サイホーン


          
 分類:とげとげポケモン
 タイプ:じめん・いわ
 高さ:1.0m
 重さ:115.0kg
 特性:ひらいしん
   (でんきタイプの技を受けた時、その技を無効化し特攻を1段階上げる。
    ダブルバトルで、自分以外のポケモンが使った単体対象のでんきタイプの技の攻撃対象を自分にする)
    いしあたま(攻撃技の反動ダメージを受けない)
 隠れ特性:すてみ(反動を受ける技の威力が1.2倍になる)

岩山を 頭突きで 砕きし 馬鹿力。
短き脚は 旋回 不得手とし 何かに 衝突するまで 止まること 能わず。

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第1世代(『赤・緑』)。
主にサファリゾーンのような草原に生息するポケモンで、全身に先の丸いとげが生えており、サイのように鼻の位置に一本の角を有す。
脳が小さく頭が悪いが、骨は人間の1000倍の硬度で、突進を始めると道にある物全てを気にしなくなるという。
その突進の威力はマンションや高層ビルでさえ、突進一発で粉々にする。
しかし頭の悪さが相まって一度走ると突進し始めた理由も忘れ、何も気にせず果てしなく突進し続ける。
カロス地方ではサイホーンレースという競馬のような競技があり、
『X・Y』のゲーム中でも人が歩けないトゲだらけの悪路を走破するためにサイホーンに乗ったまま移動できる場所がある。

(以上、wikipediaより引用・改変)

ゴローニャイワークと並ぶ初代いわ・じめんの複合タイプ持ち。
レベルを上げるとサイドンに進化し、さらに第4世代以降は「プロテクター」を持たせて交換することでドサイドンに進化する。

当初はリザードンの鳴き声とほとんど変わらない電子音が使用されていた。
第6世代以降はリザードンはかなり変えられた一方で、サイホーンは従来の鳴き声のままとなっている。
第1世代では最後のジムリーダーにしてロケット団首領サカキがサイホーン系列を使用したり、
グリーンが手持ちの一匹としてサイドンを使用したりと、何かと強敵が使用する印象が強いが、
実は初代ではサイドン共々レベルでタイプ一致のいわ・じめん技を覚えないという落とし穴が存在する。
加えて四倍弱点を2つも持つため、当時の実戦ではかなり扱いにくい系統であった。
一応進化系のサイドンの開発コードは他のポケモンを差し置いて1番であり(サイホーンは18番)、
サイドン共々初代組の中でも最初期にデザインされた由緒正しきポケモンではあるのだが。

第8世代でシンボルエンカウント出現する個体はプレイヤーを見つけると突進してくるが、
設定通り直線にしか進めないので避けるのは容易である。

アニポケにおいては『XY』ではサキの手持ち、『キミにきめた!』ではゲストとして登場。担当声優はどちらも 佐藤健輔 氏。

『ポケットモンスター THE ORIGIN』ではサカキの手持ちの1匹として登場。
非常に実力は高く、レッドのウツボット、カブトプス、カビゴンサンダースを立て続けに倒すが、
サワムラーと相打ちになった。

漫画『ポケットモンスターSPECIAL』でもサカキの手持ちとして登場し、こちらでは「しっぽをふる」でレッドのプテラを倒している。
ゲームではダメージの無い補助技の、しかも凄く短い尻尾で
(意外にもこの話が描かれた第1世代の時点では、「アイアンテール」などの明確に尻尾を使う攻撃技が一つも存在していなかった)。

+ 余談
なお、サイドンはそのタイプに反して弱点のはずのみず技「なみのり」を初代から取得できる。
一般的にサイホーンとサイドンはその名の通りサイをモチーフにしていると言われているのだが、
ファンの間ではこれを根拠に『帰ってきたウルトラマン』に登場したシーモンスとシーゴラスが真のモチーフという説が有力視されている。
そもそもポケモンがカプセル怪獣を下地にして作られており、ウルトラシリーズのオマージュが多い作品ではあるが。


MUGENにおけるサイホーン

カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
JoshR691氏から提供されたスプライトを用いて作られている。
主に近接攻撃メインだが、地上の相手にのみ当たる制約があるものの範囲が広い「じならし」や、
地面に潜伏する「あなをほる」などの技を持ち、敵を間合いに入れやすい。
超必殺技は1ゲージ消費で、「メガホーン」「10まんばりき」低確率で即死技となる「つのドリル」の3つ。
12Pでは常に「つのドリル」が即死技となる。
AIもデフォルトで搭載されている。

出場大会



最終更新:2023年04月06日 21:56