- 分類:いもむしポケモン
- タイプ:むし
- 高さ:0.3m
- 重さ:2.9kg
- 特性:りんぷん(技の追加効果を受けない)
- 隠れ特性:にげあし(野生のポケモンから必ず逃げられる)
くさむらに みをかくしながら たくさんの はっぱをたべる くいしんぼうだよ。
きけんがせまると あたまのしょっかくから きょうれつなニオイをはなって みをまもるんだ。
任天堂のRPG『
ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモン。
第一世代から登場している古株である。
レベル7で
うめてんてートランセル、そこからレベル10になってバタフリーへと進化する。
足は短いながらも、吸盤状になっており、高い木も登れる。
成長途中なためか大食いで、1日に100枚の葉っぱを食べる。
一方で
鳥ポケモンを始めとして天敵が多く、餌食になる事も多い。
実在するアゲハチョウの様に頭部にある目玉の様な模様
*1で威嚇したり角から異臭を放出したりする他、
色を生かして葉っぱに隠れてカモフラージュする事で敵を欺く。
初代のグレンジムのギミックであるクイズの中に「キャタピーは進化するとバタフリーになる?」という問題があるのだが、
最終的にバタフリーにはなるためか「はい」の選択肢が正解となっており、
バタフリーとの間にトランセルを挟むという理屈で「いいえ」を選ぶと不正解になり、よくユーザーが外すことで有名。
……とはいえ問題文に「最終的に」などの文が無いため紛らわしいのも事実だが。
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他媒体におけるキャタピー |
アニポケでは サトシが最初にゲットしたポケモンとして登場。
担当声優は
愛河里花子
女史。
後のエピソードではサトシの人間性に惚れ込んだポケモンに意思確認をする、通称「友情ゲット」が定石となった中、
モンスターボールを用いて仲間に加わった稀有な存在。
ゲットして間もなくトランセルに進化し、 カイロス使いのトレーナーにポケモンバトルを挑まれた際はかたくなるを使ってハサミを駄目にした。
途中 スピアーの群れに襲われたゴタゴタの中、バタフリーへと進化。
その後はサントアンヌ号で興味本位でラッタと交換に出されるも、思い直して再び交換して貰った。
旅の途中でバタフリーの繁殖光景を見かけた際、色違いのピンクのバタフリーに一目惚れ。
熱烈にアタックを仕掛けるも全く相手にされず、落ち込みながらサトシのもとへと戻るも、それを狙った ロケット団により群れを攫われてしまう。
その中にピンクのバタフリーが居る事を知り、果敢に檻を攻撃し続けた事で次第に彼女は心惹かれていく。
そして、群れを逃がしてロケット団を撃退した事で改めて両想いとなり、繁殖の為にサトシ達と別れた。
漫画『ポケットモンスターSPECIAL』では2章主人公のイエローの手持ちに「ピーすけ」という個体が登場。
タマムシシティで助けてくれたイエローを慕ってグリーンとの特訓場所まで追いかけて来た際に、
グリーンが特訓の一環としてイエローに捕獲するように課題を出したのだが、
捕獲の苦手なイエローは1日かけても捕獲できず、グリーン直接の指導の下でさらに朝から夜までかかってようやく捕獲した。
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余談 |
実はユーザーの間では「キャタピーとコンパンの進化態は元々は逆だったが何らかの理由で入れ替わった」
という都市伝説が実しやかに囁かれている。
何故なら、コンパンはバタフリーと目、口、手、触角の形状がキャタピー以上に酷似している他、
モルフォンはキャタピーの進化態であるトランセルと体格や目の位置に加えて下腹部の3本線模様が一致しているという共通点がある。
さらに、トランセルの体重は9.9kgだがバタフリーは32.0kgと大幅に増加するのに対して、
コンパンの体重は30.0kgでモルフォンの体重は12.5kgと逆に軽量化しており、
逆にした方が自然ではないかと指摘されることが多いためである。
また、特性が追加された第3世代でキャタピー系列が進化すると通常特性を「りんぷん」から「ふくがん」に変化させるのに対して、
コンパン系列は逆に進化すると「ふくがん」から「りんぷん」に変化させるという真逆の形になっているのだが、
バタフリーが図鑑で「鱗粉に守られている」という記載がありながら設定にぴったりな特性「りんぷん」を持っていないことなどから、
これも実は両者が「実は進化態が元は逆だったことを暗に示唆しているのでは」という根拠の1つとして語られることもある
(バタフリーと対となるスピアー系列とのお揃えで通常特性が今の形になっただけで、モルフォンとのあべこべはただの偶然ではという意見もあり確定ではないが)。
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MUGENにおけるキャタピー
Gun6氏とterrotim氏による共同製作のキャラが存在。
現在は海外サイト「MUGEN Database」にて代理公開されている。
原作通り小柄な体格の
ちびキャラで、操作方法は6ボタン方式。
糸を使った
飛び道具を主体とした技構成となっている。
超必殺技は
やたらでかいトランセルを転がしてぶつける「metapod」と、極太の糸を発射する
飛び道具の二種類。
後者は直撃で5割以上持っていく火力を持つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
*1
少なくとも、瞬きをする『クリスタル』以外のゲーム中では一貫して模様とされており、「ねむり」状態になっても変化することはない…のだが、
アニメ版では感情次第で悲しげになったり笑ったりするなど、実際にこちらが目であるかのように描かれている。
最終更新:2025年04月05日 21:17