クロオビ


「どう転ぼうと貴様ら全員生き残れる希望などないのだ」

漫画『ONE PIECE』の登場人物。東の海の章のアーロンパーク編に登場。『勇者特急マイトガイン』に出たMr.カラテのパロキャラではない
アニメでの担当声優は 江川央生 氏。
『バウンティラッシュ』ボイス

エイの魚人にして、魚人海賊団アーロン一味の幹部の一人。
懸賞金は900万ベリー。
はっちゃん以外の他のアーロン一味の魚人にも言える事だが人間を下等種族として見下している一方、
幹部の中でも警戒心の強い性格で、ナミの行動に常に眼を光らせていた。
その反面魚人への仲間意識は強く、ゾロにはっちゃんが負けた際はアーロン共々絶句し、即座にゾロに報復を試みた程。
幼少期にははっちゃんと共にタコ焼きを買いに行くなどの描写があるため、言及はないが恐らく魚人街出身の孤児。

魚人空手40段を誇る格闘家で、掛け声は「エイッ!」なんかどこかで聞いたような
サーベルを用いた剣術も使えるらしく、東の海編より10年前にゲンゾウの全身に傷を負わせた張本人でもある。
正拳突き「百枚瓦正拳」はサンジがアーロンパークの石壁を突き破って100m以上先まで吹っ飛ばされる威力を誇り、
腕のヒレのような部分はゲンゾウが撃った銃弾やサンジの蹴りをも弾く強度を誇る。
ヒレは主に防御に用いていたが、ラリアットの要領で攻撃にも転用できる。
ただし、サンジに言わせれば百枚瓦正拳の威力はゼフの蹴りに遠く及ばない程度らしい。

アーロンパークに殴り込みをかけた麦わらの一味と交戦し、自身はサンジと激突。
一度はサンジを百枚瓦正拳でアーロンパークの場外まで吹っ飛ばしたがサンジは死なず、
プールに投げ込まれたルフィを救うためにあえて不利な水中に飛び込んだサンジと水中戦を展開する。
魚人としての特性と地の利を生かして有利に進めたが、「そんな軟弱な騎士道精神では誰一人守れん」
とサンジの騎士道を嘲ったことで彼の逆鱗に触れてしまう。
魚人と比較した人間の非力さを見せつけるためにサンジを抱えて一気に潜水する「圧迫死直下航路」で水圧の急変で内蔵を破壊する、
という殺し方でトドメを刺そうとするが、助走のため水面近くに共に上がったところで抱えていたサンジに組み付かれ、
コック故に魚の身体構造に詳しかった彼に肩にあるエラに息を吹き込まれた事で「溺れて」しまい、
たまらずサンジ共々陸に上がり再度地上戦に持ち込まれる。
この状態でも地上にせよ水中にせよ根本的な種族差があるためどの道結果は同じだとクロオビは自分の優位を疑わず、
自分を怒らせたサンジに奥義である「千枚瓦正拳」で殺そうと試みるが、
上記の侮辱でクロオビ以上に怒髪天状態な上にルフィをゲンゾウ達が延命させていると知った事で憂いの無くなったサンジに、
反撃の隙すら与えられず怒涛の蹴撃を立て続けに浴びせられ、奥義を見せることなく最後にトドメの「羊肉ショット」で蹴り飛ばされてあえなく失神。
最終的に海軍に捕まり投獄された。

敵勢力のナンバー3と相対することが多いサンジの対戦相手としては珍しく、
実は懸賞金だけならゾロの相手であるはっちゃん(800万ベリー)より高い。
とはいえ、懸賞金の高さ=強さとは限らず、どちらも名前との語呂合わせなので深い意味は無いのだろうが。


MUGENにおけるクロオビ

Rayevenger氏による、『JUS』風ドットを用いたちびキャラがキャラが公開されている。
『JUS』風キャラとしては珍しく、WinMUGENでも使用可能。
徒手空拳による近接戦が得意な性能だが、原作で別の魚人空手の使用者が使った「撃ち水」による飛び道具もある。
超必殺技にはフィールドを海に変えて「圧迫死直下航路」や原作で未披露の「千枚瓦正拳」がある。
AIは未搭載。
紹介動画(公開先へのリンクあり)

出場大会

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最終更新:2025年08月20日 01:46