共有している
(本人曰く「同じ人物の魂が二つの形質と性格を持っている」との事)。
そして封印を解かれると小学生ぐらいの少年から、かつてのD・Sそのものな魔術師っぽくない筋骨隆々の大男に変化する
服が破れるのか(下半身含め)裸な事が多い。ただし本人は自分の美貌に絶対の自信を持っているため、
 他人に裸を見られた程度で羞恥を感じる事は無いむしろ見せ付けに行ってる)。
性格は傲岸不遜かつ傍若無人、女好きで他人に服従する事や自由を奪われる事を激しく嫌う。あと自分より背が高い奴も嫌い。
殺戮や弱者をいたぶる事を躊躇しない等、ジャンプ漫画の主人公にあるまじきダークヒーロー…を通り越した悪人だが、
ルーシェの義姉であるティア・ノート・ヨーコには頭が上がらないため、敵を倒してはヨーコに封印されるを繰り返す事に
(ヨーコの両親は五英雄のメンバーであり(ただし母は既に死去)、D・Sの転生体であるルーシェを探し出し封印すると同時に養子として育てていた)。

(以上、Wikipediaより一部引用・改変)

格闘ゲーム関連の話題としては、
  • GUILTY GEAR』シリーズの世界観は『BASTARD!!』から影響を受けている事をプロデューサーの石渡太輔氏が公言している
  • ガラの必殺技「魔神剣」の「神」は「上が神、下が人」となっており(ガラの元ネタである漫画『魔神伝』で創出された外字)、
    CAPCOM VS. SNK 2』に登場する神人豪鬼もこの表記
が挙げられる。


MUGENにおけるダーク・シュナイダー

TonyADVが製作したものが存在していたが、現在は公開サイトの消失により入手不可。
ドットアーデルハイドを改変したもので、ボイスは外国語。
操作方法は6ボタン方式で、原作同様に多彩な魔法を操る。

この他、同氏によってスプライトをジューダス・ペインに差し替えたバージョンも製作されていた。


「女なんて世界征服しちまえば選り取り見取りだぜ!
 ヨーコさんだろうが、シーラだろうがな!」

出場大会

出演ストーリー

MUGEN STORIES INFINITY:NEXT STAGE!!(ヘンリー・タキオーン(戦闘時))


*1
Schneiderはドイツ語で「仕立て屋(衣服を作る人)」を意味する(schneide=斬る、つまり布地を裁断する)職業姓であり、
ダーク・シュナイダーは英語とドイツ語が混ざった名前となっている。
英語に統一すると「Dark Snyder(~・スナイダー)」、あるいは「Dark Taylor(~・テイラー、英語における『仕立て屋』)」、
ドイツ語に統一すると「Dunkel Schneider(ダンケル・~)」になる。
直訳すると「闇の衣類仕立て人」で、
世界の支配を目論んだ悪人にしては名前が…と思うかもしれないが、D・Sやアビゲイル(男性の暗黒神官だが、本来は女性名)等の名前は、
元々作者の趣味からハードロックヘヴィメタ関連の名付けがされてるので気にすることはない

余談だが、任天堂の『F-ZERO GX』に登場する悪役、デスボーンが搭乗するマシンの名称が「ダークシュナイダー」だが、
間違いなくこちらのダーク・シュナイダーが由来だろう(他にない名前だし、世界征服という目的が共通しているし)。
ニンテンドーDS……いやなんでもない。まあこういう場に『BASTARD!!』はなぜか全くお呼びがかからないわけだが


最終更新:2024年01月23日 19:51
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